2021年8月28日土曜日

活動休止。今、何が出来るか考えよう。

    今週も色々大変だった。。県下にはまん延防止重点措置法が20日より適応されたが、倍々ゲームで増え続ける感染状況。。緊急事態を要請して25日からは緊急事態宣言と成った。今週末あるはずだった東海大会は中止に成ったが、その時点では9月の労金県大会も秋の県大会へ向けた予選も行う予定ではいた。緊急事態宣言を受けての月曜に届いた津市教育委員会の通知には活動は自粛してください、と有る。いつもながらなんでハッキリと中止せよと書かないんだろう。その文面からは多方面から問い合わせや批判を受けたくない、という姿勢に感じる。いつも抜け道を作っておく行政の文書。。特に津市の教育委員会からの通達はいつも思うが担当者名で発信されている。一担当者が書いているのか?スポーツ振興課でも良くあったが、上司や課長、責任者は全部了解しているのか、とさえいつも疑問に思う。過去には課長は何にも知らない、そんな事が良く有ったんだよ。。僕はブチ切れて課長に電話したけどね。

 その文書を見て、緊急事態を想定して、この文書内容なら団活動は制約を受けながらも徹底して対策を行いながらなら出来るかもしれない、と思っていた。翌日、いつもお世話に成っている神戸小学校の校長先生に相談しに行く。学校に来ている文書にも同じように自粛と書かれているが、説明会では「それは休止と読んでくれ」と言われたらしい。何やそれ。。そんな書き方をするから皆が迷う。県大会や大会を控えている中学や小学校のチームは沢山あるだろう。スポーツ少年団の通達には公式大会前の2週間は最小の人数でそれに向けた練習も可とする、と書いてある。けれども教育委員会は自粛せよ、と言う?一体どうしたらええねん。。

 校長先生には神戸は労金県大会も来週に迫っているし、その後の予選もある。可能な範囲で午前か午後での練習については黙認して頂いたが、他のチームはどうなる?同じように予選を控えている。それまでの期間、対応が不公平になってはいけない。。色々相談はしたが津リーグの対応としては自分達だけでは決められない。悩んだが今日の土曜日の朝に各チームが集まって方針を決めようと皆さんには連絡した。その時点でも、もう自粛しかないな。。とは思っていた。

 そして26日。仕事中に小学校より電話を頂いた。教育委員会から休止の通達が有ったので。。と言う。やっぱりね。。あの適当な通達文書でもめたのかな。。最初からそうしたらいいんだよ。行政も教育委員会もスポーツ振興課もスポーツ少年団本部も命令系統を一本化してくれたら良いのに。同じ文書が出て他の市町では対応が違ったり、相変わらずバラバラな学校行事や土曜授業。それらがまとまってくれたらどれだけ一年の計画がスムーズにいくか。27日にはその文書も届いた。市の管理する施設やグランド、球場、会議室なども全部使えなくなった。もうこれは完全にアウト。リーグの皆さんと相談するまでも無い。土曜のオオタカさえ使用出来なくなり、リーグの緊急会合も中止にして、全チームの皆さんには活動休止の連絡を行った。この状態では県大会もおろか、予選も会場が使えないんだからもう予定は全部白紙。無くなるかもしれない。今週末には県の軟式野球連盟の総会で対応を決定するようなので、全ては感染が落ち着いて緊急事態が明けてからの話になった。

 団活動は今秋から休止。それでもいつもお世話に成っているグランド。夏の長雨の影響で櫛形のグランドも雑草が一気に伸びて来てしまっている。子供達の活動は休止だがご父兄の皆さんにお願いして、今日は8時から櫛形のグランドの草刈り。今日も暑かった。それでもBチームの沢山のご父兄の皆さんが沢山協力して頂きました。約1時間半少々、皆さん本当にお疲れさまでした。これから暫くは去年の長い活動休止の期間と同じく、子供達の自主トレしか出来ませんが、感染状況はいつ誰が感染してもおかしく無い、もはや空気感染に近い状況だと思います。どこでどうなるか解りません。ご父兄の皆様には子供達の行動にはしっかり管理して頂くようにお願いします。

 東京パラリンピックも開幕し、その選手達の活躍やその姿には泣かされてしまうね。。なんであんな事が出来るんだろう。口でラケットをくわえたり、両手が無いのにバタフライなんて。。そのバタフライ決勝を見た。両手が無いからずっとバサロキック(そう呼べば良いのかは解らないが。)で進んでいく。あの体でずっと続けれるのか。。正常な人さえ続かないだろう。そのゴール。手が無いから頭をその勢いのまま壁にぶつけてゴール。マジか。。何人もそんなゴールをする。目の見えない人もいるだろう。見ているだけで泣いてしまうよ。無いものねだりはしてはいけない。今あるものから何が出来るか考える。翼は片方しか無くても無限の可能性がある。WE HAVE WINGS 我々には翼がある。世間ではコロナ感染拡大で亡くなる方も多い。自然災害で亡くなる人も。。テロで亡くなる人も。。それらの人達に比べて僕達はとてもとても恵まれている。目に見えないコロナは大変だけども、今はしっかり日々を見つけ直し、それぞれ何が出来るか考えて行きたい。明日は神戸の草刈りも行います。ご父兄の皆様にはご苦労をおかけしますがよろしくお願いします。

 そして雨の影響で遅れていた甲子園。今日の準決勝には近畿勢4校。近畿で残っていないのは大阪だけだね。その大阪桐蔭のチームと近江の試合を見る時間が有って少し見ていた。どう見ても体格差から近江は苦しいな、と誰が見ても思うだろう。プロよりもがっしりした身体つきの桐蔭の選手達。予想通り序盤に近江は4点先行されたが、中盤に得点のチャンスが来て近江の監督さんはスクイズ指示。まず1点返す。僕はこの時に、ひょっとしたら。。と思った。白髪交じりの優しそうな監督さんが一生懸命にチームをリードしている。2点を返し、1点差に追いつき、とうとう同点に追いついて逆転してしまった。その間の桐蔭の攻撃は選手の力量だけの攻撃のように見える。送りバント徹底する訳でもなく、スクイズで追加点を狙う訳でも無く、ランナーを進められ無かったら盗塁を仕掛けて自滅。監督はなにしてるんだろうね。選手のスカウトで全国を回ているとは思うけれどもチームとしても作戦や戦術は攻守でも感じられなかった。逆に4点差有っても1点ずつ返して行こうと方向性はハッキリしている近江。チームとしてとても好感が持てる。勝敗は明らかにその差だと思う。

 そして今日は草刈りが終わると甲子園準決勝の第一試合、近江と智弁和歌山の試合がもう4回を終えている。2-1で智弁がリードしていたが双方ともしっかり野球をしていた。そして2試合目の智弁と京都国際の試合。序盤に1死1,3塁で智弁のスクイズが外され二死となってチャンスは消えたかに見えた。スクイズを外されたバッターは四球で2死1,2塁。打順は8番のピッチャー。それまでの近江のピッチャーの出来からして得点するのは難しいと思ったがピッチャーには少しの安堵とスキが有ったんだろうね。2ストライクと追い込んでから高めから真ん中に来るスライダーを振り切った打球はレフトスタンドへの3ラン。思い返すとやはりその前の四球。結局これが決勝点となり、智弁のピッチャーは最後まで乱れることなく押し切ってしまった。

 先日の明徳戦で見た左ピッチャー。他のチームにもいたがプロでいうなら左バッターのワンポイントで投げるような大きくクロスして投げてくるフォーム。それよりも更にまやかす様に一旦セカンドを見て投げる。完全に作られたフォーム。その時はいいだろうが、この先の上のレベルで通用するだろうか。あのフォームでストライク取れるコントロールを誰が教えられるだろう。あのような変則のフォームでは一つバランスが崩れたらストライクは入らなくなる。事実死球もかなり多かった。好投はしていてもそれが命取りにも成っている。明徳も最終回に四球と死球が続いてせかっく逆転したのに逆にやられてしまう。あれは選手の責任ではないね。僕はベンチの責任だと思う。あのような選手達が可哀そうだよ。少年野球でもそんな作られたフォームの子がいた。ストライクが来るときは打てないが、成長時の時にそんなフォームにするとすぐにバランスが崩れて来てストライクは入らなくなる。イップスに近い状況に成ってしまう。子供達にはそんな指導はしてはいけないと思うね。

 明日の甲子園の決勝も楽しみだ。どっちが勝っても僕はいい。が、出来れば奈良に優勝して欲しいが競った試合に成ったら和歌山かな。とっても楽しみだ。

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