2020年12月19日土曜日

Aチームの走塁は課題多し・・

  今朝のお散歩。昨夜少し雨が落ちたのかな。。このところの朝晩は気温は一気に下がって今朝も寒い朝。少し雲は有るがお天気は大丈夫だろう。今日はAチームは神戸で桃園さん、立成さん、IKUSEIさんの6年生合同チームとの交流試合。Bチーム4年生以下はサンフォレスト大会に参加。どちらもいいゲームが出来たらいいね。

 今朝はAチームには廃品回収もお願いしている。8時前にグランドに行くと沢山の段ボールなども集めてくれていた。桃園さんら合同チームの皆さんももう集まって来てくれている。試合の予定などを確認して、まずはハイエースに一杯に成った廃品を処理場へ向かい処理して来た。今日も工場のおじさんが降ろすのを手伝ってくれた。これは大変助かるよ。一人だと結構大変だ。グランドに戻るとシートノックももう終わる頃。すぐに試合が始まった。

 先発したタイセイ。今日もコントロールが良かった。僕はずっとバックネット後ろで見ていたが、シュンスケの要求するミットの所へ7~8割は来ていたのではないかな。シュンスケもインコースから入ったり、外も高めも積極的にリードしていた。4回にセンター、左中間寄りに打たれてケイタのグラブにも一旦は入ったが、こぼれて無死2塁。1死3塁からピッチャーライナーのDP。最終回7回裏にも先頭から連打されて無死満塁からセカンドのバックホームミスで1点は取られたが、それ以外はストライク先行でしっかり抑えていた。

 打線は2回に2番に入ったカンタのレフト前タイムリーで1点。3回は先頭シュンスケのヒットから内野ゴロで1点。4回はシュンスケ、ダイチのタイムリーなどで3点。先日の宮山さんとの交流戦で久し振りのバッターボックスだったダイチは全く合っていなかったが、今日のこのセンター前はライナーのいい打球だった。その後もレフト側への打球も飛んでいたし、タイミングは戻って来た様だ。5回にはタイガ、シュンスケのタイムリーなどで2点。6回にも1点、7回にも追加はしたが、打線で一番ボールを身体の近くまで呼び込めているのは間違いなくシュンスケだね。

 シュンスケはバットの構えからポイントまでのスイングが一番速くコンパクトだ。ボールを一杯まで引き付け、振らないかなと思えるインコースでも一気に振り抜く。午後からの2試合目での打席。インコースのボール気味の球でも一気に振り抜きファウルを続けた後、アウトコースのやや低めのコース。ボールがベース近くに来るまで見ていて最短でバットを出す。打球は右中間をライナーで抜けて行く。ナイス!としか言いようのないバッティングだった。

 タイガも最近はこねた打球が多い。2試合目はいいセンターへの犠牲フライを打っていたが、センター狙いに徹してやれば自然とバットは前に出て行くはずだ。高目に強いのはリュウ。中々いい打球を打てていなかったタイセイも2試合目は低目のボールを左中間越え。ボールを呼び込める低目の方が今は合っている感じだね。

 ただ、このチームの弱い所、走塁。ランナー2塁にいながら、レフト前ヒットで3塁へいけない・・・。内野ゴロで3塁へ行けない・・・。この時期に成ってもそれが出来ないのはとても残念。1試合目で3塁へ内野ゴロで走ったのはタイガだけだったね。他は大抵ベース近くにいる・・。それは無いよ。もう一つ一番残念なプレー。2回の2死満塁で2番カンタのレフト前タイムリー。ボールカウントは3-2。もちろんランナーは一気にスタートなはずだ。2塁ランナーなんか2時リードで三遊間付近から普通ならスタートだろう。それがね・・もちろん3塁ランナーはホームへ入る。1塁ランナーはスタートしているから3塁を狙う。ところがセカンドランナーはまだベース2,3mは手前だよ。1塁ランナーは3塁への外野からの送球でタッチアウト。この時にセカンドランナーはまだホームにも届いていない。有りえない走塁。気を抜いているとしか思えない。普通なら2点入る所が1点で終わる。タラレバだけど、2塁から内野ゴロでも3塁へ行けていたら、次の内野ゴロで1点入るんだよ。それが入らない。この甘さは直して欲しい。

 気温は低く風も有る。日差しは時折しか届かず、Bコートで練習している5年生達も寒そうなので急遽、予定を入れ替えて次は5年生の試合をしてもらった。この試合でもキャッチのナオタロウは内野ゴロでもしっかり1塁カバーへ走っている。これって大変な事なんだよ。相手は6年生達だし力の差は仕方無いが3回にはオウカのレフト越えタイムリーで同点に追いついていた。この試合で一番気がかりだったのがセンターの守備位置。相手は6年生と思っているからなのか、とにかく深い。深すぎる。打ち取った打球が前に落ちる。何でもないセンターフライがワンバウンドで抜けて行く。そんな打球が3,4度と合ってランナーを出し得点されてしまう。それが無ければ勝てている試合だと思うね。ポジショニングでの課題。ショート、セカンドもその指示がまだ出来ていない。打席では前の左足を大きく引いてしまうミチト。それではストライクでもバットが届いていない。練習の合間にもミチトには言ったけども、後は自分で向かって行けるように越えていくだけだよ。

 Bチームの大会では1試合目にいい内容だった様でサヨナラで勝ったと連絡を頂いた。次の試合はお昼過ぎからなので、合間を見て会場へ走るともう2試合目も終盤。ノブトラが勢いの有るボールを投げていたが、まだまだ守れない内野。バントで崩された様だね。僕が見ていても内野ゴロからファースト間でアウトに出来ない、フライが落ちる、ミスが出る。これはね、まだ2,3年生が守っているんだから仕方無いよ。後1年もすればもっと上手になるだろうけど今は仕方無い。叱る必要もない。基本の練習をしっかり繰り返して覚えて行けばいいんだ。

敗れて悔しいけどね・・これからしっかり基本の練習をやろう。

 そんな中で、1試合目には隠し球でアウトに成った、、とも話を聞きました。こんなレベルの試合で隠し球??そんな事は教える必要もない。教えるのはボールから目を離さない事だよ。ランナーコーチは常にそれを確認してランナーに伝える。ランナーはピッチャーがマウンドに立つまで絶対に目を離さずベースを離れない事だよ。こんな時に確認するのはピッチャーがボールを持っていなくてもマウンドのプレートの円周範囲に入ったらプレートを踏んでいなくても投球動作の一部と判断されると思う。小学生なら40cm。大人なら61cmだ。そこに入っていなくてもキャッチを見てサインの確認をしたり、投げるふりをするのも投球動作だからね、その時点で隠し球でタッチされても、それは投球違反、ボークに成ると思う。

 一昔前の甲子園。今も語り継がれる箕島と星稜の延長18回の死闘。あの時にも確か延長戦で隠し球が有った。僕が覚えているのは箕島の裏の攻撃。長打でランナーは3塁へ。箕島のサヨナラのチャンス。外野から帰って来たボールを3塁手はずっと持っていた。甲子園のどよめく声援で誰も気が付いていない。あの時の星稜のエース、堅田さん。あれからプロには行かず大阪の企業に就職しこの10年以上前から硬式審判員の資格を取り甲子園に帰って来ている。僕が何度か甲子園の高校野球に観戦に行った時もバックスクリーンの審判の名前に何度か堅田さんの名前が載っていた。このブログでも何度か書いている。あの延長18回の試合を振り返るテレビの放送の中で、堅田さんも隠し球の時の事を話していた。ボールは返って来ないし・・このままマウンドに入ったらボークに成るし・・マウンドの後ろの傾斜の所でウロウロしていてとても間の悪い時間だったと。

 2009年8月 → 夢と感謝   三重VS熊工の試合の主審はあの人

 2013年8月 → 野球はフェアプレーで!!

 子供達にはそんな事も有るからね、ボールから目を離さない、ランナーコーチの声、指示の出し方もこれからしっかり覚えて行けばいい。上のレベルでもそれはずっと役に立つ。Bチームの皆さんも今日もお疲れ様でした。Aチームの皆さんも寒い中の交流試合、大変お疲れ様でした。明日もまた寒く成りそうです。明日もよろしくお願いします。

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