2020年10月24日土曜日

秋熊野マグカップ、準決勝へ。

  今週末は最後の県大会。熊野でのマクドナルドカップだ。去年は宿泊しての出場だったが、今年はコロナの影響でそれは大変難しい。チームは朝5時に集合しての日帰りでの出発と成った。今週は秋季大会の準備で忙しい。製本依頼した大会要項は水曜には出来て仕事の帰りに持って帰る。各チーム別の仕分けや袋詰め。参加賞の領収書や試合球の準備など。スポーツ少年団本部には組み合わせ表や賞状なども準備してもらった。全部準備を終えて、今日にはリーグの担当チームへの配布もお願いした。

とっても穏やかな今朝の熊野灘

 早朝からユウ達のお散歩終えて準備して、僕はチームより後から出発。熊野は紀勢道が出来てから本当に早く成った。ちょっと飛ばせば2時間かからないね。試合会場は熊野スタジアムから少し山手に上がった所に有る熊野防災公園野球場。僕も初めての所だ。そこは山を切り開いた球場。駐車場も充分に有る。ただ山の上なので、風も強いようだ。日差しの無い所では寒く感じるぐらいだ。会場に着くと選手達はトスバッティングをしている。そしてすぐにメンバー交換が始まり、シートノックが始まった。先発メンバーにナオタロウやカナトの5年生が入って来ている。5年生等も上がって来たし、チーム全体から見ればそうやって6年生のレベルも上がって行けば、尚嬉しい。

キャプテン、審判団との挨拶で試合開始

 紀宝さんとの第一試合。1回の表。先発したケイヤ。今日は少しボール、ストライクがはっきりしていたね。1番先頭にコツンと緩いボールを当てられてセンター前へ。紀宝さんは緩いボールに対してその様なスイングが時々見受けられた。3番にレフトへ返され、4番四球で1死満塁。5番にはセンター前へ返されて、前に詰めていた外野。センターのケイタからのバックホームはワンバウンドの良いボールで2塁ランナーはホームアウト。尚1,2塁から6番を三振に取って1失点で切りぬけたのは大きかった。

 その裏、1死からタイガが出てカンタの打球はライト線に落ち、2,3塁から4番ダイチがレフト前にライナーの2点タイムリー。外野にしたら低くて速い、これは難しい打球。思い切って前に来たら捕られるかとも思ったがレフトは突っ込まなかった。ケイタも右中間へ返し、再び2,3塁からスタメンに入ったナオタロウはセンター前に落とし貴重な2点タイムリーと成った。

 3回表、1死から四球。3番にレフトへ返され、ここでケイタに交代。2死を取り、5番にはに抜いたボールをレフト越え2塁打で2点を返される。抜くボールは必要だけども大事なのはそれを使うタイミングとコースだね。緩いボールはとにかく低く低く狙って行こう。その後もストレートの四球を出したが7番を抑えてピンチを切った。次の4回は先頭8番にボールから入ってDB。ここで5年生のカナトに交代。カナトはこの後の後続3人を抑え、続く5回も先頭3番にセンター前に打たれたが、センターに戻ったケイタがファーストを狙ったがこれがファーストを抜ける。これだと普通なら、このファウルゾーンの広い球場。間違いなくランナー3塁か、と思ったがそのラインにキャッチのシュンスケがちゃんと入っていて何とか止めた。これは記録には無いファインプレーだよ。試合が終わってシュンスケには「ナイスカバーだったよ!」と伝えた。今までもやってくれてはいたが、この様なカバーに限らず、他のポジションでもミスの後にミスが続く、そんなプレーが痛い失点に成る時が今までは有ったが、今日のゲームではそれが無かった。外野に少しのミスは見えたが失点につながるミスでは無かった。いいゲームが出来たのはそういうミスが続く事が無かった。これは練習の成果の賜物。練習でも繰り返して練習していたし、それは間違いが無い。カナトはランナーを出しても6回まで3塁へも行かせないナイスピッチングだった。

 打線は4回先頭のケイタがレフト越え3塁打。ナオタロウのバントはピッチャー横ハーフライナー気味だったが、ピッチャーは捕れずケイタが帰り、1塁もセーフ。この後、2死2,3塁からシュンスケのレフト前が2点タイムリーに成りこの回3点。ピッチャーが代った5回にはタイガが出てダイチの右中間で1点。そして6回裏、先頭ナオタロウがセンター前、まだ慣れていないナオタロウが力まずコンパクトに打っている。大振りしないのが良いね。速いボールにもこれならある程度は着いて行けると思う。カナト四球で相手のミスも有り、ナオタロウが返り、6点差と成った。後1点でコールドと成る展開。四球などで1死満塁と成ってタイガ。タイガなら何とか決めてくれるだろう。前進守備で上手くボールを叩き、セカンドは捕球はしたが、ホームは間に合わない。これでゲームと成った。打線は要所でミスなく3バントででも送り1点ずつでも点を取る攻撃が出来ていた。タイガも今はバッティングは好調では無いと思うが、チームプレーに徹してくれている。そして何よりシュンスケのカバーリングが嬉しいプレーだった。

 この試合が終わって食事を済ませて、僕は熊野スタジアムへ。栗葉さんも勝ち進んでいる様だし、秋季大会の要綱や会場担当一式をお渡しして戻って来た。第二試合は尾鷲さんと亀山のみどりさん。野登さんやスモールさんから勝ち上がって出場して来ている。代表さんとも久し振りにお会いして少しお話も聞いたが、この6年生達が抜けると来年はギリギリの人数に成りそう、だと話しておられた。確かにみどりさんの6年生達、身体も大きいし力も有りそうだ。ピッチャーも大柄で速いボールを投げている。キャッチもいい送球をする。そう簡単には走れないだろう。尾鷲さんの監督さんともこの試合が終わってからお話も聞いたが、5,6年生が少ない様だね。来年につながる5年生が少ないと言われていた。代わりに4年生がしっかりいてそのレベルもかなり仕上がっている様だ。来年、夏から来来年に向けては強いチームに成るだろうね。

 試合はみどりさんの長打が良く出ている展開でコールドで試合は終わり、次の対戦相手はみどりさんと成った。

 そのみどりさんとの試合も第一試合に47球投げたケイヤが先発。3番にレフトへ打たれたが4番を抑えて無失点。何より立ち上がりに大崩れしないのが良いね。打線はその裏、シュンスケ四球から盗塁、タイガがしっかり送って1死3塁からカンタがセフティーで決めて1点先制。とにかく確実に1点を取る、これで良いと思う。2回の表2死からレフトを越され2死2塁で8番バッターの打球はライト線に落ちて1,3塁と成ったが、この時の2塁ランナーは2死でスタートしていなかったね。普通なら1点入ると思ったが、これはラッキーだった。ケイヤはここで70球に成り、ユウセイに交代してピンチをしのいだ。3回表には1番バッターに粘られてセンター前へ。2番にはレフトを越され同点。2死2,3塁と成ってケイタに交代して後続を断った。その裏、シュンスケ四球で盗塁、タイガが左中間へ落とし1点。カンタが送って1死3塁から4番ダイチがバントを決めてこの回2点目。4番だし強打も有るが、大事な1点。これで良いと思う。

 4回は再びユウセイが投げるが1死から2,3塁と成ってケイタに交代。1番の打球はサード横。ダイチは倒れ込んで止めたが1塁へは送球が届かない。四球で3番の打球はレフトフライ。タッチアップで3塁ランナーは帰ったが、ボールはキャッチまでしっかり戻って来た。2塁ランナーはその間に3塁を狙ったが、シュンスケからダイチへいいボールが送球され2点は入ったが、このプレーでピンチをしのいだ。チームプレーでのナイスプレーだと思う。

 その裏、1死からタイセイ四球で、ここでみどりさんも先発した10番は70球と成り背番号6番に交代する。8番ナオタロウがレフト前へ、リュウのバウンドの打球は相手のミスを誘い1死満塁でそれまで守りでピンチを防いで来たシュンスケ。打球はセンターを超え、走者一掃の3塁打。ここでタイガがきっちりバントを決めてこの回4点目。これで終わったかな、と思ったがカンタ、ダイチが連続四球。ケイタも出て2死満塁で打者一巡し再びオウカ。オウカは初球をレフト前へ返しこの回大きな5点目が入った。

 5回表はケイタが三者三振で抑えて、後2点入ればコールドと成る5回裏。1死からリュウの四球、タイガも四球、盗塁で2死2,3塁と成ってカンタ。ピッチャーは前の回からキャッチの2番が力の有るボールを投げ込んで来ていたが、好きなインコースだろうね。打球はレフト前へライナーで返り、スタート良かったタイガも帰ってゲームと成った。

チーム皆で良く守り、カバーしたナイスゲーム!

 今日の2試合、今までのチームの課題だった、外野守備からの返球、キャッチのファーストカバーリング、それにバントでの失敗が無く、確実にランナーは前に進んだ。しっかりこういう事が出来たからミスの少ない最少失点で抑えられたと思う。監督の70球を視野に入れながら早め早めのピッチャー交代も今日は本当に上手く回ったと思う。ナイスゲームだと思うね。

 僕は少し早く球場を出て熊野スタジアムへ行きその他の試合結果を確認して来たがてい水さんと内部さんはまだ7回途中。3点差まで追い上げられていたが、てい水さんが逃げ切った。緩いボールを徹底的にアウトコース低目。このイニングだけ見たがそんなてい水さんのピッチャーのピッチングだった。

 熊野からの帰り、少し渋滞も有ったが2時間弱で帰れた。明日もう一日。明日も朝早いですが、皆さんよろしくお願いします。

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