2020年11月1日日曜日

秋季大会ありがとうございました!

  今日は秋季大会2日目。早朝のお散歩は星がとても綺麗で満月のお月様が西の空に沈んで行こうとしている。お月様はモヤも有るのかな、ゴールドに輝いてとても幻想的。そして暫くすると東の空が朝焼けになって来る。暫くその情景を眺めていたいぐらいだった。

 今日は決勝まで3試合有る。各会場間の移動時間も必要なので1試合めの試合開始は8時半から。決勝のオオタカは駐車場も狭いので、準決勝で敗退した3位チームにはその場で表彰してもらう予定。なので朝一にオオタカへ3位分の賞状や盾を届けにいく。グランドでは準備も揃って栗葉さんもアップしている。もう7時半には宮山さんの車も入って来た。

 神戸に戻るともう8時前。てい水さんももうほぼ準備も出来ているようだ。お互いにシートノックも終わり予定より少し早く試合は始まった。先発したユウセイ。先頭の1番バッター。この子には県大会で5打点打たれているんだよ。追い込んで3球目、打球はキャッチ前の小フライ。シュンスケは一気に前に飛び込んだが、ボールはミットからこぼれた。無死1塁から送られて2塁と成り、3番バッターにもバントの構えで牽制されるが、それを見ているダイチが前よりのポジションから前に出て来る。そこをセカンドランナーに突かれて3盗。予想される走塁だけどもサードカバーにタイガも入れていなかった。その後、その3番にはショート前にスクイズを決められ1点。この時の内野のプッシュも甘かったと思う。2回も同じように2死2塁から3盗を狙われたが、ここはタイガが上手くカバー出来ていた。

 3回からはケイタに交代。速いボールで押して、四球のランナーは出したが、盗塁をシュンスケが刺す。ところが4回、もうストライクが入らない。殆どが頭の高さ以上のコース。これでは誰も振らない。ストライクを取りに行く抜いたボールを大体打たれている。先頭3番にレフト前、4番にはライト前。5番に送られ2,3塁と成って大きな6番は速いボールで三振で2死。ところが7番バッターからストライクが入らず連続四球で押し出しで1点。更に9番。ここもストライクを取りに行く抜いたボールだと思う。コツンと当てられて打球は右中間へ上がって行く。打ち取っている当たりだしライナーでも無い。ライトフライと思ったが、これが捕れず大きな2点タイムリーに成ってしまう。3塁前バント守備、そして外野守備力。どうしてもここがポイントに成って来る。監督も言っていたけどね、あれは捕らなければいけない。捕れる様に成らなければいけない。5回からピッチャーはケイヤに交代し、7回までしっかり抑えてくれた。

 打線はてい水さんの少し変則フォームの1番。県大会でも中々タイミングが掴めず苦労していたが、今日も全く同じ。丁寧に丁寧にアウトロー中心に組み立てて来るピッチングに3回まで三者凡退が続く。殆どが引っ張ってサード、ショート、そしてファーストゴロ。昨日の様な1,2番のつながりも今日はフライで終わってしまう。4回にやっとシュンスケがレフト前。2死からダイチがライト前に返してやっと1点は入ったが、今日の7イニングの中でヒットはこの2本と3回にリュウの3塁線だけ。6回からは4番に代わったが、この子も少しの緩急と間合いと徹底したアウトローのコントロール主体で攻めて来る。殆どの投球が低い。最後までチャンスを掴めず7回が終わってしまった。

 ピッチングって何だろう。。と思うけれどもやはり大事なのは何よりコントロールだろう。ケイタの今日のスピードが有れば真ん中でも大抵抑えられるだろう。でもまだそのコントロールが安定して来ない。何で高目、高目に抜けて行くのかな。練習の中でも声はかけているけれども、試合中のピッチングの中でそれが修正出来る様にこれからは成って行かないといけない。フォームも間合いもメンタルな強さも必要だろう。まずはもっとバックに声をかけたらどうかな。一つずつ1球ずつ。バックは守ってくれるんだから。

試合に敗れて3塁側ベンチ裏でウロウロ何を思う選手達。。てい水さんの選手とももう仲よく成ってる様だ。

 以前にスピードはそれ程無いけども本当に一生懸命ピッチャーがやりたくて、やりたくて仕方が無い子がいた。練習は人一倍真面目で手を抜かない。足が速い訳でも無い。バッティングが凄い訳でも無い。でもね、試しに投げさせるとバックとのリズムがとてもいいんだよ。1球ずつバックを向いてアウトカウントを大きな声で皆にかける。バックも返す。そしてストライクを投げる。バックは動いてくれる。本当に1球ずつ声を出していた。1番を着けて初めて出た県大会でも試合後に審判団から、あれだけ声をかけるのは止めてくれ、と言われたが、「あれはあの子のスタイルです。四球も殆ど無い。試合時間も早いです。」と返したよ。

 何よりコントロール。大体でもあのスピードでストライクゾーンに入れば大抵は抑えられる。でも長いイニングはそれは難しい。それを補えるのはコントロールしかない。ケイタには厳しいかも知れないけどね、これから自分で超えて行くしかない。一つずつ一つずつ工夫して変えて行こう。両サイドに投げれるボールが有ればあのスピードはもっと生きて来るよ。

 美里グランドでも早く試合が終わった様で暫くしてUNファイターズさんが来てくれた。Aゾーンの準決勝は松阪対決と成ってしまった。時間を取ってから試合が始まったがUNさんの先発は、プラスワン神戸大会で神戸がとても苦労した左の10番。低目に集まっていればそうは打たれないだろうと思っていたが、てい水さんの先頭1番。いきなり打球はライトの林に入るHR。その後にも1点が入り、てい水さんが中盤までリードしていた。用事を済ませて戻って来たら4-3と逆転されて,回はもう時間も迫って最終回のてい水さんの攻撃だったが、そのままUNさんが押し切ってしまった。オオタカでは栗葉さんが神田さんを破り決勝は栗葉さんとUNさんと成った。

今日はハロウィン。準決勝1塁側の林にかけられたてい水さんハロウィン人形

 賞状や表彰盾、優勝旗などを持ってオオタカへ向かう。金曜には小学校からハンドマイクも借りて来て車から電源を取ればマイクも使える。津の交流大会ではやはり津のチームが残ってくれるのが一番有りがたいが、今回も栗葉さんが残ってくれたので、表彰式などの準備もお願いした。

 2時過ぎから始まった決勝戦。栗葉さんは2番が投げていたが、丁寧に低目コースに集めて5回無死球だよ。失点は3回のスクイズの1点のみ。栗葉さんは強打、バントをしっかり絡めて3回までに6得点。4回裏に、あと2点入れば5回表でコールドに成ってしまうなあ・・と話していたら4回に2点が入り、UNさんの5回表の攻撃も0に抑えてゲームと成り栗葉さんの優勝と成った。ベンチ前では監督さんの胴上げが始まった。表彰式後の集合写真もみんなとっても嬉しそうだ。やっぱり野球は勝たなければいけない。野球は点取りゲーム。最終的に1点リードしていればいい。失点の大きな要素に成る四球はもうダメだよ。

 栗葉の皆さん、おめでとうございます。ここまでの勝ち上りを見ても要所での1点差での勝ち越し。これが大きい。接戦が続く大会を勝ち抜くには攻守ともこの粘り強さが必要だ。神戸は2018,2019年と連続して準優勝なんだよ。。次は優勝目指そう!

栗葉のみんなおめでとう!!

 表彰式も栗葉さんに手伝って頂いてスムーズに終える事が出来ました。ありがとうございました。小学校でお借りした携帯ハンドマイクも車の100V電源から取り出して通常に使用も出来ました。このマイクは本当に便利だ。今回の秋季大会は1日目の敗者同士の試合も無くして1日3試合で間隔を空けて行う。時間の余裕もしっかり取れた。また2日目の会場は出来るだけ近い会場に寄せて開場時間の制限の有る会場などは出来るだけ避けた。2日目の試合進捗を見ると例年の大会よりも準決勝の開始から決勝のスタートまで、20分以上は早くスタート出来た。決勝は昼食を取ってもまだ10分は早めてもいい時間だった。やはり2日間で終える大会ではこれぐらいがベースでいいな、と思う。今後も今回をベースに考えて行きたい。

恐竜が審判してるよ。。
 また2日目の審判対応も今回は連盟審判は中学野球の県大会で来れず、全てリーグの皆さんに手分けしてもらって対応して頂いた。2日目の交流戦も事前に連絡頂いていたチームと合わせて6チーム。津リーグの皆さんにも協力頂いて3会場9チームでの交流戦。加えて準々決勝1試合のみの会場、美里グランドと高茶屋小では準々決勝で敗れたチームの皆さんとの交流戦も行って頂きました。神戸でも準決勝終了後にてい水さんとの練習試合もして頂きました。大会をスムーズに終える事が出来たのも本当に皆さんのお陰。参加頂いたチームの皆さまも本当にありがとうございました。来週は新人戦が始まります。また皆さんよろしくお願いします。

 そして今日はBチームでは4年生を送る会や親子試合を行ってくれました。本当は時間の間を見て行きたかったんだけどね・・申し訳ない。

3人の4年生。ガンバロウ!!

 来週からは4年生達もAチームへ合流です。新人戦直前に成ってしまったけど、これからしっかり頑張って春に向けてチーム作りをしていこう。来週もよろしくお願いします。

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