2020年11月29日日曜日

シニア大会優勝!新入団の仲間も増えたよ!

 今朝も朝焼けが綺麗な東の空。気温は平年並みかな。いいお天気に成りそうだ。今日は6年生チームはシニア大会参加。8時過ぎにそのシニアのホームグランドへ行くと参加チーム皆が元気にノックなどをしている。このグランドへ来るのも久し振りだ。すぐに去年の卒団生のコウヤやハルトが挨拶に来てくれた。コウヤはもう一つ大きく成ってないなあ。。ハルトは肉も背も着いて来た様だ。皆、ケガせずに頑張って欲しいね。

 もう何年も前から行っているこの大会。これまでは12月の平成天皇の12月の誕生日の祝日辺りが多かった。いつも寒い時期だったと記憶する。ちょっと話は前後するけども、今このシニアの会長をされている方も息子さん2人は神戸の卒団生で2人とも身体も大きくそれぞれのチームで中心的な活躍をしていた。決勝戦後の表彰式の前に来られていたので久し振りにお会いして少し話をしていた。チームを続けて行く事はどこも大変。例年なら試合も多いこの時期だけどもコロナ禍の影響も有るのだろうね、この時期の大会に成ったと。ここは地元企業の敷地の中に有ってグランドは借りている形態だが、グランドの敷地への工場増設の計画も有った様だが、その検討の中でバックネットに掲げられている看板を見て、ここを潰すのは申し訳ない、と担当の人は言われたそうだ。そんな話をしていてね、高野山高校野球部のバックネットの看板を思い出したよ。2018年7月 ⇒ もう少し居たかった高野山。

 神戸のバックネットにも何か感謝の言葉を評した看板でも設置したいなあ。。

言葉、形に表す事はとても大事だと思う。
 

 そして今日の6年生達。5年生はタイラとカナトだけ合流している。第一試合の先発には2人が先発して要のシュンスケは出ていなかった。次のチームへ向けての色々な思いも有るだろう。この時期はそれで良いと思う。それでもキャッチに入ったタイラ。良く頑張っていたね。

 この試合、何よりタイセイのピッチングが良かった。ずっと見ていたが、大抵ストライクが先行し、ボールが2つ続いたのは1度だけだったのではないかな。リズム良く身体も動いている様に見える。ボールも低目に大体来ている。中途半端なベルト付近のボールも少なかった。相手は栗葉さんと白山さん合同の6年生達。そう簡単には抑えられないと思っていたが、4回にセンター前、レフト前と連打され1死2,3塁から6番の打球はセンターへ抜けそうな打球。この打球を良く止めた。はじいたが1塁はアウト。1点は返されたが勝敗を分けるプレーでは無かったかな。5,6,7回とユウセイがつないだがその7回も1死2,3塁から再登板し後続を抑えて勝利。バックもDP2つなど良く守っていた。5回の1死3塁からのレフトライナー。リュウからショートに入ったタイラがカットしてホームへ。際どいタイミングだったがシュンスケのミットのタッチが上手かったね。

 打線はハッキリ言ってどの子も振れてない。。身体が開く。。レベルスイングに成っていない。。そんなスイングが多く見られた。これはこの後の試合も一緒。タイガも完全に左足、腰が回ってしまっている。タイガらしくないよ。。打球はサードからファウルに成る打球が多い。ケイタも同じ。完全に開いている。カンタも合っていなかった。得点は1回のタイガの四球から1死3塁でカンタのサードゴロからファースト送球間に1点。あの走塁は誰もが出来る訳でも無い。タイガらしい。4回にケイタの内野安打、1死2塁からケイヤのセンター越え3塁打で2点目。1点差で逃げ切った内容だったが、栗葉、白山合同の6年生達も神戸の子達よりは振れていると思っていたが、強振が目立った。ヒットを打たれた打球はいずれもミートされたシングルだけだった。

 1試合目が終わって次の決勝戦まで、先に3,4位の決定戦が行われるので、その間に櫛形へ戻る。Bのチビッ子達はみんな元気に挨拶に来てくれる。それに今日は昨日に体験に来てくれていた3年生の子が今日も練習に参加してくれている。夕方には入団願書も出して頂いたようです。また神戸の1年生の子達もまた体験に来たいと連絡を頂いているようです。嬉しい限りだね。これから寒く成って来るので、中々体験会は難しいけれども機会を見つけてまたやって行きたいと思います。また皆さまのご協力をよろしくお願いします。

 再びシニアの会場に戻ると、3位決定戦はもう7回。その後すぐに試合は終わり決勝戦が始まった。先発したケイヤ。マークする高茶屋さんの10番に打ち取った打球だけどレフト前に落ちる。四球、バントが内野安打に成りいきなり無死満塁。でもここからしっかり立ち直れたのが勝敗を分けた。

 打線はタイガはやっぱりサードゴロ。試合の後にも言ったけど、今の開いて回ってしまうスイングは直した方が良い。ケイタには1試合目が終わった時に同じ様に言った。開かない様にこねない様にと。2番シュンスケが死球で出て盗塁。カンタの打球はショート横だったが少しイレギュラーしたかな。打球はセンターへ抜け1点。そして3回には先頭9番のリュウ。初球を叩いて打球は左中間の真ん中をライナーで抜けて行く。HRと成って2点目。良く打ったね。

 ケイヤは5回に連続ヒットで無死2,3塁からスクイズで1失点。続く5回にはケイタの右中間寄りの打球。これが抜けてHRになり同点に成る。仕方無いと言えば仕方無いが、ちょっとこの回は下位打線でディフェンスにも隙が有ったと思うね。やはりいつもとは違う子供達の動きを少し感じた。夏場や県大会でのあの集中力とは大きく違う。この時期はこれで良いのかも知れないが一生懸命頑張っている子もいるからね。

 同点に成ったその5回裏。2死から満塁まで攻めるが後1本が出ない。そして6回裏、先頭4番に入っているケイタ。これも初球だったかな。打球は完全に詰まっていた。後でケイタにも聞いたが完全な根元で当たったと。それでも打球は先のリュウの打球のコースに飛んで行く。あの打球に成ったのはケイタの力とバットのお陰かな。これが貴重な勝ち越しHRと成った。

 6回から登板していたケイタ。どう見ても良い状態の様には見えない。踏み出した足はヒザが曲がり上体は前に流れるだけで腰も回っていない。6,7回で速い、いいボールが有ったのは2,3球だけではないかなと思うぐらい。それでもランナーを背負いながらも押し切ってしまった。

 ケイタに限らず今日のタイセイもそうだが少年野球では変化球禁止なので、その投球術の中ではスピードの差、緩急が重要なポイントに成る。近年の傾向として抜いたボール、俗にいうチェンジアップを投げる選手が多い。確かにバッターのタイミングを外すと言う意味では大変有効だが、これって本当は変化球に成るのではないか、と僕は思う。特に最近はそのボールの握りもチェンジアップその物だったり、微妙に回転をつけたり。。かつての中日で活躍した権藤さん。横浜ベイスターズ優勝時のマシンガン打線の監督としても有名だと思うが、権藤さんがそのチェンジアップの元祖らしいね。そんな話をテレビでしていて良く聞いていたら、現役時代はとにかく当番回数が多くて、疲れて来たり少し落とそうと思った時に同じ握り腕の振りで力だけ抜いて真ん中低めに投げたそうだ。それがバッターのタイミングを外すのに有効だとは気付いたが、あくまでそれはまやかしの球だと。抜いたボールが真っすぐ落ちて来たら審判も変化球とは言えない。変化球と取られて審判から注意されてまた同じ様に投げて変化球と判断されたら、確かピッチャーは交代に成ると思う。ナチュラルに曲がるクセのボールを投げる子も多いが、大抵は握りや腕の振り方がその様な原因に成る。今日のシニアの在団生で神戸の卒団生の中3になるマサトがいたが、この子のお兄ちゃん、ヒロトはサイドから肩の回転で投げる子だったので、スライダー気味に回転する事が多かった。一度大会で主審から注意された事も有った。変化球に成っていると。子供達にもそうなる事は理解出来ているハズだし、修正する事も出来ると思う。

ボールにつまずいて足をねん挫中のマサト。大きく成った。僕と変わらない。

 投球術の中で緩急は必要。けれどもボールの握りなどは注意した方が良いのではないかな。これから先、特に回転の効いた速いボールを投げれる様に目指す選手には、あくまでそれを目指すべきだろうと思う。ケイタの様に速いボールを投げる力が有るなら7分、8分の力で投げるフォーム、コントロールを磨くべきだろうと思う。それで充分抑えられると思う。


優勝おめでとう!


最優秀選手賞のリュウノスケ。良く打った!

監督賞のケイタ。まだまだ頑張れ!
 6年生の打線も課題は沢山見えたが、来週は有緝さんの大会。年明けには県内の強豪が集まるM1カップも有る。もう一度基本に戻って調子を戻そう。表彰式での最優秀選手にはリュウノスケが選ばれてたね。バントが出来ずに苦しんだ時も長かったとも思う。持ち前の明るさで9番でもしっかりチームバッティングが出来る様に成って来た。詰まりながらも決勝点と成ったHRのケイタも監督賞。みんなおめでとう!また次を目指して頑張って行こう!ご父兄の皆さまもありがとうございました。来週もよろしくお願いします。

2020年11月28日土曜日

大変な一週間の後の体験会。皆さま・ありがとうございました!!

  昨夜は少し霧がかった雨。でも大丈夫だろう。そしてユウ達との早朝のお散歩。星はとても綺麗に見える。暫くして西の空は赤く染まって来る。今日はチームのイベント体験会。お天気は大丈夫だ。

 先週から色々大変でした。。個人的に。。先週18日にはヨメのケガでの急な入院。頭部を打ったので色々検査も大変だった。その影響か、寝る時もいつも一緒のヨメがいないモモ。一気に体調を崩す。。病院はこのコロナ禍で入院してしまったら面会すら出来ないから必要な物をナースセンターに預けるだけ。その代わり洗濯、掃除、食事、洗い物、自分のお弁当まで全部やらなくてはいけない。コンビニ弁当は入院したその日の夜だけ。後は全部やり切りました。洗い物も洗濯も一つも残す事無く日々完結。生活の中ではこれが基本だろうなあ。これが出来てたらゴミも溜らない。でもやっぱりその分の時間はかかる。5時に起きてワンズ達のお散歩から世話から全部終えて7時頃から他の準備をする。洗濯から食事、弁当作りまで終えるともう9時前。出勤時間に成る。今まではその朝の1~2時間の間に色々出来たがそれが全く出来なく成った。更に横浜へ行く用事も有る。。そんな訳でグランドにも留守がちでブログも更新出来ない日々に成ってしまいました。

 そして体験会の準備も有る。またスポーツ庁から出ている、スポーツ事業継続支援補助金の申請が締切は11月30日までと成っていた。その様な支援申請は有る事は知っていたが、まさか僕達の様な任意団体スポーツ少年団でも申請出来るとは思っても見なかった。チームのご父兄の方から申請出来るとお話を聞いたのが21日。締切は30日だからもう10日も無かった。申請場所は日本スポーツ協会だから、いつもお世話に成っている津のスポーツ協会に聞けば詳細も解るだろうと思って聞いて見たが、誰1人、お偉方でも知らない。。後で確認して連絡する、と言う返事。。。まあ、お役所仕事ってこんな物だろう。でも何で国家の事業としてやっているのにその同じスポーツ協会が知らないんだろう。。これではとてもPR出来ているとは思えない。ハッキリ言って情けない。

 一つ一つその申請資料を潰して行く。幸いにして団の規約も出来ている。会計集計などはご父兄にお願いしてすぐに作って頂いた。それらを参考にして申請資料にし、活動計画・実績なども神戸カレンダーやこのブログを元に全部作成した。コロナ禍での対策、練習対応なども色んな資料を確認しながら作成した。正味かかりっきりでやっと25日夜には出来て、津の本局へ走って速達で書類を送ったよ。体験会準備は新・旧の父兄代表さん中心にしっかり進めてくれていました。毎日の様にメールでのやり取りだけで進める事が出来ました。先週にはお父さん方が錆びたティーネットスタンドを綺麗に緑のペンキで塗ってくれていました。本当に皆さんのお陰。本当にありがとうございます。

とっても綺麗に成ったティースタンド。ありがとう!

 そして最近の毎日の様に過去最大の感染者のニュース。この12月にはリーグの納会も10月の総会で日程も決めて楽しみにしていたが、このMAXを更新し続ける状況の中ではいくら感染防止対策を行ったとしても、それはやらない方が賢明だろうと多方面の状況や話も確認しながら中止すると決定した。残念だがこれは仕方が無い。チームの中でも最大限の防止対策を家庭の中でも徹底して頂きますようお願いします。私自身も今回のヨメの入院では改めて健康・元気の大切さを痛感しました。可愛い可愛いワンズ達がいる。間違ってもくたばる訳には行かない。ケガも病気もしてはいけない。そう肝に命じています。

ぎゅーとらさんに張られた体験会POP

 そしてヨメは28日に何とか退院出来そう。当分いてくれても良いとは思うけども。。。仕事を終えて、ワンズ達の世話も全部済ませて病院へ迎えに行く。それまでの家での1人生活で、冷蔵庫の食材はコメも漬物も尽き、ぎゅーとらさんへ帰りに寄ると壁の掲示板には体験会のPOPも掲示してくれていました。それまでに4件ほど体験会の問い合わせも有り、嬉しいのはかつての団員のお子さんが来てくれる連絡も頂いた。こうして子供達がつながり、チームがつながって行くのは嬉しい限り。だから僕達はしっかりやって行かないといけない。

 そして今朝の体験会。新人戦を優勝で飾って決めたこの日程。もし雨でその試合が流れていたら、今日の予定は無かった。わずかの間での準備だったしどこまで来てくれるのかも解らなかったが全部で18人の参加。今の団員の兄弟達も来てくれているが、その他でも楽しみな子達も沢山来てくれた。入団への大きな一つのきっかけとしてやはり体験会はやらないといけない。改めて今日はそう思ったね。

タイガの立派な挨拶。

 ランニング前のタイガの挨拶も立派にちゃんと挨拶してくれた。そして体験の子達の自己紹介の後、6年生達から横にサポートで着きながらランニングやアップ体操などをやってくれている。そしてシュンスケの見本スイングから素振り練習が始まった。

5,6年生に指導してもらって素振り練習

ティーボールでのバッティングゲーム

 今回はバッティングゲームでは転がって行く飛距離競争をやめて2塁打や3塁打、ホームラン賞にした。その為にはアウトゾーンを抜けて行かないと取れないようにネットやハードル台を並べてね。やり方としてはこの方が良かったと思う。

 それに今回加えたのはピッチングゲーム。ストラックアウトみたいにやった事も有ったが、多分低学年ではそうはボールも投げれない。一番頑丈なティーネットに四角で大き目のストライクゾーンを赤ヒモなどで表示する。そこに入ればストライク賞。更にど真ん中の中心に少し小さなマークを着け、そこはど真ん中賞みたいに景品を着ける。これは中々面白かった。これは次回もやろう。ネットの距離も最初は10mで設定していたが、更に1mは前に出した。このゲームの前に見本投球を見せてくれたタイセイ。ネットはマウンド間と同じ16m設定で行ったが殆ど真ん中付近のストライクだったね。さすが1番だ!

ピッチングゲーム。赤い枠のストライクゾーンを狙って~


 最後のゲームはティーボール体験。体験の2,3年生の出来る子はいい打球でHRも飛ばしていた。守る1年生から4年生達。今日は11人のメンバーだったがみんな元気に守ってくれていた。動きはまだまだだけどこの1,2年生達は本当に良く練習する。今日も午後から櫛形へ行って練習を見ていたが、みんないいスイングをしている。今見るのは打てるか打てないかよりちゃんと体幹で振れているかどうかだ。3年生のお尻の大きいソラもとても楽しみなスイングだ。今日も沢山のお父さん方が練習のサポートをしてくれている。上級生は少ないけれどもこれからの成長が楽しみだ。今日の体験会でまた新しい仲間が増える事を期待しよう。

ティーボール、見本のバッティングのはずが、、タイラ空振りだよ。。

 最後にバッティングやストライクゲームでの各賞の賞品をペアに成った5,6年生達から渡してもらう。お菓子やわずかな賞品だけど、体験者の子達にも嬉しい瞬間では無かっただろうか。最後にBチームの主将、3年生のハルからお礼の挨拶。ハルもしっかり挨拶が言えたね。


それぞれの賞をもらう体験者の子達。仲間に成ってくれると嬉しいね!


ハルもしっかり挨拶してくれた。
 最後にはチームの皆と体験の子達もみんな揃って記念撮影。今まではここまではしなかったな。でも何かつながりが出来たら嬉しい。早速練習の体験に来てくれる子もいるとお話も聞きました。とっても楽しみです。今日は体験の皆さんもありがとうございました。またチームの皆さんも完璧にサポートして頂き、ありがとうございました。

 午後、櫛形から神戸に戻ると6年生や新チームの皆が、内野、外野でのアメリカンノック。しっかりグランドで汚れたユニフォーム。お母さん方には申し訳ないけど、これも大きく成ったら洗濯してくれるお母さん方の懐かしい思い出に成るとも思います。明日は6年生達はシニア大会参加。いいゲームが出来る様に!明日もよろしくお願いします。

2020年11月15日日曜日

3年振りの新人戦優勝!!良く守った!

  今日はオオタカでの新人戦決勝トーナメント。昨日はそれに向けての練習もしっかりやってくれた様だね。僕は仕事の都合で気に成るグランドには行けませんでした。いつも無理を聞いてもらっている職場。忙しい時には仕事をさせてもらっているんだから、出来る範囲で協力しないと、とは思っている。昨日のお天気も真っ青な青空で素晴らしいお天気だったが、今朝も少し冷え込んだが素晴らしいお天気に成りそうだ。この28日土曜には今年の体験会もやる事に決めたので、今週はそんな準備を進める。体験会案内POPも6年生のお母さんに作ってもらいました。いつもながらナイス!!です。チームのご父兄には印刷もして頂いて来週にはもう配る準備も出来ました。後は体験会メニューの検討を進めて行く。最近は都市部でのコロナ感染が第3波の勢いで拡大している。。感染防止の対応もしっかり行って行きたいと思う。また皆さんの協力をお願いします。

沢山の参加をお待ちしています!

 8時前の神戸のグランド。新チームの子供達はもうアップを始めている。今日もみんな元気そうだ。暫くしてオオタカへ行くと、もう第一試合のシートノック前。栗葉さんと立成さん、両チームとも小粒には成ったが良くまとまっている。そしてほぼ予定通り試合は始まったが1回の栗葉さん、先頭の長打からヒット、バントをしっかり絡めて得点を重ねる。相手のミスも有ったが1回でほぼ主導権を握り、その後も追加点。立成さんも中盤から反撃していたが、それもちょっと遅かったかな。結果的には点差は開いたが、それ程、特に打線の差は少ないかな、と感じる。やはりディフェンスの差が大きいように思う。

 そして神戸の対戦相手は桃園さん。去年に出ていた5年生が残っているので戦力もそうは落ちてはいない。どれだけ神戸の流れに乗れるかな、と思っていた。その1回の表。セイゴウのサード前の当たり損ないが安打に成る。一番小さなセイゴウだけど足は速い。ナオタロウは良くボールを見ている。四球の後、3番オウカの打球はピッチャーの足を強襲する内野安打。桃園さんのピッチャー3番。女の子だけど今年もずっと投げていたしサイド気味からコースに投げていたが、あの打球は痛かったと思う。かなりね。無死満塁から4番タイラはライトフライでこれが犠牲フライと成りセイゴウが入る。でもタイラはね、前の試合からもタイミングが合っていなかった。打ちに行くときに腰から前に動いてしまう。大体詰まり気味に成る。だからこの試合の後、もっと呼び込んでショートからレフトを狙えと言った。カナトもナイスバントを決め、シンゴモもレフト前に返し、相手のミスも有ってここまでで4点。そして先発で起用されたエイタ。打球はライト線に大きく上がり、これがラインに入りHRと成ってこの回6点目が入った。

 その裏の守備。ちょっと驚いたのはエイタがサードに入っている。でも良く考えるとタイキの左のポジション、ファーストやピッチャーを生かすにはこれも有り。監督も良く考えたんだろうな、と思う。まだまだのエイタだけど、エイタがディフェンスで引っ張れる様に成ればこのチームはもっと変れる。強く成れる。今日は沢山のミスもしたけれど、バックも良く盛り返した。ミスを補い、みんなでカバーしてチーム力を上げて行って欲しい。

 打線は2回に1点、3回に2点追加。バントが出来て何よりフライアウトが無かったのがいい。先発したカナトは4回まで無失点。でも今日は低めに外れるワンバウンドが多かった。しっかり腰も回っているが、大体その時は顔も下向いている様だ。顔を残す意識だけでもっと通せると思う。2回、2死からサードのエイタのほぼ正面のゴロ。送球ミスと次はファンブルでランナーを2人出すが、次の7番の打球はまたエイタの3塁線横のライナー。エイタのグラブから半分ぐらいはボールが出ていたけどね、何とかグラブからは落ちず、助かったねエイタ。野球の神様はまだ見守ってくれている。

 5回表にはランナー2人を置いて、セイゴウの左中間2塁打。これは上手いバッティングだった。続いてナオタロウもレフトへ返し大きな3点を追加した。

 お昼を挟んでいよいよ栗葉さんとの決勝戦。どんなピッチャーが先発してくるのかな、と見ていたが栗葉さんらしいスピードよりもコースを狙うピッチャー。それもオーバースローからスナップが効いていない様な投げ方をしている。そうしているのか、クセなのかそれは解らない。神戸の子達には待ちきれないだろうな、と想像出来た。案の定、1番セイゴウからみんなタイミングが合わず突っ込んで引っ掛けている。内野ゴロ、内野フライ。2回のシンゴのセンター越え、3回オウカのレフト前、以外はいい当たりは無かった。その3回、1死満塁から4番タイラはキャッチフライ。カナトは上手い右打ちだったが、ファーストが飛付いて好捕。栗葉さんも良く守っている。

 神戸の先発はタイキで、ファーストにエイタが入る。今日のタイキは低めにボールが集まっていた。インコースに入ってもサイド気味から左ピッチャー特有のボールが入って来るので打ってもファウルに成るボールが多い。それにナオタロウも良くリードして先の準決勝からもワンバウンドでもボールを後ろにそらす事が無かった。声も聞こえていたし良く守っていたと思うね。そして3回裏。9番1番に連続ヒットで1,2塁から2死2,3塁と成って4番の打球は何でもないファースト後ろの上がったフライ。セカンドのセイゴウはすぐにスタートしたが、エイタの動きが気に成ったのか間に合わない。エイタは西に下がり始めた日光が目に入ったのかも知れない。打球はエイタの後ろに落ち、2死だし2人ランナーが返ってしまった。でもこれはまだ経験した事の無い打球だろう。仕方無いと思う。練習して覚えて行くしかない。大抵ファースト後ろは弱い子が多いが、あれは捕らなければいけないフライだよ。今日は沢山ミスも出てHRも打てて沢山経験したエイタ。これからしっかり練習して覚えて行けばいい。

 大きなミスでの2失点。その流れを変えたのが4回表。先頭シンゴがレフト前で出て盗塁。エイタが送って1死3塁でバッターはピンチヒッターで入ったハルヤ。誰が見てもここはスクイズ。そんなマークされる中で、ややセフティー気味にお手本通りに初球を1塁側へ転がし1点が入る。僕もそう思ったが、チームの皆もこの1点で大丈夫!と感じたのでは無いかな。

 その裏の先頭6番の打球はレフト後ろへの打球。ハルヤがライトに入ったのでオウカがレフトに入っていた。オウカは目を切らず背走してこれをキャッチ。ナイスだよ。流れが変わって来た5回の表は1死からナオタロウが本当にボールを良く見ている。四球で出て盗塁。2死と成って中々打てていない4番タイラ。2球目、打球はレフト線に落ちるタイムリーで同点。ここは試合前の一言アドバイスが良かった嬉しいタイムリーだった。ここでピッチャーは11番に代わる。これまでの抜いたボールが多いピッチャーより僕は合いやすいと思っていた。5番カナトは追い込まれながらライトへ返し逆転タイムリー。カナトは右を狙うこのバッティングが上手い。

 タイキは5回、先頭1番をセンターに打たれて出したが、その後の上位打線をしっかり抑えて6回からはオウカに交代。1死を取って6番の打球はライト線。ライトのハルヤは右寄りに少しシフトしていてこの打球を上手くカバーしてファーストへもいい送球を投げた。これはとっても大きなプレー。多分抜けたら長打。HRに成るかも知れない。一つのアウトを取る為の大きなポジショニング。これでディフェンスのリズムも良く、7回裏はオウカが弾いた打球をセイゴウがカバーしアウトにするナイスプレーも出た。そのまま三者凡退で押し切り3年振りの新人戦優勝と成った。


 新人戦としては本当に良く守った試合。準決勝でのレフト前への打球にレオは前に来て勝負はしたがボールは後ろへ抜ける。けれどもシンゴがすぐカバーに来ていてシングルで抑えた。これもナイスプレー。チームとしてこれが出来ていたら今のレベルでは上出来だと思うね。ただ、この新人戦の3試合とも流れ一つで変わる試合だ。対戦したチームはどこもチーム力としては大差ないだろう。何より一番良かったのは大きなミスが続かなかった事だ。小さなミスもみんながカバーして最小で守ってくれた事だ。やはり野球はディフェンス。これからもしっかり練習して春を目指して強く成って行こう。新チームのみんな、本当におめでとう!

みんなおめでとう!!良く頑張った!良く守った!

 今日も皆さんには沢山の応援をありがとうございました。6年生もBチームのチビッ子達も応援に来てくれました。本当にありがとうございました。来週もよろしくお願いします。

2020年11月8日日曜日

新人戦1勝!良く守ったね。

 昨夜は遅くまで予想外に雨が降っていたね。雨や・・と思いつつ疲れて寝てしまった。今朝の早朝お散歩では道路も少し湿ってはいたが雨は止んで少しずつ雲が切れて行きそうな流れが暗い中でも見えた。公園もこの所のお天気続きで昨夜の雨でもぬかるんでもいなかった。

 7時半過ぎにグランドに行くともう全部の準備が出来て第一試合の桃園さんも入って来られる。暫くして高岡さんも来てアップも始まった。グランドはセカンドとファースト付近ぐらいが柔らかい程度の様だ。桃園さんも高岡さんも今年に出ていた5年生達が残っている様だね。そんなに大きくディフェンスのレベルも下がってはいないだろうと想像する。今日の新人戦は数年前から住友電装津製作所さんのスポンサーを頂いて行って来たが、今年のこのコロナ影響の中、開会式も中止。今までのスポンサー様からの副賞や参加賞は出来なく成ったが表彰盾と賞状だけは用意して頂く事に成った。その受け渡しが今日の9時にオオタカで、との約束だったので早めに神戸を出てオオタカへ向かった。いずれにしても、この様なコロナ状況での中でも続けて頂けるだけ、本当に有り難い事なんだよ。感謝を忘れてはいけないと思う。

 今週は先の交流大会、秋季交歓大会とまとめも出来ていなかったが、今週にはやっと出来た。本当に時間がかかった。それでも大会まとめなど、印刷もチームに協力して頂いて今週には全部発送も終えた。やっとこれで一段落。そして今日は新人戦。オオタカでも第一試合の戸木さんと立成さんの試合ももうすぐ始まろうとしている。シートノックを見ていても両チームともそれなりに練習して来ているな、との感じも受ける。どちらもメンバーも揃っている様だ。リーグ事務局を手伝ってもらっている彼も来てくれて試合開始から暫く見ていた。住友さんも来て頂いて表彰盾なども預かった。それから暫く来年の日程も相談していた。来年のまずは春季大会、そして神戸大会、秋季大会などは大体日程も決めてグランド予約ももう進めて行く。積水さんはどうなるか解らないが準備は必要。今年の様に入れ替えての大会に成るかも知れない。とにかく早くコロナ感染が収束する事を願う。

 神戸に戻ると桃園さんと高岡さんとの試合はもう終盤。同点から桃園さんがリードしてそのまま時間も来て終わったが、来年もリーグは競った試合が続くのかな・・と言う印象だ。第一試合が終わり、暫くして11時過ぎからは第二試合、神戸と高茶屋さんの試合が始まった。高茶屋さんには背丈の大きい7番や3番の子がいる。この子達が中心に成るんだろうね。先発したのはその7番。軸足の右足がセットでも投球に入る前に少しひねった様に動く。もちろんそこで止まったらボークに成るがそのまま流れで投球動作に入るのでランナーは惑わされる。どこかの試合、大人のかな、こういう投げ方も見た気がする。多分普通はそうは成らないから教えているんだろうね。

 1回表、1死の後、2番に入ったナオタロウ。ナオタロウのバッティングは身体の軸が前に動かないのが良い。だから近くまでボールも呼び込める。そこでアッパーに成らずレベルスイングが出来るのでベルトより高い速いボールにも、詰まり気味でも有る程度は対応出来る。レフト前に返しWPも有って3塁まで進んだがオウカのサードゴロで突っ込んでホームアウト。こういう時の基本は前進守備、自分の前の打球、サード、ショート、ピッチャーゴロは行くな!だよ。監督にも怒られたね。いつもこうやって繰り返しながら覚えて行く。1塁に残ったオウカは盗塁の後、4番タイラの打球はファースト前、セカンド寄りのゴロ。ファーストが出て戻ったが競争に成りタイラの足が速くセーフ。その間にオウカも思い切り良くホームに入り1点先制。

 その裏、神戸の先発はカナト。先頭1番の打球は左中間よりのピッチャーが押したフライ。レフトはレオだったが、僕は捕れないだろうと思った。まだ恐いグラブさばきだが、落下点までが速かった。良く諦めずに勝負して捕ったと思うね。3番の打球はファーストゴロと思ったがライトへ抜ける。ライトもボールまでの突っ込みも捕ってからの送球もまだ甘さが有る。2回裏、そのライトへの飛球。それが落ち、送られて1死2塁でピッチャーの7番の子がバッター。打順は7番だが実質的にはこの子が4番だろうなあ。打球はレフトオーバーの2塁打で同点。

 3,4回と両ピッチャーともランナーを出しながらも後続を抑えている。カナトは今日は6回投げたが無四球だよ。ボールも殆どが低目中心。外れても低目のボールだ。何よりこれが良いね。4回裏のその7番の子にランナーを置いて10球以上粘れらたが結局低目のボールで打ち取った。この打席でも全く高いボールは無かった。そして5回表、1死からピンチヒッターで入ったタイキが四球を選び、1番のセイゴウは1塁線ライン際にファウルに成りそうなナイスバント。この後、2死2,3塁と成って3番オウカ。オウカも追い込まれて良く粘って低目の少し抜かれた様なボールを上手く手首を返さずセンターへ返し打球はセンターを超えて大きなタイムリー2塁打と成った。更に6回。5番カナトが出て盗塁の後、6番シンゴは思い切り良くレフト線へ返し1点。更にエイタの打球も右中間に抜けこの回2点目が入った。

 今回の新人戦は投手の投球制限は7イニングとした。でも、もう来年からは70球制限は予選でも当たり前に成る。お正月明けのベルカップも同様だ。それで行くと、カナトも相手の7番も5回で70球は超えているだろう。両チームの先発ピッチャーは僕がチェックしていた中では6回で80球は超えていた。時間も残り少なかったが7回まで試合は入り高茶屋さんはピッチャーは3番に代わる。この子も良いボールを投げていたが神戸の子達にはタイミングも合わし易かった様だ。2番ナオタロウが出て3番オウカの打球はレフトのネット越えかと思うような打球。1点が入り、5番カナトのセンター前、レオやタイキのタイムリーまで出てこの回5点。その裏、ピッチャーはタイキに代わりゲーム。

 この試合の大きな分岐点に成った5回。2点勝ち越してその裏は2死1,2塁で3番の打球はセカンドも抜けてライトへ。ライトへこの回から入ったタイキがダイレクトのいいボールをファーストへ返してアウト。このプレーが大きかったね。セーフに成っていたら1点入って尚1,3塁のケースに成るよ。野球はやはりディフェンス。アウトに出来る打球をアウトにする。何よりこれが大事。ここまでは本当にどちらに転んでもおかしく無い試合だった。


 今朝の神戸のグランド。掲揚ポールに祝日でも無いのに何で日の丸が掲揚されているんだろう・・と見ていた。暫くして、、ああそうだ。今日は立皇嗣の礼、皇室の国事行事だよ。こういう時も日の丸なんだ。家でも掲揚して来れば良かった。たなびく日の丸の下での練習や試合。気持ちいいなあ。アメリカ大統領選ではバイデンさんが確実と成った様だけど、そのスピーチ。「青でも赤でも無い。アメリカ合衆国の為に」ちょっと彼の言葉には感動した。強いアメリカでいてもらわないと世界は困る。強いリーダーシップを発揮して欲しいなと思う。来週日曜は新人戦の決勝トーナメントです。今日も沢山の応援、サポートをありがとうございました。来週もよろしくお願いします。

2020年11月7日土曜日

新チームは今日から発足!

  今朝のお散歩。早朝から予報通り雨粒がパラパラ。。一便目が終わって次は帽子を被ってお散歩。大降りは無いと思うが何とか持って欲しいね。今日はBチームの3人の4年生も新チームに合流しての練習となる。これから5、6年生と一緒に練習して体力も技術もしっかり着けて行って欲しい。


 その練習前に皆んなが整列して一人ずつ自己紹介をしている。事前にその様な事は言っていないし子供達も準備はしていないだろうが、こういう時にも、その子の個性は有る程度は出て来る。僕も入団して来た子達には簡単な自己紹介などもさせていたが、最近は一言も声に出せない子が増えて来ている。2,3年生に成ってもね。生活環境が個人中心に成って来て、子供達が遊ぶのもゲームやバーチャルの中。声を出す必要も無い。挨拶する習慣すら無く成って来ている。そんな子供達でも野球を通じて心身共に強く成って、チームメイトや友達を大事にする、挨拶がきちんとしっかり出来る少年に育って欲しい。

 今朝はご父兄の皆さんにも集まって頂いたので、新チーム発足からのチームの体制やこれからの分担や方向性もお話させてもらった。チームは子供達が主役。その子達を指導するのは監督やコーチ、指導者の皆さん。そしてそれをサポートするのはご父兄の皆さん。皆が同じ目標、方向を向いて協力して頂きますようお願い致します。来年はチーム40周年です。大会運営なども大変ですがコロナ感染が収束する事を願い、来年も沢山のチームとの交流を目指して行きたいと思います。よろしくお願いします。

 6年生と新チームの練習が始まって暫く、櫛形のBチームへ。グランドに入ると子供達が挨拶に来てくれる。嬉しいね。みんな可愛い。グランドでは走塁練習をしていたが、4年生が抜けて背の高い子がおらず、3年生以下みんな同じような背丈の子達。そんな子達の練習を見ていても本当に可愛く感じるね。こんな子供達の仲間が増える様に日程を考えながら体験会などもやって行きたいと考えています。また皆さんの協力をお願いします。


 今日は午後から私用で留守しましたが、明日はいよいよ新人戦の初戦です。チームはまだまだ手探り状態ですが、チーム皆で応援して行きましょう。明日もよろしくお願いします。

2020年11月3日火曜日

審判講習と5年生練習。

  今日3日は文化の日か。。夕方家に帰ってユウ達とお散歩初めて気が付いた。ああ、日の丸掲揚を忘れてしまった。。国民の休日だからね。いいお天気だったのに申し訳なかった。次は23日の勤労感謝の日か、、忘れないでおこう。

 秋季交歓大会も本当に素晴らしいお天気に恵まれて順調に終える事が出来た。連盟審判部の人達は中学野球の県大会だったので秋季大会には来れなかったが、昨日に高塚審判部長からLINE。3日は神戸に来てくれる様だ。6年生は県大会や秋季大会も終わり3日はオフ日に。5年生だけの練習に成ったが、急だったけれども5年生のお父さん方には出来るだけ審判の講習なども聞いて頂きたいので、出来るだけ集まって頂ける様にお願いした。

 雨は昨夜まで降っていた様だが、朝のお散歩は素晴らしいお天気に成って来ている。神戸のグランドに行くとファースト付近が少し柔らかいぐらいでグランドは全く問題が無い。お父さん方も集まってくれている。審判部長も来られている。


 午前中、お父さん方のまずは最初の基本講習や質疑応答。高塚さんの説明はちゃんとルールブックから引用した説明がされて本当に解り易い。今年から改定された投手のボークの定義。先の熊野の県大会でも右ピッチャーがセカンドへ回って投げる牽制や左ピッチャーの1塁への牽制など、今年の改定された定義では僕が見ていてあれはボークでは無いのか、と感じていた。非常にあいまいだなあ、と思っていたので、その点も確認した。自由な足を前に出す動きと軸足に体重を乗せる動き。ボークはこの動きの差で判定される。軸足に体重を乗せたら投球動作と判定され投球しなければいけない。実際の所、練習試合などでは、明らかに、と言う場合以外は判定は難しいだろうなあ。


 そんあ質疑応答が終わった後は子供達のシートバッティングの中で、実際にポジションに着いての練習。それが終わると、今度は子供達の講習会。主にピッチャーの投球動作など。この中でも軸足に乗せる動作と前に踏み出す動作の説明を解り易くされていた。チームの中でもこういう所はしっかり覚えて練習して欲しい。

 午後からの内野やシートノック。まだまだポジションは模索状態。それぞれポジションを入れ替えて試していたが、内野のノックでの動きだけを見れば今の時期のレベルでは上々だと思うが実戦では大きく変って来るだろう。野球は点取りゲームだから、失点を最小で抑えるディフェンスがまずは一番大事。7日からは3人の4年生も合流する。これからがチーム作り。しっかり春を目指して頑張って行こう。

2020年11月1日日曜日

秋季大会ありがとうございました!

  今日は秋季大会2日目。早朝のお散歩は星がとても綺麗で満月のお月様が西の空に沈んで行こうとしている。お月様はモヤも有るのかな、ゴールドに輝いてとても幻想的。そして暫くすると東の空が朝焼けになって来る。暫くその情景を眺めていたいぐらいだった。

 今日は決勝まで3試合有る。各会場間の移動時間も必要なので1試合めの試合開始は8時半から。決勝のオオタカは駐車場も狭いので、準決勝で敗退した3位チームにはその場で表彰してもらう予定。なので朝一にオオタカへ3位分の賞状や盾を届けにいく。グランドでは準備も揃って栗葉さんもアップしている。もう7時半には宮山さんの車も入って来た。

 神戸に戻るともう8時前。てい水さんももうほぼ準備も出来ているようだ。お互いにシートノックも終わり予定より少し早く試合は始まった。先発したユウセイ。先頭の1番バッター。この子には県大会で5打点打たれているんだよ。追い込んで3球目、打球はキャッチ前の小フライ。シュンスケは一気に前に飛び込んだが、ボールはミットからこぼれた。無死1塁から送られて2塁と成り、3番バッターにもバントの構えで牽制されるが、それを見ているダイチが前よりのポジションから前に出て来る。そこをセカンドランナーに突かれて3盗。予想される走塁だけどもサードカバーにタイガも入れていなかった。その後、その3番にはショート前にスクイズを決められ1点。この時の内野のプッシュも甘かったと思う。2回も同じように2死2塁から3盗を狙われたが、ここはタイガが上手くカバー出来ていた。

 3回からはケイタに交代。速いボールで押して、四球のランナーは出したが、盗塁をシュンスケが刺す。ところが4回、もうストライクが入らない。殆どが頭の高さ以上のコース。これでは誰も振らない。ストライクを取りに行く抜いたボールを大体打たれている。先頭3番にレフト前、4番にはライト前。5番に送られ2,3塁と成って大きな6番は速いボールで三振で2死。ところが7番バッターからストライクが入らず連続四球で押し出しで1点。更に9番。ここもストライクを取りに行く抜いたボールだと思う。コツンと当てられて打球は右中間へ上がって行く。打ち取っている当たりだしライナーでも無い。ライトフライと思ったが、これが捕れず大きな2点タイムリーに成ってしまう。3塁前バント守備、そして外野守備力。どうしてもここがポイントに成って来る。監督も言っていたけどね、あれは捕らなければいけない。捕れる様に成らなければいけない。5回からピッチャーはケイヤに交代し、7回までしっかり抑えてくれた。

 打線はてい水さんの少し変則フォームの1番。県大会でも中々タイミングが掴めず苦労していたが、今日も全く同じ。丁寧に丁寧にアウトロー中心に組み立てて来るピッチングに3回まで三者凡退が続く。殆どが引っ張ってサード、ショート、そしてファーストゴロ。昨日の様な1,2番のつながりも今日はフライで終わってしまう。4回にやっとシュンスケがレフト前。2死からダイチがライト前に返してやっと1点は入ったが、今日の7イニングの中でヒットはこの2本と3回にリュウの3塁線だけ。6回からは4番に代わったが、この子も少しの緩急と間合いと徹底したアウトローのコントロール主体で攻めて来る。殆どの投球が低い。最後までチャンスを掴めず7回が終わってしまった。

 ピッチングって何だろう。。と思うけれどもやはり大事なのは何よりコントロールだろう。ケイタの今日のスピードが有れば真ん中でも大抵抑えられるだろう。でもまだそのコントロールが安定して来ない。何で高目、高目に抜けて行くのかな。練習の中でも声はかけているけれども、試合中のピッチングの中でそれが修正出来る様にこれからは成って行かないといけない。フォームも間合いもメンタルな強さも必要だろう。まずはもっとバックに声をかけたらどうかな。一つずつ1球ずつ。バックは守ってくれるんだから。

試合に敗れて3塁側ベンチ裏でウロウロ何を思う選手達。。てい水さんの選手とももう仲よく成ってる様だ。

 以前にスピードはそれ程無いけども本当に一生懸命ピッチャーがやりたくて、やりたくて仕方が無い子がいた。練習は人一倍真面目で手を抜かない。足が速い訳でも無い。バッティングが凄い訳でも無い。でもね、試しに投げさせるとバックとのリズムがとてもいいんだよ。1球ずつバックを向いてアウトカウントを大きな声で皆にかける。バックも返す。そしてストライクを投げる。バックは動いてくれる。本当に1球ずつ声を出していた。1番を着けて初めて出た県大会でも試合後に審判団から、あれだけ声をかけるのは止めてくれ、と言われたが、「あれはあの子のスタイルです。四球も殆ど無い。試合時間も早いです。」と返したよ。

 何よりコントロール。大体でもあのスピードでストライクゾーンに入れば大抵は抑えられる。でも長いイニングはそれは難しい。それを補えるのはコントロールしかない。ケイタには厳しいかも知れないけどね、これから自分で超えて行くしかない。一つずつ一つずつ工夫して変えて行こう。両サイドに投げれるボールが有ればあのスピードはもっと生きて来るよ。

 美里グランドでも早く試合が終わった様で暫くしてUNファイターズさんが来てくれた。Aゾーンの準決勝は松阪対決と成ってしまった。時間を取ってから試合が始まったがUNさんの先発は、プラスワン神戸大会で神戸がとても苦労した左の10番。低目に集まっていればそうは打たれないだろうと思っていたが、てい水さんの先頭1番。いきなり打球はライトの林に入るHR。その後にも1点が入り、てい水さんが中盤までリードしていた。用事を済ませて戻って来たら4-3と逆転されて,回はもう時間も迫って最終回のてい水さんの攻撃だったが、そのままUNさんが押し切ってしまった。オオタカでは栗葉さんが神田さんを破り決勝は栗葉さんとUNさんと成った。

今日はハロウィン。準決勝1塁側の林にかけられたてい水さんハロウィン人形

 賞状や表彰盾、優勝旗などを持ってオオタカへ向かう。金曜には小学校からハンドマイクも借りて来て車から電源を取ればマイクも使える。津の交流大会ではやはり津のチームが残ってくれるのが一番有りがたいが、今回も栗葉さんが残ってくれたので、表彰式などの準備もお願いした。

 2時過ぎから始まった決勝戦。栗葉さんは2番が投げていたが、丁寧に低目コースに集めて5回無死球だよ。失点は3回のスクイズの1点のみ。栗葉さんは強打、バントをしっかり絡めて3回までに6得点。4回裏に、あと2点入れば5回表でコールドに成ってしまうなあ・・と話していたら4回に2点が入り、UNさんの5回表の攻撃も0に抑えてゲームと成り栗葉さんの優勝と成った。ベンチ前では監督さんの胴上げが始まった。表彰式後の集合写真もみんなとっても嬉しそうだ。やっぱり野球は勝たなければいけない。野球は点取りゲーム。最終的に1点リードしていればいい。失点の大きな要素に成る四球はもうダメだよ。

 栗葉の皆さん、おめでとうございます。ここまでの勝ち上りを見ても要所での1点差での勝ち越し。これが大きい。接戦が続く大会を勝ち抜くには攻守ともこの粘り強さが必要だ。神戸は2018,2019年と連続して準優勝なんだよ。。次は優勝目指そう!

栗葉のみんなおめでとう!!

 表彰式も栗葉さんに手伝って頂いてスムーズに終える事が出来ました。ありがとうございました。小学校でお借りした携帯ハンドマイクも車の100V電源から取り出して通常に使用も出来ました。このマイクは本当に便利だ。今回の秋季大会は1日目の敗者同士の試合も無くして1日3試合で間隔を空けて行う。時間の余裕もしっかり取れた。また2日目の会場は出来るだけ近い会場に寄せて開場時間の制限の有る会場などは出来るだけ避けた。2日目の試合進捗を見ると例年の大会よりも準決勝の開始から決勝のスタートまで、20分以上は早くスタート出来た。決勝は昼食を取ってもまだ10分は早めてもいい時間だった。やはり2日間で終える大会ではこれぐらいがベースでいいな、と思う。今後も今回をベースに考えて行きたい。

恐竜が審判してるよ。。
 また2日目の審判対応も今回は連盟審判は中学野球の県大会で来れず、全てリーグの皆さんに手分けしてもらって対応して頂いた。2日目の交流戦も事前に連絡頂いていたチームと合わせて6チーム。津リーグの皆さんにも協力頂いて3会場9チームでの交流戦。加えて準々決勝1試合のみの会場、美里グランドと高茶屋小では準々決勝で敗れたチームの皆さんとの交流戦も行って頂きました。神戸でも準決勝終了後にてい水さんとの練習試合もして頂きました。大会をスムーズに終える事が出来たのも本当に皆さんのお陰。参加頂いたチームの皆さまも本当にありがとうございました。来週は新人戦が始まります。また皆さんよろしくお願いします。

 そして今日はBチームでは4年生を送る会や親子試合を行ってくれました。本当は時間の間を見て行きたかったんだけどね・・申し訳ない。

3人の4年生。ガンバロウ!!

 来週からは4年生達もAチームへ合流です。新人戦直前に成ってしまったけど、これからしっかり頑張って春に向けてチーム作りをしていこう。来週もよろしくお願いします。