2019年11月30日土曜日

野球はディフェンス。サンフォレストカップ優勝おめでとう!

 今日はAチームは有楫インプルーヴ選手権の大会とBチームは4年生以下のサンフォレストカップ大会。どちらも見たいんだけどね、今回はそんなに大会参加も少ないBチームに帯同する事にした。この所、一気に寒さが増して来た日々。それでも11月に入ってお天気は割と安定して来ている。土日が雨に成る事も無い。今朝の早朝お散歩では雲がまだ残っていたが、東の空からの朝焼けがとても綺麗だった。

 サンフォレストの開会式会場の戸木小学校。息子達の頃、もう20年以上前に成るだろうか。一度練習に来た事が有る。ライト側のプールの端までのライトのフェンスが近く、レフト側には、確か子供らの木の遊具が有って、そこ迄も60mぐらいの距離だったと思う。当時は神戸小の方がはるかに児童数は多かったが、今は全く逆だ。この周りには団地も増えて、今は神戸の倍以上の生徒達がいる。もうちょっと神戸も増えて欲しい。校舎側の黄色いイチョウと赤く染まった木、何だろう。とても綺麗なコントラストだった。

 開会式が始まる。この大会、高岡さんも参加しているが、メンバー10人。大きな子もいる。新チームから5年生が抜けているだけ。戸木さんは神戸と同じく20人以上はいるね。小さな子達が後ろへ走りフライのボールを投げて貰ってキャッチの練習をしていたが、最初はこれで充分だ。ノックで強いボールを打っても怖がるだけ。練習の効果は逆効果だ。

 開会式の後、久居グランドへ移動。最近は土も入れられてグランドは平に成った。去年までは櫛形の内野よりひどく、雨水のラインが深く内野に出来ていたが、今日のグランドは手入れもして頂いて綺麗に均されていた。

 第一試合はキャッチボールもノックもそこそこに9時にスタート。1回表、1死からナオタロウがレフト線2塁打。盗塁の後、カナトが続いてレフト前で1点先制。2回にはまたナオタロウのレフト前などで3点。3回に相手のミスで1点。4回にはカナト、エイタのタイムリーなどで3点。

 先発したタイキは独特のフォームとリズムで4回まで1四球のみ。今は一番コントロールが安定している様だ。打者への投げるリズムも同じリズムで無く、ランナーが出ると上手く間を取っている。いい当たりのヒットは1回の栗葉さんの先頭に打たれたレフト前ぐらいではないかな。5回にはタイラが登板。先頭にストレートの四球。まだフォームを探りながら投げている印象。1つアウトを取って落ち着いたのか、後続を三振で取りゲーム。チームとして良かったのはミスも最小で0点で抑えるディフェンスが出来た事だろう。

 続いて2試合目は二見さんと松阪ファイターズさんの合同チーム。初回に相手の左ピッチャーがコントロールに苦しみ3点。ここもナオタロウのセンター前がチャンスを広げた。先発したカナトは立ち上がりにコントロールに苦労している。先頭から2者連続四球。その後、キャッチフライで1死を取り、ここから安定して来た。肩も腰も良く回っていてスピードも出ている。ただ、外、高めに外れるボールが多いのはフィニッシュで顔が1塁側の下を向いてしまう事だ。カナトには顔を残してミットをずっと見ていろ、と言った。左目で見るぐらいでと。その後は2回にDB、3回に内野ミスのランナーを出したが無失点。

 打線は2回にも3点。その3点目はカナトのセンター前タイムリー。1死3塁で前進守備、セカンド横を狙う様なナイススイングだった。Aチームでも中々こういうバッティングは見られない。1点欲しい時の狙ったスイング。やみくもに振った結果のスイングでは無い。こういう事はとても大事な事だよ。

 3回には四球、ミスのランナーを置いてまたナオタロウのレフトへのタイムリー。攻撃では一番のポイントゲッターに成っている。前の櫛形での練習で、もう少し前にステップして左足に体重を乗せるぐらいでスイングしなさいと言ったが、それが大体出来ている。凡打した打球は全部後ろ加重、腰が引けたスイングだった。4回にも2点を追加し、試合が決まった。

 食事を終え、久居グランドの外野で練習して1時半頃に戸木小学校へ移動。高岡さんと高虎さんとの試合が終盤。結局高岡さんとの決勝戦と成った。高岡さんは新チームから5年生が確か5人、抜けただけのチーム。その初回。セイゴウがポテンヒットで出てナオタロウ。打球はレフト前へのライナー性の打球。ワンバウンドしてレフトの頭上を超え、2ランHRと成った。この後3点が入り、イニング5点が入り特別ルールのチェンジ。

 先発したタイキ。7イニングまでは後3イニング投げれるね。2回にレフト前のポテン、サードゴロのFCなどで1死2,3塁とは成ったがライトゴロの1点に抑えた。3回も1死2,3塁とは成ったが、センターフライ、サードゴロで後続を抑えた。

 打線は3回に1点。4回には2死からオウカ、セイゴウが連続四球で、ナオタロウ。ナオタロウが5球ぐらいファウルで粘って四球で2死満塁でカナト。カナトも追い込まれてからインコース低目だと思うな、良く前の腰を開かずに振ったね。打球は切れずにレフト線に入りランナー一掃の2塁打。タイラ、シンゴのセンターへのいい打球も出てこの回5点目が入りチェンジ。それまでシンゴはタイミングを取る左足が前に開くようにステップしていく。この試合はバックネット近くで見ていたので、それに気付いた。左足をステップする時は右の膝に絞る様に内側へ、と言った。5回にはタイラの狭いライトのフェンスに当たる2塁打も出て3点は入ったが、あれは高目の明らかなボール球だよ。監督からはベルトから下!って言われてるんだからね。その前も高目ボール球を空振りしている。こんな所をもっと徹底して直して欲しい。素晴らしい素質が有るんだから。

 4回からはカナトに交代。やはり先頭にストレート四球。カナトの課題はこういうところだろうね。それでも内野ゴロで抑え、1点は返されたが、その後は安定して5回裏も内野ゴロ3つでゲーム。サンフォレストカップの3連覇が決まった。
 
 2018年10月 ⇒ サンフォレストカップ優勝
 2017年12月 ⇒ サンフォレストジュニアカップ優勝

 一昨年、昨年に比べ今年は接戦が少なかった。そう成ったのは相手のミスも有るが何より失点を最小で抑えた事だよ。それが有るから点差がつく結果に成る。一番はバッテリーが安定している事。そしてディフェンスでミスが連鎖しない事。まずはこれが大事。そして攻撃ではランナーを3塁まで送る。特に今日は2盗、3盗が大きく得点に絡んでいた。少年野球で一番大事なのは1死3塁を作る事。今日は攻守とも、それらが出来ていたね。ただチーム全体で見れば内外野の弱い所も有る。投打とも直して欲しい所も沢山有る。4年生達は一部Aチームに合流しているが、これからの新チームの練習の中でも気に成る所は直して行ける様に指導して行きたいと思う。

 それにしても・・この子達は本当に幸せだね。こ゚の様なローカルな大会でもこれだけ声援してもらえる。応援団の太鼓まで県大会並みに応援してくれている。こんなチームはそうは無いと思うなあ。ちょっと気がかりなのは道具の準備や用意など、どれだけ子供達が自分達で出来ているだろうか。まだまだ回りも見えない4年生以下の子供達。ご父兄の皆さんが大抵お手伝いしてくれているが、最低キャッチ道具やヘルメットなどは自分達で管理して用意出来る様に成ろう。今日は本当に沢山の素晴らしい応援、サポートを有り難うございました。Aチームは有緝さんの大会、今日は残念だった様だけど明日もしっかり練習しよう。今日も皆さん、本当に有り難うございました。

2019年11月24日日曜日

もっともっともっと頑張れ!

 今日は住友杯新人戦の2日目、準決勝から。早朝のお散歩は道路が少し濡れていた。昨夜は少し雨が少し落ちたのかな。気が付かなかったなあ。

 7時半には子供達もアップを始めている。6年生達がいないので、いつもよりはちょっと寂しいアップ。新チーム、今日はいいゲームを見せてくれるだろうか。8時半前にオオタカに行くと第一試合の栗葉さん、高岡さんがベンチで集まっていて、もうすぐシートノックが始まる頃だった。高岡さんは今年のチームから6年生2人が抜けているだけ。対する栗葉さんは5年生達が残ってはいるが、そのシートノックを見ていても完全に仕上がっている、と言う印象。身体は大きくないが、内野のディフェンスも外野からの各塁へのカットプレーも殆どミスは無かった。僕が感じる限り、この新人戦のこの時期でこれだけディフェンスが安定しているのは久し振りに見る。去年の栗葉さんより良いのではないか、と思うぐらい。

 ただ高岡さんの勢いが乗ってしまうと試合はどうなるか解らない、そういう印象で試合を観戦していた。9時前から始まった試合。両チームともバッテリー中心にしっかり守っている。3回まで0-0から4回裏に高岡さんが2死から右中間3塁打とレフト越え2塁打で先制するが、点が入ると試合は動いてくる。5回表には栗葉さんが、簡単な内野ゴロの送球エラーでランナーを出し3塁からまた送球ミスが出て同点に成る。6回表にはレフト越え3塁打の後、スクイズで1点追加。それでも高岡さんは7回裏に1点返して2-2の同点。まだ90分の時間内で8回は無死満塁からの特別延長戦に成った。

 その8回表の栗葉さん。ファースト後方のフライが落ちたがボールを捕ったのは小さなセカンドの子。ランナーはスタートしていなかったし、そのままセカンドに投げてもホームに投げても1アウトは取れたと思うが、迷ったんだろうね、投げれなかった。これは高岡さんにとっては惜しいプレーだろうけど仕方ないだろうな。8回表に2点が入り、その裏の高岡さんの攻撃を1点に抑えて栗葉さんが決勝へ進んだ。8回までもつれた試合。守備、走塁でのミスが勝敗を分けた結果だけど、どちらに転んでもおかしく無いナイスゲームだった。

 そして11時過ぎから始まった第二試合。高茶屋さんとの準決勝。先発はタイセイ。今日は高低のコントロールに苦労していた様だね。1,2球目とボールが続く事が多かった。秋マクドの予選の良かった時より、スピードも出て来ているので、その分ミートもされ易いか、とも感じていた。それでも6回2死まで2四球のみ。良く我慢して投げていたと思うね。

 1回裏、1死1塁で3番の打球はレフト前への強い打球。レフトの4年生オウカ。Bの練習や試合の中でも肩が強いのも捕球してから上体も最小の動きで早く強い返球が出来るのを見ていたが、セカンドへノーバウンドの送球で1塁ランナーをフォースアウト。ナイスプレーだよね。あの様な正確で速い送球を5年生達は何人が出来るかな。2死1塁と成って4番。その打球は三塁線を抜け、レフトのオウカも抜かれてしまった。チームとして考えないといけないのはこういう時のポジショニングだ。抜かれてはいけない所だから。

 打線は3回、リュウノスケが四球、1番タイラが3塁線にバントを決めて内野安打と成りリュウノスケはパスボールからホームへ入り同点と成ったが、尚タイガ四球で2,3塁で3番シュンスケ。痛かったのはここでのスクイズ失敗。ストライクバントだから、アウトに成ったとしても転がして欲しかった。セカンドランナーはタイガだし、2ランも狙える。しかし2ストライクと成って打球はレフトフライ。それ程浅くも無かったと思うが、カットするショートは一番マークしている6番の子。カットのいいボールがキャッチに戻り、タイラはアウトでDPに成ってしまう。3塁ランナーがスタートするのは間違いでは無いね。相手のカットプレーが完璧だったという事だ。後、やるとすればこの時のネクストバッター。シュンスケのバットを引いて、ホームへ走って来るタイラに何か指示が出来たかな。こんな時、レフト線からのバックホームの時はイン側へ滑れ、と次のバッターが身体全体で大きなゼスチャーで指示を出す。返球はイン側だったし、もし上手く返球のラインへランナーが入れたら、返球と重なりミスを誘う事も有る。走者に送球が当たればこれは儲けもの。送球がファウルライン側に少しそれて来たら、そちらへスライディングさせる。そんな練習も昔はしていた。野球はそういうプレーも有る。

 チャンスは潰れたかに思えたが2死3塁から4番ダイチ。打球はセンターのグラブを超える2塁打でやっと1点勝ち越し。もう少しこのイニングで点が欲しかった。もっとバントや走塁の練習が必要だね。

 4回からは高茶屋さんのピッチャーはショート6番の子に交代。そこそこ速いボールは有るがまだコントロールに注意しながら投げている印象。ボールもはっきりしていたが、それ以降はチャンスはつながら無い。ランナーを置きながら初球を打ったり、どこを狙うか的を絞れていただろうか。調子に乗らせてはいけないピッチャー。ちょっと残念な攻撃だった。

 1点リードしながらタイセイもバックも良く頑張っている。4回の2塁盗塁もシュンスケの送球は完全なアウトのタイミングだったがタイラのグラブからボールがこぼれたね。その後、四球で2死1,2塁。センターのリュウノスケはずっと深いポジション。それではセンターへ抜けて来たらバックホームは間に合わないよ。もっと前。そこへいい当たりのセンターフライ。少し前に来たリュウノスケは捕球出来たが、その後の6回裏、この時も同じで、もっと前で守って欲しかった。
 
 1死1塁でサードゴロ。タイガはセカンドを意識したのか、立った状態で捕ろうとしたね。その姿勢でグラブを下から出したので入らなかった。普通にグラブを前で立てれば何でも無かったが、外野も内野もピッチャーもこなすタイガ。色々プレッシャーは有るだろう、仕方が無いよ。この後もサードゴロで2死2,3塁と成った。続く6番。打球は気に成るセンター前への飛球。タイセイもこの時は外寄りのコース、少し甘く成ったかな。上手くミートされた。リュウノスケがもう少し前だったら捕れたと思うが、そこはまだ慣れていないセンター、仕方無いね。色んな状況の中で考えて攻めるポジショニングを覚えて欲しい。これで同点と成り、続く7番の時に痛いWP。シュンスケもワンバウンドで上に上がると思ったんだろうが、ボールは上がらず、滑って下を抜けてしまった。止めては欲しいけど、これも仕方無いと思う。

 4回以降はヒットはリュウノスケの7回のセンター越えだけ。殆どが押されたり引っ掛けた内野ゴロ。唯一惜しい打球はタイセイのセカンド横を抜けたライトへの当りだけだ。速いボールをしっかりセカンド方向へミートする練習も必要だろうと感じる。

 食事を挟んで続いて始まった決勝戦。栗葉さんが中盤までに5点リードしたが、終盤に高茶屋さんが6番の子のライト線を破るHRも出て2点差まで詰め寄ったが、結局はミスの差の失点差となった印象。優勝の栗葉さん、やはりそのディフェンス、そしてバントのミスの少なさだろうね。
優勝は昨年に続き栗葉さん。おめでとう!素晴らしいディフェンスでした。

 神戸の子達もみんな素晴らしい素質が有る。この新人戦は準決勝での敗退とは成ったが、この日に残った4チームは流れ次第でどちらにも転んでおかしく無いナイスゲームだった。まだ新チームで慣れないオウカのレフトを超えそうな打球も良く捕った。4年生達にもチャンスは一杯有る。でもそれより、今日出れなかった5年生達も、試合で結果が出なかった5年生達も、もっと必死に成らないといけない。声を出して気持ちを切らずに自分をもっとアピールして、貪欲に練習に取り組んで欲しい。敗れて泣いてる子もいたが、まだまだそのレベルでは無い。勝って優勝して泣けるように成れ!!

 閉会式で3位までの選手達に表彰メダルをかける。子供達はチーム表彰の盾よりもやはりそれぞれ貰えるメダルを一番喜ぶ。今までの大会でも3位までメダルを用意していた事も何度か有ったが、3位2チームと成ればそれだけで予算も大きく増える。近年は準優勝までにしているが、秋季大会ぐらいは、また3位まで用意出来る様に考えてみよう、と思った。
もっともっともっと頑張らないと夢は掴めないぞ!!

 新チームはまだまだ発展途上。一番欲しいのは内野の要だ。ディフェンスでのチームをまとめる要が欲しい。春に向けてまずはディフェンス、バント、走塁、バッティング。やる事は一杯有るね。それぞれに目標をしっかり置いて頑張って行こう。
 
 今日も沢山の応援をありがとうございました。来週はA,Bチーム別れての大会参加に成ります。来週もよろしくお願いします。

2019年11月23日土曜日

身体の前でしっかり振り抜け!

 今日はAチームは大垣での交流大会へ。毎年、声をかけて頂いてはいるが、この時期には滋賀長浜や水口の大会が重なりずっと参加出来ないでいた。僕がチームに関わりだしてからも参加した事は無かったが、今年はそれらの大会が津の秋季大会と重なり23日が空いて初めての参加と成った。僕も1試合だけでも、とは思ったんだけどね。片道高速を飛ばしても1時間半はかかるだろう。1試合見て帰って来ても午後には成る。Aチームには申し訳ないが、気に成る4年生達が残るBチームの練習に参加する事にした。今日は勤労感謝の日。日の丸を掲げて出かけた。

 櫛形のグランド。子供達はみんな元気に練習を始めている。新しく入団したレオンもフウタもいる。4年生1人が午後からの参加だが、その子も含めて24人全員だね。学校ではクレーン車が入りエアコンの設置工事を行っている。夏場の熱中症対策で、と言うのは今の時代に仕方は無いのだろうが、子供達の運動能力、体力は落ちているのは明白なのに、その様な肝心な事に何故手を打たないのか?と思うのは僕だけかな。問題を後処理に回る行政。何か問題が起こると決まって第三者委員会。これって完全な責任転換だよ。仕事してないのと一緒。いつもながらアホらしい。現場に関知しない人に何が解るんだろう。何で自分達で責任持って解決できないんだろう。と僕は思うけどね。
鈴鹿バルーンフェスタの気球が見えるね。身体の前で!

 子供達のロングティーやフリーバッティング。まだ入団して1年も経たないコウタロウやケイトも良く振れる様に成って来ている。ハルトもハルヤも良く成った。ハルトは身体が有るので飛距離も出る。他の皆もそうだが後はしっかり守れる様に成る事だ。コウタロウはスイングは綺麗だが、フィニッシュ近くで手首を返してしまうね。このフォロースローを大きく取る事とボールをベースの上までしっかり見る事。そんな事を話した。

 腕っぷしの強いレオ。以前に投げる時のフォームを直していたが、泣きながら話を聞いていた。今はまだまだ修正したい所は有るけれどもかなり良く成った。バッティングでも同じで右手の強さが出ている。親指と人差し指を握らずに小指でバットを握るぐらいで、そんな指導をした。レオも良く成ると思うよ。

 4年生の主力組はティーボールでのスイングの影響が強く残っている。後ろが大きく打ち上げる反り返ったスイングが多い。セイゴウ、ナオタロウ、タイキ、カナトもかな。セイゴウはノンステップでタイミングをとっている。僕から見てもとてもタイミングを合わせるのは難しいだろう。殆んどが身体の近く、詰まったタイミングだ。それでアッパー気味に振るので、低いセンター方向の打球は難しいと思う。それでタイミングを取るなら、1、2、3と数えなさいと言った。僕的にはダラ〜と力を抜いてかまえて、イチローじゃ無いけど振り子の様にタイミングを合わせる方がずっと楽だと思うけどね。タイキも同じで、構えてヒッチに入るとバットのヘッドは前の肩の方まで来る。特にこんな子が多いんだよ。長打が魅力のエイタも同じだ。それに腰も前に動く。少しは良くなったが。。

 ティーボールの予選前からずっとお家でもティーの練習をしていたナオタロウ。今はステップも小さく後ろ荷重のスイングで、尚且つ反り返ってしまう。これでは打球にナオタロウの体重は乗って行かない。大きく前にステップして前足に体重を乗せるぐらいで、と何度も言うが、中々そうは行かない。多分自分では解らないだろうね。それでスマフォでビデオを撮って見せたよ。これなら解るよね。このビデオのスイングと低い打球を飛ばせる子達のスイングを見比べたら何が違うか、差は解るハズだ。

 その中でオウカは一番いいタイミングでボールを捉えている。身体の前でヘッドスピードの出る所で。まだミスショットも多いが、だから打球が強く、飛ぶ。身体の軸も前に動かない。それに守備での肩の強さも大きな魅力だ。4年生達は新チームに上がるけれども4年生だけのディフェンスを考えたら、もっと色んなポジションも経験させてやりたいね。

 守備で感じるのはショートのタイラ。良くは動いてはいるが、ショートならもっと横の早さが欲しい。三遊間寄りのゴロには大抵届かない。届いても下から投げるので、アウトは無理。悪くすれば暴投になる。前に見た試合でも同じだった。ピッチャーが打ち取った打球は良く三遊間に転がるんだよ。状況を見ながらもう少し三遊間寄りを守りなさいとは前にも言った。ミチトも身体は大きく成って来たね。気に成るのはボールを投げる時に顔が外を向く、肩が開く事。セカンドからサード、ホームへ投げる時にそれが出る。悪送球につながりやすいので、直して行こう。

 イツキとユウジロウの1年生。午後からはパパが居なく成って2人でバックネット裏でティーバッティングをしている。ボク、打つのも大好き!と言うんだよね。そのスイングも1年生にしてはいいスイングだよ!こんな子達のやる気をつなげていける様に僕達も頑張って行かないといけない。今日もお父さん方のご協力、本当にありがとうございました。

 明日はいよいよ新人戦準決勝から。いいゲームが出来る様に子供達の頑張りに期待したい。

2019年11月22日金曜日

今年も津市スポーツ奨励賞の受賞!

 今日は津市のスポーツ奨励賞の授賞式。昨年に続く2年連続の授賞式だ。本当にね、子供達や指導者、ご父兄の皆さんのお陰。本当に嬉しい。式は10時からだが、9時20分には市役所ロビーに皆が集合してくれた。子供達にはスポーツ振興課から各学校に公休の依頼をしてもらっている。監督や代表の大人も公休に成らないのかなあ~とは思うけどね。
 2018年11月 ⇒ 素晴らしいスポーツ奨励賞受賞式とナゾ深い教育員会

 10時前には式会場の準備も整い来賓の方々も市長も着席されて、受賞者が入場して行く。授与して頂く監督は前へ。選手達や僕達は後ろの席に並ぶ。監督は普段見慣れないスーツ姿。緊張しているかな。

 市長が立つ表彰台の後ろには大きな日の丸と津市の市章が飾られている。日の丸を背に授賞式をしてもらえるのは、まあ無いだろうな。表彰は功労賞から始まり続いてスポーツ奨励賞。その中には、あの吉田沙保里選手の甥っ子の可愛い小さな選手も最後に受賞していたね。去年はその姪っ子も吉田選手のお母さんと一緒に授賞式に来ていた。レスリングの素晴らしいDNAを引き継ぐ家系なんだろうね。

 授賞式の後はそれぞれに写真撮影。選手達も日の丸を背に市長や議長や教育長さんらと一緒に撮ってもらった。この子達のこれからの人生の中で、一つの自慢の思い出に成って辛い時でも思い出してまた頑張れる糧に成ってくれたら嬉しい。

 帰りに市庁玄関前で賞状やクリスタルを掲げて写真撮影。監督もご父兄の皆さんもお仕事抜け出してありがとうございました。子供達はこの後、学校かな。また練習しっかり頑張って、今度は野球でもっと強く成ろう。

 平日の空いた時間。この時間を利用して、来年の神戸大会のグランド準備に走る。まずは美里グランド。先月には電話で了解を得ていたので、まずまず話は早かった。支所とは思えない程、立派な美里支所。中に入ると中は職員だけ。僕以外には誰もいない。12時40分過ぎでお昼時間と言う事も有るが、ここは時間が止まっているのか・・とさえ思う雰囲気。十数人の50代以上の作業服を着た職員の方々。こんな事言ったら怒られるが何をしてるんだろう。。。

 この後は白山支所へ。ここは話が通じない。グランド予約は体育館の管理人が半年先まではそこで行っているが、それから先は解らないので支所に行ってくれ、と以前に言われていたから支所に来た。ところが担当者はスポーツ少年団などの主催大会は1年前から予約出来る事すら知らない。ついでだが美里の担当者も知らなかった。市のスポーツ振興課に確認させて、「確認出来ましたので、体育館の方へ申請に行って下さい。」と言う。「いや、体育館で出来ないからこっちに行ってくれと言われて来たんだよ。本当に出来るのか?」。何度か押し問答して、電話もしておきましたから、と言うので仕方なく体育館へ戻った。

 でもね、体育館へ行くとやっぱりだった。詳しくは書かないがどんな管理をしてるのかさえ呆れてしまう。申請書を書き始めて、、待って、、支所に何度か確認する。最後には僕も切れそうだったのでね、支所の担当にまた電話した。もうここで3度目の電話だよ!「どうしたらいいんや!何で支所が管理出来てないんや!誰が管理しとるんや!」結局押し切って申請書を書いて減免の使用料を払って出て来た。各グランド管理の担当にもよるが、ここは市の管理だと言う事を解っていないのではないかな。管理人の都合の良い様に管理されている。支所の担当者は何も解らない。使用者目線の対応に全く成っていない。普段、何の仕事をしてるんだろう。。市長がこの現状を見たら嘆くだろうね。

 そして最後は一志球場へ。ここへは以前に電話連絡もしていたので、話は早かった。今年の神戸大会で初日の7月6日は雨で流れてしまったが、その分を来年度の日程に回してもらう。その引き継ぎ内容もちゃんとファイリングされていて、違う担当の人だったがそれを見て理解して説明して確認して、申請書を書いた。普通はこれで当たり前だよ。支所の担当者は見習って頂きたい!


 美里支所を出て美里の丘学園の方を見ると四季成り桜がまだ咲いているのが見える。近くへ行くと今は秋の満開状態かな。小さなピンクの花がこの時期にはとっても嬉しく感じる。葉が散って無いけれどもその花だけ一杯元気に咲いている。また来年の春の桜が楽しみだね! 

2019年11月18日月曜日

偶然は必然。しっかり生きよう!

 先週土日は留守でチームの皆さまにはご迷惑をかけました。
先週木曜には積水様との大会経費でやっと調整が終わりました。またリーグの皆さまにも報告させて頂きますね。準備も大会運営も、その後も大変ですが、協力して頂ける企業様のお陰で、子供達の大きな大会が出来るのは感謝しか無いですね。スポーツ少年団本部から助成して頂ける、春季、秋季の大会、そして神戸大会も同様ですが、これからも続けて行ける様に頑張って行きたいと思います。

 金曜から、横浜へ行っていました。もうすぐ8歳に成る愛犬モモ。モモと出会えたのは2012年の冬。息子の闘病が続き探し回った大阪彩都の病院。毎週の様に通い入院もしましたが、治療の合間に立ち寄ったその近くのホームセンターのペットショップのガラスケースにいたモモ。余りに可愛くて可愛くて見とれていましたが、その頃、家にはシェパードのリーがいたので、連れて帰らず。
 2012年2月 ⇒ 198000!
2012年2月。ガラスケースの中のモモ。。

 それから4月に成り、リーちゃんが皆に見送られて旅立ち、庭には誰もいなくなった。。とっても寂しい5月、再び彩都での息子の入院で立ち寄ったそのペットショップ。そこにはロビーを走り回る愛嬌満点のモモがいたんだよ。すぐそのまま抱っこして連れて帰った。

 そのモモが縁で知り合った横浜の彼女は、今では家族同様の付き合い。ヨメとも親子の様に付き合っている。夏休みやお正月、その他の時でも帰省する、と言って家に帰って来て一緒に過ごす。僕の田舎の実家に行く時も有る。難病を抱える彼女は薬も強くてその強い副作用も有る。そんな彼女が市内での引っ越しに成り、とてもその身体では無理。先々週もそうですが、そのお手伝いにヨメもモモ達みんな一緒に行って来ました。

 人は何で?見ず知らずの人に?と言うけどね。モモと出会えたのは全くの偶然。息子の病気が無かったら・・探し回った病院が彩都でなく他だったら・・。でも振り返るとそれは、必然だったと思っている。彼女と出会えたのも、不思議なつながりが有って、モモがいたから今が有る。自分に出来る事はしてあげようと思っている。
 2014年7月 ⇒ 過去と今と未来。。不思議なつながり

 先日のニュースで、あの大震災で行方不明のままだった娘さんの遺骨が見つかり、それを受け取る両親の嬉しそうな顔。。。遺骨と言ってもほんの一部だけ。でもやっと帰って来てくれた。。と何度も頭を下げる。本当に嬉しそうに。泣けてしまうね。

 その様な災害で亡く成る人達。事故や病気で予期もせず亡く成る人達。それがもし家族や大事な人だったら残された人はどれだけ苦しく悔やむだろうか。。あの時こうしていれば・・。他に方法は無かったか・・。それまでの行いは間違っていなかったか・・。そんな事が何年経っても思い返し、悔やみ、考える。尽きない想いはずっと。。
 
2019年11月横浜から山中湖Woof
  だからしっかり生きて行こうと思う。
偶然は必然かも知れない。大事な意味が有るかも知れない。今が有るのは全てはお陰様。自分一人では生きていけない。皆さまにもとても大切な家族。無邪気に頑張る野球小僧達がいる。くれぐれも身体を大切にして下さい。今週末はグランドへ行きます!

2019年11月10日日曜日

ミスは良し。でも腹の底から声を出せ!!

 今朝も空は快晴だ!このところはやっとお天気が安定して来たね。11月に入って寒く成ってくる頃だが、今日も暖かいだろう。

 新人戦開会式会場の住友電装グランドへ。2016年から住友電装津製作所杯として開催してもらっている。今年もこのグランドをベースとする硬式野球の津ボーイズのご父兄の皆さんが出迎えてくれる。グランドではもう参加チームの選手達が沢山アップを始めていた。それらを見ていて、今年はこの時期の新チームの状態としてはどのチームも選手達が揃って来ている、と感じる。今までなら人数ギリギリと言うチームも有っただろう。何チームかは去年の選手達がそのまま残っているチームも多い。レベルの差は多少は有るだろうが、油断したり、ミスをしたらやられる・・来年の津リーグは混戦模様だろうな。

 8時前から開会式が始まった。この様に地元の企業さんが色んな所で子供達の野球をバックアップしてくれる。本当に有り難い話で感謝しか無い。これからも続けて行ける様に僕達もしっかり頑張って行かないとね。

 開会式が終わり、第一試合の栗葉さんの試合も見たかったが、一旦神戸に戻り、9時を回ってからオオタカへ向かった。オオタカでは第一試合の高茶屋さん、戸木さんの選手達がアップしている。どちらも元気に声が出てるね。

 予定通り10時頃から始まった試合。僕は3塁側の土手の上で椅子に座って見ていた。1回裏、高茶屋さんの先頭6番。この子は4年生以前から試合には出ていた様に記憶する。それ程甘くはないコースだと思う。多分インコースだと思うが、バットを追っ付て手首を返したようなバッティング。普通ならファウル成ると思うが、手首が強いんだろうね。その打球がライトを超えて行く。足の速い6番は優々HRと成り先制。そして3回裏にも再びその6番。今度は1塁線を抜くゴロがライト奥まで転がり、これもHRと成り2点目。戸木さんも良く守っていたが、3,4回と得点を重ねられ試合が決まった。

 そして次は新チーム、初めての公式戦。白山さんとの試合が始まる。先発はタイセイ。いつもショートのタイガはセカンド。ショートには4年生のタイラ。これから先の事も考えてのフォーメーションかな。ゲームでは大事な二遊間。これからしっかり練習して覚えて欲しい。

 タイセイは初回先頭をフルカウントまで成ったが、三振で取り楽に成った。2回は1死の後、何でも無いサードゴロだけど、ずっと気に成るリュウノスケの送球。捕球してから立ち上がってしまう。その後も伸び上がって腕を上から回す。だからボールには身体の回転、肩も腰も回転が乗って行かない。バウンドするとボールは滑らず、捕りにくい送球に成る。内野手をやるのなら、何度も言っているが、これは絶対に直して行かないといけない。不安をかすめたその送球は2バウンドでボールの勢いは無く、ダイチは捕れない。
 1死1塁で次は6番。その打球は早くも無いサードゴロ。普通に正面に入って、ワン、ツーと捕球すれば間違いなくファーストアウトは取れる。でもね、声の出ていないリュウノスケ。一つのエラーで頭の切り替えが出来ていなかった。セカンドダブルプレーの意識も有ったのかも知れない。ダッシュはして来たが、多分不安な気持ちのままグラブを左足の前で出したのだろう。打球は入らない。ミスが2つ続いて1,2塁。ミスをした後に一番大事な事はお腹の底から声を出して無心に成って吹っ切る事だよ。それが出来ていたら2つ目のミスは無かったと思う。

 続く7番はピッチャーフライで2死。そして8番の打球はショート寄りの打球。リュウノスケは動いたが捕れない。でも捕れなかったらすぐにベースカバーに入れば良かったが、戻らなかった。レフトのケイタが捕ってサードに投げようとしても誰もいなかった。ショートでもピッチャーでもカバーが出来ていればサードはアウトのタイミングだろうね。この辺りはその様なカバーリングも含めてしっかり練習必要だね。そして9番バッター。小さな子だし次はマークしなければいけない1番バッターだ。タイセイはフルカウントまで成ったが、良く踏ん張って三振に取った。やはりピッチャーで一番大事なのは、こういう時のコントロールだよ。野球に、もし、たら、れば、は無いが、もし四球を出して押し出しで1点を取られて満塁で1番バッターだったらどうなるだろう。守りに入った試合は解らなく成ってしまう。

 打線は1番にタイラ。Bチームでのティーボールでも4年生の野球の試合でも良く見ているので大体の事は解っている。投げる力もバッティングでも力は有る。でもまだ攻守とも荒削りかな、と言う印象だった。でも今日は白山さんの速いボールにも負けず、良くボールのコースも見極めていた。ボール球を振る、と言う事は無かったね。逆らわずサード線への打球がミスを誘い1塁。タイガ四球で1,2塁からWPで2,3塁。シュンスケの打球はセンター前に落ちるポテンで1点。でもこれは捕られる打球だよ。4番ダイチは左中間へ上手く返す。右手のバットコントロールが上手く成ったという印象だ。ケイヤのヒットも続いて打者一巡で、この回5点。

 2回先頭は再びタイラ。今度は上手く左中間へ返すナイスバッティングだ。タイガの内野安打で2,3塁からシュンスケの打球はレフトフライ。タイラはタッチアップからホームへ。この辺りの走塁も良く出来ていた。3回はケイヤのサードフライ、カンタはセンターフライ、ケイタはファーストフライとフライアウト3つ。これはダメだよ。ケイヤは身体が前に大きく流れてしまう。カンタは高目ボール球に手を出すね。ケイタは右手が強いんだろうね。バッティングでは手首の柔らかさがもっと欲しい。外のボールにタイミングが合わなかったり当てに行ったり、の印象が多いので、まずはボールをしっかりみる事。当たるまで見る事。その為には徹底してセンター右狙いも良いと思う。詰まるぐらいのタイミングまで見る事だ。下位打線では無く、早く中軸を打てるバッターに成れ。

 4回はそのケイタが登板。その前の1塁側ネット際での投球練習をベンチから見ていたが、腕の力で投げている。肩は回っては来ているが、腰が回らない。長いイニングはこの前の秋季大会での登板の様にコントロールを続けるのはどうだろう。以前、夏頃にブルペンで練習を見た頃はもう少し良かったと思うんだけどね。蹴り上げた右足の靴底が空を向くように腰を回せ、と言った。タイガなんか良い見本だよ。今は右足が地に着いたままだ。コントロールを狙うなら、ストライクの取れるスピード、フォームを作る事。困った時でもそのボールならストライクが取れると言うぐらいに。一番はそのフォーム作りだよ。腰が回ればもっとスピードは力まなくても乗って来るだろう。

 4回裏には3点を追加し、4回ケイタ、5回ユウセイが登板してゲームと成った。次は2週間開けての24日の準決勝から。相手は高茶屋さん。他のゾーンは栗葉さんと高岡さん。特に高岡さんは先の秋季大会のメンバーから6年生2人しか抜けていないと思うな。しっかり力を着けているね。今日はミスが出たリュウノスケ。でも直す事は自分の意識次第で直ぐに出来るよ。まずはもっともっと声を出して気持ちを前に出す事。今日の教訓をしっかり生かして次にもっといいプレーが出来る様に頑張ろう。

 そして今日、1試合目を3塁側の土手の上で観戦していたらケイタママがバナナを持って来てくれた。そのバナナにはね、One For All All For One と書かれている。。。
皆の気持ち。バナナをありがとう!

 一昔前の2014年の春を思い出した。大事な大事な県大会の予選前。同じようにお母さん達からバナナを貰った。そこには同じようにOne For All All For One と「私を全国に連れてって!!」と書かれていたんだよ。その時のチームはまだまだ発展途上で皆必死だった。けれどチームは一つ、今年のラグビーでは無いけれど「One Team」だった。僕にはとっても、とっても重たいお願いだったけどね。でもあの時、勝率5割のチームが一気に全国まで駆け上がった。みんなの願い、夢が叶った。
 2014年3月 ⇒ 伝えたい事。そして伝わる気持ち
今日も6年生の皆さんはもちろん、Bチームの皆さんも応援に来て頂きました。選手達のお爺ちゃんお婆ちゃんも。チームは一つ。One Team!来週もこれからも宜しくお願いします!

2019年11月9日土曜日

練習では遠慮するな!!

 今日も空は青空一色。素晴らしい秋晴れだ。神戸のグランドでは4年生5人も入って練習している。長いアップもグランドランニングも頑張って着いて行っている。そのランニングでは1周目からタイガとソウマがかなりの勢いで飛ばしている。結局タイガはそのまま走り切った様だが、他の6年生はもうちょっと意識持って頑張って欲しいな。お家でのトレーニング、ランニングなどはやっているのかな。

 櫛形ではお父さん方に下から投げてもらってフリーバッティングをしてるね。ティーボールで飛ばす練習をして来ているので、ヒッチが大きくアッパースイングの子が多い。最初にエイタ。後ろに大きくバットを引く。かつ左脇が大きくひらいて、そこからアッパー気味に振り始めるので、まあこれではベルトより上は難しいだろうなあ、という印象。後ろを小さく、ヘッドが頭の位置より入らないように、詰まるぐらいの意識で。少し良く成ったかな。セイゴウも振れてはいるが力が入ってフィニッシュでは身体が反り返って完全なアッパー。他の子もそうだが、まずミートで強いゴロを転がす事に徹底した方が良いだろう。3年生のリュウノスケも4年生に劣らず飛ばす力が有るが、殆どがアッパースイング。高く上げてもランナーはスタート出来ない。低く強い打球に徹底してくれたらチャンスはもっと広がる。

 1年生達と入団間も無い子達の練習をお父さん方が見てくれている。中々直ぐには言う事も聞かない子達達相手の練習。本当に我慢のいる練習。感謝しか無いね。いつも本当にありがとうございます。

 神戸に戻ると外野の2箇所でのノック。真ん中当たり打って貰って、両方から打球にスタートするが、6年も皆んなが入っているので、勝負するのか、カバーに回るのか、特に下級生達は遠慮している様に感じる子がいる。先日、明治維新での薩摩藩の人事評価で、新しい事に取り組んで成功した者が1番。チャレンジして失敗した者が2番と、このブログでも書いた。練習で言えばチャレンジしないと上達はあり得ない。取れそうな打球でもいつも相手に任せてカバーに走っていては何のチャレンジもしていないのと一緒だ。6年生を押し除けても、オレが取る!と大きな声を出して気持ちを見せるプレー、練習をしてほしい。それが自分の為、チームの為に成る。

 お昼まえの練習終わりの前にベースランニングが有った。背番号順にスタートして行くので、最初はハルト。最近感じていたが、ハルトも速いが、それ以上にソウマやタイガ、シュンスケの方が伸びて来ているな、と感じていた。結果はやはり予想通りだったなあ。バットを振って監督がストップウォッチを押しているので誤差は有るだろうが、タイガ達4人が15秒台。16秒台でもまずまず速い。後半の子達でも18秒台。それ以上の子は居なかったので、チーム全体で見たらそこそこ走れると言う事だね。昔は14秒台の子も記憶に有る。タイガなんかは来年狙えるかもね。

 午後からは久し振りにホームページの更新、と思ったら何故かアップロード出来ない。何度か、何をしてもエラーで出来ない。バックナンバーなどのサーバーの違うサブページは出来る。色々調べるとどうもメインのサーバー容量がパンクかも知れない。。もう10年以上前からのページだからね。

 思い切って全部サーバーのデーターは削除した。それから1ページずつアップロード。出来た~。ホームページもリニューアルしないとなあ…と思いつつホット一息。。津リーグのページも更新した。暫くはこれで良いかな。積水カップ、秋季大会の経費集計もほぼ出来た。これでやっと仕分けも出来た。

 明日はいよいよ新人戦だね。まず初めの新チームの力試し。どんなゲームを見せてくれるだろう。楽しみだ。

2019年11月4日月曜日

チャレンジを忘れるな!

 今朝はまた寒く成った様に感じる。今朝はユウに起こされてしぶしぶ起きた。5時過ぎからのお散歩。空は夜空から青く、そして明るく成って来る。3便目のマーキュリーとのランニング。信号待ちでお日様が東の空から上がって来た。とっても綺麗だったよ。

 今日は5人の4年生達も一緒に練習開始。長いアップの後の恒例のグランド5周ランニングも頑張っている。キャッチボールが始まって、カットプレーの練習。広い神戸のグランドを一杯に使って練習。ずっとこんな光景がこのグランドで続いてほしいなあ、と願う。

 休憩の間に、昨日の秋季大会での決勝戦でのバッテリー。タイガ、タイセイ、そしてシュンスケを呼んで、僕がバックネットで見ていたそのピッチングの印象を伝えたよ。シュンスケのリードも徹底してインコースで、その様にしっかり投げ込んでいた2人の投球も、とても素晴らしかった。欲を言えば高目を攻める時は、特に大きな選手の場合はインコースを攻めなさい。失投と言えるのは1番に左中間HRを打たれたボール。あれだけ真ん中に入ったね。2番に左中間の逆転タイムリーを打たれたのもインコースで追い込みながら最後で少し甘かった。4番に右中間割られたのは外高目のコースが少し中に入った。それ以外は完璧と言っていいぐらいだよ、と。

 今回の秋季大会で5試合を経験して勉強に成る物も有っただろう。これぐらいでおごる事無く、またしっかり練習に励んで欲しい。

 この大会の中でも何度かスクイズのサインが有った。セフティースクイズ、ストライクバントも有ったと思う。僕の経験からでも勝負所のサインで一番緊張するのはスクイズだ。失敗のリスクの確率も高い。下手をすればDPに成る。出来るだけそんなチャレンジはしたくないのでセフティーのストライクスクイズを最初のチームでやり始めた。練習もかなりしたけど、転がせる様に成ったらこんなに楽なサインは無い。ストライクだけバントしてコースに転がせばいい。もちろんランナーのスタートもとっても大事。相手のディフェンスも確認必要。最初は面白い様に決まったが、段々回りも対応が解って来る。しっかり詰めて来る様に成った。そうなるとスクイズしか無く成る。いずれにしてもコースにしっかり転がせる事がベースに成る。

 最近、日経新聞のWebでこんな記事を読んだ。
明治維新頃の薩摩藩の人事評価基準。
1・何かに挑戦し、成功した者
2・何かに挑戦したが、失敗した者
3・自らは挑戦しなかったが、挑戦した人の手助けをした者
4・何もしなかった者
5・何もせず批判だけしている者

 現在では学校や企業も点数制度、それを基準にした評価だろう。多分大手企業や公務員の評価の中でもそういう所が多いのではないかな。わざわざ難しい事にチャレンジして失敗するよりは、4番の様に何もしなかった平均的点数の人の方が評価が高く成るんでは無いかな。点数評価に成ると失敗は大きな減点に成ってしまうからね。
5の人達なんて、何もしないで人の批判や中傷ばかりする野党の人達や朝日新聞を筆頭とするメディアだ。そんな人の話や批判は聞くのもアホらしい。

 何が言いたいかと言うと、野球で言うと、スクイズのサインを出して、もし失敗してもそれはチャレンジした結果だ。無理かも知れないライナーの打球に飛び込んで、打球が抜けてHRと成ってもそれも同じだ。チャレンジしたんだよ。だから失敗しても後悔は少ない。でもやらずにチームが負けたら、それは大きな後悔に成る。薩摩藩の評価基準で言えば2番。良くやったよ。でも次は成功する様に練習して頑張ろう、と励ます。それにはそこまでしっかり練習して来ている基盤が有るからこそチャレンジ出来る。昨日のハルトやソウマ、エイトの素晴らしい守備。チャレンジしたからこそキャッチ出来た。安全プレーで深めでワンバウンドで捕球は誰でも出来る事だ。状況によってはそういう時も有るが面白くもなんとも無い。何もしなかったのと同じだよ。
 何もかもチャレンジして1の様に成功したら、こんな楽な事は無い。でも勝負はそうは簡単には行かない。お互いしっかり練習して来てそうさせまいとする。そのしのぎ合いだ。
 強いチームを作るのも1人でいくら頑張ってもそれは中々難しい。失敗しても勝てなくても、応援して協力してくれる人達がいてこそだ。チームの中でもチームメイトを励ます仲間達。失敗した選手を励ます選手達。その選手の為に頑張ってやろうと思うチームメイト。ピッチャーが頑張っているから、しっかり守ってやろう、このチャンスで打ってやろうと気持ちを込めてプレーする。この辺りが3番に成るのかな。これこそが「ONE FOR ALL ALL FOR ONE」だと僕は思う。失敗を恐れずチャレンジしてフォローし合えるチーム。チームはそう有って欲しい。

 櫛形では今日は監督は仕事でお父さん方が練習をしてくれていた。新しく入ってくれたレオンとフウタも練習していた。みんな頑張って欲しいね。もっと仲間も増えて欲しい。

 午後からの練習。サーキット組、ベーラン組、フリーバッティング組、ティー組に分かれて練習している。そんな中でティーをしていたシュンスケ。後ろから見ていたが、お尻の位置が動かない。上手くヒザを送る様に使っている。下半身の肉も着いて来た様に思う。バッティングであの打球が打てるのもインコースに強いのもうなずけるね。

 今週末10日はいよいよ新人戦。まず最初の力試し。チームとしての練習はまだまだ出来ていないが、全てはこれからだ。春に向かってしっかり目標を持って頑張って行こう。

2019年11月3日日曜日

秋季大会は準優勝。次はもっと頑張れ!

 秋季大会2日目。まだ暗い早朝、空には星が沢山見えたよ。もっとゆっくり眠りたいがこんな時間も貴重なんだ。西の北寄りの空には冬の大三角形、オリオン座もはっきり見える。今日もお天気は大丈夫だ。

 今日は大会の閉会式の準備も有る。同時にその後でリーグ戦の表彰式も行う。そんな準備も出来る所までして、そして今日は国民の休日、文化の日だからね。玄関に日の丸を掲げて出かけた。

 準々決勝の神戸の会場は美里グランド。もう早くから皆さんが準備を済ませてくれていて8時頃には昨日にお願いした審判の方も来てくれている。高岡さんももう準備は良い様だ。予定より早く30分には試合が始まった。

 先発したタイガ。コントロールは良くは成って来ていると思う。力を着けて来た高岡さんの打線。その初回、左バッターの三塁線の強い打球。ユウタははじき1塁。2番は三振に取ったが、3番にはDB。4番の打球は打ち取ったライトフライだろう。でもね、センターのユウトは打球を見て、次にライトを見るんだよ。何でそのまま落下点一直線に走らないんだろう。その時点でもう捕れないね。こんな場面は良く見る。打球よりも相手を見る。それは違うよ。ハヤトは落下点に入っていたが、グラブに当てて落とす。2塁ランナーすら捕られると思ってスタートしていない。。センターもライトもどちらも捕れる打球だよ。そして1死満塁中間守備から5番の打球は深く守っていたセンターの前に落ち1点先制される。ここは仕方ないだろうが、悔やむのはその前のプレーだ。尚1死満塁から6番。ここがこの試合の一つの分岐点だろうね。エンドランがかかったバッターは外寄りの高目を当ててセカンド小フライ。ソウマが捕って1塁へ送りDP。ラッキーと言うか大きなプレーだった。

 その裏、簡単に2死から3番ハルトが出て盗塁。ユウトがレフトへ返し、同点。続くコウヤの打球はライトの出したグラブをかすめるHRと成りこの回3点。本来なら捕られた打球かも知れないがいい当たりだった。

 4回表、4番の打球はショート三遊間寄りの強いライナーの打球。このところ一歩のスタートがいい小さなエイト。一瞬で飛び出しこれをナイスキャッチ。この打球が抜けていたら間違いなく左中間を抜けてHRに成る。大きなプレーだった。そしてその裏、1死からハヤトが出て、ソウマはバント失敗の後、レフト前へ叩き、ハルトもレフトへ叩いて1死満塁でユウト。打球はセカンドへの当たり損ないの打球で、普通なら帰れると思ったが、これが帰れない。スタート、思い切りが悪い。ホームはアウトで、更に次のソウマもサードを大きくオーバーランしている。キャッチはすぐにサードへ投げたので、ソウマはホームへスタートを切れた。サードからの返球が悪送球と成り1点が入る。投げずに追い込まれていたら多分アウトだね。本来ならこれは2人とも走塁ミスだよ。その後、WPが有り2点目が入った。

 5回からはケイタに交代。力の有るボールで5,6回と3者凡退。6回裏にはタイガがレフト前で出て、盗塁の後、ハヤトはピッチャー前に緩いバント。ピッチャーがファーストへ投げる頃、タイガは3塁を回りプレーを一旦確認して一気にホームへ。大きな追加点の1点が入った。

 ケイタは7回表、先頭にセンターへ落とされ、続く7番にストレートの四球を出す。エイトに代わったが、エイトもアップ不足だったね。ストライクは入らず連続四球で無死満塁。ここでアップを始めていたタイセイに代わった。タイセイは内野フライで1死の後、中間守備でのセカンド横への強い打球。シュンスケは良く捕ったが、いい送球だったらホームは充分アウトだったね。送球ミスで1人が帰り尚1死満塁。それでもタイセイは後続を抑えて勝ち、準決勝へ進んだ。でもここまで5年生ピッチャーが頑張っているからね。そろそろ6年生も頑張って欲しい。

 僕は次の試合の間に櫛形へ。今日はてい水さんの4年生以下が練習試合に来てくれている。櫛形小学校はエアコン設置工事などで駐車場が狭く成っていて、すぐ下の発達支援センターのつうぽっぽさんの駐車場も借りれる様に申請も出して許可も頂いている。丁度1試合目が終わった頃で次の試合の準備を進めていた。てい水さんも下のチームからしっかり作って来ている。野球のゲームで言えば、肝心な所で得点出来るか、しっかり守れるか、そういう所が今の課題だろう。

 美里グランドに戻ると勝ち上がって来た紀宝さんとの試合がもう始まる所だった。先発は6年生のコウヤ。一時は投げれない時も有ったが、春からは左のキャッチもそしてピッチャーやファーストも良く頑張ってくれている。最近は投球フォームも安定してコントロールもスピードも良く成って来た。後半、球数も増えて来ていたが、前半よりもスピードも増して来ていたように感じた。投げ込んでフォームが固まって来たら、まだまだもっとスピードは伸びると思う。

 コウヤは7回を投げて四球は9番の背番号8の女の子への2つだけ。この子はフルスイングで何度もファウルで粘る。最後は根負けして外れてしまう。コウヤに取って一番投げにくかったのでは無いかな。この試合、バックも良く守っていた。6回先頭1番のレフトへの大きな当たり。ハルトが背走して後ろへ飛んで捕球したよ!チームを勢い着けるナイスプレーだった。7回もランナーをおいて打球はセンター前の飛球。僕はこれは落ちる、と思ったらセカンドのソウマがジャンプして捕って、DP。これも大きなプレーだった。

 初回からもう1本が出なかった打線。3回に1死からハヤトが出てソウマが左中間をライナーで抜くHRで2点先制。3回表には4番にセンター越えHRで1点返されたが、5回裏、2死からハルトが3塁線上に近いナイスバントで1塁。4番ユウトはライト線をライナーで破るHRで2点追加。ピッチャーが代わって、5番コウヤがライト前で出て、エイトのセンター前のポテンヒットでこの回3点目。6回には先頭タイガがエラーで出てハヤトが送り1死3塁からソウマがスクイズを決めて大きな1点が入って試合を決めた。

 まだまだ走塁も守備でももっと欲を出して欲しいと思うが、この試合は6年生が良く頑張ってくれた試合。決勝へ進めた事も嬉しいが、その事が嬉しかった。この後は一足早く安濃球場へ移動して、栗葉さんの皆さんと表彰式の準備。表彰式のアナウンスもお願いした。

 予定より早くチームも安濃球場へ入り、審判の方々も揃って13時35分には試合が始まった。先発したタイガ。相手は県大会でも優勝しているAMさん。甘い低目を持って行かれるのは解っているだろう。僕はバックネット裏で見ていたが、2回までは完璧な投球だった。先の試合で4イニングは投げているので、この試合は3回までだ。インコースを徹底して攻めて、その様にボールも来ていた。シュンスケのリードも僕が見ていても大体納得できる内容。ただ高目を呼ぶ時は、アウトコースよりももう少しインコースの方がいい。内野のミスも有ったが2回まで、あのAMさんを無失点。

 打線は初回に2死からハルトは四球。ユウトも四球でWPで2,3塁と成り5番コウヤ。コウヤの打球は当たり損ないの1,2塁間のゴロ。ファーストが出て捕ったが、カバーが遅れてセーフ。この間に2人が帰り、ラッキーな2点を先制した。

 3回表、徹底してインコースを攻めていたタイガ。一番マークの1番バッター。シュンスケはインコースを構えていたが、この1球は真ん中へ入った。打球は左中間を軽々と超えて行き、HRで1点差。1死の後、3番にはこれも外の甘いコースを右中間を割られ3塁打。この後、ワンバウンド投球が抜けて同点に成る。でもここまで2点なら上出来だと思うね。この2球は真ん中付近に入ってしまったが、それ以外はインコース中心に良く決まっていた。コントロールもこの大会でかなり修正出来たのではないかな。

 同点に成ったその裏、ハルトが内野安打で出てユウトは四球。無死1,2塁からコウヤが送り1死2,3塁と成ってシュンスケ。セフティーを狙っていた様だが、最後はセンターへの犠牲フライ。ハルトは帰ったが、センターからのボールをカットしたファーストがセカンドから大きく飛び出していたランナーを追い込みアウト。これもね、難しいかも解らないが、最初から一気にセカンドからタッチアップするか、セフティーリードで止めて、ホームへ送球されてからスタートするかだ。まあ、それよりもAMさんのこういう時のカットプレーの練習がしっかり出来ているんだろうな、と感じた。

 それでも何とか1点は取れた。4回からはタイセイに交代。タイガは3回までで今日は7イニングだからね。コウヤも7イニング投げているし、今のチーム状況ではこれがベストだろう。タイセイはインコース中心に攻めて簡単に2死を取りながら9番にはライトフライ。完全に打ち取った当たりだったが、グラブの先に当てて落球。この後嫌な1番。ここもインコースで攻めてファーストフライで抑えた。

 5回表、2番3番とここも押し込んで内外野フライで2死。4番バッターにはこれもライトフライだろう。高岡さんとの試合でも有った同じような飛球。センターでも充分捕れると思う。それがまたライトは捕れない。こんなミスはもうダメだよ。本当はセンターがもっと中心に引っ張って欲しい。この後の5番は四球でこれは正解で6番との勝負。ここも徹底してインコースをシュンスケは攻めていた。ファウルで何球か粘られて少し甘く成ったコース、打球はレフト頭上へ。少し深めだったハルトはそこから一気に背走し、これをキャッチ。これもチームを盛り上げるナイスプレーだった。

 続く6回。ここも2死を簡単に取ってから9番のライト前の上がった打球。ライトに入ったケイタは深めの守備だったので、ワンバウンドに成ってしまったが、これはまだ仕方無い。覚えて欲しいのは9番バッターだったら、どの様なポジショニングをするかだ。4回にもこのバッターはライトへのフライ、そのエラーだったからね。そして1番。今まで徹底してインコースで抑えていた1番。外野は深くまでシフトしている。そんなに下がらなくても、と思ったが、ここもタイセイは良く攻めて高く上がったセンター前へのフライ。普通ならセンターフライだが、深いセンターはとても届かない。2死2,3塁で2番バッター。この時は逆に外野はバックホーム体制で前に来ていた。特にレフトのハルトは近かった。タイセイもここは一つ甘いコースだったかな。打球は左中間に上がりハルトは追いつけない。定位置より少し深めなら難なく捕れただろう。これで逆転されてしまったが、アウトに出来る打球を出来ずにランナーを出してしまった。課題はそういう所だ。タイセイが打たれたのは2番バッターだけだからね。

 続く7回表にも大人の様な4番バッター。インコースを攻めて追い込みながら外寄りの甘い高さのコース。逆らわず打球は右中間を抜けて3塁打。この後犠牲フライで1点を追加され2点差と成った。僕が見ている限り、タイガ、タイセイの甘く成ったボールは1番、2番、4番に打たれた長打だけだ。後は徹底して攻めて今の5年生のスピードでしっかり抑えていた。後はディフェンスの問題だよね。

 甘いコースは見逃さず長打にするAMさんに比べて、神戸の子達はストライクの初球や2球目の真ん中のストライクでも見送る。チームの指示も有るし、それは仕方無いが、ヒットに出来るコースのボールを打っていない子が多い。特に中軸バッターがそうだ。大体ボール球を最後に振っている。4回以降、タイセイが上手くおっつけた右中間やタイガのライト前しかヒットは無い。6年生も、引っ張るだけではチャンスは作れない。もうちょっと頑張ろう。

 まあ、それでも今のチーム状況でここまで良く頑張ったと思う。バッテリーはタイガ、タイセイ、シュンスケと5年生中心でコウヤもピッチ、キャッチと両方頑張ってくれた。まだまだ甘いけれど走塁も少しは良く成った。ハルトやソウマやエイトのファインプレーも有った。準決勝では6年生が投打とも頑張ってくれた。僕としてもとっても嬉しい内容だよ。でももっと欲を出して欲しい。身体付きでは大人と子供ぐらいの差が有るAMさんとここまで試合は出来たが、外野のミスや走塁ミスが無かったらどうだっただろう。積極的にストライクを振って行ったらどうだっただろう。まだまだやる事は沢山あるよ。

 この後は急いで表彰式の準備。準決勝で敗れた紀宝さんもてい水さんも残って観戦してくれていた。みんなにマウンド付近に並んでもらって表彰式。思い出すと昨年も準優勝、2016年も準優勝。その前にも準優勝は2回ぐらい有る。でも優勝はまだだ。いつかは優勝して欲しいな。
 2018年11月 ⇒ 良く頑張った準優勝
 2016年11月 ⇒ 秋季大会は課題多き準優勝
優勝したAMドリームズさん。おめでとう!

準優勝。もっと頑張れ!

 いつもの様に優秀選手なども選出してもらって個人賞も表彰する。神戸の表彰はハルトとソウマ。準決勝での投打の活躍、僕もチームを救った守備には大いに褒めてあげたい。
大会での優秀選手賞の表彰。みんな良く頑張った。

準優勝おめでとう。でももっともっと頑張れ!

 秋季大会の表彰も終わり、中川会長に挨拶して頂いて最後は閉会の挨拶をさせてもらって今年の大会が終わった。やっと津のメインの大会が全部終わった。ホッと一息。毎年、本当にここまで大変だけども、今は本当にリーグの皆さんのサポートが本当に有り難い。年に春季大会からプラスワン神戸大会、積水カップ、そして秋季大会まで。各予選やリーグ戦を入れながら、ここまで出来るのは本当に皆さんのお陰だ。

 その後は予定通り2019年度のリーグ戦の表彰式。神戸は何とか3位。来年はもっと頑張れ!
リーグ戦優勝の栗葉さん。

リーグ戦3位の神戸。もっと頑張れ!

 そして今年も個人表彰を沢山行った。それぞれの賞状も表彰盾にも全部名前を入れて有る。準備も大変だけどね、選手達の励みに成ってくれたら、本当に有り難い。
リーグ戦敢闘賞の表彰。それぞれの監督からおめでとう!

リーグ戦優秀賞の表彰。みんなおめでとう!

 そして最優秀選手。栗葉のキャッチ片山くん。県大会でも彼のリードは素晴らしかった。大きくもない身体で良く動き声を出してチームを引っ張っていた。栗葉さんのピッチャーも良かったが、何よりそれを引き出すキャッチだろうね。本当におめでとう。
津リーグの最優秀選手の表彰。片山くんおめでとう!

 さあ、これで2019年津リーグのイベントはほぼ終わり。そして来週からは住友杯新人戦が始まる。今年最後の大会もお天気に恵まれ、素晴らしい試合が続き、無事に終える事が出来ました。津リーグの皆さん、参加頂いた各チームの皆さん、そして子供達を万全のサポートをして頂いたチームの皆さん。本当に有り難うございました。明日からまた練習、よろしくお願いします!

2019年11月2日土曜日

快晴の秋季大会!沢山の皆さんのご協力ありがとうございました。

 今週末のお天気予報はやっと晴れ。今年の大会はずっと雨に振り回されたが、今回の秋季大会は大丈夫そうだ。早朝のお散歩。晴れ予報だけど星は見えなかった。霧か、かすんでいるのかな。でも早朝から霧が出る時は大体晴れるんだよね。2便目のお散歩、東の空は赤く空を照らして来た。今日は晴天だ!

 色々準備をして7時10分前には安濃球場に着いたが、すでに駐車場案内もしてくれていたし、受付準備も出来ていた。リーグの皆さん、本当に有り難うございます。大会要綱や急遽エントリー変更の案内など、説明をして準備をして頂いた。そしてもうすぐに招待チームの皆さんも集まって来る。受付は担当の方々にお任せして球場内の準備。今回も球場担当のチームにアナウンスをお願いする。今週半ばには市長のご出席も決定し、エントリー変更や祝電の紹介など、お母さん方と原稿の打ち合わせ。神戸のお父さん方が担当の国旗掲揚のリハーサルも万全。そうこうしている内にグランド準備はもう全部出来ていた。
もっと元気な声で!!

 エントリー変更でのチームの整列順序もしっかりとしてくれていた。入場行進での各要所での配置も終わり、市長が来られて8時頃には開会式がスタート。先導に続いて前年度優勝の尾鷲さんから行進して来る。参加33チーム、みんな元気に行進!中でも一番元気に聞こえたのは桃園さんだったかな。IKUSEIさんも元気だった。開会式はみんなの大きな挨拶の場だからね。堂々と大きな声で行進しよう!
元気な桃園さん。


 国旗掲揚はとっても大事なセレモニー。日本人で有り、この国で、この様に子供達と野球が出来る時間を僕達も共有出来る。そのお陰はこの地、国に有る。国を思い感謝する事は当たり前の事だ。掲揚は日の丸しか出来なかったが、出来ればスポーツ少年団旗、これは三重県のスポーツ少年団旗が有って、優勝旗の様な旗なんだよ。スポーツ少年団の県大会で優勝して全国大会へ行くときにそれを持って行く。まあ、これは無理だけど、津リーグの旗を作っても良いなあ、とは感じた。

 市長の挨拶の中では、僕は急遽放送室に入っていたので、全部は聞き取れなかったが、神戸の子達のティーボール全国優勝2連覇も紹介してくれていた様だ。2009年頃から始めた、この様な大きな秋季大会。その時から前葉市長は毎年の様に出席してくれていて、良く話や要望を聞いてくれる。時間はかかるが、当初はひどかったこの安濃球場の雨漏りも一度は直してくれた。それからまた今も漏っては来ているけどね。
素晴らしい選手宣誓!

 栗葉キャプテンの選手宣誓も素晴らしかった!始めてで・・・・と引いていたお母さん方のアナウンスも完璧だった。開会式も無事にほぼ予定通りに終了。本当に皆さんのお陰。ありがとうございました。

 開会式が終わり、試合会場の芸濃球場へ。グランドの先行仮予約は例年、12月頃までには行う。本予約はスポーツ少年団本部が行ってもらうが、今回は気を利かせてくれたのか、安濃球場の7時開場の依頼に合わせて、他会場も7時や8時に合わせてくれた。本来なら9時しか開けません、とか8時半からです、とかお役人仕事そのままで聞いてくれないんだけどね。これなら大会開催も2日目の会場準備も楽に成る。それで芸濃は7時。それに合わせて早めに準備をしてくれたいる。子供達もキャッチボールを始めている。先発予定のタイガがアップしている。フォームもコントロールに少し苦労していた時よりはまとまって来たかな。後は上体が、頭が、前に流れない事だろう。上下のコントロールが乱れるのは大体その辺だと思う。少ししてアップを始めたタイセイ。フォームが安定している分、コントロールも大体まとまっているね。真ん中でも低目一杯ぐらいのボールがいい。

 1回表、タイガの立ち上がり。やはり上下、外のコントロールに苦労している様だね。ボールは多いがそれでも3人で終えた。3回先頭に振り逃げでランナーを出したが牽制で刺し、その後四球を出したが後続は抑えた。4回は1死からセンター前に2本目のヒットを打たれたが後半は危なげのないピッチング。見ている限りフォームの乱れは少なかった様に思う。頭を突っ込まず、左腕で胸を張る様に、頭を軸に回しそこに右肩が着いて回って来る、そんな感じでいい。

 打線は3回の5年生のシュンスケのレフト越えHRだね。これで試合を決めてくれた。インコース高目のボールだろう。シュンスケ独特の軸で回るスイング。けれどもそれまでは消化不良の攻撃。初回にミスで出た無死2,3塁から三番のスクイズ失敗。4番のセカンドゴロで1点先制出来ただけ。点を取りに行って、それがまだ出来ていない。2回も無死2塁から7番はバント失敗の小フライ。WPで1点はもらったが、それだけ。エイトの左中間2塁打の後のタイガの送りバントは完璧だっただけに、それまでのサインプレーをしっかり決めていたら…と思う攻撃だった。

 3回、ハルトがレフト前、ソウマもセンターへ返し無死2,3塁。4番三振。まだ高目、低目のボール球の見極めが出来てないよ。そしてコウヤ。長打を期待したが、セカンドゴロ。それ程全身守備もしていない。ほぼ1,2塁間のライン上だよ。それなのにハルトは打球を見ている。セカンドがファンブルしたのを見てスタートした様だった。同じくセカンドランナーのソウマもそれを見ていてスタートしていなかった。ハルトに合わせてスタートする。何でだろう。。。2次リードをして前進守備でも無いセカンドのゴロで一気にスタート出来ていない。こんな甘さがとても気に成る。以前にも皆に言ったが、この様な状況の中で頭の整理が出来ているだろうか。肝心な所で点が取れないのはそういう所だと思う。1点は入ったが、その甘さが気に成る走塁。それを払拭してくれたのが、次のシュンスケ。完璧な打球のレフト越えHR。それからユウタのセンター前、エイトの左中間、タイガのサード内野安打も続き、この回6点。4回裏にもハルトのセンター前、2四球が続いて1死満塁から、またシュンスケがレフト前タイムリーで1点追加。タイガも後半は安定して来て試合を締めた。下位打線の活躍が目立った試合だった。

 次に試合が始まる前に、僕は美里グランドへ。久しくこのグランドは1年近くは使っていない。明日の会場予定もしているのでまずグランド状況を確認したかった。それにこの美里の中学校の下の土手には四季成り桜が有るんだよ。グランドでは有馬さんと員弁ビッキーズさんとの試合が始まっていた。良いゲームに成るだろうね。
美里グランド周辺の四季成り桜。本当に咲いている。
その後は櫛形へ寄る。丁度お昼頃、皆がお弁当を食べている。今日から3年生のレオンも練習に来てくれている。他にも入団は有りそうだし、これからも楽しみだね。この後は急遽エントリー変更などに協力頂いたチームの北部グランドの試合会場へ。エントリーキャンセルが今週月曜だった。3チームでのリーグ戦や5チーム枠の安濃球場のチームを移動させるかも考えたが、皆さんそれぞれに準備もしているだろう。一番いいのはそこに代わるチームがエントリーしてくれたら一番いい。そんな段取りも進めて無理を聞いて頂いたチームの皆さん、本当に有り難うございました。北部グランドでは高茶屋さんが勝ち残り、松尾さんとの対戦に成りそうだ。頑張って欲しいね。

 それから芸濃へ戻るともう13時過ぎ。2試合目が終わって3試合目の準備に入っている。青山さんとの試合予定は2時過ぎの予定だったが、すでにベンチで皆がスタンバイしている。そのまま2時まで待たずに13時半頃には試合がスタートした。

 1回表。ハルトが1死からDBで出たが、2塁盗塁アウト。ハルトはスタートで立ち上がって右に回って行きスタートする。ここでワンテンポ遅れる。足は速いけど一瞬のスタートは立ち上がってしまう分、遅れるね。これはバッターでのバントでのスタートでも同じだ。その足をもっと生かすなら、そういう事もしっかり意識して練習しよう。2死からソウマが四球で出て4番ユウトの引っ張った打球はファーストのグラブをかすめてライト線へ2塁打と成り1点先制。が、2、3回、ランナーを出してもフライ、内野ゴロで抑えられている。

 先発したタイセイ。今はチームの中でコントロールも一番安定している。1回外野エラーで1死2塁、そして3回は先頭四球、続くバント守備の自らのミスから無死2,3塁のピンチに成ったが、落ち着いて良く後続を抑えた。この後も危なげのないピッチングを続けてくれたが、欲を言うならピッチャーとしてのフィルディングもしっかり練習して欲しいね。

 3回表、ピッチャーが代わり先頭コウヤが四球。ボーク、WPで1死3塁からユウタのスクイズで1点。ユウタも送球エラーで2塁まで行き、続くタイセイはセンター前へ。タイセイはセンターゴロには成ったがユウタが帰って2点目。この後、四球で出たエイトの走塁も、キャッチのちょっとしたファンブルで先の塁を取る走塁も見えた。6回にはシュンスケが出てWPなどで3塁まで行く。こういう走塁がチャンスを大きく広げる。ユウタのセンター前で1点。タイセイ四球の後、エイトのセンターゴロで1点。ハヤトのセンター前で1点。ハヤトもWPでホームへ入りこの回4点目が入って試合を決めた。大した当たりは無かったけれど、2塁、3塁へランナーが積極的に進めたのが得点につながった。やっぱり本当に走塁で試合は動いてしまう。普通はあのキャッチの肩なら今までならスタートすら切らないのではないかな。

 6回裏は初めて6年生が登板。コウヤは1イニングだけだったが、明日に向けての調整でもいい。2死からセカンド当たり損ないのゴロ。セカンドはベース寄りに走ったが、打球は抜ける。が、ショートのエイトがカバーしてファーストへ投げる。もちろん間に合わないが、良くここまでカバー出来る様に成った。構えも低くタイミングを合わせている。ミスの多いサードも見習って欲しい。

 何とか2試合目も勝ち明日につなげる事が出来た。5年生のタイガ、そしてタイセイがしっかりゲームを作り勝ちにつなげてくれた。今年は夏以降の大会で余り勝ち上がれていないからね。明日も少しでもいい試合が出来る様に頑張って欲しい。6年生ももっと頑張って欲しい。

 他のゾーンでは栗葉さん、AMさん、てい水さん、そして高茶屋さんが上がって来ている。そして高岡さんも1試合目はコールドで勝ち、2試合目もあの有馬さんに勝って上がって来ている。春先からしっかり練習して強く成って来たんだろう。明日はその高岡さんとの準々決勝からだ。

 そして今夜は明日の敗者同士の交流戦の組合わせや、本戦のグランド担当や審判対応を決めないといけない。ただ今回は津のチームが勝ち上がって来てくれているので、会場担当を調整するのは比較的楽だ。後は審判対応や交流戦でのチーム、グランドなどを、調整すればいい。そんな事を考えながら帰り、準備もして6時過ぎからの監督さんらとの打ち合わせ。各チームの皆さんもしっかり協力して頂き、お陰さんで7時過ぎには終わった。明日も各チームの皆さん、よろしくお願いします。神戸の皆さんも今日一日開会式からグランド対応ありがとうございました。明日もいい試合が出来る様に、よろしくお願いします。