2016年11月5日土曜日

秋季大会は課題多き準優勝

 今朝ののモモ達とのお散歩。まだ外は暗く星がとっても綺麗だった。昨日もそうだったがこのところでは、久し振りに見る星空の様な気がする。今日もいいお天気に成るだろう。

 今日は秋季大会の2日目。大会の閉会式後は優勝したリーグ戦の表彰式も行う予定だし、出来る事なら決勝戦まで勝ち進んで欲しい。そう思っていた。結果から言うとヒロトがねん挫で出れない状態で良く準優勝までこれたかな、という印象だ。
 
 決勝戦後の閉会式もほぼ時間通りに終える事が出来た。チーム表彰も嬉しいだろうけど個人表彰はもっと嬉しいだろうなあ。今回は優勝チームに最優秀と優秀2名、準優勝に優秀2名、3位に優秀1名としたが、神戸で言うと昨日も今日も先発で頑張ったカツミと特に今日はチャンスメーカーに成って貴重な得点を上げ、セカンドの広い守備で何度もチームを救ったマサト。ヒット1本以上の守備だと思うね。
秋季大会とリーグ戦の表彰を終えて。

 リーグ戦の表彰では優勝だし、最優秀、優秀、敢闘賞2名と個人賞は4名枠もらえる。神戸での最優秀選手は迷わずハヤト。何より5年生の時からずっとキャッチで頑張ってくれている。他の子は怪我などでフルシーズンでは無い。他の子も頑張っているが、特に今年で言えばハヤトのディフェンスが一番大きな力だと思っている。
 そして優秀選手はカツミ。一番の怒られ役で良く我慢して頑張ってくれた。手を骨折して労金予選も出れなかったけど、投げれる様に成ってからはピッチャーの中心に成ってくれた。伊賀大会の決勝でも良く投げた。毎日のトレーニングもその効果が出て来ているのが解る。もっと頑張って欲しい。
 そしてソウイチロウとヒロト。二人にはもっと頑張って欲しい期待も込めて敢闘賞。まだまだ甘いところが一杯有る。もっと上を目指して努力して欲しい。

 そしてね、5年生の時はまだまだ非力だったコウセイとハルキ。この二人が春から一気に力を着けて来た。労金や秋のマクドの予選でも二人の活躍が大きなポイントだった。だから二人には僕から監督賞。諦めずに頑張って来たから今が有る。これからも目標を持って頑張って欲しい。

 そして参加頂いた各チームの皆さん、本当にありがとうございました。またいつもながら沢山の協力を頂いている津リーグの皆さん。今日も秋季大会の閉会式からリーグ戦の表彰式までしっかりフォローして頂きました。これからもよろしくお願いします。津リーグをもっと盛り上げて行きましょう!二日間、本当にありがとうございました。
 また閉会式のアナウンスまでして頂いたカツミママ、沢山の応援を頂いた神戸の皆さんもありがとうございました。

 今日の第一試合は8時40分スタート。安濃球場は今日は8時オープンなので神戸で7時に集合してアップしてから出発した。10分前ぐらいには着いたが、球場はもう開場されていたね。
グランドのコート準備をしながら子供達はキャッチボール。今日の対戦相手は高岡さん。チーム諸事情が有ってリーグ戦には参加出来なかったがそれなりにチームは作って来ているだろう、と想像出来た。

 今日のバッテリーは6年生だったが内外野は5、4年生かな。それでもディフェンスはしっかりしている。ミスが出るようには思えない。
打線は2回まで三者凡退。何でもないフライアウトが多い。3回にマサトの打球がライト前に落ちる。この時、高岡さんのセカンドとライトが交錯した。ボールが流れてマサトは3塁へ。この時思ったのは神戸の子に足らないのはここまでボールを追う姿勢だなと。神戸の子ならお見合いするかどちらかか、又は両方引くだろう。高岡さんは他にもこんなプレーが有ったなあ。僕から見たら必死でボールを追っているように見える。皆がボールに反応し必死で動く。これが基本だと思うよ。

 無死3塁でハルキには1塁線にセフティー。完璧に決めてくれてやっと1点先制。
5回にはまたマサトが今度は右中間を抜いて3塁打。今度はハルキもバント失敗、コウセイも失敗したが、追い込まれてからコウセイがレフト前へ大きなタイムリーの2点目。これが本当に貴重だったね。

 先発したカツミは上位打線に3安打や4四死球で昨日よりはボールも多かったが7回まで良く踏ん張ってくれた。特に下位打線を出さなかったのが大きな勝因だろう。
1回は先頭に四球からハヤトが2塁で刺殺。それ以外は先頭を出さず5回まで安定していた。

 ところが6回2死2塁から4番の打球はセンターへ。何でもないセンターフライだと思ったがセンターはリュウガ。捕球には目を離すクセが中々直らない。顔の高さの飛球をグラブから弾いて落とし1点差に成る。そして四球を出し2死2,3塁に成ったが何とか後続を踏ん張ってくれた。
 
 2試合目の準決勝はホープさん。
先行の1回にハルトの四球から1死3塁でハヤトにセフティー。ハヤトはしっかり決めてくれたが全力でファーストへ走らない。確かにバントは決めてくれて相手のFCを誘って1点は入ったが全力で走るのが当たり前だよ!野球はそんなに甘くない。その後チャンスも広がったが1,3塁と成ってマナヤには盗塁のサインだがスタートしない。その間にカツミは2ストライクに成ってしまう。全くタイミングが合っていなかったカツミだが、バントなら出来るハズだ。でも2ストライクからは出来ない。追加点を取れなかった、これも走塁のミス。集中出来てないよ。

 先発したマナヤはストライクが入らない。投球練習でも今まではやらなかったのにサイドから投げたりしている。左足も開く。
ライトへのヒット。サードのエラー。そして3四球。アッと言う間に2点入り逆転された。2点で終って良かったというべきだろう。
 
 マナヤのフォームは再チェック必要だね。良い時のスピードにもまだ及ばない。けれども2回に相手のピッチャーも乱れて2回に2点入り逆転してくれてから、スピードは無いが少し落ち着いて来た。2回以降は何とか1安打で抑えてくれたね。

 4回にやっと出たマナヤとカツミの連続長打などで3点を入れ、やっと試合を決めてくれた。
そんな中でも本当に残念なプレーが有る。先頭で四球をもらいながら左ピッチャーの何でもない牽制に、立ったまま戻り簡単にアウトに成る。そんな練習は一つもしていないよ。一生懸命やったプレー、エラーや走塁アウトは仕方ない。その姿勢を褒めるべきだろう。でもこれは一番恥ずかしいプレーだ。
 
 そしていよいよ決勝戦に成った。対戦相手は志摩さん。
ピッチャーはヒロトは昨日の盗塁でのねん挫で試合にも出れない。もうハヤトしかいなかった。
ハヤトはまだコントロールも安定しないし不安は有るだろうが、また気持を切らず何とか粘って欲しい。
 その初回、先頭にレフト前にヒット。盗塁の後、続く3塁線バントはハヤトならアウトに出来ると思っていたが、それが中途半端なファーストへの送球。そしてレフトへのヒットの後、2四死球。満塁に成ってレフト越えの3塁打を打たれて初回に痛い5点が入ってしまった。

 3回にも長打を含む4安打と四球などで3点が入る。ハヤトは制球が定まらず速いボールを投げれなかったね。特に手投げになり低目に外れるボールがかなり多かった。
6回には長打も打たれ4点。ストライクを取りに行くボールを志摩さんには上手くミートされている。春先に少し投げて以来、投げていないんだから仕方ないが速いボールも投げて欲しかったね。そのボールは神戸の誰よりも速いよ。

 打線は1回にハヤトのヒットから盗塁。そのボールが抜ける間にハヤトは3塁を回ったがそこでボールを見ていたね。あれが無ければホームもセーフだろう。これも走塁の甘さかな。
3回に無死1,2塁からハルトがレフト線を抜き、これがHRに成って3点。
 そしてソウイチロウは四球で出たが左ピッチャーのモーションに全く2時リードさえスタートが切れない。解らなかったら、足を見て前に出てからスタートしてもいいんだよ。それでも1塁は立って戻る。そんな練習はしていないよ!そしてハヤトがレフト前にヒットを打ってセカンドでフォースアウトに成ってしまう。これも本当に残念な走塁だがスタート切れないなら仕方なし。覚えて練習するしかない。けれど、ああヒットだと思って走っていないか?牽制では頭から戻れ!当たり前だよこれは。

 そんな甘さが守備でも見える。ピッチャーがボールを捕って投げようとしているのに構えていないファースト。外野のスタートも悪い。内野やキャッチのファウルフライにも動け!と言っているがそうは見えない。間を抜かれたり頭を越されたら仕方ない。けどセンターゴロアウトも取れない。もっともっと練習しないといけないし、メンタルな面でももっと集中して強く成って欲しいと願う。

 大味な展開とミスが目立つ決勝戦で申し訳なかったけれど、明日は新人戦も有る。5年生の登板も考えたがもう無理はしなかった。自分達の足らないところをしっかり理解して少しでも良く成るように取り組んで行って欲しい。
 
 明日は新チームの皆は気持ちを切り替えていい試合が出来るように頑張ろう。
そしてAチームのみんな、リーグ戦の優勝、改めておめでとう!
個人表彰も沢山してもらったんだから、気持ちを切り替えてもっと強く成れるように頑張ろう。
 二日間の秋季大会、ご父兄の皆さま、ありがとうございました。

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