家に帰って8日が過ぎた。家庭でのヨメやマーキュリーとの時間は楽しい!そして美味しい!最初は食事の量も少なめだったが、次第に食欲も出て来た。便も毎日普通に出る。病院の中では考えられなかった事だ。病院のカロリー控えめの食事。1800カロリーしかない。それでも毎食、おかずが無くてもご飯は200g、必死で全部食べていた。カロリーが足らないのは解っていたし、ヨメがチョコや果物を差し入れしてくれていた。車イスの時は、歩けない、運動出来ない、そんな中で便秘に成ってしまう。病院内でもそういう人が多かったよ。
歩けるように成って、運動量も増えたので便秘は解消出来た。それでも食事は変わらないので、ほっとけば便秘に成る。汁物が本当に少ないので、徹底して水分を多く取った。けれども家に帰ると、そんな心配は無く成った。美味しいし、生野菜も食べる。多めの味噌汁を飲み、お茶もコップ1~2杯。まだビールも飲んでいないが、それだけで充分だ。毎日快調だよ!
20日には訪問リハビリをしてもらう病院へ。その日はそこの主治医の先生との初めての診察だったが、脳出血して半身不随だった患者が3ヶ月経って、普通に歩いて部屋に入って来るのを、ビックリしていた。本当にこんな事は余り無いようだね。。それでも右手はまだ殆ど使えない。5本の指先にはまだ神経が届かない。自分の視界に入る所では自分の意志で動かす事は出来るが、まだ指先はしびれ、食事も左手に頼ったまま。
そして22日には訪問リハビリも始まった。まだ初日で時間も40分だけ。病院にいる時の半分ぐらいも出来ないと思うが、それを補っていくのは自分しかない、と改めて感じる。頼っているだけではそんなに良くは成らないだろう。自分で工夫して超えて行かないとね。
団地内に有る階段とスロープ。これ自転車には良いが足の悪い人にはちょっと辛いよ。。 |
その日には午前中に1人で念の為に杖を持ち、団地の周りを1時間以上歩いたよ。杖をつかなくても普通に歩けるが、少し速足までは対応出来てもそれ以上はとても無理だ。少しずつ試すが駆け足もまだまだ出来ない。右足の筋肉、関節はまだその動きを経験していない。まだまだ到底無理で、歩けるけれども足の回復度からすれば、まだ20%にも満たないのではないか、と感じる。午後も40分以上しっかり歩いたが、これから毎日練習を続けて行こうと思う。右手もしっかり振って動ける様にね。マーキュリーとのお散歩も、しゃがんで、ウンチを取れないと、1人では行けないからね。そんな動作の練習もしながら練習して行くよ。ヨメとも熊野古道をゆっくり歩いてみたい、と病院では思っていたが、まだまだそんなレベルでは無いと良く解った。これから毎日練習有るのみだね。がんばろう!
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