2016年10月30日日曜日

走塁とバント練習。

 今日は神戸で一日練習。
朝は4年から6年まで久し振りに揃った。今週から熱を出して昨日は練習を休んだハルキも来ている。でもアップの途中でやっぱり辛そうで今日も休んでもらった。まだ無理する事ないけども来てくれるだけ嬉しい。ゆっくり休んで秋季大会に元気で出てくれればいい。そう言えば日本シリーズで大活躍した石川選手。サヨナラ満塁弾で一気に全国区に成ったね。ハルキと読み方は一緒で一字違うだけだなあ。足も速いし本当に大事な所で盗塁も決めている。走攻守揃ったとてもいい選手だ。

 今日もアップして新チームは走塁練習。6年生達にはその間にキャッチボールをしてバッテリーと内野に着いてもらって盗塁練習。キャッチはハヤトとカツミ。5年生のメンバー以外はそうはセーフは難しい。逆にハルトやマサト、リュウガが走るとハヤトでもピッチャーと上手く合わさないとアウトは難しいね。何でもいいから出塁して足でも攻めれるチームに成りたいね。
 
 昨日の日本シリーズ。最後には満塁HRまで出て大差には成ったが、そこまで2アウトからつないだのは2番バッターだよね。2死から1番バッターが出て2番の中島が散々粘って最後は四球でつなぐ。それには足の速い1番バッターの盗塁を警戒するピッチャーの投球が必ず影響している。そこから連続ヒット。中田の押し出し四球で決勝点。気持が切れてしまったピッチャーから日ハムの投手のタイムリーまで出る。2アウト、ランナー無しからのヒット1本打たれたところであんな大量点に成るとは誰も思わない。もちろん広島の監督も。何で四球を出したところで代えなかったのかな。。

 内、外野のノックからシートノック。まだまだこの時期は模索状態。特に5年生は色々試して行く。そこから上手く成って来た4年生も入れて考えて行きたい。
秋季大会に向けてはまずはピッチャーのフィルディング。ヒロトとカツミ、そしてマナヤでいい試合が出来るように。最近またヒロトのフィルディングでの送球の粗さが目に着く。相手が捕れる送球をしないと意味がないよ。今年のお正月明けのベルカップ。何で負けたのかな?何で練習試合を止めた?あの時の気持ちを思い出せ!

 その後、お昼近くまで4か所でバント練習。これも徹底してやって行く。バントの形は褒められないがマナヤも上手いバットコントロールで上手く転がす。バットを合わせる上手さが有るんだろうね。マナヤにバントをさせる事はまず無いとは思うがイザと言う時は有るかもしれない。
 1時間少々続けた後はお昼までトスバッティング。マサトはスイングが体ごと回って来ている。右肩を残してもっと押し出す感じが欲しい。カツミも前の肩が早く感じる。

 午後からもトスを続けてフリーバッティングへ。それが一巡してから実戦練習を兼ねた紅白戦を始めた。一巡目まではランナーをファーストにおいて3アウトまで全員バントのみ。先発したヒロトとカツミのボールにはまだ4年生達はちょっと難しいかな。
 二人の調子は秋季大会へ向けて確認したい。が、二人とも力みが見えて無駄ボールが多い。特にヒロトは大きく外れるボールが多い。1ボールや2ボールの後、どれだけ考えて投げてくれているかな?ハルトに左中間を越された低目のボールは打った方が上手いよ。もう少しボール一つでも外へズレてたら外野が捕れる飛球になるよ。何も下むく事はない。
 ソウイチロウに外低目をファウルさせて高目で空振りを取る。ナイスピッチだったよ。攻めも配球も含めて任せきりにせず自分でも考えて覚えて欲しい。

 カツミもまだボールが多い。後半にマナヤも投げたが、まだ慎重なのかな。少し勢いが無かった。けども慌てる事はない。まだまだ先でいい。ハルトも緩いボール中心に投げたが短いイニングでも投げれる様にフォームを作って欲しい。

 バッティングではそのハルトの打球とマナヤのレフトオーバーも完璧な当たりだった。カツミの右中間はヒットには成ったが上がりすぎ。普通なら捕られるよ。
来週はいよいよ秋季大会。お天気も大丈夫そうだし、いい試合が出来るように期待したいね!

2016年10月29日土曜日

意外と良く走る坂道ダッシュ。

 今日は神戸は神戸っ子広場の授業でグランドは使えない。
他に土曜授業の学校も多いので練習は櫛形で午後からにした。
神戸のグランドに寄って道具を積んで櫛形へ。

 今日は午後からだし櫛形のグランドではバッティング練習は出来ない。しっかり走って後はバント練習を徹底しようと思っていた。
アップしてその後はキャッチボールに入らず、小学校の校門へ入る坂道の登りダッシュ。
しっかり5本。予想していたより皆は良く走っていた。マナヤも良く走る。ヒロトが速かったなあ。
 坂道ダッシュは練習の最後にも6本。みんなもっと走りたそうだったね。これから冬場はこんな練習もしっかりやりたい。

 キャッチボールは短めで終えて内野と外野に分けてノック。
ヒロトとハヤトを内野のカットマンにして外野ノックをしていたが、みんな上手く成って来たよ。6年生のカットボールの返球が悪いのが目に着くぐらいに。リョウセイもコウセイも球際はシングルキャッチでいい。リュウガは次の送球の事を考えて早く投げれる様に正面の捕球体勢に入ろう。まだまだ投げるまでが時間がかかる。正確な送球もリュウガの課題だ。

 その後は4か所でのバント練習をずっと続けた。新チームの目的はとにかく転がす事。出来る子はセフティーの練習もさせた。4年生達も緩いボールだけど大体出来る。リュウガは左でもやっていたが、まあまあサマには成っている。左の方が体が開かない分良いかもしれない。この冬場、しっかり練習してもいい。三塁線のセフティーバントも右バッターでは目線が下がって来ていい感じに成って来ていた。一塁線もしっかりやった。明日はみんな揃うだろうからまた実戦練習で試してみよう。次へつなぐ事。1点取りに行く事をしっかり練習したい。

 来週のお天気はずっと良さそうだ。3日の秋季大会も多分5日も大丈夫だろう。
神戸は安濃球場の第一試合。いい試合が出来るように明日もしっかり練習しよう。

2016年10月28日金曜日

野球の醍醐味!素晴らしい日本シリーズ!!

 昨夜も素晴らしい試合が続く日本シリーズを見ていた。
両チームとも素晴らしいディフェンス。そして攻撃。その駆け引きも本当に面白い。
結果論でいうと劇的なサヨナラ満塁弾で日本ハムの札幌ドーム3連勝となったが、4戦目の試合から伏線が有ったね。

 僕が見ていて思ったのは日本ハムは7番田中がキーになりそうな予感。1,2戦と確かノーヒット。それが3,4戦目辺りから四球や安打で出塁する機会が出て来た。確か貴重な日本一の時のメンバーではないかな。4戦目辺りからそんな気がしていた。
 何故かと言うと7番辺りで出塁して、日ハムはしっかりランナーを送ってくる。2人でも出塁すれば上位に戻り、得点の可能性が大きくなる。

 逆に広島では丸だね。僕が思うのは。
初戦での3番丸のバント。広島なら菊池の強打、ビデオ判定までして得点した後。絶対やってくると思った。
 そして第4戦の2死満塁での一打逆転での最終回。丸は3-2からボール気味のスライダーを振ってしまった。
昨日も丸のところで大きなチャンス。ここも倒れた。もっと打てるハズのバッターだと思うけど気負っているのかな。

 そして日ハムの田中。
同点に追いついたのも田中の出塁から、1番に回って犠牲フライ。よくあの浅めのフライで突っ込んだね。センターの丸の送球が3塁側にそれなければ間違いなくアウトだろう。

 そして9回裏。ここも田中が追い込まれながら粘り四球で出塁する。何かが起こりそうな予感だったよ。死球で2死満塁になり、ボールは投げれないピッチャー。
2番西川はストレート一本狙い。あの場面でフルスイングも素晴らしい。

 チャンスを作るのもしっかりランナーを送る事が両チーム、完璧に出来ている。長い試合でも見ていて興味が沸きプレーに感心して踊らされる。これがプロだね。
 特に栗山監督の気持ちが出るスタイルは凄く好きだなあ。ファインプレーやバッティングに一喜一憂する。試合中でも目はうるんでいた。試合後の監督インタビューも目が悪いのかと思うぐらいうるんでいた。心は泣いているね。選手達もこんな監督には着いて行くだろう。
 次の第6戦は普通にいけば大谷の先発。でも6戦目は増井になった。多分栗山監督はもし7戦までもつれたら大谷と黒田の投げ合いになる。そういう事も見せる野球として考えているように思うなあ。広島マツダスタジアム。見に行きたいなあ。
 

2016年10月26日水曜日

大谷の凄さ!夢を持て!

 昨日の日本シリーズ。
大谷は凄いね。打者としても投手以上の力が有るように思った。

 夕食を食べてモモ達と遊んでテレビを着けた。もう4回ぐらいだったかな。
2-1で広島がリード。引退を表明した40を超えた黒田が粘っている。それでも大谷は黒田に対して2塁打2本。さすがだなあ、と見ていた。
一番驚いたのは3打席目か凡打した打席。
インコース膝元のボールをレフト線へ大きな飛球。ファウルには成ったがあのコースのボールをどうしたらあんな所へ芯で捉えて打てる?

 ヤクルトの川端選手もインコースをレフトへ打てるイメージが有るなあ。似たようなスイング。セオリーで言う肘をたたんでではなく、大谷は両肘をひし形のように開いてバットを体に近づけて振りぬく。余程、体中の関節も筋肉も柔らかいんだろうね。そして力が有る。

 9回表に敬遠されて問題の中田。僕は多分打てない、と思っていた。
打球は普通のシフトならレフトフライだろう。1点同点は覚悟で後ろ気味に守っていたのかな。
もう数十センチ。紙一重の差でバットの先だった分、ボールが落ちた。

 9回裏も日ハムの抑え投手は無死3塁から2死まで来ながら、1番に投げた初球だけ高かったね。
9回裏にまた同点になって延長戦。
延長10回の裏。日ハムは1番バッターが粘って四球。2死には成ったが打席には大谷。
ここでカウント1-1からランナーがスチール。大谷も空振りして盗塁を助けている。でも良くこの場面で走ったね。

 僕らはこんなスリリングでスピード感の有る必死なプロのプレーが見たい。
こんな試合だったらずっと見ていられる。
2死2塁と成ってカウントは2-1。前の打席では敬遠しているし、誰が考えても普通には勝負してこないだろう。ボール2つ以上は外れたボールしか投げて来ない、と僕は思っていた。

 一打サヨナラの場面だけど広島の外野は定位置ぐらいだったね。打球が上がると思ったのか。
ピッチャーが投球モーションに入ってもキャッチは正面で動かない。セカンドランナーからの指示を警戒していたのか?色々と考えるとっても面白い場面。こんな時、東京のチームなら何も考えないだろうな。
 ピッチャーの投球はインコース低め。どう見てもボール2つぐらいは外れている。大谷がスイングする。あ、ファウルかファーストゴロかと思った。ところがね、それがライト前に真ん中を抜けて行きサヨナラ打となった。

 2ストライク1ボールと追い込んでいたし、どう見てもストライクでは勝負して来ない。大谷もそれを読んでいて広く取っていたのだろう。それにしてもあの膝元のボール球をライト前に打つとはね。誰も真似出来ないと思うね。一杯まで呼び込んで膝の前でスイングする。腰も足も開いていない。今までに見たことないようなスイングだったよ。ファウル得意なハヤトなら間違いなく三塁側ベンチだね。

 このシリーズ、広島はピッチャーよりも打者で大谷が中軸にいる方が嫌だろうね。この試合も大谷が完全にポイントになっていた。
あんなスイング見たことない。打者としてならイチロー以上かもしれない、と思った。

 子供達ももし見ていたなら最初はマネするだけでもいい。夢を描いて欲しいなあ。

2016年10月23日日曜日

昔ながらの走塁、バント練習

 今日も神戸で練習。
朝は少し雲も多くて早朝のお散歩も少し厚めの上着がいるぐらいに成って来た。
グランドには今日はみんなが揃ってくれた。4年生から6年生まで19人。これなら練習試合を入れなくても紅白戦も出来る。みんな出れるし実戦練習も出来る。6年生がいる間はそんな練習も入れながら新チームのレベルを上げて行きたい。

 アップして今日も走塁練習。6年生達にはその間に先に肩を作ってもらってバッテリー、内野を着けて新チームの二盗、三盗の練習。キャッチはハヤト、カツミにやらせたがハヤトはもちろん久し振りのカツミもワンバウンドでいい送球が出来ていた。昨日の日本シリーズでの1,3塁での広島のスチール。そんな説明もしてその走塁練習、守備側もハルトとマサトを入れてその練習もやった。
 まだまだ打てないからね。これからもこんな練習をやろう。

 内外野に分かれてのノック。外野をやりたいと言った子達も捕球確率はかなり上がって来たね。まだ全部両手で捕ろうとする子も多い。球際は片手で捕ればいいんだよ。後はボールまでのスピードだね。
 内野も上手く成って来たかな。シートノックでも大体形に成って来たように思う。後は問題のバッテリーだね。

 バント練習は1塁線に並んで5か所で。この光景を見ているとまた10年前を思い出すなあ。
あの頃は本当に良くやった。どこのチームもやっていなかったセフティースクイズの練習もずっとやっていた。三塁へランナーを進める事が先決だけど、あの頃から始めたセフティーは8,9割り以上の確率で決まったね。

 今日はバント、トスバッティングの後、フリーバッティングの合間にユメトとハルトの投球練習。
開きグせのユメトには昨日もキャッチボールの時からずっとマークしていた。今日の投球練習では少しシュート回転のボールも来るようになった。足が開かずに肩が回って来たらいいボールは来るよ。
 
 ハルトは緩いボールがいい。ただ気になるのは手投げなので長いイニングは難しい。ハルトとユメトも最後の紅白戦にもそれぞれ投げさせたが、二人とも大人しいしバックへの声も中々出ない。後は前に出す気持ちだね。ピッチャーは野球の中心なんだから少々のミスや四球なんて気にせず堂々とやればいいんだよ。後はバックや監督に任せればいい。

 紅白戦ではヒロトとカツミで先発。ヒロトはいいボールと明らかなボールがハッキリしている。バッターにも解り易い。ボールが続いた後、気持ちの整理をして投げているかな。この辺の無駄なボールを減らすのもヒロトの課題だ。緩いボールでもいい。ストライクを取れるボールをしっかり作る事だよ。
 カツミも低目はいいボールが来ているね。まだもっと力を抜いてもいい。
今日の紅白戦で目に着いたのはブンペイのバッティング。低目のボールや緩急を使われたらまだまだ対応は難しいだろうがヒロトの高目のボールを左中間へ完璧に返していた。

 早いものでもう来週土日を過ぎればその次は秋季大会。
大会要綱も今週水曜には発送した。2,3のチームからは問合せも有ったが予定通りに終えた。
表彰盾の準備も出来た。
秋季大会の閉会式後にはリーグ戦の表彰式も行う予定だ。神戸は優勝だから堂々と優勝旗をもらおう!

 そして新人戦は11月6日から。秋季大会、そして新人戦。それに向けて来週もしっかり練習して行こう。

2016年10月22日土曜日

初心に戻って基本から。

 今日は日本シリーズ開幕だね。
夕食を食べてモモ達と遊びながらその試合を見ていた。日本ハムの大谷も凄いけどやっぱり広島の野球は見ていても野球らしい。東京の打つしか能のない球団なんて勝ち目はないね。

 大谷から1死1,3塁と攻めて次のバッターには2度、セフティースクイズ。2度とも1塁線ファウルになり失敗はしたけど相手が考えてしまう野球だよね。
 僕らはそんな野球が見たい。視聴率ガタ落ちの打つだけの野球は見たくないね。
その伏線が有ったのだろう。その8番バッターは三振したが、今度はその時に1塁ランナーがスタート。そしてすぐに止まった。キャッチは三振で2死だし盗塁を刺せば3アウトに成る。でも日ハムも何かサインプレーはしていたんだろうね。キャッチの送球も低いし、ショート寄りにそれた。それを見て3塁ランナーがホームへ。良いボールがショートに渡って1塁へ投げたとしても1塁手は動けない中田だし、投げた瞬間にスタートするだろうね。

 僕が監督を任せてもらって始めた頃はこんな走塁練習も良くしていた。サインを決めて突っ込んだりフェイントかけたり。でも守備側の練習はもっと難しい。決めてかかった方がいい。バント、バントエンドラン。とにかく前にランナーを進める事、一つ先の塁を狙う走塁。セフティースクイズもそんな頃から必死に狙っていた。打てない打線の時はこんな練習ばかりしていた。

 そんな初心に戻って今日からまた練習。4年生達も入って新チームを見据えながらの練習。
キャッチボールでも投げ方の気に成る子が数人。。ストップがかかっているユウトは今日はランニング、ダッシュ中心。そうならない様にしっかりチェックして直して行きたい。5年生のマサトも腰が回らない。ユメトも先に左足が開く。

 キャッチボールを終えてから今度は走塁練習。ピッチャーはカツミとヒロトでキャッチはリュウガにやらせた。リュウガはプレーの中でまだ先の事が見えていない。一つのプレーで切れてしまう。けれどもリュウガのバネと上体の強さ。ボールの速さだけなら5年生達にも負けないだろう。
コントロールは別だが盗塁練習の中でもダイレクトに投げる事も出来る。フットワークが出来たら俊足のキャッチも面白い。
 二盗三盗、エンドランを想定した走塁練習。今日は1,3塁はやらなかったがそんな練習もしっかり入れて行きたい。

 守備練習の前に全員に「どこ守りたい?」と聞いた。意外だったのがカツミのショート。良く動けていたし送球ミスも無かった。ショートの時は少しクウォーター気味に腕を振る。いいボールがファーストに行っていた。ピッチャーでのコントロールもそこにヒントが有るよ。首も振れていない。

 そしてバント練習。今日もネクストの者にはボールの判定もさせた。大体子供達が投げてるから緩いボールが多いけど試合でどれだけ出来るかは未知数。
これはトスバッティングも一緒。そんな中で一番印象に着いたのがリュウガのスイング。素振りで見る限りとても良く振れている。スイングスピードも速い。これなら詰まっても外野までは持って行ける。本当は低い打球が欲しいけれども。多分、かなりお家で振っているだろうね。左で振るスイングも良かった。
 リュウガはトスやフリーではまだまだ完璧なミートには成っていないが、これなら、と思わせてくれるスイングだよ。 ハルトも小さく良く振れている。多分ミート率は一番高いだろうね。ソウイチロウも僕らが投げるそこそこのボールには大体着いて来れる。いい打球も飛ぶ。でももっとコンパクトに振れるように成って欲しい。

 カツミも良く振り、走り込んでいるだろう。それは見れば解るね。フリーでもミートに徹しろ、と言った。打球も低く成って来ていた。ピッチングは骨折が直ってから始めたばかりだからね。まだ3か月ほど。これからも努力続けて行けばまだまだ伸びるよ。

 フリーの間にケイジロウとブンペイの投球練習。ケイジロウはまだボールを上手く握れていない。ある程度投げ込むと力みが無くなるのか安定はしてくる。ブンペイは左足が開かないのがいい。ブルペンではコントロールも良かった。でもね、今無理はしない。投げすぎは絶対禁物。特に新チームの4,5年生はオーバーワークに成らない様に徹底して球数を抑えていきたい。

 最後の1時間半ぐらいはランナーを着けてのバント、守備の実戦練習。その後はエンドランの練習もした。まだまだ4年生は難しいだろうがバントはまずまず。
目指すところはまだまだ先。しっかり練習して行こう。

2016年10月16日日曜日

県大会お疲れさまでした。

 今日はチームは熊野の県体会。
僕は田舎の五条での母親の49日、満中陰の法要へ娘や孫娘も連れて出かけた。
今日は本当に親しい人達だけ。昔話に花が咲く。
田舎も極度の過疎化が進んでいる。果樹産業以外に主力産業が無いというのも要因だろう。ほとんどの人達が外へ出て行く。
 僕達が中学生の頃は40人以上の学級が学年で3,4クラス有った。それが今では全校で60人もいないらしい。小学生も学年に10人少々ぐらい。子供が居なくて高齢者ばかりという地域も有る様だ。これではクラブもスポーツも出来ないね。

 今日のお寺さんのお言葉。
「奇跡」について。。。
物事が凄い予想外で起こる、、とも想像するが・・。
今、ここにおられる人はみんな繋がりが有るが、その人達がここにいる事さえ正に奇跡だ、と言われる。確かにそうだね。遠い先祖様の一人が欠けても有りえない事。だからご先祖様を大事にしなさいと。

 チームの子供達についても一緒だね。みんな縁が有ってここにいる。こころが、気持が繋がればきっといいチームに成れる。そうなって欲しいね。そんなチームを目指したい。

 県大会の結果はご父兄がメールで連絡してくれていた。惜しくも2試合目には敗れたようだけど今年勝てなかった県大会で一つ勝ってくれたんだからね。皆さま、選手達にありがとうと言いたい。

 五条から帰ると7時頃。お留守番してくれていたモモとマーキュリーはもう大騒ぎ。
お散歩に出ようとするとカツミがお母さん達と立ち寄ってくれた。あまり結果を出せなくて気にしていたようだがそんな事はいい。しっかり整理して次に繋げれるように努力して欲しい。

 届けてくれたスコアブックを見ると。
1試合目、先発したヒロトは3回まで良く抑えている。フルカウントは1回だけ。球数も少ない。
4回からカツミ。先頭打者にフルカウントから右中間を抜かれてHR。その後四球、WPで2塁に成って送りバント1死3塁。内野ゴロで2点目。この2点目は分析しないといけない。

 5,6回はいずれも先頭をヒット、四球で出している。3塁までランナーは進んでいるが何とか抑えている。いい当りのライナーも有る様だ。紙一重だろうね。
7回はマナヤ。先頭死球だけで後は3人で抑えている。ここは予定通りかな。

 打線は5回までヒット3本のみ。2回は先頭マナヤが2塁打で出ているが後続がフライ3つ。
6回に2死1,3塁からマナヤのライトオバーのHRで逆転。そのまま逃げ切った内容だね。打線の5番以降は音なし。これも練習課題だね。

 そして2試合目。
1回、連続四球の1死2,3塁からマナヤのセンター犠牲フライで1点。2回にソウイチロウの四球からヒロトのレフト前で2点目。更にハルトのライト前で3点目。3回にはハルキのライト線を抜けたHRで4点目。4回まで4-1とリードしている。

 1回にはレフト前のランナーをハヤトが2塁で刺しているね。
2回に先頭に左中間2塁打。5番にライト前、6番に四球で無死満塁。ここでファーストゴロだろうか?一人は帰ったがバッターランナーと2塁ランナーをホームで殺してDP。ところがこの後8番バッターに四球。ヒロトの一番悪いクセ。下位バッターへの四球は大体命取りに成る。
 ここでカツミに変ったがまた9番に四球でまた2死満塁。でもこの後は何とか抑えた。

 問題の5回。カツミは8番にレフト前、1番に右中間2塁打で2点目。2番にレフト前で1死2,3塁から3番バッターはライトゴロ。ここでファーストにエラーが着いている。落球したのかな。送球がそれてマナヤだったらベースを離れたかもしれない。これで4点目が入り更に4番にレフト線2塁打で5点目が入る。
 ここでカツミから再びヒロトに交代。ヒロトは5番にライト前打たれたがファーストはセーフ。6点目が入った。
 1死2,3塁からピッチャーゴロだろうね。ファーストをアウトの後、ホームへ返し3塁ランナーをアウトにしてDP。ここは良く守ったようだ。

 痛かったのは7回の1点だろう。マナヤが6回2死からヒロトから交代していたが3番先頭にライト越えの3塁打。この打球はバウンド越えだろうか?その後センターへの犠牲フライで痛い7点目が入っている。

 今のピッチャーの状態ではつなぎで戦うのは仕方が無い。マナヤは短いイニングだけと決めて有ったし僕がやっても大体同じ様に成るだろう。5回のバッテリーの攻め方はハヤトに確認してみたい。
7回裏にはヒロト2死2塁でマサトのレフト前でホームアウトに成ってゲームセット。3点差で2死で。。ここは3塁コーチはどうしたのかな?ランナーも含めて考えたかな?

 コーチの皆さま、大変お疲れさまでした。気になっていたピッチャーの四球は2試合で5個だからピッチャー組はまずまず頑張ってくれたと思います。5回の連打の内容はまだまだ弱いディフェンスにも要因が有ったのではないか、と想像します。これからまた秋季大会、そして新人戦に向けて頑張って行きたいと思います。
 またご父兄の皆さまも熊野前泊からの対応もして頂き本当にありがとうございました。これからも応援よろしくお願い致します。

 今夜はリーグの総会も有って色々段取りはして、今日はメールや電話で全部リーグの皆さんにお願いした。
秋季大会の要項も出来て取りに行ってもらったし、後は来週に発送すればいい。
新人戦の組合せも決まった。今夜は4年生のリクトのパパが総会に出てくれました。ありがとうございました。

 県大会も終わり来週からは4年生達も入れての練習に成ります。まずは秋季大会、新人戦までしっかり練習したいと思う。次の目標をしっかり見据えて頑張って行こう。

2016年10月15日土曜日

気持を見せろ!!

 今日は神戸で練習。午前中まで練習して熊野の県体会、前泊の予定で出発する予定だ。
先週のぎゅーとら杯での試合の反省を少しでも確認しておきたい。

 内野の守備。
ピッチャーのフォーム確認。
バッティング。
そして終盤で気持ちが切れてしまったバッテリー。

 子供達はどこまで意識してくれてるだろうね。
朝のアップでは一番気持ちを入れて欲しい子が最後は流している。
キャッチボールでも声も動きもボールの勢いも足らない。
キャッチボールを終えて、注意してもう一度やらせた。それでもまだまだ足らないように感じる。もっと普通に出来るハズと思っているがそこまではまだ見えない。

 内野と外野に分けてノック。セカンド、サードは色々試す。マナヤもケイジロウも。内野は大体出来ていたね。ミスは有るだろうがどこまで気持ちを見せてくれるか、だよ。

 トス、フリーバッティング。カツミは上がる打球が多い。マナヤはサード方向へのこねた打球が多かった。マサトは踏み出す右足がクロス。もう少し開き気味でもいい。後ろの大きいソウイチロウはバスターぐらいのコンパクトなスイングの方がいい。リュウガもだね。
課題はまだまだ有る。けれど一生懸命な気持ちを、声を出してくれたら結果は自然と着いてくるよ。

 ピッチャーのアップをして最後には一巡だけ送りバント、スクイズの実戦練習。バントは大体出来たかな。ピッチャーはヒロト、カツミともまずまず。少し投げたマナヤは一番コントロールが良かった。もちろんピッチャーの投球は大事。でもそれ以上にハヤトが中心にならないといけない。

 明日は僕は母親の四十九日の法要で大会には行けない。
大変申し訳ないけれどももう少ない家族。何より大事にして行きたいと思う。
子供達にも練習の終わりにその話もした。
 先週の試合は何が一番足りなかったのか?ハヤトにも話をした。ピッチャーやチームの為にキャッチは何が出来る?ピンチの時にピッチャーはどうして欲しいと思う?

 皆が試合前にいつも大きな声で掛け声をしている。
一人はみんなの為に。みんなは一人の為に。苦しい時こそ回りを見よう。誰でも失敗するんだよ。
4000本安打のイチローでさえ8000打席以上は凡打や三振してるんだから。
ミスしても失敗しても励まして声をつないで頑張って欲しい。
気持を見せろ!みんな!

2016年10月10日月曜日

みんなは一人の為に!一人はみんなの為に!

 今日は順延されたぎゅーとら杯の大会。
久し振りの青空だった。
7時に神戸を出て8時前には伊勢の大仏山球場に着いた。
去年も今年も津のリーグ戦に優勝して出場はしているが二日目には残れていない。
肝心なところでの弱さが出てくる。

 昨日までの甲賀・湖南大会。その前からもずっと内野のミスが付きまとっていた。それも何でもないキャッチボールだ。今日はとにかく変えたい。少しでも意識を変えたい。
少し迷ったが昨夜から決めていた。このままではダメなのは確かだからね。

 昨日の野洲の河川敷のグランドで試合が終わってからの練習。全体を考えた時に誰が良いだろう。その中でサードはマサトに行く事に決めた。空いたセカンドにはカツミ、先発はヒロトでファーストにはマナヤ。本当はマナヤも代えたい。ハルトもそうだけど次のチームの中心にならないといけない選手。いつまでもファーストだけではいけない。動きが悪いと言われても仕方が無い。昨日のファーストフライも。
 今日の先発を伝えた時にずっと同じラインでミスが続いている。ミスを批判はしないがやって欲しい工夫も見えない。だから変える。ソウイチロウには一度ゲームの外からしっかり見ておけ、と言った。

 ヒロトは初回にレフト前、ライトオーバーの3塁打、レフトへのヒットで初回に2失点。痛い立ち上がりだがボールは高い。低くコントロール出来ればそこそこ抑えてくれるとは思う。
打線はその裏、サードに入ったマサトのヒット、マナヤの四球で2死2,3塁からカツミが良く粘ってレフト線をライナーで抜きHRに成った。

 2回には四球の後、ランナー2,3塁で、1打席目にはライトへの中途半端なバッティングだったハヤトにスクイズ。打っては欲しいけど1点は欲しいからね。間違ってないと思う。
その後、楽に成ったマナヤが右中間を抜いて3塁打でこの回4点。
 4回にもハヤトの完璧な右中間への2塁打で追加、更にカツミの2本目のタイムリーも出て大きくリード。

 ところが5回。ヒロトの投球が単調に成って来る。ハヤトも点差が着いて安心したのかもしれない。センター横2塁打を打たれ2死から四球。これが痛かった。その後3連打され4失点。4点差に成ってしまった。ヒロトのボールは合わせやすく単調な攻めに成っていた。
 時間切れとなった6回にも1死から9番に四球。1番にもセンターへ返されて、ここで仕方なくカツミに交代した。

 前の回からセカンドはマサトの足がしびれて動けずケイジロウに交代している。カツミに交代した時にセンターにはマナヤ、セカンドにコウセイ、ライトへケイジロウにシフトした。マナヤも初めての外野。不安は有るけどこれから先もやるしかない。

 その後WP。普段は後ろへやらないハヤトも気持ちが切れて来ている。2死2,3塁からライトへタイムリーで2点差でランナー1塁。このライトのワンバウンドの打球をケイジロウは迷った様だが良く止めたね。あれが頭を超えていたら多分HRだよ。2点差に成って、続くショートゴロはハルトが一瞬セカンドへトスしようとしたがセカンドにはコウセイが入っていてタイミングが合わない。すぐにファーストへ投げたがセーフ。嫌な展開が続いたが、3塁を狙ったランナーをヒロトが一番いいワンバウンドの低い送球をサードへ投げてアウトにし、やっとゲーム。けれども、もし、もう一つでもミスが有れば逆転されてるね。苦しい試合だった。

 それでもこの試合で先発を外したソウイチロウ。途中から入ったサードの守備はいつもと全然違っていたよ。投球前にも低く構えて足を動かしている。声も聞こえる。これを普段から手を抜かずにやって欲しいんだよ。それでミスしたら次の事を考えればいい。
今日の試合ではこれが一番の収穫だよ。

 続く午後からの2試合目。
投手は7イニングまでなので行けるところまでカツミで行くしかない。後はマナヤで、と考えていた。
一宮さんの1番は速くはないが上手く緩急を使って外の低目に集めている。中々捉えられない。初球でも狙い球なら狙えとは指示したが5回までソウイチロウの内野安打とユメトのヒットだけ。ハヤトもマナヤもカツミも外野へも飛ばない。

 カツミは4回、セカンドへの高いバウンドのゴロ。マサトは出来るとは言っていたが休ませてブンペイがセカンド。前にはダッシュしたしそれで良し。
この試合前にはヒロトやマナヤ、ソウイチロウの外野の練習をしていた。三人とも問題なくさばけている。マナヤは予想以上に動きも良かった。

 ランナー1塁でバッターは3番。打球はヒロトのセンター横をライナーで抜けて行く。これがHRに成って2点先制される。速い打球だったしあれは誰でも多分捕れない。それよりヒロトの打球を追うのも速かった。その後のカットプレーもちゃんと内野まで帰って来た。足の速いランナーだったしこれは仕方ないよ。

 打線は6回にハルトが出てソウイチロウがレフト越えの2塁打でやっと1点。続くハヤトもマナヤもこねたバッティングで内野ゴロ。2死からカツミがセンターへ返してやっと同点となった。
その裏、1死からHRを打たれた3番バッター。外野は深めにシフトしていたが打球はライトへ低いゴロに成る打球。ユメトが捕球には入ったが、高い芝の外野だし難しいかもしれないがこれが下を抜けて行く。HRに成ってしまった。
 この後2死から四球。これも痛い。無駄な失点につながる。続く打球は右中間に落ち6回を終えて再び2点差となった。

 7回表、マサトのヒット、ハルキの死球で無死1,2塁でユメト。先のイニングの守備の痛いミスは有る。そんな事は叱るつもりもない。バントはしない。打たせるから切り替えて思い切って打って来い、と言った。本当は2点差だし送りバントでも良かったが、吹っ切れて欲しかったから打たせた。打球はサードゴロでサードベースを踏まれて1死。結局この後が続かなかった。
 悔しい敗戦だけどこれがチームの実力だよ。ヒロトもカツミも抑えきる力は無い。ある程度のミスは野球だからね、計算はしないといけない。けど無い方が良いに決まっている。どれだけミスを減らして1点多く取るかだよ。前の試合もそうだが打たれる前のランナーが問題。四球やミス。

 そして、この試合でも終盤、ハヤトの気持ちは完全に切れていた。誰が見ても解る。キャッチが切れてしまったらピッチャーもいい投球は出来ない。ゲームに成らないよ。
ハヤトには叱ったけれどチームのミスを責めてしまったらチームワークなんて問題外。素晴らしい素質を持っている。けれど自分もミスをする。キャッチは大変だけど辛い時こそ声を出して励まして欲しい。ピッチャーをおだてて気持ち良く投げさせる選手に成って欲しい。それが出来たら自分ももっといいバッティングが出来るよ。
 それがOne For All! All For One! みんながゲーム前に言っている「みんなは一人の為に!一人はみんなの為に!」だよ。

 悪いところは一杯出た。けれどもソウイチロウの取り組む姿勢も見れた。マナヤもヒロトのセンターも試した。マサトのサードも。ブンペイの3スイング・フルスイングの三振も見れた。それでも明るい表情がいい。ケイジロウも大事なところで良く守った。マサトの突然のアクシデントにも今日は4年生達が来てくれていたから対応出来た。
 チームみんなで県大会へ向けて今日の教訓をしっかり生かして頑張って行こう。

2016年10月9日日曜日

監督よりボール一つ大きい子供。

 今日は甲賀・湖南大会の2日目。
早朝5時頃には雨も止んでいたがお散歩に出ると雨がまた落ちて来た。
暫く強くもなる。予報は9時頃には上がって晴れてくる予報だが甲賀方面も降っているようだ。
フェイズブックの大会ページには6時を過ぎても何も連絡されない。
20分頃には協議中です。。。そして7時前に2時間ほど遅らせて開始するとアップされた。もう少し早く判断して欲しかったが8会場は大変だろうね。7時20分出発の予定だったのですぐに8時半に、と再連絡した。

 まだ少し小雨の中を出発。鈴鹿峠の山の霧も上がって来ている。
それでも中々晴れ間は見えなかったなあ。
10時頃にはグランドに着いたが予想以上にこの河川敷のグランドは水はけが良いようだ。外野のポジション辺りがぬかるんでいるぐらいで3面取れるコートの内野部分は殆ど大丈夫なようだ。
1試合目のスモールさんもアップを始めている。出来れば神戸も一つ勝って、スモールさんと対戦したい。

 今日はカツミで行くと決めていたが、昨日もミスの有った内野、サード、ファースト。少しは気持ちを入れて取り組んでくれるかな。それも気にしながらアップからの練習の動きを見ていた。それでも今日のアップのダッシュはみんな良く動けていたね。ソウイチロウもマナヤも。ケイジロウもリュウガに食いついている。こんなダッシュを見るのは久し振りだ。
 
 カツミの投球練習はこのところ力みが見える。本人はそれ程は思っていないかもしれない。左肩が開くのも早い。顔も良く動く。自分で直していくしかないよ。少し欲が出て来たのかな。初めて投げた時の様に無心に成れ。

 ノックの後もソウイチロウにはヒザを落とせ、腰を落とせ。どこまでやってくれるかな。
対戦相手の治田西さんの10番は監督よりボール一個分は背が高い。高校生の体格に近いと言ってもいいぐらい肉付きもいい。とても小学生の身体とは思えないね。
 昨日のこのチームの試合を見ていたが彼一人のワンマンチーム。それでもノーコンのボールは速いし当てても内野ゴロで半分以上はそのピッチャーの守備機会。

 じっくり見て攻めれば崩せると思っていたが余りにもミスが多過ぎた。
カツミは初回先頭初球を死球。送りバントの後、その大人の様な10番。またここでサードゴロがアウト取れない。送球がホーム寄りにそれマナヤはランナーと衝突しボールはファウルラインを超える。再び1死2塁でまた三遊間寄りのゴロ。2塁ランナーが飛び出していたからソウイチロウは迷ったのかもしれない。そこからまた悪送球。マナヤはベースにも着いていなかった。送球も悪いが何でベースに着いていない?これもミスだよ。
 続くバッターはピッチャーゴロ。ランナーはその10番だし足もスタートも早い。いいボールを投げたらアウトかもしれないがタッチプレーだ。ハヤトはファーストを指示したようだがカツミはホームへ投げる。ハヤトは前に出ていたからすぐファーストへ投げたがこれも内側にそれる。
 ミスの連鎖も連鎖。一つずつアウトに!これが全く出来ていない。
続くバッターにもショート後ろへの飛球が落ちる。そのボールをセカンドのマサトが一番早く追いついてサードに投げてやっと2アウトになった。

 ミスで初回に3失点。また同じところでミスが続く。
それでもカツミとハヤトのバッテリーは2回から緩いボールを上手く使いながら4回まではほぼ完璧に抑えてくれた。ところが5回裏、また先頭7番バッターに四球。続く8番バッターはピッチャーゴロ。ハルトもセカンドベース上でもう構えている。普通に投げてもDPは取れるだろう。
 ところがその送球は大きくセカンド寄りにそれて誰も捕れない。そして上位に回り1番には四球で満塁。2番バッターにサード横を抜かれるタイムリー。そして大人の様な10番。初球をはるかにレフトオーバー。エンタイトル2ベースには成ったがHRと言っていい当り。ミスを続けたランナーを返されたんだから仕方ない。でもね、ヒットってこの2塁打入れて3本だけだよ。四死球やミスが無ければ、キャッチボールがちゃんと出来れば1失点ぐらいだろうね。それが本当に残念。いつも同じキャッチボールのミスなんだよ。

 打線はハヤトのヒット1本だけ。6四球をもらいながら大人の様な速球はまだまだ攻めきれない。そんな中でやっぱりハルトは一番速球には強い。高目のボール以外は何とか返せる。良く粘っていたのがハルキとリュウガ。リュウガは追い込まれてから10球近く粘って四球を選んだ。
確かにあの身体からあの速球を打つのは難しいだろう。高茶屋さんの1番よりは球速もあるだろうか。あれでワンマンに成らずにチームを見る余裕が有ってコントロールが着いて来たら凄い選手に成るだろう。今まで何人かそんな子も見て来たがその子達はどうなったんだろうね。

 明日はぎゅーとら杯が有るのでそちらはどうしても優先しないといけない。大会事務局には万一勝ち進んでも10日は来れないので棄権すると事前に連絡もしてある。けれども沢山の人達にお世話頂いている大会。過去も未来も今後の事も有る。勝手に無礼は出来ないから今日の試合も審判対応もきちんとやらないとね。
 試合結果はミスからの完敗で仕方ないがこれでわだかまり無くぎゅーとら杯に出れる。

 お父さん達が3試合目の審判をしてもらっている間、外野でトスと内野守備の練習。特にサード、ファーストを想定した練習。全員を試した。マサトはどこでも守れる。まだ内野ではファーストしかしていないマナヤも新チームへ向けては良いかもしれない。もっと守備でも動く練習もして行かないとね。とにかく全員を試した。何とか変えて行きたい。ミスを減らしたい。

2016年10月8日土曜日

10年前の思い出

 今日は滋賀の甲賀・湖南大会。
大会としては第4回となるのか。東日本大震災復興支援の大会名も付いている。
津のチームで毎年招待してもらっているのは神戸だけではないか。

 この大会の前身とも言っていい大会がこの甲賀水口地区でずっと続いていた。息子たちがお世話に成っていた頃も毎年呼んでもらっていた。
綾野ガッツさんが11月の新チームの試合に合わせて行っていた綾野ガッツ新人戦。息子達が来た時は20点ぐらい取られてコールドで全部敗れた。
 そして2月のまた寒い時期に行われた水口サンボーイズの研修大会。そこからチームらしく成って来た。当時でも本当に沢山のチームが集まる大きな力試しの大会だった。共にリーグ戦だから2日間で4,5試合は有る。いつも楽しみにしていた。
 その綾野と水口のチームは団員減少で3年程前に一つになった。

 10年前にも4年生主体の新チームで参加した。試合会場は判谷小学校だった。あの時初めて4年生だった風悟が投げた。野球がしたくてたまらない小さな風悟の無心の投球。試しにブルペンでアップさせていただけ。投げたい、投げたい!そんな気持ちが見える練習。だから試しに使ったんだ。あれから翌年にはエースに成った。忘れもしない。
 その試合の時に観戦していた監督さんが居て、それは新チームとは思えない程仕上がっていてとても強いチームだった。今日も大会に来ていた野洲キッドの監督さん。

 試合後にその監督さんは「5年2人しかいなくてこれだけ出来たらいいなあ、」と言ってくれた。
あれから10年経ったよ。その翌年の同じ大会。確かあの時は今日開会式を行った甲賀スタジアムが出来てまだ1,2年だったと思う。そこでその野洲キッドさんと対戦した。4番遼が親指を骨折して出らなかった。試合は接戦で敗れたけれど確かその大会は4勝1敗だった。

 その監督さんと今日の開会式、一緒になった。彼から声をかけてくれた。あれから全国にも2度出ているチーム。今年も滋賀県で優勝してるね。
それまでにも1,2度お会いしたとは思うが甲賀スタジアムで試合をしてから9年。
第一印象は「老けたな。。」の印象。もちろん相手も思ってるだろうね。よる年波には勝てない。

 そんな沢山のお付き合いがある。津のチームが滋賀県と交流を始めたのも先代の団長がみんな声をかけて引っ張って来た。だからね、津のチームは交流も増え強く成って来た。僕らと同世代にやって来た監督さん達はそんな事も良く知っている。みんな引き継いでくれたお蔭で今が有る。
だからおいそれとは出来ない。目先の事だけ無理を言って勝手な事は出来ない。しっかりこれからも続けて行かないといけない。次のチーム、次の世代へ。

 野洲キッドの監督さんと思い出話もしながら別れて試合会場へ。
試合は第4試合に成っている。今年は要綱作成が遅れたようでそれが届いたのが今週火曜だった。ただ組合せだけはフェイスブック上で先週金曜にやっとアップされていたようだ。50チーム以上が参加する大会でそれなりに準備も相当大変だろうと想像する。練習場所も確保はされている。遠方のチームが第4試合は。。とは事務局さんには言わせてもらったがそれ以上の事は言えない。
みんな大変なんだよ。本当に。
 
 今日の結果や明日の予定はその甲賀・湖南のフェイスブックにアップされています。
アクセス出来る方は見て下さい。
https://www.facebook.com/Kokakonan.jsbb/?fref=ts

 僕も今週にやっと秋季大会の準備を進めて昨日にやっと大会要項の印刷製本にも出した。
賞状や盾、賞品、参加賞、、協賛の依頼にも行った。他にもまだやる事は一杯ある。誰かに本当はやって欲しい!

 試合会場について空きスペースと時間を見ながら練習。
今日確認したい事はヒロトがどれだけ投げれるか。マナヤももう大丈夫なようだがまだ無理はしない。少し上体が突っ込むのも気になる。カツミはまずまず行けるだろう。後はバッティング。特にクリーンアップがどれだけ打てるか。ぎゅーとら杯も有るが全ては県大会へ向けて整えていきたい。

 ヒロトの投球はボールは来ているように見える。でももうひと押しは下半身だろうね。左ひざが外へ回っていくようだ。左足でカベを作って腰がもっと入ったらもうひと押し来ると思う。ここまで来て欲しい。それで打たれたら仕方なし。まだまだ今ではミートされると感じる。

 今日の失点1はサードエラーのランナーから2死1.3塁に成って1塁ランナーの盗塁を刺しに行ったハヤトの送球をハルトがカットしてしまった。と言うかセカンドに入っていたカツミがカット!と言った様だ。そのボールがこぼれて3塁ランナーが生還。これはプレーを徹底させなかった監督のミスだね。カツミもセカンドは慣れていないし、そのままなら多分ランナーはアウトだろう。
 ソウイチロウのファンブルも今の立ってしまう捕球姿勢では仕方が無い。しっかり意識して練習あるのみ。

 打線は1回に2死からハヤトがセンター越えのHR。四球が続いて、ヒロト、ハルキもタイムリーが続いた。
2回にはハルトの四球からソウイチロウにはベルトから下を狙えと言ったがそれでも少し遅れる。
打球はライト線に落ちたがやっぱり後ろ、スイングが大きい。高めは難しいだろうね。
 この後のハヤトのセンター前はバットを内側からだす完璧なミート打法だった。こんなバッティングが出来るんだからね。もっと打率は上がるハズ。マナヤはまだ回りすぎ。顔はベンチまで回っている。もういい加減直さないとダメだよ。カツミはショート横を抜くライナー。
 4回のカツミのセンターオーバーは上がったけれど良く飛んだね。少し良く成って来たかな。
明日は予報は午前は雨模様。出来ればカツミ、マナヤも少し試したいね。

2016年10月2日日曜日

成長が見れる子供達

 今日はぎゅーとら杯大会が順延されて空いた一日。4年生も含めてしっかり練習したい。
8時前にはみんなが集まってくれた。休みはいるけれども全部で18人。
6年生達もカツミの修学旅行も終わって全員が揃った。

 キャッチボールの後は新チーム、特に4年生はしっかり守備練習。
サード、ショートからのファーストへの捕球、送球練習。
少年野球ではこれが一番の基本だと思う。ここでアウトに出来なかったら試合には成らない。
まず一つのアウトをしっかり取る事。細かな連携プレーはその後でいい。

 途中から数人ずつ外して外野ノックも入れた。
前の戸木さんとの試合では外野のディフェンスは大変だと思っていたが、今日の午前の練習だけでも上手く成ったと感じるぐらい動きは良くなった。
これから沢山こんな練習を続けて覚えていって欲しい。後は試合の中でその時々のポジショニングを覚える事だ。

 その間、Aチームはトスバッティング。まだまだ上手くは成って欲しいけれども大体の事は出来る。後はとにかくバッティングだ。
11時過ぎまでそれらをしっかり続けて、今度はAチームは内野守備の再確認。4年生達はトスバッティング。今日はお父さん方のお手伝いも沢山来て頂いた。皆さんのお蔭でこのような分けた練習も出来る。これが監督やコーチだけだと中々効率良くは練習もこなして行けない。これからもお手伝いやフォローをお願いしたいと思います。

 午後からはAチームのシートノックで守備の確認。4年生達はトスバッティングをしてもらいながらノックが終わると3か所でのフリーバッティングを始めた。
今日もネクストの子にボールの審判をしてもらった。ネットの後ろでストライクを打っているのか、ボール球を打っているのか、バッターに良く解るように。
 前回の練習でも練習試合でも特に4年生達はボール打ちが目立った。高めも低目もまだまだ荒い。練習前にはストライクゾーンの確認もした。特に高低。ほとんどの子があいまいな意識しか持っていない。これはAチームでも一緒だけど。

 みんなの状態を確認出来た訳ではないがベースから大きく離れて立つハヤトやマナヤはボール打ちが目に着く。高低はそれ程でもないがインもアウトもボール一つ以上は外れたボールだ。特にハヤトはもっと外のボールも意識出来るように修正して欲しい。
 4年生達は特に高低。高めのボールに手を出す子が多い。

 今日は練習メンバーは18人。ちょうど2チームに分ける事が出来る。
フリーの後は紅白戦7イニング。
最初はカツミとヒロトでそれぞれ先発。ヒロトの状態は良く成って来たとは思うがどこまでバッターに通用するだろう。
 そんな中でヒロトと対戦したリュウガはレフト上へ。4年生のブンペイもセンターへ返した。速いボールでも真ん中に入れば持って行かれる。コウセイにもインコースだとは思うがベルト付近をセンターへ返されている。4年生も入っているから特にカツミもヒロトもどれだけ四球を出さずに打たせる事が出来るか。それが今日の一番の課題だ。四球は有ったが2人ともその点に着いてはまずまずかな。ヒロトに着いて言えば8分の投球で低目にストライクを取る事。特に初球から若いカウントで取れるように成って欲しい。それが出来たらもっと楽に成れる。

 二番手は新チームで。ユメトとハルト。ユウトとマサトのバッテリーで対戦。腕が長いユウトは体の前で腕が振れればボールは走る。でも極端に上体が突っ込むフォームなのでまずこれを直したい。もう一人のユウトと一緒に今日もフォームのおさらいをした。それが良く成ったらもっとストライクが入るよ。
 
 バッティングでいい打球を飛ばしたのがリュウガのレフトオーバー、マナヤの左中間。中々気持ちが前に出て来ないソウイチロウも今日のフリーを見る限り少し良く成ったと感じていた。上体でこねるのが少なく成って少しだけバットのタメが出来て来た感じかな。低目のボールをきれいにミートして左中間。自分でも少し感じて来たのかもしれない。これを大事にして欲しい。

 外野は4年生が大体守っていたが前の練習試合の時よりはずっと動きは良かった。これからしっかり練習して、もっともっと伸ばして行こう。みんなきっと上手く成れるよ。ガンバレ!

2016年10月1日土曜日

海と野球小僧たち。

 今日は幼稚園の運動会でグランドは使えない、、と成っている。
朝から天気予報通り小雨が降っている。午前には上がるだろうが運動会は有るのかな。
グランドはぬかるんではいないが、運動会に来る父兄の駐車場に成る。これで車が沢山入られたらデコボコになるだろうなあ。。

 6時半には開催判断をするという事だったが結局強行するようだ。明日もそれ程いいお天気とも思えないしそれは当然だろう。グランドが荒れるのは仕方なし、と諦めていた。

 今日は9時半に集合してヨットハーバーへ行って午前はランニングや砂場でのトレーニングをしようと思っていた。そしてグランドに行くと・・・。6時過ぎから小雨の影響で内野には水溜まりも出来ていた。車はグランドには入らず通路や舗装路のところに並べてくれている。園長先生が気を効かせてくれたんだろうね。有りがたい。これなら午後からここで練習出来そうだ。

 そして久し振りのヨットハーバーから御殿場浜。ワンコを連れてはこの夏も何度か来ているが、子供達とは3年振りぐらいだろうか。時々硬式のチームもここでトレーニングをしているね。
以前にここで練習していたら硬式チームがランニングしていて、その列から外れて僕の所に走って来て挨拶してくれた子がいた。卒団生の今は大学生になる真面目な子だった。

 ヨットハーバーの砂浜から御殿場の先の駐車場の所まで長い浜が続いている。2キロ以上は有るだろう。昔はここで例年行うスポ少の駅伝大会をやっていたんだよ。この10年ぐらい前まで。とにかく準備や段取りが大変で開会式の後に走り出すまで2時間ぐらいはかかっていた。

 そして子供達はその御殿場までランニング。
何だかその風情、とっても絵に成るんだなあ。いつも変わらないグランドの練習も大事だけどたまにはこんな練習もいい。向こうの砂浜でアップして今度はみんなゆっくり歩きながら戻って来る。
海と野球小僧。。そんな事が思いつく風情。大きく成っても子供心を忘れずに、いつも夢を忘れずに生きて欲しい。そんな事を願う。

 休憩時間にはみんなで家作り?流木やその辺に転がっている木材を集めて来て家の間取りをああだ、こうだと言いながら枠取りを作っている。今日はゆっくり遊んでもいいだろう。そう思いながらそんな様子を笑いながら見ていた。やっぱり子供だね。僕らも小さい時は秘密基地を良く作ったもんだよ。こんな遊びこころ。大事にして欲しい。
これ、家作りらしいです。

 ゆっくり遊んで海辺で昼食を食べて神戸に戻ると運動会も終わり沢山停まっていた車もない。
軽くキャッチボールしてトスバッティングから始めた。

 気持ちの切り替えは大人もそうだが子供達には中々難しい。午前中は大体やりたいようにやらせていたが、グランドの練習ではしっかり集中して欲しい。そう思うが何人かはそうは見えない。
一旦一巡してから注意はしたがきつくは叱らなかった。いい加減な投げ方、変わらない工夫のないスイング。もうそろそろ自覚してもらわないとね。

 フリーの後、3打席ずつシートバッティング。特にバッティングで言えば工夫のない子は変わらない。
 ヒロトを久し振りに投げさせたがボールの伸びはまた出て来た様だが軸足が回る、体重が乗らない、ボールが外に流れる、ワンバウンドが多い。カベが出来て左足に乗ればいいボールが来る。審判で見ていたが高めでも押せるボールだ。これが7イニング続けばいいが。。
 そんなヒロトのボールにコウセイはインコースでもミート出来ていた。力みなくバットが振れている。

 マサトも次に投げたが5人目ぐらいに成るとコントロール出来なくなる。上体の流れや腕のトップがまだバラバラだね。また練習でチェックしながら直して行こう。

 そんな練習の合間に電話が鳴る。伊勢のぎゅーとら大会の本部の方からだった。
今朝から午前の雨の影響で会場の2つが明日の見込みが立たないそうだ。だから明日の大会は10日に延期すると。津なら大丈夫なんだけどね。午前に沢山振ったんだろう。仕方が無い。

 それで明日は4年生も入れて練習する事にした。もちろん大事なのは県大会に向けた練習。そして4年生達も新チームに向けてチームの練習をしたい。今、試合でピッチャーを使わなくていいのは有りがたい。しっかりディフェンスの練習からやって行こう。