2019年8月4日日曜日

暑い関グランドでの6年、5年それぞれの交流戦

  今日はBは神戸で練習。Aは関大会の交流戦に参加。5年生での試合も組んでもらっているらしい。それはちょっと楽しみだなあ。

 神戸のグランドではBチームが元気よく練習している。まだ朝方は日差しもそれ程無く暑くも無いが、お昼頃からは暑く成って来そうだね。アップの後、盗塁練習も行っていた。そしてキャッチボール、ノック。みんなそれぞれにゴロやフライの捕球は上手く成って来ている。キャッチボールからの、その練習を見ていて、やっぱり一番の課題は正確なボールを投げれているか、と言う事だ。ティーボールでショートで素晴らしいディフェンスを見せていたカナト。攻守の要と言ってもいいだろう。でも送球はティーボールに合わせた送球フォームのようでステップする間も減らせて早く腕を振る。ティーボールの短い塁間ならそれでいいが、塁間23mの野球に成って深いショートからだと多分ボールはおじぎしてしまうと思う。必要に成るのは強い肩、速い強い送球だ。だからフォーム、ステップが大事に成る。それをしっかりして行かないと、ヒジにも負担は来る。そうならない様にしっかり送球フォームを作って欲しい。他の子も投げ方を直したい子は一杯いる。そんな所も少しずつ直して行けたら、と思う。

 ライト側でのファウルゾーンでは1年生達がお父さん方とマンツーマンで練習している。ユウジロウなんかは投げるフォームも良く成って来ている。こんな風に指導を続けてくれている皆さんに感謝したい。これが有って次につながる。本当にありがとうございます。
ユウジロウは良いフォームだよ。

 10時前には神戸を出て関に向かった。これぐらいから日差しは一気に広がって来る。暑く成りそうだね、今日も。関のグランドに着くと5年生チームが野登さんと試合をしていた。ケイヤがあの独特なフォームで投げている。もう少しコントロールを何とかしたいんだけど、ケイヤのフォームは手の入れ処が難しい。独特な前に流れて行くフォームなので、動く箇所が沢山有る。良い時と悪い時がハッキリするフォームだと思う。一番はボールの出どころ、投球初めのトップを位置をしっかり決めれたらまだ良いと思うんだけどね。まあ、まずはそこからだろう。順番に直して行くしかない。後半につかまっていた様だが、結局はリードが有って勝てたのかな。野登さんは来年のチームも力の有るチーム。これからも対戦する事も有るだろう。まずはバッテリー。どういう組合わせ、フォーメーションに成るか、これは僕も楽しみだ。

 そして2試合目。5年生はホープさんのAチームと。Aは亀山のみどりさんと、それぞれB、Cコートでほぼ同時スタートに成る。今日はAチームの選手と兄弟がいる4年生のショウゴやタイラもそれぞれにチームに参加している。ギリギリの人数だけど、来年に向けて、こういう事も面白いだろう。

 僕は両方の試合を見たかったので、コートの中間点辺り、Bコート行ったり、Cコート行ったりしながら見ていた。Bコートの5年生達。先発は先の試合に続いてケイヤ。キャッチはシュンスケ。3にユウセイ、4ダイチ、5タイセイ、6タイガ、7ケイタ、8カンタ、そして9に4年生のタイラが入っていた。大体そうだろうなあ・・と思えるディフェンス。ダイチ、ケイタ、シュンスケ、タイガ、タイセイはそれぞれにローテーションしても出来る様に成ればもっと面白いかな。

 初回、先頭四球から2死3塁まで来たが、後続は良く抑えた。その裏、先頭シュンスケがレフト前。盗塁、3番ケイヤも四球で1,2塁から4番ダイチ。ダイチの打球は左中間の2塁打で2人が帰り2点先制。あの方向へ木製バットでライナーを返せるんだからね、タイミングが良い所でミート出来ている証拠だ。
 2回表は1死から連続四球などで1死2,3塁まで来たが、内野ゴロ、三振で良くしのいだ。続く3回表はピッチャーはユウセイに交代。内野ミスから3番にレフトオーバーのHRで2点。2死から四球、盗塁されて2塁からサードゴロの送球はファーストの取りにくいワンバウンド送球と成り、ケイヤはベースを離れて後ろで捕球したが、踏み直しても間に合わない。ケイヤはワンバウンドなどタイミングが難しい送球にはベースから足を外してしまう。これでは捕球してもベースから離れているんだから、ランナーとの競争に成ってしまう。送球が来た方向へ足を踏み出し、出来るだけ片足を着けてキャッチする様に勝負して欲しい。それで取れなければ仕方無い。カバーも来ているだろうし、練習して精度を上げるだけだ。ファーストが難しいバウンドでもさばいてくれたら、チームに取ってこんなに助かる事は無いんだよ。

 逆転されたその裏、1死の後、ケイヤの四球から4番ダイチ。ダイチの打球は1打席よりも大きな同じ方向の打球。センターを超えて2ランHRと成り逆転。2死後、タイセイ四球で7番カンタ。カンタはカンタ特有の脇を締めて高目のインコースを振り抜くスイングが金属バットで出来た。あのコースはピンポイントのタイミングだと思うね。木製だったら詰まったかも知れない。バットのお陰も有ると思う。

 4回表、先頭7番に右中間の打球。カンタはいいポジショニングをしていてグラブをもっと前に出せば捕れたかも知れない。ちょっとタイミングがずれてスライディングキャッチを試みたような感じだった。打球は後ろへ抜けてHRと成る。その後も3塁打を打たれたが良く後続を抑えた。バックも良く守った。

  5回表はケイタに交代。先頭に四球を出したが、続く5,6,7番を高目の力の有るボールで連続三振でゲーム。バッティングでは良い所が無かったけれども、このピッチングが出来るのは魅力だね。ちょっと緩いボールでストライクも取れていた。キャッチのシュンスケも速いボールの力を見て追い込んで、高目を要求していた。それも正解だ。

もう少し左腕を胸を張る様にたたんで欲しいかな。。
この時は高目のボールだったが、腕の振りも目線が動いていないのも良い。

  6年生の試合は・・。と言うと3回までユウトが投げて0-0。特に嬉しかったのが2回の守備。センターの前へのハーフ飛球。ハルトが突っ込んで来て捕球した。これぐらいハルトなら普通だよ。続く打球はセンターへのライナー。これも前に突っ込んで捕球した。そしてセンターフライ。このイニングは全部ハルトの捕殺だ。ただバッティングはノンステップの今までの構えから、左足を上げた直立した構えに成る。身体が立って足を前にステップして振り出すが、体重が後ろ加重だ。まだタイミングも遅れている。それは緩いボールでもハルトが思っている以上に遅れていると思う。ただ打球は転がる様には成った。けれどもスイングの後も後ろに加重が残っているので、1塁へのスタートが遅い。ハルトの足なら三遊間の打球、セーフには成ると思うけど、そこまで届かない。課題はこのスタートだと今日は感じた。盗塁でもそれは一緒なんだよ。ハルトはスタートの瞬間に立ち上がってしまう。ハルトには言ったよ。「今日のセンター前への守備は良かった。後はバッティングだ。前加重ぐらいに成る様に踏み込んで振り抜け」と。

 この後、5回で5-3とリードされ、時間の6回裏、2死から相手のミスも有って追いついて引き分け。この後は昼食を挟んでもう1試合、6年生の関さんとの試合と成った。

 神戸の6年生チームは5年生が居ないので、誰が投げるのかな、と思ったらエイトが先発。立ち上がり心配はしたが、良く投げたと思うね。4回途中まで4四球。まだコースにコントロール出来るのは難しいだろうし、ストライクは真ん中に集まってしまう所を打たれた印象。2回までは良く抑えたが、3回からレフト越えのHRが4本有ったかな。外野を越されたらHRに成ってしまうグランドだし仕方無い。こういうゲームでも大事なのは腐らずに一生懸命やる事だよ。他の6年生が投げれない状況の中で頑張っているんだから。

 グランドの土手で応援する5年生達。タイセイ・パパのリードでとってもリズミカルでいい応援だった。いつもの試合でもベンチでこういう応援が出来るチームに成って欲しいね。

 打線は3回裏に満塁からコウヤのショートゴロで1点。が、この後セカンドランナーのソウマが本塁を狙ってDPに成ってしまった。これからランナーを溜めて、と言う時だけにちょっと残念。4回裏もランナーを置いて内野ゴロで得点出来ただけ。転がす意識はチーム全体に着いて来ているが、外野を抜くようないい当たりは殆ど無かった。関さんのピッチャーはエイトよりも小さな子だが、その子のボールにハルトはまだ遅れている。詰まった内野ゴロで足を生かせて内野安打には成っているが、今の伸びあがった腕だけのスイングでは外野フライまでだろうと感じる。全部頭を真っ白にして、最初から一本足でも良い。コウヤの様に軽く構えて踏み込んでフルスイング。それで良いと思う。ケガの影響で暫く出ていなかったソウマも変わっていない。左足が外へ開いて踏み込んでしまうので、内野フライか空振り。もっとセンター寄り右側、セカンドの頭を意識するスイングでないとインコースしか打てないだろう。が、それも多分ファウルに成ってしまうと思う。エイトはイン側に踏み込んでいるので、まだレフト方向にいい打球が飛ぶ。もっとセンター方向を意識して欲しいけどね。

 暑い暑い関グランドでの二日間、皆さん本当にお疲れ様でした。来週も毎年暑い伊賀大会です。子供達も体調管理をしっかりして頂いて、また来週元気にお願いします!

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