先日の5、6日には車中泊も出来る仕様にしたデリカで、ヨメもマーキュウリ-も一緒に熊野本宮大社から湯の峰温泉へ行って来ました。5日の夜は小雨も降り寒い夜でしたが問題無く足を伸ばして寝れました。一つ感じたのはマーキュリーの寝床が狭かった事。これは次への課題の為にもう少し改善予定です。
朝は7時前から、その昔に熊野本宮大社が有った所へ行く。今有る大社から歩いてもそう時間はかからない。昔は熊野川の中州に有ったらしいが、明治の時代に大洪水で流されてそれから今の場所に移された。その中洲に有った熊野本宮大社旧社地、大斎原と呼ばれる場所は今の社地よりもはるかに広かったが、僕もこんな大鳥居は見た事がない程の巨大な大鳥居が建てられていて何より大迫力だった。
| 高さ幅とも40mぐらいはある熊野本宮大斎原の大迫力の大鳥居。 |
| 大鳥居を超えてしばらく行くと旧社殿後。ここからは聖域でワンコは入れない。 |
その後は現在の熊野本宮大社へ。大斎原から5,600mの距離に有り長い階段の先に有る。石段はやや不規則で雨の後の滑りやすい状態だったのでゆっくりとマーキュリーのリードで登ったよ。まだ8時を回った頃だったが、この時間にも多くの人が参拝に登って来る。昔に結婚した頃だったと思うが、大晦日には大阪から和歌山の潮の岬で初日の出を見て、それから新宮を通りこの熊野本宮の前を通って、そこから山道が続く十津川から五条の実家へ帰っていた。その頃はその様な神社やお寺に興味は無く、この大社の横を通っても、凄い人が参拝してるなあ。。と感じるぐらいだった。
| 現在の熊野本宮大社の入口。 |
| この急で長い不揃いな階段。まだこの先が有る。。 |
| 熊野本宮大社本殿。 |
神社の規模とすればさほど広くはない。この後、帰りに訪れた熊野速玉神社と同じぐらいだ。ただ階段のボリュームは有るね。熊野古道も歩いてみたいが、今の足の状況ではちょっときついなあ。今日はこの後に湯の峰温泉に立ち寄ったが、小雨降るこんな日でも多くの外国のツーリスト達が神社や熊野古道、温泉街を歩いている。若い人達も多く見る。やっぱり世界遺産のそれらのボリュームは日本人よりも相当高いな、と感じた。
| 湯の峰温泉の浴場。外国のツーリストが多い。 |
湯の峰温泉の有名な世界遺産のつぼ湯は4,50分待ち。いつかは入りたいが僕らはその近くの公衆温泉へ。ここでは男、女湯、家族風呂ふうの場所に分かれていて僕は400円で入れた。ここの温泉はぬるい目と熱めのお風呂が別れていて僕は交互に入る。熱めの温泉では右半身にも効いて来そうな感じがして長く浸かっていた。
| 僕の後ろに小さな世界遺産のつぼ湯が見える。沢山の人がお待ちでした。。 |
つぼ湯の有る下には熱い温泉が流れている。その昔のこの熊野辺りでは沢山の火山が有ったのだろう。熊野から新宮へ向かう168号線沿いの大きな熊野川を挟んだ両側には急な山が多く切り立った壁の様な斜面も多く見れる。地表から流れた溶岩が冷えて固まる柱状節理と呼ばれる物では無いかな。北海道の層雲峡にも同じ物が大きな切り立った岩壁が有り、それらはその柱状節理の岩盤を石狩川や風雨が長い年月の果てに侵食された物だ。それに似たような岩壁がこの熊野川両側にも多く見えるね。
もうすぐ13歳に成るマーキュリーも元気に歩いてくれました。6日の午前まで小雨がパラつき僕の右足右手には辛い気候でしたが、まだまだ家族で一緒に出かけて色々見たいと思っています。今日のマーキュリーは昨日も良く歩いたしお疲れで家の中ではずっと寝ていますが、また行こうね。
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