2015年6月13日土曜日

意識の無さが全部試合に出る。

 今日は労金杯県大会の予選一日目。
朝の空は雲が低いが予報では晴れて暑くなるだろう。
グランドに行くと、もう対戦相手の高茶屋さんが来ている。まだ7時半にも成っていないのに。
グランド準備をしながら練習も見ていたが、気持ちはしっかり入っているね。油断は出来ない。
神戸の子らはどうだろう??

 グランド準備を終えてからアップを始めたが、ベンチから見ていてもチームの動きがとても遅く感じる。一つ一つの動作全部が。
誰が引っ張ているんだ?誰が引っ張らなければいけないのか?
「もっと間を詰めて、キビキビやれ!」
朝から何度か叱った。

 そして極めつけはキャッチボール。始まってすぐ。。6年生が何であんなにボールがつながらない?今頃?5年生も一緒だけどワンバウンドのボールも簡単に抜けて行く。
これでは勝てない。その時からそう思った。
一旦集めて叱ったけど、ミスするところは何度も同じ事を繰り返す。フォームも何も変わっていない。
 先発は今、何とかストライクが入るのはコウキだけだろう。そのコウキも朝から足が全然動いていなかった。気には成ったがあえてコウキには聞かなかった。調子が悪くても今日は一試合だしコウキしか考えていなかった。
試合を終えて後でコウキに聞いたが、やっぱり少し体調を崩していたようだね。今日は大事な試合だと言う時に体調を崩すのはいけないけれども、結果的には苦しい試合の中で7回まで良く投げ切ってくれた。それは多分普段それなりに走ったりトレーニングしているからだと思う。
自らのミスも有ったけど後半は特に良く頑張ってくれたね。

 1回にシオンの内野ゴロで1点。
2回にハヤトのセフティーでミスも有って2点目となったが、まだまだ取れるところで押しきれない。ホームでアウトになる走塁の甘さが目に着く。

 2点リードしながらコウキは3回先頭に死球。簡単に走られて続くサード戦よりの高いバウンドのゴロ。リュウセイはスタートが遅くアウトに出来ない。1,3塁で1塁牽制悪送球で簡単に1失点。牽制も悪いがファーストのアユムも普通なら止めてくれているボールだ。気持ちのスキは無かったのか?続いて前進守備でトモキのFCも続いて無死2,3塁。全部悪い流れが続く。
そしてセンター頭上を越され3失点と成り逆転されてしまう。
上位打線だし、タイキのポジショニングも前過ぎた。

 アップの時からのいい加減さが全部ここに出てくるんだよ!
試合を終えて子供達には叱った。

 ただこの試合の中で良かったのはその3点だけで止める事が出来た事だ。
その後のコウキは4,5,6と三者凡退で抑え、7回には先頭をヒットで出したが良くこの時にランナーの2塁盗塁をハヤトが刺してくれた。その後も連続四球を出しただけにこの盗塁アウトは大きなポイントだった。
 まだまだハヤトの送球は腕だけで投げているところが有るが、これから何とかフォームを修正して行きたい。

 打線は3,4,5回と凡打を繰り返す。コウキもヒットは有ったが後続も主軸も続かない。
6回に相手のミスや四球で1死満塁のチャンス。ハヤトはライト前のゴロ。もちろん同点には成ったが、前進守備で2塁ランナーのタイキはホームでアウト。勝ち越し出来ない。
2塁はノーマークだし、その走塁の甘さも僕にはとても残念だった。

 そしてやっと同点のまま7回裏。
1死後、リュウセイがサード前内野安打で1塁。相手のキャッチはそれなりに準備もしているし僕はリュウセイやごく少数しか盗塁はかけれないと思っていた。
リュウセイが盗塁し、アユムがヒットで続いて1,3塁。1死だしリュウセイがアウトに成っても次のランナーで決めたい。アユムが走って2,3塁でシオン。
 このところシオンは少しタイミングが外れている。けれども4番だからね。思いっきり引っ張てくれたらいい。
シオンは強い回転のファーストゴロ。打った瞬間、3塁ランナーのリュウセイのスタートには全然迷いが無くスライディングも完璧だった。後何人が同じ様な走塁でセーフに成れるだろうか。そうは居ないと思うね。ナイス走塁、スライディングだよ!

 何とか苦しい試合を追いついて勝てたけれども内容は反省ばかり。
キャッチボール、走塁。その明暗がハッキリ出た試合だった。

 午後からの練習はトス、フリーバッティング。とにかく少しでも打率を上げたい。
調子の出ない6年生スタメン組にはロングティーもやらせた。シオンは少しもどって来ただろうか。
この後はシート形式で送りバントやランナーを置いてのバッティング、守備両方の練習。
バッテリーや守備の不安は消えないが、後は思い切ってやるだけ。
明日は悔いの無い様に頑張って欲しい。

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