とうとう夏の高校野球も終わったね。。僕としては長く楽しめた今年の夏の甲子園。準々決勝辺りから、ひょっとしたら有るかも、と思っていた。夏の大会は3回戦以降は抽選で決まるしそれまでに当たるかもしれない。ところが決勝戦はまさかの智弁兄弟校の対戦に成った。打力やこれまでの試合を見ていて僅差に成ったら和歌山かな、と思っていた。
昨日は櫛形のグランドの草刈りをして、本当に暑かったね。皆さん、本当にありがとうございました。そして今日はやり切りたい神戸のグランド。8時前にはグランドの草刈りを始めた。今日もAチームのご父兄の皆さんが沢山お手伝いに来て頂いている。本当にありがとうございます。Bコートのレフトの前付近を刈っていると、周りには沢山の赤トンボが一杯飛んで来る。長谷山からの風が今日は流れて来て暑いけれども止まると涼しささえ感じる気候。昨日の櫛形とは大きく違う涼しさを感じた。1時間ほど刈り続けて、Bコートのホームベース付近までは後もう少し。一旦、皆で休憩してから何とかホームベース付近まで刈り切ったよ。グランドは乾燥していて泥は飛んでこないが、地面すれすれを刈っているので土や小石が飛んで来る。サングラスをしていても目にも入る、耳にも入る。。でも皆さんのお陰でやりたい所まで全部出来た。これでBコートでも充分試合が出来る。当分は出来ないけどね。。子供達は誰もいないグランド。早くここでも練習する子供達が見れる様に成って欲しい。
綺麗になったグランド。。早く野球小僧が復活して欲しい |
10時頃には家に戻り、ついでに家の周りの歩道付近なども刈り切った。可愛い可愛いユウ達と暫く戯れて、お墓へ行き掃除も済ませて手を合わせてお線香も上げて来た。昼食は自分にご褒美では無いけれどもヨメと一緒に百福の焼肉ランチへ。もちろんアルコールは飲めないがとても美味しかった。
いつもくっ付くユウ。可愛い。 |
そして家に戻り暫くすると決勝戦が始まった。先発した奈良のエース西村は力みが有ったのかな。初回に捉えられて4失点。昨日の準決勝に投げていないのも有ったのかもしれない。それにしても両チームとも上位バッターはスイングが凄いね。サードやファーストは怖いぐらいだろう。もちろんピッチャーも同じことを感じるはず。投げていてもそのプレッシャーは感じるはずだ。2、3度、奈良智弁がチャンスを作ったが、内野ゴロDPや代わった和歌山のエース中西に完全にチャンスで抑えられたね。中西は昨日の完投したピッチングと同じく今日もコントロールと緩急を着けた変化するボールのコントロールが抜群だった。もう一つの分かれ目は風に流された高い内野フライを落球したり、三塁線バント守備でのファーストへの送球がミットからこぼれたり。打力の差も有るが一番はその様なミスが失点につながった事だろうね。最後にもう一打席見たかった前川。いいバッティングを見せていたが、打球が上がるボールはピッチャーが投げて来なかったね。試合はその前川の前のバッターで終わってしまった。
いつもなら歓喜の優勝。内野もキャッチもマウンドに一気に集まって飛び上がって大喜びするだろう。でも兄弟校同士というのも有るのか、このコロナの緊急事態の中という事も有るのかな。その様なこともせずいつもの様に試合後の挨拶へ並ぶ。ホームランを打ってガッツポーズを何度もするのは相手に失礼だ、ピッチャーは悔しいに決まってるし一生懸命投げてるのだから、とその様に相手をリスペクトする姿勢を失わない。そんな事も教えられているのかな。僕個人的にはガッツポーズぐらいはいいだろう、とは思う。でも相手をリスペクトするのは忘れてはいけないと思う。泣いているエース西村の肩を叩くリリーフした小畠。。他にも涙を流す選手はいる。。でもここまで来たんだからね。この後の彼らの未来に期待したい。
思い返すと母校の夏の初出場は1968年、第50回の記念大会で、それまでは奈良で優勝しても和歌山代表との紀和決勝に勝たなければ甲子園に出れなかった。あの頃から全国レベルの和歌山には中々勝てなかったんだよ。多分三重も同じで岐阜との決戦に成っていたと思う。その頃は僕はまだ中学生。兄貴が学校創設3年目の入学だったが、確か野球部創部もまだ3,4年目では無かったかな。その記念大会は1県1校の代表枠と成り智弁の初出場と成った。だからね、大騒ぎだったんだよ。田舎中の人達が沢山のバスに乗ってアルプススタンドへ行った。超満員の3塁側のアルプス。そこは夢の世界だった。
兄弟校同士の、僕にとってはもう見ることが出来ないかも知れない決勝戦。素晴らしい夏の思い出に成った。でも出来れば大観衆の中でやらせてあげたかったね。早くコロナなんて気にせずに野球が出来るように成って欲しい。
そんな午後には軟式野球連盟からの会議での結果の連絡も頂いた。来週末の東海大会は11月1,2週目付近に延期。会場の都合のつくところで行う。だから松阪だけでなく他地区も含めた開催に成るかもしれない。しかし、、これ困るんだよなあ。秋季大会は有るし2週目は新人戦予定も有る。実際のところ全部うまく回すのは困難だろう。どれかを止めなくてはいけない。そんな状況も考えて行かないといけない。10月の秋の学童の県大会は僕個人的にはもう止めて欲しかった。10月3週目までの予選日程は組めそうだが、4週目は県大会だよ。。以上はあくまで緊急事態が12日に終わる事が前提での話。それが延長されたらすべてはやり直しだ。とても後2週間でこの感染状況や医療危機が収まるとは思えない。。
まだまだ厳しい日々は当分続くと思います。子供達も運動不足に成らない様に自主練習も続けて頂くようにお願いします。ご家族の皆さんも感染防止対策を徹底頂く様にお願いします。