2021年4月29日木曜日

雨のお陰で一気に出来た準備。。春季大会は予定通り開催します。

  今日はやっぱり雨だね。子供達は校舎の渡り廊下でトレーニングを始めている。。チームとしては春季大会に備えてしっかり練習したいだろうが、僕にとっては恵みの雨に成った。

 今週も月曜、火曜から色々と大変だった。コロナ感染拡大を受けて大阪の関西圏、東京も緊急事態宣言へ。もう変異株や何やらこれだけ増えてしまったら徹底的にやらないと減少して行くとも思えない。何もしないで批判や批評ばかりの野党や無責任なメディア。ほとんどはメディアが悪い方向へ国民をあおっている。。そんな気さえしてニュースや無責任な論評を聞いているだけでも腹立たしい。三重県でも鈴木知事がまん延防止策の適用を国に申請する様だ。そんな週初めに伊勢地区の懇意にしている監督さんから電話頂いた。どうも市外への移動での活動や試合の自粛を、と言う話だったがすぐに大会への参加もしないでくれ、と言う話になった様だ。スポーツ少年団が所属する上部組織からの指示なので参加チームとして守らなければ成らない。

 仕方が無いね。地域それぞれに事情が有るだろうから他地区の僕達がとやかく言う立場ではない。でもその内容が良く聞いていても中々理解出来なかった。なぜ伊勢だけなのか。なぜ同じ伊勢でも違うのか。2日間かけて色々聞いて行くうちに大体理解出来て来た。同じ伊勢支部でも伊勢市内と度会郡ではスポーツ少年団の管轄が違う。度会などは玉城町、南伊勢、大紀町、度会町などそれぞれに少年団事務所が有る。距離的な物が有るから仕方無いんだろうけども。更にその下の津で言う少年野球連盟の様な組織が違って来る。軟式野球連盟でいう伊勢支部は伊勢市と度会郡の支部に分かれているが、ももう10年以上前に二見地区などは伊勢市に合併されたと思うが、その管轄はなぜか度会支部に成っているらしい。。だから現在の伊勢市内のチームでもスポーツ少年団の管轄は同じだが、同じ市内でもその地域によっては野球組織としては違って来る。なのでスポーツ少年団からは同じ指示でも、その先で指示が違ってくるのでは無いかな。。この2日間での色々お聞きした中での理解なので間違っていたら申し訳有りません。

 津市で言うとスポーツ少年団本部はスポーツ協会傘下でその事務所内にある。全国スポーツ協会の中にスポーツ少年団が有るので、それが正解だろう。それで三重県内各地区のスポーツ少年団本部の所在地を調べてみると体育協会だったり体育館の事務所内だったり、津の様にスポーツ協会だったりでまちまち。伊勢を見ると、教育委員会の中に有るんだね。大体、教育委員会の生涯学習課やスポーツ課が多い様だ。津市でも大会の後援申請などを行う時には教育委員会へ申請に行く。ただ、スポーツ少年団への指示系統は1本に成っているのかな。。と考えるが、どうもそれが違って来る様だ。。その指示を元に傘下の野球連盟などが色を付けて指示を出す。当然県内では同じには成らないだろうな。高校などは県の教育委員会などから指示が出ている様で、28日にはクラブ活動は自校内での活動への自粛に成った様だ。今行われている春の県大会もメンバー登録者だけに成るようだね。中学も似たような指示が出て来ている。昨日には津市の教育委員会やスポーツ少年団本部からの指示なども再確認した。特にこれまでと変化も無く新しい指示も出ていない。それらを確認して春季大会は一部の地域からは参加出来ない事に成ったが、大会は予定通り行う事に決めた。

 その中でこれまでの準備で良かった事は32チーム8ゾーン、4チームでの組合せの割り振りを地域別に分けて、そこから代理抽選を行った事だ。チームの実力差も有るが、8ゾーンそれぞれに違う地域のチームが組み合わされている。だから同じ地域のチームが来れなく成っても残り4チームゾーンで3チームは残る。一つ抜けても残り3チームで総当たり戦にすれば大きな変更は不要だ。今までも自分で考えて組合せは出来るだけそうしていたが、今回はこの組合せ方法はベストだな、と感じた。

 昨日はそんな組合せの修正や8ゾーン分の要綱や試合球、A1の組合せ表を準備する。今日には組合せの改訂版もホームページにアップし、全チームへも確認しながら連絡も終えた。今の所、これ以上の辞退は無いと思う。ただ、この先は解らない。行政からの指示が有ればそれに従うだけ。やる事は全てやった。後はいいお天気を願うだけ。チームにもいい試合をして欲しい。

 そしてこの今日の雨。今日は廃品回収もAはお願いしていたのでハイエースに朝に積み込んだ。昨日は新しく使う試合会場での埋め込みプレートも板とボルトアンカーを着けて完成させた。高円宮の県大会のグランド準備でもこれを使う。その県大会、芸濃グランドの外野ネットの張る寸法の目安も審判部から資料を頂いた。両翼とセンターではホームベースから距離が違う。野球場の様な外野フェンスの絵を書くのにどのようにすればいいんだろう?とずっと考えていた。そうだよ、ホームからセカンドベースのセンターライン。ホーム中心からでは無く、プレート付近から2塁ベース付近の間で基準の長さを測って円を描けばいいみたいだ。これ、春季大会で一度試してみたいと思います。皆さん、よろしくお願いします。

新しく作った埋め込み用のピッチャーズプレート

 そしてもう2か月先に成ったプラスワン・神戸大会。春季大会の連絡などで今日も沢山電話したが、そのついでに神戸大会の準備も進めた。それで一気に今日には参加32チームまとまりました。後は4年生以下の交流戦をどうするかだ。なるべく早くグランドとの調整もしながら決めて行きたいと思います。

校庭の鉄棒横の綺麗に花が咲いたツツジ
 昨日には小学校にも県大会の報告に行き、校長先生にも大変喜んで頂きました。いつも来て頂く時はいい報告が多くて嬉しいです、と言ってくれる。コロナの話もしながら週末の春季大会開催の報告も行って来ました。車へ戻る途中に鉄棒横の大きなツツジの木に綺麗な花が沢山咲いて来ている。何故かふと気が付いたよ。。綺麗にツツジの剪定もされていて木の根元には草も短く手入れされ今はボールが入り込んで解らなくなるという事も無い。以前は良くこの植え込みにボールが入って良く探す事が有った。こ゚の様な手入れもされていて素晴らしい神戸のグランドで野球出来る事に改めて感謝しないとね。

 今日は小雨の中でお墓参りもして来て溜っていた事が大分片付きました。今週末も少しお天気が気に成りますが大会準備もよろしくお願いします。チームの皆もいい試合が出来る様にしっかり頑張って行こう。

2021年4月25日日曜日

悔しい悔しい準決勝敗戦。それでも3位決定戦延長8回タイブレイク戦に勝利。

  今日は大仏山球場での県大会準決勝から。当たり前だけど勝たないとダイムスタジアム、決勝へ行けない。皆の思いも同じだろう。対戦相手は松尾さんが来るのかな、と思っていたら四日市の大矢知さんだった。2試合続けて勝つには、70球の投球制限の中ではチーム全体の底上げが必要。2試合ともそれ程投手力が落ちる事無く、内外野のディフェンスも落ちる事無く育てていく事が必要に成る。昔は1人2人のスーパースターがいれば大体勝てた。県大会でも連投は当たり前。三重県のチームで唯一高円宮全国大会で優勝しているチームが有るが、その年は息子が5年生の年だった。初めて秋のマクドナルドカップに出場した年。6年生達に連れてもらった様な年代だったが、その開会式でもそのチームの全国優勝の話をされていた。あの時のそのピッチャーはどこに行ったのかな。。そのバッテリーで勝ち進んだと聞いている。その後、何年かして高木の6年生の時、そのチームと菰野のグランドで練習試合をさせてもらった。今でいうプチ交流大会の様な交流戦で勝ち残った神戸とそのチームが最後に試合をしたが、その時に相手のチームで投げていたのが、確か今は首位を走る黄色いプロ野球チームの西だよ。最後には敗れたとは思うが本当にいいゲームをした記憶が有る。

 神戸の先発はカナト。1回はランナーを出したが2回は三者凡退で抑えて来る。シンゴのセンター前へのナイスキャッチも有った。ただシンゴは全てシングルでキャッチに行く。普通に捕れる打球でも左手の上で捕る。多分目線は着いていない。以前はファンブルしたボールもグラブで捕りに行こうとしていて、気に成るプレーだった。球際はそれでいい。でも普通に捕れる範囲はしっかり正面で捕って欲しい。これはオウカも一緒。他の子もそんなクセの子がいる。

 3回表、2死からそのシンゴのセンター前から盗塁、ナオタロウ四球でWPも有って2死2,3塁からオウカのショート横の打球で少しファンブルして内野安打に成る間にシンゴが入り1点先制。ところがその裏、9番にセンターへ返され2死とは成ったがパスボールも有り2死3塁。3番に四球、4番には左中間を割られてこれが3ランHRと成り逆転されてしまった。4回裏にも先頭四球から1死3塁と成り、ここでタイキに交代。スクイズ警戒しながらバントファウルなどで三振を取り2死。次のバッターの時に相手がエンドランでもかけたのかな。タイラがランナーを追い込み3塁でアウトにして無失点で切り抜けた。

 そして相手のピッチャーが代った5回。1死からナオタロウがセンターへ返し、オウカ四球で1死1,2塁から4番タイラ。それまでも2打席内野フライで合っていなかったが、ここで右中間を破る3塁打で2人が帰り同点。カナトも四球で2,3塁からエイタの打球はライトに抜け2点タイムリーと成りここで逆転出来た。特にタイラの打球は久し振りに見る4番の打球だった。この後も四球も出てチャンスは続いたが得点出来ない。

 タイキはその裏、1死2塁から2番の打球は三遊間寄りのゴロ。サードに回っていたカナトが良く追いついてランナーを牽制しながらファーストへ投げる。ランナーがその後スタートしたが、エイタはサードのカバーに入ったオウカにいい返球を送りランナーをアウトにする大きなDP。これで流れに乗るかなと思った。6回表が終わった時点でもう時間は2時間に近づいて来る。先の回からタイキの投球は外に外れるボールが多く成っていて6回裏もそれが続くが何とか3人で抑える。この時はもう後5分も無かったと思う。

 試合は7回に入り得点出来ずにその裏、先頭6番をタイキは四球を出してしまう。続く7番には追い込みながらレフト線を抜かれ痛いタイムリー3塁打と成り1点差で無死3塁のピンチと成った。ここでオウカに代わったが8番にはセンターへ良い当たりのライナー性の打球で1死。ランナーも抜けたと思ったのかタッチアップをしなかった。まだこちらにもチャンスは有る。が、9番にはストライクが入らない高目のボール球が続き四球。ここでナオタロウに交代。1死2,3塁と成ってバッターは1番。この状況なら満塁策でも良いと思ったが、勝負だったね。それはそれで良いと思う。セカンドランナーが帰ったら終わりだから、外野ももう少し詰めても良かったか、とも思う。前進守備のピッチャー上をゴロで抜かれ、同点は仕方が無い。シンゴは前進して来ていたし、普通にバックホーム出来ればセカンドランナーはアウトには取れるだろう。ところがそこでね、シングルキャッチ、ファンブルしてはじいてしまった。。2塁ランナーが帰り、痛い悔しい悔しいサヨナラ負けと成ってしまった。同点は仕方無いし、シンゴには厳しいかも知れないが、こういうプレーはやはり悔いが残るよ。ノックなどではシングルでしか捕らない子達は他にもいるが、これは上を目指して行くなら直した方が良いと思う。

 本当に悔しい敗戦。。ナオタロウもカナトもみんな悔しかっただろうね。でも仕方が無い。今のチームの力なんだから少しでも良く成る様に頑張って行くしか無いだろう。試合が終わって相手の大矢知の監督さん。ご丁寧にお通夜の様なベンチに挨拶に来てくれていた。中々挨拶には来にくい状況だと思うけども、律儀な監督さんだね。負けた方が行くときは良く有るが、僕も相手が相当ショックだろうと思える状況の時には、口出しが辛くて行けなかった記憶が有る。

 準決勝が終わってから、それからの3位決定戦までの時間。子供達は涙の見えた選手もいてご父兄の皆達も含めて暫くお通夜の様な状況だったが、状況を受け入れて次に頑張るしかないよ。昼食を食べてまた球場内で練習が始まりやっと気持ちも切り替えが着いただろうか。

 3位決定戦の相手はUNファイターズさんと成った。球場に来られて挨拶にも来てくれたので話を聞くと、4点リードしながらスモールさんに最終回にひっくり返されたらしい。。ウチ以上にそれは辛い状況だ。。試合前のシートノックを見ていてもしっかりディフェンスが出来ている。下を向いているヒマは無い。神戸の選手達にもいいゲームが出来る様にしっかり頑張って欲しい。

 3位決定戦が始まる。1回先頭のシンゴが右中間を割り無死3塁。が、そこから2三振が続きチャンスを生かせない。その裏、エイタが先発したがヒット、四球で無死1,2塁。ここでタイラに交代。3塁線バントの送球はエイタの足がベースから離れて無死満塁と成ったが、ここから内野フライ、中間守備と成ってセカンドゴロはカナトが良くバックホームして2死。6番もピッチャーフライに取り、一番大きなピンチを切り抜けた。

 2回にカナトの右中間2塁打から3塁へ進み、タイキが良くスクイズを決めて1点。ただこの後、シンゴのヒットも続いたが得点出来ない。タイラの投球は2回はボールが多く2四球を出したが2塁ランナーをサードで刺したり、何とか0で抑えた。そして3回裏、1死から死球。続くキャッチ前のバントも内野安打に成り1死2,3塁で6番。ここで前進守備と成ったがセカンドランナーは大きくリードを取り、2ランスクイズを狙われる。。と思ったがその通りに成り逆転されてしまった。以前にも有ったが良く有る2,3塁のディフェンス。1点は仕方無いが2塁ランナーのマークも状況によっては対応も考えるディフェンスの必要も有ると感じる。

 5回表は1死の後、UNさんの先発はここで70球を超え、ピッチャーが代る。2死とは成ったがナオタロウが内野安打で出て、オウカの打球はレフトの右中間寄り。グラブには当たった様だが打球は抜けてナオが帰りやっと同点。タイラは4回も四球を出したが4,5回も良く抑えて70球を超える。6回は準決勝に投げたカナトは後13球は投げれるので再登板し三者凡退で抑え70球を超えた。そして7回裏はナオタロウに交代し、2死からセンター前に返されたが、タイラが盗塁を刺し、7回同点で8回のタイブレイク戦となった。

 ここで神戸に取って廻り合わせが良かったのが打線。無死1,2塁からオウカからの打順に成る。1球ファウルの後、3-1から打球はライナーで左中間を抜けて行き、大きな2点タイムリー3塁打。タイラは前進守備のショート横の強い打球。はじく間にオウカが帰る。そしてカナトはレフトオーバーの3塁打でタイラが帰る。エイタの高い内野フライは前進守備のセカンドの後ろに落ち、カナトも帰ってこの回大きな5点が入った。何よりオウカからの連続タイムリーが悔しい思いを一気に晴らしてくれた様だったね。その裏、ナオタロウは落ち着いて1,3塁でのダブルスチールだけの1点に抑えて、3位決定戦タイブレイクに勝利!

1チームだけの3位表彰式。でも勝てば嬉しい!

 最後にやっとクリーンナップの打線がつながった勝利。まだまだ発展途上のチーム。ミスも有りながら良く頑張ったと思う。全国大会や大鳴門の西日本大会は無く成ったが8月末の東海大会出場へのチャンスは掴んだ。練習の課題はまだまだ一杯有る。バッテリーも内野も外野も。中々スタメンで出れない子達のレベルアップも。バントの精度もバッティング力の向上も。走塁での3塁ベースコーチのレベルアップも痛感した大会だった。

良く頑張った!でもまだまだ頑張れ!上を目指せ!

 ご父兄の皆さまにも2日間の早朝からの対応を本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。5月GW、1日、3日には春季大会も控えています。来週もよろしくお願いします。

2021年4月24日土曜日

スポ少県大会は2日目へ

  今日はスポーツ少年団県大会の1日目。いつもの様にお散歩済ませて用事も済ませて出かける。神戸のグランドに立ち寄り、今日はBチームは神戸での練習。練習体験会も今日は神戸で行う予定だ。その後に伊勢へ向かう。会場は当初のダイムスタジアムが先週の雨で高校野球の予定が伸びダイムスタジアムは高校野球に明け渡して、スポ少の県大会の会場は大仏山スポーツ公園に成った。先週に急遽連絡が有って、県大会でこんな事も有るんだ、と少しビックリした。色々大会を主催準備する僕としては、こういう事も想定して大仏山も借りていたのかな、と考えてしまう。いずれにせよ、大会運営は準備からも含めて大変な事だよ。

新しく作って頂いた神戸応援横断幕。ありがとうございました!!

 大仏山には8時10分過ぎには着いた。グランドへ歩いて行くと神戸の選手達も元気に練習している。暫くしてメンバー交換が終わりシートノックも始まる。神戸のシートノックも少し緊張気味かな。。

第一試合が始まった。頑張れ!

 対戦相手は鈴鹿の河曲ライトエースさん。今年の2月末に練習試合もさせてもらっている。その1回表。シンゴは追い込まれてからセンター前へ。盗塁から2死3塁と成ったがカナトの高いバウンドの3塁ゴロがセーフと成る間にホームへ入り1点先制。その裏、先頭1番にキャッチフライをタイラが落とし、その後のセンター前への打球もシンゴがファーストを狙ってタイミングは完全にアウトだったが、タイキはボールをこぼす。初回の先頭打者が塁に出ただけだが、ミスが2つ続いた。監督もこのタイミングでタイムをかけて緊張をほぐしたのだろう。結果的にもナイスタイミングだと思うね。2番の打球はショートゴロ。ここで6-4-3のDP。これは大きいプレーだった。

 2回にはハルヤがセンター前、1死3塁からセイゴウのスクイズはセカンド正面だったが、ホームへの返球をキャッチは捕れず2点目。今日の2試合含めて、バントは出来てはいたがみんなコースが大体甘かった。もう少しライン、1塁線、3塁線を狙ってくれたら2死からでももっと得点出来るだろう。3回にはナオタロウのセンター越え2塁打からオウカのヒット、カナトのヒットなどで2点。4回には2死からナオタロウがミスで出てオウカのレフト越えで5点目が入った。

 先発したカナトは3回まで危なげの無いピッチング。低目にもボールが集まり高目も緩急も使いながら抑えて行く。4回にはセカンドとピッチャーの間の高い内野フライ。セカンドでもピッチャーでも捕れると思うけどね、これが落ちる。5番にはレフト前に打たれ、1死2,3塁からファーストゴロで1失点。やはり何でもないミスが失点につながる。前にもこういうミスのフライが有ったよ。。

 5回裏の先頭バッターを打ち取った所でカナトは70球と成り、セイゴウに交代。6回表にはセイゴウのバントヒットからカナトの左中間越え2塁打などで3点を追加し、その裏、セイゴウは1失点はしたが後続を抑えてゲームとなった。攻撃のリズムはランナーを出して、進み、送り、1点取る為のバントやバッティングが上手くつながっていた。まず1点取る事。それで良いと思う。その積み重ねだよ。

 2試合目は伊勢のMマリンズさんに勝利した桑名A代表の桑部益世野球さん。僕も初めて聞くチームだ。そのMマリンズさんとの試合でも身体の大きな4番バッターがチャンスで得点する、そんなチームカラーの様だね。

 この2試合目も1回からシンゴのセンター越え3塁打からナオタロウのライト前ゴロで1点先制。2回にはハルヤのレフト前から2死3塁、WPで2点目。3回にはオウカのセンター越え2塁打、カナトのレフト越えで3点目。4回にはハルヤの死球からタイキが良く粘って右中間へ返し4点目。要所で良く打線がつながっている。

 先発したタイキは3回に2死から3番にレフト前、マークする4番に上手く低目を打たれてレフトを超えるタイムリーと成り1失点。その後の5番の打球はセンター前への飛球だったが、良くシンゴが突っ込んで捕球。ピンチをしのぐ大きなプレーだった。タイキは5回先頭に四球を出し、ここでナオタロウにスイッチ。1番を三振に取り、2番の打球はピッチャー横の打球。ナオは2塁ランナーがスタートしたのを見てサードのカナトへ。ランナーは戻ったがカナトのセカンドの返球も良かった。セイゴウがタッチして大きなアウトが取れた。この辺りは守備練習、キャッチボールの成果だろうね。

 打線はピッチャーが代った5回にオウカの四球からタイラのセンター横、カナト、エイタとヒットが続き3点が入り、6回にも3点を取って勝負を決めた。その6回の裏。オウカが明日に向けてのテスト登板だろうね。僕もどこまで復活出来ているか楽しみだったが先頭4番にセンター前に合わされ、2死と成っても四球、ヒットと落ち着かない。左足を上げるが着地するまでに投げている、手投げの印象だよ。ボールの伸びもまだまだ。それに何よりバックとのリズムが出来ていない。バックに手はあげるが顔はもうバッターを見ている。それでは声のリレー、確認に成らない。人と挨拶する時に手だけあげて顔は反対側。。そんな挨拶って無いよ。アウトカウント、ランナーを確認し、バックに大きな声をかけてそれらを確認してからセットに入りバッターを見てサインを見る。このイニングのアウトは三振が3つ。抑える力が有るんだからもっと自信を持て。打たせて後はバックに任せればいい。今日の2試合の中では課題の残るピッチングだった。

 今日は1試合目のカナトも時折バックには手を上げて声をかけていた。2試合目のタイキもナオタロウも。ずっとその動作も僕は見ていたが、プレートは踏んではいないし、後ろに向かって手を上げている。そんな試合中に審判部の年配の方がベンチに来られて投球動作に入ってそれをしたら投球違反、ボークだからと監督に注意しに来る。そこでは僕も言える立場では無いので言わなかったがそれはおかしい。プレートを踏んでいないのでセットでもボークには成らないはずだ。その方はバックネットから見ていた様だからプレートを踏んでいるとでも思っていたのか。第一、主審や塁審、公式審判がすぐ側で4人見てくれているのに誰も指摘はしていない。何で試合に関係していない人がベンチに注意しに来るんだろう?プレートを踏んでバックに手を上げたらそこからそのまま投げないと、それは投球動作の中断だからランナーがいたらボークには成る。隠し球などで野手がボールを持っていて、ピッチャーがボールを持っていないのにプレートを踏んでいなくてもサインを見たり、投球動作の一環の動作をしたら、それはボークと言われても仕方無いだろう。最後に投げたオウカの様に顔はもうキャッチを向いていて後ろに手を上げている、と言うのはプレートを踏んでいなくても投球動作と取られるかも知れない。要するにまぎらわしい事はするな、と言う事だ。ちゃんとバックに向かって大きく声をかけてそれからプレートを踏めばいい。

 今日は津支部審判部の理事長も来られていて試合前や終わりがけにベンチにも立ち寄ってくれて色々雑談の中で、こんな事が今日、と・・そんな話もさせてもらった。

 明日は準決勝からだ。全国につながるラストチャンス。明日もミスを少しでも減らしていい試合が出来る様に期待したい。今日も監督、指導者はじめ、皆さん、早朝からありがとうございました。明日もよろしくお願いします。

2021年4月18日日曜日

声をだせ!つながる声をだせ!

  今朝から風は強いが空は良く晴れている。いつもより少し早く起きてお散歩。少し寒いぐらいだったがワンズ達とのお散歩もとっても気持ちが良かった。朝ご飯や庭の掃除も終えてから一気に準備にかかる。春季大会要綱の発送準備、領収書も作成し袋詰め。招待チームにはLINEやメールでデーターも送り殆どの連絡を終えた。PCでもLINEを使うが、こういう時に時間がかからず本当に便利だ。セキュリティーが少し心配だけどね。。リーグのホームページにもアップを終えて出かける。途中に頼んでいた石灰を積み、高岡さんのグランドへ向かう。時間は9時半前だったかな。リーグ戦の高岡さんと神戸との試合が始まったところだった。

 1回表の神戸の攻撃。カナトがセンターへヒットで出たが盗塁アウト。その裏の守備。レオンがライトに着いている。僕は石灰も降ろすつもりでライト側の入口の所に車を停めて、その校舎の陰で観戦していたが、そのレオンを見てどんな動きをするのか良く見ていた。それが段々センター寄りに動いて行く。。気持ちが入っているのは見えるがそのポジショニングではアカンよ。。センターには慣れないセイゴウが入っているしセカンドにはカナト。ファーストのエイタは「ライトゴロ取れるとこ!」と言ってはいるがその位置では無い。他に指示する者もいないのがちょっと寂しい。それでもこの試合が終わった後にベンチへ行ってレオンに「試合出れたなあ~どうやった?」と聞くと嬉しそうな可愛らしい顔で「楽しかった~」と言う。今はそれが一番だね。そんな気持ちをバネにもっと意欲を持って練習して行こう。

 この試合、タイキが先発で低目に良くボールも来ていた様だ。高目のボールにも手を出してくれたのも球数が少ないピッチングと成った様だ。3回にやっと1点先制し、5回に2点。だがこれも相手のミスがらみ。特にタイラはタイミングが合っていないね。。殆どのスイングは引っ張り一辺倒だ。顔がもうライトを向いてるんだよ。。当たり損ないのゴロが多い。この試合の後、もっと顔を残してショートの頭、左中間を狙うつもりで、とは言ったが、2試合の打席でも変わって来なかった。顔はライト向いてるんだよ。主軸が打てないんだからもういい加減変えていかないといけない。エイタは1,2打席はやっぱり初球打ち。積極性はいいが、狙い球が絞れているかな?初球からでも来たボールを振っている印象。タイミングが合わずサードゴロとセカンドフライ。チャンスで回って来た3打席目は追い込まれてからセンター前へ強い打球のタイムリー。レベルで振れるのでタイミングさえ合えばいい打球を返せる。やっぱりエイタは良くボールを見て追い込まれた方がいいかな。。

 石灰を降ろし、1試合目が終わってからオオタカへ向かう。オオタカでは戸木さんと立成さんとの試合。もう6回で100分近くの試合の様だ。僅差の試合だったのでリードする後攻の戸木さんの攻撃が有るかどうかの状況だったがそのまま試合は終わる。春季大会の要綱や領収書などを渡して、戻ってくるとリーグ戦2試合目のIKUSEIさんとの試合が始まっていた。この試合はセンターにシンゴが入り、ライトに入っていたノブトラのポジショニングについて指示をしていた。普通は誰でもこういう事が出来る様に成って欲しい。出来ればもっと大きな声で。今日もエイタの声はファーストでもサードでも良く聞こえていた。ああ、エイタが頑張ってるなあ~と、そう見えるしチームもそれに連れらて行く。他の子も声を出してくれているがまだまだ小さい。今日は2試合とも先発を外され、ピンチヒッターで出たオウカはヒットは打つけれどもライトに入って、僕が見ている一番近くにいるが、声は殆ど聞こえない。発声練習もアップの中で入れてもいいかな、とも感じるぐらいだ。オウカにも、他の選手にもそれが出来たら素質は充分。もっといい選手に成れる。

 昔は神戸でもグランドの端に並ばせて練習を止めて良く発生練習をやった。無駄な練習かも知れない。大事な高円宮の予選、試合前の練習の最中にやった事も有る。霞ヶ浦球場での始めて県大会に出た時も試合前に球場の端に並ばせてやった事も有る。いずれもそんな後は勝てたなあ~。意味のある言葉を出させる。気持ちをつなぐリレー出来る声を出させる練習。

 2試合目はカナトが先発で低目を取ってくれる主審のお陰も有ると思うが球数も少なく7回裏の1人目で70球を超えた。得点差は4点。7回裏で4点リードで無死1塁。このランナーもサードゴロだったが、エイタの送球はまだまだ中途半端。ファーストは捕れなかった。ミスでも出れば今の野球ではまだまだこの先は解らない。ここでナオタロウに交代。続く4番。唯一2本のヒットを打たれている。ナオのボールも低目だったと思うが打球は振り遅れ気味にライト線へ飛ぶ。本当は神戸の子達にもこんなバッティングが出来る様に成って欲しいんだよ。アウトコースをセンターへ返すぐらいの気持ちで振り遅れ気味で振り抜く。この4番には全打席打たれたがナイスバッティングだ。無死2,3塁と成ったが、5番三振。6番はサードゴロでホームアウト。7番も三振に取って無失点で抑える。投球に入る前にバックに向かってアウトカウントの確認もちゃんとしている。バックもそれに応えチームの守るリズムが出来て来る。オウカはそんな所を見ていたかな。。野球はピッチャーだけが1人頑張っても勝てない。チームプレーが何より大事。ナオのナイスリリーフだった。

 攻撃ではタイムリーで得点出来たという印象は少ない。四死球や相手のミスやスクイズなど。1回の表は全部見れなかったので解らないがそれ以外ではピンチヒッターでのオウカのヒットだけでは無いかな。タイラもカナトもエイタにも出ていない。

 リーグ戦の観戦を終えて、津の本局へ走り春季大会の発送を済ませて来た。ここは日曜でも受け付けてくれるので助かるが駐車場が満杯に成る程混んでいて終えるまで40分近くかかった。ミヤタさんで試合球やメンバー表も積んで来たので、グランドに戻ってからはお母さん方にお願いして春季大会での32チーム分の要綱などの袋詰めも行ってもらった。試合球の準備も出来た。これで大体準備が進みました。ありがとうございました。

 来週は伊勢での県大会。その県大会の会場ですが、今夜遅くに軟式野球連盟より連絡を頂きました。週末の雨により高校野球の大会が順延と成りスポ少県大会で予定していたダイムスタジアムが使えなくなったそうです。。県大会でもこんな事が有るんだね。ちょっとビックリ。それにより会場変更と成りました。伊勢の大仏山公園スポーツセンターに変更に成りました。チーム内にはまた連絡します。来週の県大会、いい試合が出来る様にチーム皆で頑張って行きましょう。

2021年4月17日土曜日

練習やトレーニングの見える化。。

  今日はやっぱり雨だね。ほぼ天気予報通りの雨が夕方遅く成っても降り続く。ちょっと明日のリーグ戦が心配で監督からも神戸のグランドの代替えも検討してサッカーとの調整もした。でも夜半からは雨も止んで晴れて来そうだし大丈夫だろう。

 9時前の神戸。渡り廊下で子供達はアップしてトレーニング。以前はここでネットを2回から垂らしてティーバッティングなども良くしていたが、中庭に学童さんの教室が出来てから土曜は出来なく成った。色んなメニューのトレーニングをこなして行く。。今日は土曜授業の学校も有り人数は少ないが来てくれている子はみんな元気だ。キャプテン、エイタは監督や指導者からの自分への期待も大きいというのは良く解っているんだろうね。本人には申し訳ないけれど器用なタイプではない。けれども大事な事はやろうとしている、その姿からはそれが見える、感じられると言う事だよ。先週には怒られたオウカもそんな所から取り組んで欲しい。誰よりも良く声を出している。練習でも試合でもね。それが少しずつ成果に出て来ている様に思う。不安な守備も良くは成って来た。バッティングでは僕から見る課題は、考えずに振ってしまう事が多い。特に初球打ちが多い。狙った通りのボールならいいが、そうとも思えない。大体粘って2ストライクぐらいからの方が良い結果が出ているのでは無いかな。何よりスイングがレベルに近いのが良いと思う。

 色んなメニューのトレーニングの中でもそれが何の為の練習なのか、良く理解して取り組む事が大事。それが無かったら、ただやらされているだけ。効果の薄い練習に成ってしまう。今週のNHKのドキュメントで、そんな練習の意味や手法の見える化に取り組んで行う練習の進め方を放送していた。大リーグでの一流ピッチャーのボールをコピーする。。箱根駅伝の有名な青山学院のあの監督さん。それに向けた練習メニューを他のチームにも見れるように公開している。それが全体の競技レベルアップにつながるから、と。陸上競技はそんな事で注目が増えて来たら野球やサッカーに流れる選手でも陸上に来てもらえるように成ると。高校野球では無名の高校からプロ野球選手が出ていて、そこのトレーニングは徹底して効率化で短時間。投手なら基礎体力アップを徹底して行い、ダンベルをどこまで上げれる様になったか、ジャンプや色んなトレーニングの数値を表に記入して誰でも見れる様にしている。そこからは140㌔のボールを投げるのはそれぞれのメニューの基準が有る。それをクリアして行けば実際に140㌔に成るんだよ。。将来を見据えて狙うならそんなトレーニングも良いとも思う。

 以前からダルビッシュのスライダーは凄いと思っていた。あのワールドベースボールクラシックで韓国戦での決勝だったか、インコースをのけぞらしながらアウトコースに流れるあんなスライダーは絶対に打てないよ。それでもね、そんなスライダーの投げ方を最近のデジタル技術を駆使して公開している。それと同じように投げれば、それなりの身体が出来ていたらその様なボールが投げられる。大リーグの超エース級の投手がそんな練習を取り入れて他の選手の凄いボールをそっくりコピーして自分の持ち球にしてしまう。150㌔は今では誰でも投げる時代だが、それもまた同じ。同じ150㌔でもしっかりスピンの効いたボールに成るとホップしてくるから空振りが取れる。いい時の上原のストレートは150㌔無くても当時の全日本の星野監督が「上原は凄い!」と言っていた。そんなボール。

 これからの時代、少年野球の指導の中でもそこまでデジタルな技術は導入出来ないけれども、練習の意味や内容の見える化は必要に成って来ると感じる。一昔前に超スロービデオが撮れるハイスピードカメラを使って特に投手のフォーム確認などに使った事が有る。確かに直して欲しい所はすぐに解る。でも実際に指導は続けても中々直って来ないのが現状だ。特に子供達のヒジや肩の故障には投球制限も入る様に成り気にはしているが、投手以外でも直さなければ、と思う子は沢山いる。でもこれが中々直らない。指導の中では悩みのタネでは無いかな。。バッティングでも同じだけどね。

 先週末には春季大会の組合せも決まり一気に大会要綱も仕上げた。もうそんなに時間は無い。いつもより2週間は遅れているかも。。それでも水曜には仕上げて印刷して何度も見直して製本に出した。いつも無理を聞いてくれる印刷所。出来上がりは早くても来週だろうとと持っていたら、金曜の夕方にはもう出来たよ。。凄いなあ。。いつも感謝!ありがとうございます!その日の内に封筒なども用意して夜には宛名も全部終えた。明日にでも発送出来るだろう。

沢山の子達が来てくれる様に!!

 また来週に予定を入れた練習体験会。以前に校長先生や新しく着任した教頭先生にも了解を頂いた。それのPRPOP。色々協力してもらって木曜には出来た。その印刷もOBの方にお願いして金曜の夜には届けてくれた。いつも本当にありがとうございます!そのPOPも今日には皆さんにお渡しして配布やPRのお願い。沢山来てくれると嬉しいなあ!Aチームは県大会でいないけれども、Bチームの皆さん、お世話をかけますがよろしくお願いします。明日は晴れるだろう。リーグ戦も県大会に向けていい試合に成る様に期待したいね!

2021年4月11日日曜日

まだまだ発展途上。。課題を乗り越えて強く成れ!

  今日は神戸でリーグ戦2試合。8時前にはグランドに行くともうグランド準備を終わって子供達はキャッチボールを始めている。3月後半の異常な暖かさから一変してこの所は少し肌寒い朝晩。薄手の上着も着ているが、車には冬用のジャンバーも積んでいる。まあ、これぐらいが普通なんだろうなあ。

神戸小学校の花壇のチューリップと可愛い花達。

 高円宮賜杯の予選1回戦で悔しい敗戦となった高茶屋さんとの第一試合。何とかしまった試合で雪辱して欲しいな、と思っていた。高茶屋の監督さんも来られて、その監督チェアに座らせてもらって暫く雑談。子供達への思いは一緒。それがチームカラーに出て来ている。今の監督さんに代わられてからも、中々神戸に勝てなかったチームは今度は神戸が追う立場に成って来た。仕事で言うと、少年野球は1年ごとのプロジェクトだと僕は思っている。それが年ごとにつながって行かなければ成らない。チームカラーや方針を守りながら個性や体力、能力の違いを上手く組み合わせていく。仕事や家庭も大きく犠牲に成って来るだろうが、気持ちを切らずに引っ張っていく。これらは自分の人間形成にも大きく役立つけれども大変な事だよ。

 その高茶屋さんとの試合がほぼ予定通りの時間に始まった。1回の表、シンゴがエラーで出て盗塁。内野ゴロで3塁へ進みエンドラン気味の内野ゴロで1点先制。2回は同じように1死3塁からハルヤのスクイズで2点目。3回はシンゴの左中間2塁打からナオタロウの左中間タイムリー。4番の内野ゴロで4点目。ここまでは盗塁や内野ゴロでも進塁する積極的な走塁がとても良かったと思う。これも練習の成果が出て来てると思う。大してタイムリーは無いけれども相手にとっては嫌な失点に成る。

 先発したカナトは立ち上がりは高目が多かったが、ボールは走っていたと思う。それでも小さな先頭1番。右中間へいい打球を返される。シンゴもここは良く追い着いた。今までは抜かれている打球だ。2~4番も打球は外野フライには成っているが良く振れているな、という印象だ。甘く成ればしっかり返される予想は出来た。

 2回はボールも低目に集まり少し抜いたボールも効果的。続く3回。簡単に2死と成ってから1番に抜いたボールをセンター前。続く2番への四球が痛かった。3番にはセンターを越される2点タイムリー。4番の打球はライトへのワンバウンドだったが、深めに守っていたハルヤの返球はファーストへ間に合わず3点目が入る。4回はまた2死から8番にレフト線へ。ここで切って欲しかった9番にフルカウントから四球。これも残念。いやな1番の打球はライト前。ここもハルヤはポジショニングが深かった。ファーストアウトに出来ず1点が入り同点と成ってしまった。チームとしてはこのポジショニングとファーストへの速い返球が大きな課題と成って来た。高茶屋さんはライトゴロでピンチを切っているのとは対照的だった。

 高茶屋さんは4回からピッチャーは4番に。神戸は5回からオウカに交代。オウカの投球はボールの伸びは有るけれどもランナーを出すと回りが見えていないね。2死から簡単に2四球出す。。ランナーセカンドでも殆どマークしていない。普通なら3盗かけられても仕方が無い様な間合い。せめてセットに入ってランナーを見る余裕が欲しい。それに何よりもバックとの声の連係。これが聞こえない。セットに入る前にバックに向かってアウトカウントの確認の声をかける。ランナーを背負った時はこれ1球ずつやってもいい。昔はピッチャーにはそんな事を当たり前の様に良く教えていた。自分だけのペースではダメ。バックに向かって声をかけて確認して、キャッチを見て投げる。バックのリズムもそれでピッチャーの投球リズムに合って来る。だからミスも少なくなる。カナトもそうだけど、ピッチャーとしてはここだ一番大事だよ。

 6回表。カナトが出て、ミスも有って2死1,3塁で9番セイゴウ。セイゴウの打球は三遊間を抜け貴重な追加点が入った。その裏のオウカは三者凡退で抑え、7回裏1点リードのままその先頭2番に四球を出す。一番出して行けない四球だったが、盗塁をタイラが刺して1死ランナー無し。ところが3番にも四球を出す。今度は盗塁も決められ2死3塁と成って5番バッター。速いボールで追い込んでから打球は完全に打ち取った弱いセカンドゴロ。セイゴウのOK,OKの声も聞こえた。弱いゴロだったしタイミングは際どいかも知れないがセイゴウが捕ればアウトだろう。ところがオウカもボールを追い、グラブに当たったのだろうか。打球はコースが変わりセイゴウも捕れない。何とも痛い連係ミス。同点に成ってしまった。

 タイムをかけて監督もマウンドに内野を集めて叱る。監督の気持ちは痛い程解るな。これは僕でも同じ事をするだろう。何度も何度も大きな声を出せ!確認の声を出せと言われている。セイゴウの声が僕にも充分に聞こえていた。オウカが捕るならオウカがもっと大きな声を出して捕らなければいけない。一番近くにいるファーストも指示も必要かも知れない。

 高円宮予選での高茶屋さんとの試合でも満塁でホームゲッツーしなかったファーストや右中間の打ち取った打球を誰も勝負しなかった内外野。ハッキリ言ってこれが敗戦の原因。でもそこの所はしっかり練習して来たし、今日の試合を見ても良く成って来たと思う。終盤での連続四球もいけないが、何よりピッチャー中心にしたチームのリズム。確認し合う連係プレー。もう一度徹底して見直して行こう。

 7回裏痛い痛い同点と成り時間はまだ100分も経過していない。今年のリーグ戦要領から軟式野球連盟の規約に合わせてこのような場合は時間内ならタイブレイクをやると、先週に各チームに配信して決めたばかりだった。でもね、今の打線の力からすればある程度勝負は申し訳ないが少し見えていたね。8回裏、先頭8番にレフトを越されゲーム。仕方が無いね。これが今の力だ。勝てたゲームを落とした高円宮の予選も、このリーグ戦ももう一度課題を整理して頑張って行こう。

 午後からの2試合目の立成さんとの試合。先発したナオタロウは3回まで30球。ボールが2球続く事が無かった。4回に先頭にフルカウントとは成ったが四球は出さない。3番に打たれたレフトへのゴロだけ。これもレフトゴロ狙える打球だったが、レオは頭に入っていたかな。。

 この試合、オウカ、シンゴ、タイキ、セイゴウも控えに入っていたが大きな内外野のミスも無く打線もコツコツとつなぎながら得点出来ていた。4回に4点が入り9点リードと成って5回でゲーム。何より四球の無いナオタロウのピッチングがチームにリズムを作る。これが一番。1試合目のカナトもいいピッチングは出来ていたが3,4回は力みも出て来るんだろうね、ボールも高く成って来ていた。3回の四球一つ無ければ、それだけでゲームも変って来る。オウカで言えば4四球が間違いなく失点につながる。それが野球だ。

 痛い敗戦、悔しい敗戦だが、その原因はハッキリしている。勝負所での外野のポジショニングも早い正確な返球も。チームの課題はハッキリとしっかりと出た。要はそれを直して行けばいい。それが出来たらもっと強く成れる。今のままではダメ。先の事を希望を持って言ってたら鬼に笑われてしまう。まずは県大会の1勝。その為に何をしなければいけないのか。今日はそれがハッキリ見えたた。これをチームのプラスに変えて行こう。

 来週もリーグ戦。そしてその後は県大会です。来週もよろしくお願いします。

2021年4月10日土曜日

花が咲く季節。いいゲームが出来る様に

  今日はA・Bとも練習日。そして一月余り遅れた廃品回収日。3月度は期末の市への申請も控えていたので行わず4月に繰り越していた。神戸に行くと沢山の新聞、雑誌、段ボール。僕もすでに100㌔近くは積んでいたが、今日は満杯になるかも・・の予感。今日は卒団生のご父兄も来てくれていました。これからも来れる時は是非お願いします!

 何とか積み込んで櫛形へ行くとここにも結構集めてくれていた。大きな段ボール箱ではもう入らないので何箱かは崩してハイエースの助手席にも一杯詰め込んだ。何とか全部載ったよ。さすがハイエースワイドだ。多分500㌔以上は有るだろう。多分今までで再重量だろうね。廃品業者さんの計量では620㌔だった。今までは400㌔少々がMAXだったからね。市の補助も加えたらこれだけでボール1ケース買える。皆さんのお陰だね。これからも協力お願いします。

助手席まで一杯でした。。

 櫛形にはグランドの端の小さな花壇に赤や黄色のチューリップが咲いている。その周りには可愛い薄いブルーの花も寄せ植えされていてとても可愛く心和ませてくれる。人間にはこんな時間も必要だな。神戸でも同じように花壇にチューリップや可愛い花達を寄せ植えされていてこれも綺麗で可愛い。

櫛形の可愛いチューリップ

 廃品業者で全部降ろしてその帰りにいつものスポーツ用品店さん。5月のGWに行う春季大会の準備で色々お願いしていた。そんな事を調整しながら神戸に帰って来たらもう10時半は過ぎている。子供達はマシンを使った外のボールに絞ったバッティング練習。それを見ていたが、中々タイミングが合いそうな子は少なかった。カナトぐらいだろうか。しっかり振れてはいるが、ポイントを呼びこんでの右狙いは中々難しい。プロでは昔、巨人の阿部がアウトコース低目の所へ投げてもらってそれを振り遅れ気味でセンター方向へ打つ様に振り抜く。ベース上後ろ寄りのポイントで。打球はレフトへ大きく飛んで行く。そんな練習をしていた。右狙いで前に流れるのではなく呼び込んで振り遅れ気味で振り抜く。でも難しいだろうなあ。。。中日時代の井端なんかこれが上手かった。これからもマシンをどんどん使って練習の効率を上げて欲しいと願う。

 午後からの練習。バントでの守備練習を内野中心で行っている。主にピッチャーやサード中心のバントシフトだが、出来ればこれに外野も確認して欲しいね。いい送球が行くとは限らない。肝心なのは失点につながらない様にその次のカバーやプレーだから。内野の守備や練習の中で、目に着いて来たのはケイトの送球が良く成って来た事だ。サードでの捕球にはまだグラブが柔らかく縦っていないので不安は残るが送球は半月前と比べても良く成った。上手くヒジが使える様に成って来たのかな。

 気に成るのはタイラの送球。ヒジが下がってサイド気味から投げる事が多い。キャッチの時でもそうなので、2塁への送球でバラつきが出ているのはそういう所では無いかな。ピッチャーへ返すのも山ボールでは無く、ピュッと投げるクセを着けて欲しいなと思う。エイタの送球フォームも暫く見ていたが、やはりインステップ。それも大きい。まだまだ修正出来ていない。踏み出す足がインに入ってそこから投げるフォームに入るので右腕もボールの位置も足のステップのラインからは外れて来る。腕で修正しながら投げないといけない。当然コントロールは難しくなる。サードからのファーストへの送球も山ボールだったり、速いボールだったり、ワンバウンドも捕りにくくなるよ。真っすぐ立って左足を上げてそのまま前にお尻を出して行ったら左足の着地は真っすぐなラインに成るハズだ。

 打線も少し昇り調子かな、と感じる。ディフェンスも不安は残るが良く成って来た。明日のリーグ戦第2週。いいゲームが出来る様に期待したい。

2021年4月7日水曜日

ちょっと残念な聖火リレー。。

  今日は仕事休みに合わせて東京2020の聖火リレーが津市での行われるので、そのボランティアに行く。今年に入ってボランティアの追加募集の依頼が有り、チームの皆さんにも案内したが僕はすぐに申し込んだ。

 1964年の東京オリンピックの聖火リレーは、あの頃、まだ小学4年生ぐらいだったと思う。先生達に連れられて、地元五条市の綺麗に舗装されたアスファルトに白いセンターラインが引かれた国道を高校生達だと思う。胸の前に日の丸を入れた白いユニフォームを着て、煙たなびく聖火を持った選手が先頭を走り、その後ろを同じような選手達が2列で走って来る。その姿や光景はめちゃくちゃカッコ良くて、しっかりと記憶の中に残っている。夢や希望を思い描いた忘れない思い出だ。

1964年の聖火リレー。本当にカッコ良かった!!

 あの時の1964年の奈良の聖火リレーの様子をネットで調べていたら少しビデオが出て来た。僕の記憶に近い映像。でも映像よりもっと綺麗でカッコ良かったなあ。

 そんな事を思いながら12時前にはサオリーナへ行く。その広い駐車場はまだまだ空いていた。ホールに入ってスポーツ少年団本部に挨拶して暫く待つ。広いイベント会場に入って暫く待っていたらBチームのハルのお父さんが来るよ。。パパも申し込んでくれたみたいだね。それも聞くと僕の担当NOの次の番号。三重県に来て初めて同じ苗字の人と出会ったがそれがハルのご家族。こんな所で同じ苗字の人が続いてリストに載っているので誰が見ても身内だと思うだろうなあ。配置場所も同じ塔世橋辺り。説明を受けて皆でバスに乗り、県庁まで運んでもらってそこから配置場所へ皆で移動した。

 2時迄には配置に着きパイロンなども設置する。聖火が来るのは3時過ぎからの様だがそこまでが長かった。サオリーナにはメーカー名が入った大型のイベント専用車両が何台か来ていて、何するんだろう?と思っていたが、23号線の広い道路が通行規制されて暫く、そんな大きなイベント車がゆっくりと大きな音楽を鳴らし、盛り上げ役の踊り子?達が笑顔を振りまきながら踊り進んで来る。最初はまあ盛り上げだから、、と思っていたが、少し離れて今度は違うメーカーの大型車とPR隊達沢山。。そしてまた別のメーカーが。。どこかのテーマパークのパレードみたいだよ。タオルや自社の飲み物を沿道の人達に配るメーカーも有る。。それからも何台か続く。3,40分は続いたと思う。これ、聖火リレーなのか?聖火リレーはどこ行った?僕達はメーカーイベントのボランティアに来た訳ではない。。正直そう言いたかった。

 そんなパレードからまた大きく離れてバスや車両に囲まれてやっと聖火ランナーが来たようだ。盛り上げ役のメーカーイベント隊から時間は10分以上は過ぎていたし沿道の人達も何か冷めた表情。。肝心の聖火なのに。。塔世橋の手前で聖火の点火リレーが有った様だが、特にそれらの何のイベントも無く見た事もないおじさんがゆっくりと進んで来る。回りにサポートは沢山いるが、ランナーは1人だけ。それを沢山のカメラ車が追っている。。音楽が流れる訳でも無い。この聖火ランナーがこのパレードの中で一番寂しい情景だった。

 今はコロナ禍。この感染拡大の影響の中では仕方無いかも知れない。本当は子供達や若い選手や学生達が元気にサポートしながら走っても良いのではないかな、と思うのは僕だけかな。。実際の所、メーカーのサポートが無ければ出来ないオリンピック。57年前の聖火リレーではそんなメーカー色は殆ど無かった。沿道では殆どの人達が配られた日の丸を振っていた。このボランティアの取りまとめも近畿日本ツーリストが行い、ボランティアの配置や指導まで行っている。組織委員会はお金を出すだけの丸投げ状態なのかな。。何だかちょっと方向性が違って来ている様に感じる。日本の国の一大イベントなんだから、もっと官民協力して出来ないのだろうか。。国がしっかり主導して出来ないのかな。。ボランティアにしても、もっと民間企業や公務員さんに協力お願いできないのかな。。コロナ禍の状況だから学生達にも協力は難しいかも知れない。今日のボランティアに来ていた人達は僕よりも更に高齢な人達が半数ぐらいはいたのでは無いだろうか。。

 こういう時代に成って来たのだろう。グチは言わず、また何か出来る事が有ったら協力して行きたい。ところでその1964年の奈良の聖火リレーに高校生ぐらいで走った人。水泳の選手でオリンピックを目指していたらしいが、出場出来なかった。でもその人の息子さんは、あの柔道でオリンピック3連覇の野村選手のお母さんらしい。凄いアスリートの家系だね。明日からまた気持ち切り替えて頑張って行こう。

2021年4月4日日曜日

涙した池江選手の復活。。

  昨日の今日の天気予報は朝7時頃からは雨でそこから一日雨マークだった。そして今朝の6時前。外は少し明るく雨は全く降っていない。朝に雨が降っていたら迷わず今日のリーグ戦開幕は中止しようと思っていたが、降っていないのに中止は無いよなあ。ところがお散歩始めるとほんの少しだが雨が落ちて来た。。NHKの予報は9時から雨。けど他の時間予報は午後からは来るかも知れないが午前中の雨マークは無い。。今日の会場チームと相談してとにかくやる事に決め、各チームに連絡した。多分2試合は出来るかも知れない。上手く進めば全部消化出来るかも知れない。

 オオタカに行くと曇りでは有るけれど元気に選手達はアップしている。リーグ戦最初の対戦は栗葉さん。昨日のスポーツ少年団の決勝トーナメント2試合を終えての連日の試合と成るので疲れは気に成るが、昇り調子のチーム、いい試合を期待したい。

 1回の表、栗葉さんの先発は6番。小さい選手だが緩いボールをしっかりアウトローに集めている。インコース高目に来たら打たれるだろうが、今日のその投球は殆どがアウトローだった。外のボールを待ち切れずに引っ掛けて右方向へのポップフライが多かった。2回はカナトがレフト前で出塁したが盗塁アウト。3回はレオが1死から出てセイゴウのバントが安打と成り1,2塁と成ったがシンゴの時にキャッチが少しはじいたボールの時に3塁へ走りアウト。こういう所の状況判断が大きな課題だ。5回にはカナトが左中間3塁打で出て無死3塁。内野フライで1死に成りケイトの時にスクイズだった様だが、ボールは大きく外されカナトはアウト。以前にも感じたがカナトはスクイズのスタートは誰よりも早い。今日のスタートも早過ぎてピッチャーの投球する前の目線に入り、ピッチャーはそれを見て外したのでは無いかな。。徹底して警戒される場面だったしね。もう2テンポ遅くても良かったと思う。またケイトもそのボールに動けていなかった。難しいとは思うけどそれも課題だよ。6回までフライアウトが11個。。こういうピッチャーの時にどのように攻めるか。。これもチームの課題だ。

 神戸の先発はカナト。5回までとても良く投げていた。低目に緩急も使いながらのピッチング。四球は5回の1個だけ。その5回は先頭にレフト前に打たれ無死1塁から盗塁。予選の時から感じていたがキャッチのタイラの送球がこの所少しコースが外れて来ている。少し横からの送球にも成っている。ここも確認必要かな。内野フライで1死の後10球以上粘られた8番バッターには四球で1死2,3塁。9番の打球はセカンドゴロでホームタッチアウトで1番もサードゴロに抑え無失点で切り抜ける。ここで70球は超えてしまったが、とても良く粘りながら投げたと思うね。

 6回裏はタイキに代わり1死の後、盗塁されて2死2塁と成ったが5番バッターには三塁線に転がされた。左ピッチャーのタイキにはファースト無理かも、思える位置だったがファーストへ投げてこれが高く捕球出来ず、ライトもカバーはしたが2塁ランナーが入り決勝点と成ってしまった。でもこれは仕方無いね。2死2塁だし、サードは中々前には出て来れないだろう。投げるのを止めても良かったが、それもこれからの勉強だ。チームとしてキャッチやその指示もこういう時には必要だろう。

 リーグ戦の初戦は0-1の惜敗と成ってしまったが沢山の課題が確認出来たゲーム。これから県大会へ向けてしっかり修正して行こう。

 続いての2試合目と成った戸木さんとの試合。ここでも見直すべき事を感じました。先発したノブトラ。一生懸命投げてはいるがフォームが大きすぎてボールは定まらない。1回は何とか抑えたが2回は連続四球やWPでバックは何もせぬ間の1失点。一つ良かったのはその後をリリーフしたナオタロウ。体格は大きい方だと思うけれどもコントロールに意識しながらボールを低めに集めている。やっとここから試合らしくなった。2回途中から6回60球を超えるまで無四球で内野ミスの走者のみ。3ボールと成ってもしっかり低目でボールを集めていた。もう少し腕の振りが出て来たらややクウォーター気味でのボールも伸びが出てくると思う。ナイスピッチングだった。

 この試合で3回の攻撃。1死1,3塁で打球はセンターフライ。打者走者はアウトで2アウトだが3塁ランナーはタッチアップからホームへ入る。ところがこの時の1塁ランナーはエンドランの様なスタートですでにセカンドベース上にいる。今度はキャッチから1塁へ送球されこれで3アウトになった。僕も自分でミニスコアを着けていてこの走者は第3アウトの前のホームインだから得点は認められる。打者走者はフライアウトになった時点で残りのランナーはフォースアウトでは無いので、第3アウトが早いか、ホームインが早いかの判断に成る。ところがイニング過ぎてスコアボードを見るとその得点は計上されていなかった。僕も100%の自信が無かったのでもう次のイニングに入って試合も進んでいたし言わなかったが、ルールブックも後で調べて確認しました。得点差が有ったから良いけども両チーム、審判して頂いた人達も気付いていなかったので、これは再度皆さん全チーム確認必要だと思います。僅差の試合では勝敗を分けてしまうのでね。この場合、逆に守備側は第3アウトに早く取れる方を狙えば状況によれば得点は入らない場合も有ると思います。

 今日のお天気。4時前ぐらいから雨に成って来たがこの日の3試合は高茶屋小での3試合も全て消化出来た。まあ、昨日の段階からは絶対無理だろうと思っていただけに本当にお天気は解らない。でも皆さんのお陰。やって良かったと思う。

 また今日のリーグ戦でもご父兄以外のお爺ちゃん達が応援に来られていた様です。これはチームとしてもこのコロナ感染拡大防止対策の中、守っていかなければならない事項です。今後リーグの各チームへの徹底頂く様、再度お願いはしますが、練習も含めてグランドへ入るのはご遠慮頂くようお願い致します。昨年度はその様に徹底させて頂きました。もちろん送迎でもマスク着用は当然の義務と成ります。大声での応援、指示もNGです。チームの子供達は監督、指導者が見てくれています。全チームの皆さまにおいても神戸の全ご父兄においてもご理解頂きますようお願い致します。

 そしてもう一つ感激して感心して涙した事。池江選手の全日本選手権でのオリンピック出場決定と成る素晴らしい泳ぎ。そしてそのコメント。。皆さんもニュースで見られたと思うけれども本当に泣いてしまいました。白血病から抗がん剤治療を続け、髪も抜けてウイックを着けてトレーニングを始めた頃の姿。本当に痩せた身体だった。抗がん剤治療の辛さは本人もそうだが家族も大変だろう。僕もその辛さは息子の時にすぐ側で見ていたから痛い程解る。どうしようも出来ないんだよ。。そんな中での今回の復活。彼女のただいまの言葉。思うのはもちろんオリンピックでも活躍は期待したいけれども何より身体と相談しながらして欲しいと願う。

 彼女の言葉でここまで来るのは本当に辛かった。それは解って欲しい。。と。以前からガン宣告を受けて治療もしながら自分なりにトレーニングを続けて復活した人達の本を読んだり聞いたりはしたが、それらの人達が言うのは元気に成ったから走れる様に成ったのでは無い。泳げるようになったのでは無い。走ったから、泳いだから、一生懸命トレーニングしたから元気に成った、と。。その通りだね。はっきり言って医療にだけ頼っていたら身体は弱って行くだけ。皆さまも本当に身体の健康維持にはしっかり気を付けて行きましょう。

 今日は4日で来週7日には津市内でもオリンピックの聖火リレーが始まります。そのボランティアに僕も7日は仕事も休みなので参加する事に成っています。津市内の塔世橋辺りにいる予定です。聖火リレーなどは沿道での応援などはコロナ対応で制限されていますがもう僕の人生からは経験する事の出来ない事。しっかり参加して見て来たいと思います。

 来週もリーグ戦2週目です。来週もよろしくお願いします。

2021年4月3日土曜日

スポーツ少年団県大会出場決定!

  今日はスポーツ少年団県大会への津予選決勝トーナメント。天気予報では今日は大丈夫だと思っていたが・・。朝6時前・・何だか外の様子が変だよ。。戸を開けると雨・・。それも結構降っている。少し小降りに成ってお散歩に出かけると雨は止んで来た。公園のグランドもぬかるんではいない。通り雨の様だったね。オオタカのグランドの確認も頂いた。この後降らなければ大丈夫だろう。

 準決勝は高岡さん。神戸の選手達もみんな元気にノックを受けていた。そんな中でももう一度基本の練習もしてくれている。しっかり打球を見て正面で止める。まずはここから。プロの様なカッコだけのプレーなんて意識から外した方がいい。これで良いと思う。

 1回の表、1死からナオタロウが四球で出て盗塁。オウカが3塁線を破り、初めてでは無いかな、4番に入ったタイラのライト越え3塁打も続いて1回に2点先制。

 神戸の先発はエイタ。まだ立ち上がりはそれ程でも無かったが踏み出す足は段々インステップに成って来る。上体は前に流れる。1回は2死2塁と成ったが4番の打球はセンターへのワンバウンドの打球。普通ならバックホームだろうがシンゴはファーストへ投げてこれがアウト。それが出来るポジショニングも良かった。大きなプレーだった。

 2回には8番に入ったハルヤのセンター越え3塁打からセイゴウのスクイズで3点目。ところがその裏、エイタのボールは入らなくなる。4四球を出してボークも有って1失点。尚2死満塁と成ってカナトに交代して後続は絶ったが、3回もエイタに戻し先頭に左中間3塁打。続くファウルで粘った4番の打球はライト線に上がったフライ。僕は捕れないと思った。ところがハルヤは諦めず追い続けスライディングしてこれをキャッチする。すぐにホームも見てちゃんと状況は解っていた。本当にナイスプレーだよ。前週の桃園さんとの試合でもセンターフライと思う打球をダイビングキャッチしたライトのハルヤ。練習では中々見られないが試合で素晴らしい結果を出す。この大会は本当にハルヤの成長が大きな力に成っている。この後も四球が続き、セイゴウに交代。失点を1点で終えれたのは本当にバックのお陰だよ。エイタには何度も投げ方については言って来た。身体の力が有るのでちゃんとフォームを作れば楽に速いボールも投げれる様に成るはずだ。もう一度元に戻ってやり直そう。

 4回には打線も目覚めて来た様で一気に8点。シンゴ、ナオタロウ、オウカ、タイラ、カナトなどの中軸にも短長打が出て打線が久し振りにつながった。途中からピッチャーが代ったが5回にも5点。その裏は初めてのノブトラの投球。大体ストライクが入るからね。3人で終えてゲームとなった。何とか監督の思い通りにオウカを次の決勝に温存出来たし、カナトも3球しか投げていない。タイキも残っている。打線も良く成った来たし次の決勝が楽しみに成って来た。

 準決勝のもう1試合は栗葉さんとIKUSEIさん。栗葉さんが先行してIKUSEIさんが追いかける展開。中盤まで栗葉さんが2点リードだったがIKUSEIさんが5点を取って逆転。IKUSEIさんの打線は荒さは有るけれども良く振れている。甘いコースだと広角に打球を返されている印象だった。そのまま6回、7回もIKUSEIさんが押し切り決勝はIKUSEIさんとの対戦となった。

 2時20分ぐらいからと成った決勝戦。お天気もやっと晴れ間が出て来る。午前は寒さも感じる程で上着を重ね着したが、もう大丈夫だ。先発したオウカ。1死3塁とは成ったが後続は良く抑えた。2回表はヒット、四球から送られて2死2,3塁。更に四球で満塁と成ったが1番の打球は高いワンバウンドのショートゴロ。これ難しい打球だよ。よくカナトが前で捕ってファーストでアウトにしたと思うね。何でもない様だがファインプレーと言っても良いと思う。

 そして2回裏、タイラ、カナトの四球からエイタのライトゴロで1点。タイキは大きく外れた高目のボール球に飛付いてスクイズで2点目。これも大きなプレーだった。外れたのか外されたのかは解らないけどね。3回表は2死2塁で5番の打球は3塁線を外れたファウルフライ。ベンチの皆が見守る中にエイタが飛び込んで好捕。身体は転がっていたがボールは落とさなかった。ここまでやらなければいけないと言う意識が皆に芽生えて来たのだろう。ハルヤのプレーといい子供達にそんな気持ちが見えて来て嬉しい。

 3回裏は攻撃の流れも出て来て2死からナオタロウの四球、盗塁の後、オウカの3塁線タイムリー、タイラ四球の後、カナト、エイタのタイムリーが続き2死からの4点。これで勢いに乗れたね。4回裏はハルヤの右中間の打球に返球が乱れ、その間にホームまでかけてHR。セイゴウ四球で、その後また2死からオウカ、タイラ、カナトもエイタも続きこの回5得点。

 4回表2死で70球を超えたオウカはタイキに交代したが、5回表もタイキが0に抑えてゲーム。決勝で何より無失点で抑えたのがいい。

エイタも良く頑張った!

 今までミスが目立った失点が多かったが、今日はバックが本当に良く守ってくれたと言う事だよ。オウカの今日の投球は球数は多かったが低目のベース上だけど、低さで外れるボールが多かった。途中から監督からもタイラにもう少しあげろと言われていたがその通りだね。ただ審判によってはストライクと判断する人もいるだろう。そこは試合の中で調整して行けばいい。

みんなおめでとう!!良く頑張った!!

 先週の桃園さんの特別延長での試合といい、苦しい状況だったチーム。本当に良く選手達が良く頑張ってくれた。ミスと言えばオウカの牽制悪送球だけだね。それも1ベースで止めた。常に打球を追う。諦めない。そんなプレーが今日も随所に見れて嬉しい限りだった。プロ野球見てるよりずっと素晴らしいよ。監督、指導者の皆さんも大変なプレッシャーの中、本当にお疲れ様でした。チーム一丸でまた県大会目指して頑張って行きましょう!

2021年4月1日木曜日

残念なプロ野球。。これで良いのか。。

  昨日はヨメの会社の関係で取ってくれた名古屋ドームの巨人戦のチケット。プロの野球だから何か見せてくれるものが有れば・・と若干の期待はしていた。スピードやパワー、正確さは当たり雨。それ以外のカバーリングやポジショニングを見たかった。

 4時半頃までにユウ達の世話を済ませて車で出かけた。高速もほぼ順調。市内でドームまでが混んでいたが、予約していた駐車場に止めてドームに入ったら1回表の巨人の攻撃。3点先制して尚攻撃中だったが、それから帰るまで特に目を引くようなプレーは残念だけど何も無かった。。はっきり言って情けないなあ・・これで魅せるプロ野球なのか・・と言う印象。。

まあ静かな試合。。ベンチの声が聞こえるのはいいが。。

 高校野球で見たショート、サードゴロでも野手が捕ったらピッチャーはすぐにファーストカバーに走るカバーリング。僕は今年、智弁のピッチャーのそれは初めて見るカバーリングだった。1,2塁間ならファーストカバーに入るのは今までも当たり前。サード、ショートの三遊間よりの打球ならセカンドはランナーいなかったらファーストカバーへ一気に走る。いつか広島の菊地のその素早いカバーリングを見て、さすがプロやなあ!と感心したが、この日はそんな印象も両軍とも何も無かった。巨人ファンには申し訳ないけど、ショートの坂本・・。高木のルーキーイヤーには何度か名古屋ドームへ来たが、その時の坂本の動きは速くて正確。バッティングでもチームを引っ張っている。でも今はね、何より姿勢が高い。送球も手投げ。肩の強さを要求されるショートとしては、あんなプレーを見ていたら情けなくなる・・。

 ランナー2塁、サードの三遊間寄りのゴロ。岡本が捕ってファーストへ。普通ならショートはそのまますぐ3塁ベースに入るはずだ。ところが岡本が投げてバックして3塁ベースへ戻る方が速い・・。ランナー1塁。中日はエンドランをかけて打球は左中間。外野から返球されるボールを坂本は立ったままで受け、そのままの姿勢でホームへ山なりのワンバウンド。アウトになる訳が無い。プロだから、サードには走って来ない、だからカバーもゆっくり。エンドランかかってたからホームは間に合わないから形だけのバックホーム・・。僕にはそう見えた。あんなプレー、高校野球の方がずっと速いよ。クロスプレーにも成らないバックホーム。プロはあんなカットプレーをするのか・・。もちろん、ピッチャーはサード、ショートゴロではファーストカバーには動かない。ランナー2,3塁にいてもキャッチからのピッチャーへの返球。セカンド、ショートは形だけのカバー・・。何の刺激もない、感心して持って帰る物も何も無かった。

 それにしても坂本は唯一巨人の10年以上の生え抜きでは無いのか・・。他の選手は岡本でも高校出て5年目ぐらいかな。後は移籍組がスタメン殆ど。誰や??と言う選手が半数。。次の中心に成るべき岡本もあんまり引き寄せる物も感じない。坂本のプレーの影響が出て来ていると感じる。こんなんで人気なんて出るのかね・・。僕が監督ならもう外すね。2,3年前は内外野とももっと若くて生きのいい選手が居たと思うがどこに行ったのか・・。

野球は物足りないけどお弁当は美味しかった。

 ただ一人一生懸命だな、と見えたのは中日の根尾。プロの選手の中では小さく細い。でもその動きの速さには気持ちが見えるよ。左中間の真ん中を抜けそうな打球。レフトの根尾はフェンスよりはるか前で勝負して止めてショートへすぐに返した。僕らはそんなプレーが観たい。巨人の外野はフェンスに当たって戻る打球を計算して走っている様に見える。実際にはその方が速いかも知れない。どっちみち2塁打で変わりないかも知れない。昨日見たプロ野球で印象に残ったのは根尾だけだった。ヒットも打っていたしあんなプレーを見せてくれるなら応援してあげたいと思う。

 巨人大鵬玉子焼きの時代に育った僕だけど、あんなプロ野球なら興味も湧かない。野球人気が廃って行くのはこういう事だと思うな。はっきり言って高校野球や少年野球の方がずっと面白い。学ぶ事が沢山有る。もっと色んな事を勉強して行きたい。