僕がチームを預かってから、チームモットーにして来た、One For All All For One!!全国大会出場記念碑にも刻印させてもらった。元々はラグビーでの用語だ。もうかなり前にNHKのプロジェクトXだったかな。とてもこの番組が好きで毎週見ていて、あの伝説の確か映画化もされた、京都の伏見工のラグビー部、泣き虫先生の話。
元日本代表でもあるその山口先生。校風も荒れ果てた当時の伏見工のラグビー部の監督に成るが、生徒達は厳しい指導に反発し練習も試合をボイコットしたりする。そんな中でのラグビーの名門、花園高校との試合。100点以上取られる大敗を規して、山口先生は泣いた。「すまなかったなあ。。。お前たちを強く出来なくて。。教えてやれなくて。。」と。。僕の記憶の中なので表現は間違っているかも知れないが、100点以上取られて完封されて、普通なら叱るかも知れないが、泣き虫先生はひれ伏す部員の前でそう言って泣いたらしい。。
ワルや不良達が集まる部員達。でもそこから部員達と泣き虫先生の心は一つに成り、その年の近畿大会では準優勝するまでになった。のちには全国優勝も果たしているね。その部員だった、当時は京都一のワルと言われたその部員が、今は定時制高校の先生をしているんだよ。クラブの同窓会か何かで、年老いた泣き虫先生がその京都一のワルだった部員の肩を抱いて「こいつ、高校の先生してくれてるんだ。。」と泣きながら皆に話す。テレビでのそんな泣き虫先生の姿が忘れられない。
One For All All For One!!ラグビーでのその意味は「一人はみんなの為に!みんなは一つの目的の為に!」と言う様だが、沢山のスポーツなどの中で使われているのは「一人はみんなの為に!みんなは一人の為に」 僕もそのスローガンをチームの中で事ある事に使って来た。今でも子供達は試合前の掛け声の中で、その言葉を大きな声でかけてくれている。とっても嬉しい事だよ。でも本当にその意味を理解して、僕には、チームの為に何が出来るか、頑張って投げ続けるピッチャーの背中に何が出来るか、ベンチで応戦する選手やご父兄の人達にも何が出来るか、そんな気持ちや掛け声が大きな声で伝わる様に成ればチームの気持ちは一つに成って来る。1+1は2でもそれが無かったら2以下だ。みんなの気持ちが一つに成ればそれは2以上にも3にも成る。そんなチームに成って欲しい。
今日は笹尾東さんの主催する大会。僕が池内さんとさせてもらっている時からずっと交流を続けている。もう20年以上の話だ。今朝の5時からお散歩は雨が少し残っていたが、予報を見る限り何とか大丈夫だろう。それでも高速を飛ばすと鈴鹿辺りでは大粒の雨が降って来た。開会式会場へ行くと、この数年調子を崩されていた代表さんも受付におられてすぐに挨拶をさせてもらった。杖を着いておられたが「何とか生きてます」と元気にお話してくれた。馴染みの監督さんも大勢おられたが、どこも世代交代は進んで来ているな、と感じる。
そして開会式。センター方向からの行進だったが、一番元気よく声が聞こえたのは中ほどの行進、阿下喜さんだった。このチームもこちらの大会では良く対戦させてもらった。そして国旗掲揚の案内。僕達も脱帽して掲揚台を向く。僕は3塁側のネットの方から見ていたが、後ろにいるおばさん達がしゃべり続けている。君が代が流れ出しても。振り向くと1人は日除け帽を被ったままだ。僕はすぐに言ったよ。「国旗掲揚だから帽子取って!」それ程おばさんでも無い、まだ30代だろうそんな親御さんの子はどんな躾なんだろう、とさえ思えて来る。周りの事を見れない世代がここにもいた。
帰りのアイリスパークの駐車場を見ていて考えた。この大会も32チーム。大会への来場台数も神戸大会とそうは変わらないだろう。神戸大会では開会式への車両は1チーム5台で、とお願いはしているが多分それは超える。しかも4年生以下交流戦も9チーム有る。去年も同じように行ったが、このアイリスパークの車のボリュームを見て、一体何台ぐらい止まっているのだろう?と帰り際に数えたよ。1列約60台近く止まっている。東側の2列の駐車ゾーンはそれより少し短いがそれでも全部足すと150台ぐらいには成るのではないかな。神戸大会で33チーム×5台、プラス20台ぐらいと見て180台近く。凄いボリュームだよ。でも去年もこれでやり切ったんだから。
試合会場の長深グランド。この解りにくいグランドは確か5年前の東員町本部長杯の大会で来ている。準々決勝、準決勝とやらせてもらった大会だった。良く覚えているのはハルトのお兄ちゃんのユウヒ。あの時は5年生だったが足が速く思い切りのいいプレーで外野守備では6年生にも劣らなかった。確か準決勝の試合でレフトにユウヒを入れた。いいプレーを見せてくれた。前のライナー性の低い打球。ダイビングして勝負してくれたよ。忘れない。あれなら捕れなくても誰も責めれない。
2014年10月 ⇒ 変化の兆しが見えた大会
今日の第一試合。相手は2年前の県大会優勝チーム。でもあの時のディフェンスの動きでは無いなあ。バッテリーはしっかりしているが、内野を越せれば、、と僕には思えた。
初回ハルト。やっぱり伸びあがる。前のヒジが開く。力みが有るんだろうね。タイミングが遅れる打球が多い。タイガがショート内野安打で出て盗塁は仕掛けたが、タッチアウト。仕方無いね。3番に入ったユウタ。ユウタの打球はライト方向が多い。外のコースで攻められているのは解っているのだから、左手を残してバットに乗せる様にフォロースローを大きく取ってくれたら、打球も飛ぶだろうが当てているだけの印象だ。今日の打席は殆どそうだった。2回の4,5,6番も三者凡退。外野にも飛ばない。
そして3回、7番に入った5年生のケイヤ。身体は前に流れて行くし、決していいスイングとも思えないが、右手、右の腰も残っていてフォロースローは大きく取れている。これまで、一番期待が持てるスイングだと思った。何球かファウルで粘って三振はしたが、そのスイングでも振ってくれているからね。次につながるよ。そしてラストバッターのシュンスケ。センター前にクリーンヒット。5回にコウヤのレフト前、2死からのハヤトのセンター前のタイムリーも2年前の、そのチームなら全部アウトだろう。1点は返せたが全部打ち取られた打球だよ。記録上、ヒットと言えるのはこれだけ。それ以外で外野に飛んだのはユウタのライトフライだけだよ。
先発した5年生タイガ。6年生が今のコンディションでは仕方が無い。それでもボールの力は出て来ている。足を大きく上げて少し後ろ寄りに体重を乗せて一気に投げる。今は少し外高目に外れるボールが多いかな。3ボールに成る事も多かったが、後はいつでもストライクが取れる7,8分でのボール、コントロールだろうね。3回に1死からショート横の打球。エイトは追いついたがグラブからこぼれた。続くバッターは強いピッチャーゴロ。タイガが捕ってセカンドへ。この送球がベースカバーに入ろうとしたユウトの反対方向に送球がそれた。一呼吸置いていたら何でも無かったかも知れない。タイガのフィルディングの速さが裏目に出たかな。その後、四球、満塁で三遊間寄りのゴロ。ユウタは倒れながら捕球したが、そのまま投げたので送球は弱い。ノーバウンドの送球が出来ていたらアウトだろう。1点先制されるが仕方無い。
4回からは5年生ケイタ。困った時はずっとタイガが投げて来ているので、その負担が気に成るね。交代も僕も正解だと思う。今は他に居ない。そのケイタのアップ。6年生のユウスケが受けてくれている。そしてイニングが終わり、ユウスケがマウンドへ行くケイタに「頑張れよ!」と声を掛けている。こういう事がもっとサイクルして欲しい。ユウスケももっと大きな声で応援して欲しい。そんな事からチームは盛り上がりチャンスも増えて来る。
タイガもそうだったが、ベルトより高めのコースはバッターを押し込んでいる印象だった。内野のフライが多かったのもその証拠だ。試合時間が迫る6回裏。先頭の4番にライト越えの3塁打を打たれ1死は取ったが四球を出し、1死満塁でエイトに交代する。先の玉城さんの練習試合でも投げた様だが、僕は見るのは初めてだ。投球練習を見る限り大体ボールは来ている様に見える。ただ試合の中でのイニング毎のファーストへの送球練習。ダイレクトで投げていたが、殆どがホーム寄りに高くそれていた。ショートゴロの時はどうだろう、と気に成っていたが、ゴロの守備機会は2回だけだったね。
ただ1死満塁で多分1点取られればそれで終わってしまう状況。エイトも緊張したのだろう。ストライクは入らなかったがこれは仕方無いね。エイトに取ってもいい経験をしたと思う。送球の時に頭が左へ流れて開いて行く。そのフォームも直して行った方がいい。
今日の試合の中、後半の守りの機会。センターの5年生のシュンスケが「ハルトくん!次3番だよ!」と声を掛ける。これ反対だよ。6年生が引っ張らなければいけないのに。ハルトも声を出してくれてはいたと思う。今日は内野も声は聞こえていた。でもまだまだ小さい。これでは伝わって来ない。伝わらない、レフト線のハルトに一番近い所にいた僕にも聞こえないと言う事は、出していても出していないのと同じ事だよ。
ケイタにピッチャー交代した時、ベンチから1人「サード!ボールファースト!ショート!ボールファースト!」と言う大きな声が聞こえた。5年生のユウセイだよ。他のベンチの子は何をしている?今は投げれなくてベンチにいる6年生もいる。でもユウセイに続いて声をつなぐ子はいなかった。殆どは内野では無く違う方向を見ていた。一番の今のチームの課題はこういう所だろうね。心を一つにする事。それが出来たらチームはもっと力を出せる。それは間違いない。
ゲームが終わって片付けしていると雨が落ちて来る。監督との輪が終わり、そんな事をみんなの前で叱った。走塁で怒られた選手もいる。そういう姿勢も直して行かなければいけない。アウトに成ってもミスしても一生懸命なら誰も責めないよ。その気持ちが見えないから怒られる。当たり前だ。
神戸に帰っての練習。監督やコーチに投げてもらって紅白戦をしていたが、こんな場所では楽しそうに練習している。それでもバッティングは試合の内容に近いかな。タイミングが合わない、遅れる、こねる。原因が有るんだから少しでも変えて行かないとね。声でつなぐ事ももっとそんな気持ちを見せるプレーも見せて欲しい。
昔は良く発生練習もやった。声が出ない時にはライトの林から、センター奥までずっと並ばせて発声練習をした。意味の有る言葉をずっと大きな声でじゃべらせる。僕がやり始めた頃に遠征試合で、空で次の試合のチームの子が外野の奥で1列に成って発声練習をしているのを見た。チームをまとめるには、あんな事もするんだ。。と思った記憶が有る。あれから時々、試合前でもやった事が有る。大事な高円宮の予選、出場がかかった試合前にも。そういえば初めての高円宮県大会。霞ヶ浦球場での試合前。僕達は後の試合でずっと緊張バリバリだった。子供達の様子を見ていてもそれは充分解る。もうこれは声を出すしかないと思った。あの県大会初勝利の試合前にそれをやった。第二球場のバックネット裏に道行く人達の前に子供達を並ばせて発声練習。みんないい迫力だったなあ。
2008年5月 ⇒ 風悟無死球完封!県大会1勝!
力はみんな持っている。後はみんなの気持ちをつなげる様に気持ちを表に、声に出して頑張るだけだよ。来週はいよいよ神戸大会。気に成る今の天気予報は6日土曜は曇り一時雨。日曜は晴れマークも有るが雨予報も有る。みんなの気持ちで雲を飛ばして欲しい!!
来週は皆さん、チームの一大イベント。いい大会に成る様によろしくお願いします!
元日本代表でもあるその山口先生。校風も荒れ果てた当時の伏見工のラグビー部の監督に成るが、生徒達は厳しい指導に反発し練習も試合をボイコットしたりする。そんな中でのラグビーの名門、花園高校との試合。100点以上取られる大敗を規して、山口先生は泣いた。「すまなかったなあ。。。お前たちを強く出来なくて。。教えてやれなくて。。」と。。僕の記憶の中なので表現は間違っているかも知れないが、100点以上取られて完封されて、普通なら叱るかも知れないが、泣き虫先生はひれ伏す部員の前でそう言って泣いたらしい。。
ワルや不良達が集まる部員達。でもそこから部員達と泣き虫先生の心は一つに成り、その年の近畿大会では準優勝するまでになった。のちには全国優勝も果たしているね。その部員だった、当時は京都一のワルと言われたその部員が、今は定時制高校の先生をしているんだよ。クラブの同窓会か何かで、年老いた泣き虫先生がその京都一のワルだった部員の肩を抱いて「こいつ、高校の先生してくれてるんだ。。」と泣きながら皆に話す。テレビでのそんな泣き虫先生の姿が忘れられない。
One For All All For One!!ラグビーでのその意味は「一人はみんなの為に!みんなは一つの目的の為に!」と言う様だが、沢山のスポーツなどの中で使われているのは「一人はみんなの為に!みんなは一人の為に」 僕もそのスローガンをチームの中で事ある事に使って来た。今でも子供達は試合前の掛け声の中で、その言葉を大きな声でかけてくれている。とっても嬉しい事だよ。でも本当にその意味を理解して、僕には、チームの為に何が出来るか、頑張って投げ続けるピッチャーの背中に何が出来るか、ベンチで応戦する選手やご父兄の人達にも何が出来るか、そんな気持ちや掛け声が大きな声で伝わる様に成ればチームの気持ちは一つに成って来る。1+1は2でもそれが無かったら2以下だ。みんなの気持ちが一つに成ればそれは2以上にも3にも成る。そんなチームに成って欲しい。
今日は笹尾東さんの主催する大会。僕が池内さんとさせてもらっている時からずっと交流を続けている。もう20年以上の話だ。今朝の5時からお散歩は雨が少し残っていたが、予報を見る限り何とか大丈夫だろう。それでも高速を飛ばすと鈴鹿辺りでは大粒の雨が降って来た。開会式会場へ行くと、この数年調子を崩されていた代表さんも受付におられてすぐに挨拶をさせてもらった。杖を着いておられたが「何とか生きてます」と元気にお話してくれた。馴染みの監督さんも大勢おられたが、どこも世代交代は進んで来ているな、と感じる。
そして開会式。センター方向からの行進だったが、一番元気よく声が聞こえたのは中ほどの行進、阿下喜さんだった。このチームもこちらの大会では良く対戦させてもらった。そして国旗掲揚の案内。僕達も脱帽して掲揚台を向く。僕は3塁側のネットの方から見ていたが、後ろにいるおばさん達がしゃべり続けている。君が代が流れ出しても。振り向くと1人は日除け帽を被ったままだ。僕はすぐに言ったよ。「国旗掲揚だから帽子取って!」それ程おばさんでも無い、まだ30代だろうそんな親御さんの子はどんな躾なんだろう、とさえ思えて来る。周りの事を見れない世代がここにもいた。
帰りのアイリスパークの駐車場を見ていて考えた。この大会も32チーム。大会への来場台数も神戸大会とそうは変わらないだろう。神戸大会では開会式への車両は1チーム5台で、とお願いはしているが多分それは超える。しかも4年生以下交流戦も9チーム有る。去年も同じように行ったが、このアイリスパークの車のボリュームを見て、一体何台ぐらい止まっているのだろう?と帰り際に数えたよ。1列約60台近く止まっている。東側の2列の駐車ゾーンはそれより少し短いがそれでも全部足すと150台ぐらいには成るのではないかな。神戸大会で33チーム×5台、プラス20台ぐらいと見て180台近く。凄いボリュームだよ。でも去年もこれでやり切ったんだから。
試合会場の長深グランド。この解りにくいグランドは確か5年前の東員町本部長杯の大会で来ている。準々決勝、準決勝とやらせてもらった大会だった。良く覚えているのはハルトのお兄ちゃんのユウヒ。あの時は5年生だったが足が速く思い切りのいいプレーで外野守備では6年生にも劣らなかった。確か準決勝の試合でレフトにユウヒを入れた。いいプレーを見せてくれた。前のライナー性の低い打球。ダイビングして勝負してくれたよ。忘れない。あれなら捕れなくても誰も責めれない。
2014年10月 ⇒ 変化の兆しが見えた大会
今日の第一試合。相手は2年前の県大会優勝チーム。でもあの時のディフェンスの動きでは無いなあ。バッテリーはしっかりしているが、内野を越せれば、、と僕には思えた。
初回ハルト。やっぱり伸びあがる。前のヒジが開く。力みが有るんだろうね。タイミングが遅れる打球が多い。タイガがショート内野安打で出て盗塁は仕掛けたが、タッチアウト。仕方無いね。3番に入ったユウタ。ユウタの打球はライト方向が多い。外のコースで攻められているのは解っているのだから、左手を残してバットに乗せる様にフォロースローを大きく取ってくれたら、打球も飛ぶだろうが当てているだけの印象だ。今日の打席は殆どそうだった。2回の4,5,6番も三者凡退。外野にも飛ばない。
そして3回、7番に入った5年生のケイヤ。身体は前に流れて行くし、決していいスイングとも思えないが、右手、右の腰も残っていてフォロースローは大きく取れている。これまで、一番期待が持てるスイングだと思った。何球かファウルで粘って三振はしたが、そのスイングでも振ってくれているからね。次につながるよ。そしてラストバッターのシュンスケ。センター前にクリーンヒット。5回にコウヤのレフト前、2死からのハヤトのセンター前のタイムリーも2年前の、そのチームなら全部アウトだろう。1点は返せたが全部打ち取られた打球だよ。記録上、ヒットと言えるのはこれだけ。それ以外で外野に飛んだのはユウタのライトフライだけだよ。
先発した5年生タイガ。6年生が今のコンディションでは仕方が無い。それでもボールの力は出て来ている。足を大きく上げて少し後ろ寄りに体重を乗せて一気に投げる。今は少し外高目に外れるボールが多いかな。3ボールに成る事も多かったが、後はいつでもストライクが取れる7,8分でのボール、コントロールだろうね。3回に1死からショート横の打球。エイトは追いついたがグラブからこぼれた。続くバッターは強いピッチャーゴロ。タイガが捕ってセカンドへ。この送球がベースカバーに入ろうとしたユウトの反対方向に送球がそれた。一呼吸置いていたら何でも無かったかも知れない。タイガのフィルディングの速さが裏目に出たかな。その後、四球、満塁で三遊間寄りのゴロ。ユウタは倒れながら捕球したが、そのまま投げたので送球は弱い。ノーバウンドの送球が出来ていたらアウトだろう。1点先制されるが仕方無い。
4回からは5年生ケイタ。困った時はずっとタイガが投げて来ているので、その負担が気に成るね。交代も僕も正解だと思う。今は他に居ない。そのケイタのアップ。6年生のユウスケが受けてくれている。そしてイニングが終わり、ユウスケがマウンドへ行くケイタに「頑張れよ!」と声を掛けている。こういう事がもっとサイクルして欲しい。ユウスケももっと大きな声で応援して欲しい。そんな事からチームは盛り上がりチャンスも増えて来る。
タイガもそうだったが、ベルトより高めのコースはバッターを押し込んでいる印象だった。内野のフライが多かったのもその証拠だ。試合時間が迫る6回裏。先頭の4番にライト越えの3塁打を打たれ1死は取ったが四球を出し、1死満塁でエイトに交代する。先の玉城さんの練習試合でも投げた様だが、僕は見るのは初めてだ。投球練習を見る限り大体ボールは来ている様に見える。ただ試合の中でのイニング毎のファーストへの送球練習。ダイレクトで投げていたが、殆どがホーム寄りに高くそれていた。ショートゴロの時はどうだろう、と気に成っていたが、ゴロの守備機会は2回だけだったね。
ただ1死満塁で多分1点取られればそれで終わってしまう状況。エイトも緊張したのだろう。ストライクは入らなかったがこれは仕方無いね。エイトに取ってもいい経験をしたと思う。送球の時に頭が左へ流れて開いて行く。そのフォームも直して行った方がいい。
今日の試合の中、後半の守りの機会。センターの5年生のシュンスケが「ハルトくん!次3番だよ!」と声を掛ける。これ反対だよ。6年生が引っ張らなければいけないのに。ハルトも声を出してくれてはいたと思う。今日は内野も声は聞こえていた。でもまだまだ小さい。これでは伝わって来ない。伝わらない、レフト線のハルトに一番近い所にいた僕にも聞こえないと言う事は、出していても出していないのと同じ事だよ。
ケイタにピッチャー交代した時、ベンチから1人「サード!ボールファースト!ショート!ボールファースト!」と言う大きな声が聞こえた。5年生のユウセイだよ。他のベンチの子は何をしている?今は投げれなくてベンチにいる6年生もいる。でもユウセイに続いて声をつなぐ子はいなかった。殆どは内野では無く違う方向を見ていた。一番の今のチームの課題はこういう所だろうね。心を一つにする事。それが出来たらチームはもっと力を出せる。それは間違いない。
ゲームが終わって片付けしていると雨が落ちて来る。監督との輪が終わり、そんな事をみんなの前で叱った。走塁で怒られた選手もいる。そういう姿勢も直して行かなければいけない。アウトに成ってもミスしても一生懸命なら誰も責めないよ。その気持ちが見えないから怒られる。当たり前だ。
神戸に帰っての練習。監督やコーチに投げてもらって紅白戦をしていたが、こんな場所では楽しそうに練習している。それでもバッティングは試合の内容に近いかな。タイミングが合わない、遅れる、こねる。原因が有るんだから少しでも変えて行かないとね。声でつなぐ事ももっとそんな気持ちを見せるプレーも見せて欲しい。
昔は良く発生練習もやった。声が出ない時にはライトの林から、センター奥までずっと並ばせて発声練習をした。意味の有る言葉をずっと大きな声でじゃべらせる。僕がやり始めた頃に遠征試合で、空で次の試合のチームの子が外野の奥で1列に成って発声練習をしているのを見た。チームをまとめるには、あんな事もするんだ。。と思った記憶が有る。あれから時々、試合前でもやった事が有る。大事な高円宮の予選、出場がかかった試合前にも。そういえば初めての高円宮県大会。霞ヶ浦球場での試合前。僕達は後の試合でずっと緊張バリバリだった。子供達の様子を見ていてもそれは充分解る。もうこれは声を出すしかないと思った。あの県大会初勝利の試合前にそれをやった。第二球場のバックネット裏に道行く人達の前に子供達を並ばせて発声練習。みんないい迫力だったなあ。
2008年5月 ⇒ 風悟無死球完封!県大会1勝!
力はみんな持っている。後はみんなの気持ちをつなげる様に気持ちを表に、声に出して頑張るだけだよ。来週はいよいよ神戸大会。気に成る今の天気予報は6日土曜は曇り一時雨。日曜は晴れマークも有るが雨予報も有る。みんなの気持ちで雲を飛ばして欲しい!!
来週は皆さん、チームの一大イベント。いい大会に成る様によろしくお願いします!
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