2019年6月2日日曜日

惜しくも労金予選敗退。次に向けてチーム一丸で頑張れ!

 今日は高茶屋小学校で労金杯の予選一日目。もちろん勝たないと次は無い。今朝は予報通り曇り空。でもここでは2試合、オオタカでも3試合までなので、夕方からの雨予報は有るけれども大丈夫だろう。

 9時半頃には高茶屋さんの会場へ入ったが、高茶屋のご父兄がちゃんと車の誘導をしてくれる。監督さんの心配りだろうね。一番奥のバックネット近くまで案内してくれた。いつもありがとうございます。

 第一試合は桃園さんと戸木さん。試合は桃園さんが1点先制して戸木さんが同点に追いつき攻撃している時だった。桃園さんのピッチャーは左の1番。今まではコントロールに苦労していた印象だったが、今日は1,2回にランナーを出していたとはいえ、低目にいいボールが来ていた。適当に荒れているので、戸木さんのバッターも的を絞れていない印象だった。

 3回だったか、2.3塁から桃園さんはスクイズ空振りして3塁ランナーが挟殺されチャンスを潰したかに思えたが、2死からタイムリーで1点勝ち越し。更にそんなにフルスイングしていない、と思った打球がネットを超えて2ランHRと成り3点のリード。桃園さんの左ピッチャーがこのまま頑張れば、と感じる所だったが、終盤にピッチャー交代。もう100球を超えていたようだね。代わったピッチャーが四球を出し、良く踏ん張っていたが、2点を取られてそのままゲーム。野球は改めてピッチャーが要と感じる試合だった。

 大方2時間20分近くかかった試合。続く第二試合は40分以上遅れて始まった。神戸の先発はコウヤ。アップを見ていても課題はコントロールだろう。欲を言えばスピードも、もっと欲しい。その立ち上がり。先頭の左バッターにセンターへ高いバウンドで返される。盗塁されて1死2塁から3番には右中間に大きな当たり。ハルトなら充分に間に合うと思ったが身体がこちらを向きながら走る。いつものハルトのスピードでは無い。グラブに入ったとは思ったが落ちる。幸いセカンドランナーはハーフウェイだったので1,3塁。続く4番の打球は高いバウンドのセカンドゴロ。ユウタは前進守備もしていなかったし、サードランナーもスタートしなかったのが幸いした。5番はセンター前に落ちそうな打球をハルトが捕球して何とか無失点で切り抜けた。

 続く2回。先頭に四球。今日は7回コウヤは完投したが、四球はこれだけ。ただ一つの四球が痛かったね。盗塁され2塁。キャッチはソウマだったが2塁への送球の時に腕を上から下に振る印象。ピッチャーをやっている時に良くワンバウンドに成る投球フォームとほぼ同じ。上手く肘を前に出せて返せていない感じだ。僕のイメージの中ではボクシングのカウンターパンチ。相手が左のパンチを顔面に打って来たとする。その瞬間に右のパンチを相手の左の上から出す。上手く表現出来ないけども右の肘が相手のパンチを押さえ、そこを起点に相手にテコの原理で相手へのパンチは大きな力に成る。右の拳は左回転でねじ込むように。ピッチャーが速いボールを投げるフィニッシュの時はそれに一番近いフォームに成るはずだ。腕を上から下だけでは速い伸びるボールは行かない。肩、肘、手首も上手く回転させないとね。もちろん下半身、腰も。肘も上手くテコの様に回せる様に成って来たら肘への負担も少なく成ると思う。肘を伸ばしてしまうのでケガをする。僕はそう考える。

 2塁から更にワンバウンドの投球。ソウマは後逸せずに何とか抑えたがランナー3塁。2死3塁まで来たが、9番の打球はピッチャー後方、セカンドベース前のハーフフライ。ああ、ショートフライだと思ったが、エイトは落ちるのを待っていたのかワンバウンドでファーストへ投げるがこれはとても間に合わないよ。普通に勝負出来る打球だから勝負して欲しかった。2死だし痛い1失点。ノーヒットでの失点と言ってもいい。この四球のランナーが盗塁を仕掛けた時、ショートもセカンドもソウマの送球に間に合っていなかった。ちゃんとベースカバーが出来ていなかった。カバーが出来ていてもセーフだったかもしれないが、全体のカバーリングも、2死で打球が落ちたら失点すると言う意識もチームとしてはこういう所がまだ足りない所だと思う。

 打線は2回にエイトが踏み込んでセンター横へ2塁打。踏み込んで引っ張ていたら引っ掛けてしまうだろうが、上手くセンターへ返した。これが初ヒット。緩いボールを低目両サイドに集める高茶屋さんのピッチャー。殆どが打たされて引っ掛ける打球。

 3回裏、先頭のハヤトがセンター横へのヒット。左バッターの方がこのピッチャーには合う様だ。シュンスケが送って1死2塁からハルトは3塁線へ絶妙なバントヒット。これがハルトの大きな持ち味だよ。1,3塁でタイガは1球、バント失敗。セフティーだったし決まっていれば同点には成っていたと思うが、この後のチャンスを伺う投球の間にキャッチは3塁へ送球し、ハヤトは戻り切れずタッチアウト。大きなチャンスを逃してしまった。

 6回裏、1死1,2塁からタイガが送って2死2,3塁とは成ったがユウトは良く粘ったが、いい当たりのレフトライナー。7回裏もコウヤがライトオーバーで1死2塁。が、後続は続かない。高茶屋さんの緩いボールで徹底して低目を付くピッチャー、そしてランナーをしっかりマークしているキャッチ。この2人にやられた印象だ。ヒットはエイト、ハヤト、ハルト、コウヤだけだね。こういうピッチャーの時にはフライを打つつもりのミートの方が良いかも知れない。

 コウヤももう少しコントロールとスピードが欲しいが、1四球だけだからね。後半は特にコントロールも良く成って来た様に思う。7回投げれたのも久し振りだろう。これからもっとコントロールを磨いて行こう。

 チームはこの後、高茶屋さんと練習試合もして頂いた。午後からの雨の中でも最後まで付き合って頂いた高茶屋の皆さん、ありがとうございました。また次の試合も頑張って下さい。

 僕は食事をして暫くして、神戸で練習するBチームへ。今日は新町でのティーボール大会にも参加して頂いた。そして午後からは神戸で練習している。今日も1年生のチビッ子達と体験の子はケイタ・パパに見てもらっている。何とかね、こういう指導をチームの中で考えて行かなければいけない。もちろんご父兄の皆さんのご協力はこれからもお願いしたいけれども、1年生達の練習時間も含めて近々のチームの大きな課題だと考えている。

 労金杯の予選は惜しくも敗れ、4期連続の出場は成らなかったけれども、まだまだ大会は続く。秋にはマクドナルドの県大会予選も始まる。しっかり目標を見据えて今日の失点の課題を少しでも減らせる様に頑張って行こう。

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