2014年4月4日金曜日

旅立ち。命の息吹

 4月1日のなぎさ街6時発の高速船から北海道キロロへ、3日まで行って来ました。
闘病中もボードをしたい、と言っていた息子のボードを持って。
キロロは十数年前に家族皆で行った思い出の所です。同じゲレンデ、ホテルにも行き、去年から続けて来た弔いの旅、今回もとてもいい旅行に成った。またこれからも続けて行きたいと思う。

 そのなぎさ街から乗る高速船に10分ぐらい前に乗船した。
僕の前に座っていた大学を出たぐらいのしゃきっとした青年。少し回りを見渡している。。。
すると高速船の波止場に、多分彼の友達なんだろうね。女の子も含む3人が大きく手を振っている。見送りに友達が来てくれたんだろう。彼も嬉しそうに手を上げて合図をしている。
すると、係員の人達が図らってくれたのか、船まで乗船して来て彼と肩を叩きハグをしている。

 「頑張れよ!」
 「お前も頑張れよ!」
 「オレは大丈夫だ。頑張るよ!」

 もう出港まで3分ぐらいしか無い。そんな中でお互い写真を撮ったり撮りあったり。
ギリギリまでそうして船を3人は降りて行った。
彼は本当に嬉しそうに大きく手を振っている。
船が出港してからも桟橋から彼らは手を振っていた。

 彼のこの気持ちはどれだけ嬉しいだろう。
本当に嬉しくて、あいつらを大事にしよう、頑張って行こう。そう思っているだろう。
どこかへ仕事か、留学か、旅立ちには間違いない。
でも一生に残る旅立ち、別れだろうね。

 僕もそれを見ていて、マジで感動していた。
僕にはそんな事があったかな。。。羨ましいぐらいに。

 出会いと別れ、旅立ち、そしてまた出会い。
命は絶えるが、また生まれつながって行く。
今朝、仕事前にいつもの様にお墓によると、31日には3分咲きぐらいだった偕楽霊苑の桜が一気に咲き誇っていた。この命の息吹を見るだけでも感動してしまう。きっと喜んでくれていると思う。
病気で苦しむ人達は沢山いるけれども僕はこれだけ元気で生きていれる。
それだけでも感謝しないとね。

 いよいよこの週末はスポ少予選の準決勝から。
子供達に期待して、そして任せてしっかり頑張って行こう。

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