自分達の力以上のもの。それを引き出すのは何だろう?
野球で言えばチームワーク。選手を思い励ます気持ち。失敗した選手を励まし一つのミスを皆でカバーする。チャンスで、ピンチでチームの為に集中しよう、結果を恐れず思いっきりやろう、とプレーする。そんな事がチーム力以上のものを生み出す力に成る。
長く子供達を見て来ているが、これはどんなスポーツでも間違いはない。
この大会、普段の力を出せばそこそこは行ける、とは思っていた。
昨日の1,2回戦。ミスは有ったが、それを皆がカバーして最小失点で抑えて来た事。
ミスをした選手に皆が声を掛ける。
「大丈夫、大丈夫。気にするな!次頼むぞ!」
この声がつながっていた。
そして今日、準決勝は青山さん。とにかく良く打つと聞いている。この大会もコールドで勝って来ている。高円宮の予選も決勝まではほとんど打ち勝って来ているチームだ。
試合はまず一つ。ケントで行こうと決めていた。
1回の裏、リクトのヒット、ソウが送ってレイヤは四球で1,2塁。ケントは2ストライクと追い込まれたが、ピッチャーはセカンドのカバーの意識が無くなって来ている・・・。思い切って3盗のサイン。リクトはビックリしたようだが、スタートを切った。するとケントはセンター左へライナーで打ち返す。ケントはサインを勘違いしたのかも知れない。けどボールは高目、ストライクと言われるかも知れないコースだ。2ストライクだったからそれでいい。結果的にスタート、エンドランと成っていたから先制点が入った。
そして3回はケントの2塁打から、シンペイのラッキーなヒットが続きユウヤ。まだ上手くミート出来ていないけれど、ユウヤの打球は右中間の真ん中に落ちてラッキーな2点目が入った。
ケントとリクトには緩急を、緩いボールを中心に。そう伝えていたが、その通りのピッチングで押す所は速いボールで勝負も出来ている。7回でセンターへのヒット1本のみ。2四球やミスは有ったが、6回の内野ミスの1点のみに抑えている。
1点差で7回表。今日はケントは7回でも乱れる事無く3人で切ってゲーム。大きな決勝への1勝だった。
ただ、打線は4回から代わった緩急を使う速いボールのピッチャーに抑えられていたので、ここは反省点。
伊賀グランドの状況はどうだろう?どうも栗葉さんが1点リードされている様だ。
休憩しながら後で結果を聞くと、そのまま終わったらしい。
津のチーム同士の決勝は無くなったが、僕としては知らないチームの方が戦い易い。
亀山のみどりエースさんは一昨年辺りから力を着けて来ている。若い監督さんに変って去年に関のグランドで対戦した時も確か、やっと1点差で逃げ切った記憶が有る。
伊賀球場に来てシートノックを見ていても力の有るのは充分に解るね。多分、基礎の守備力については神戸よりしっかりしている様に感じる。
当初は内野の守備を重視してアユムの先発も考えていたが、ここは決勝戦。悔いの無いようにソウイチロウで行こう。内野もその時のディフェンスで。これから、このスタイルで力を着けて行かないといけないからね。
そのみどりさんとの決勝戦、1回表。レイヤに三遊間をマークする様に言っていたが、まだまだ守るコースは甘かった。三遊間の打球を止めれずヒット、ミス、バントで1死3塁。イヤなパターンだったが、盗塁を仕掛けて来なかったのは有りがたかった。
続くバッターはセカンドベース上の小フライ。内野は1点覚悟で中間守備だしイージーフライ。けれどもルイは走者を見ている様に思えた。それではグラブに入らない。何も慌てる事は無かったが、打球はグラブからこぼれる。痛いエラー・・・と思った瞬間、センターのシンペイがダッシュして来てその打球をすぐにバックホーム。本塁手前でリクトがタッチし、大きな1回の失点を防いだ。
これはミスをした後の試合の流れを断ち切った大きなプレーだった。
リクトはソウをしっかりリードしてくれている。この後、3回にヒットのランナーを2塁に置いて内野ゴロ処理の間にランナーは3塁へ。ここは仕方無しだが、3塁を廻ったランナーにケントが3塁へ2バウンドの送球。この送球がそれる間に1失点。
6回には2本のヒットの後、送りバントで2,3塁。続くスクイズで2点目は許したが、この時点で点差は4点有ったから、前進守備はしなかったから傷口はこれ以上大きく成らなかった。
一つずつアウト。これはチームの基本。3点以上の点差が有れば、これで充分だと思う。
攻撃では2回にユウヤの四球からルイの打席の時に盗塁。みどりさんのキャッチはとてもいい肩をしている。盗塁出来るようなチャンスは難しいと思っていたが、この打席、ランナーはしばらく動かず、ルイが粘ってくれている間に、ショート、セカンドはノーマークに成って来ていた。ユウヤが走ってもキャッチは投げれなかったね。
そしてルイの打球は右中間の間、セカンド後ろに落ちる。2死だったしこれで先制。そして再び2死2塁と成ってからアユムにストライクバントのサイン。
打球は跳ねてバッテリー間に上がり、ピッチャーが捕球して投げたが、ファーストは送球をこぼし、その間にルイはスタート良くホームイン。これもナイスランだった。
2対1のまま5回裏。リクトの三遊間ヒットからソウがしっかり送って1死2塁。そして3,4番。ここは勝負だし、打たせようと思っていた。この大会、殆ど打たせてもらえなかったレイヤは、ボールを選び真ん中のボールを左中間を抜く素晴らしい打球で大きなタイムリー3塁打。これで3点目。そしてケントはライト線に落とし、これも3塁打と成り4点目。続くシンペイにはバッテリーも警戒し、初球は大きく外す。そして1-1からの3球目にスクイズ。外されたのか、ボールが浮いたのかそれは解らない。シンペイは外高目の大きなボール球に飛びつき、打球もピッチャー前に転がせた。シンペイはあのボール球、良く飛びついて当てたね。
これで、ケントが入って大きな5点目と成った。
そして3点差で6回裏。ルイの四球。アユムの送りバント。トモキの四球で1,2塁。リクト、ソウの内野安打で7点目。あと2点取ればこの回のコールドで終われる。
ケントの四球も続いて2死満塁でシンペイ。この後、サインはエンドラン。シンペイは「え?」って言うような表情をしていたが、低目のボールを三遊間後ろへ返し、これがショート、レフトの間に落ちる。この間に2人が帰り7点差。
まさかの決勝戦優勝と成った。
今日も2試合。大きなミスは有ったが、それを最少1点に済ませた事。その後に崩れなかった事。これはチームの大きな成長だろう。それは皆で声を掛けて「ドンマイ!ドンマイ!」と言える。声を掛ける事が出来る様に成った。その結果だと思うね。
この大会、遠方にも関わらず卒団生のご父兄やBチームの皆も応援に来てくれました。
チームのご父兄のフォローもとても素晴らしく、僕は落ち着いて試合を進める事が出来ました。皆さん、本当に有り難うございました。
今夜は急遽、その祝勝会も開いて頂きました。皆さんの喜んでもらえる笑顔や子供達の東海大会へ向けた決意表明も聞けて、とても嬉しかったし、感動も覚えました。
有り難うございました。
全国へ向けて頑張って行きましょう!!
野球で言えばチームワーク。選手を思い励ます気持ち。失敗した選手を励まし一つのミスを皆でカバーする。チャンスで、ピンチでチームの為に集中しよう、結果を恐れず思いっきりやろう、とプレーする。そんな事がチーム力以上のものを生み出す力に成る。
長く子供達を見て来ているが、これはどんなスポーツでも間違いはない。
この大会、普段の力を出せばそこそこは行ける、とは思っていた。
昨日の1,2回戦。ミスは有ったが、それを皆がカバーして最小失点で抑えて来た事。
ミスをした選手に皆が声を掛ける。
「大丈夫、大丈夫。気にするな!次頼むぞ!」
この声がつながっていた。
そして今日、準決勝は青山さん。とにかく良く打つと聞いている。この大会もコールドで勝って来ている。高円宮の予選も決勝まではほとんど打ち勝って来ているチームだ。
試合はまず一つ。ケントで行こうと決めていた。
1回の裏、リクトのヒット、ソウが送ってレイヤは四球で1,2塁。ケントは2ストライクと追い込まれたが、ピッチャーはセカンドのカバーの意識が無くなって来ている・・・。思い切って3盗のサイン。リクトはビックリしたようだが、スタートを切った。するとケントはセンター左へライナーで打ち返す。ケントはサインを勘違いしたのかも知れない。けどボールは高目、ストライクと言われるかも知れないコースだ。2ストライクだったからそれでいい。結果的にスタート、エンドランと成っていたから先制点が入った。
そして3回はケントの2塁打から、シンペイのラッキーなヒットが続きユウヤ。まだ上手くミート出来ていないけれど、ユウヤの打球は右中間の真ん中に落ちてラッキーな2点目が入った。
ケントとリクトには緩急を、緩いボールを中心に。そう伝えていたが、その通りのピッチングで押す所は速いボールで勝負も出来ている。7回でセンターへのヒット1本のみ。2四球やミスは有ったが、6回の内野ミスの1点のみに抑えている。
1点差で7回表。今日はケントは7回でも乱れる事無く3人で切ってゲーム。大きな決勝への1勝だった。
ただ、打線は4回から代わった緩急を使う速いボールのピッチャーに抑えられていたので、ここは反省点。
伊賀グランドの状況はどうだろう?どうも栗葉さんが1点リードされている様だ。
休憩しながら後で結果を聞くと、そのまま終わったらしい。
津のチーム同士の決勝は無くなったが、僕としては知らないチームの方が戦い易い。
亀山のみどりエースさんは一昨年辺りから力を着けて来ている。若い監督さんに変って去年に関のグランドで対戦した時も確か、やっと1点差で逃げ切った記憶が有る。
伊賀球場に来てシートノックを見ていても力の有るのは充分に解るね。多分、基礎の守備力については神戸よりしっかりしている様に感じる。
当初は内野の守備を重視してアユムの先発も考えていたが、ここは決勝戦。悔いの無いようにソウイチロウで行こう。内野もその時のディフェンスで。これから、このスタイルで力を着けて行かないといけないからね。
そのみどりさんとの決勝戦、1回表。レイヤに三遊間をマークする様に言っていたが、まだまだ守るコースは甘かった。三遊間の打球を止めれずヒット、ミス、バントで1死3塁。イヤなパターンだったが、盗塁を仕掛けて来なかったのは有りがたかった。
続くバッターはセカンドベース上の小フライ。内野は1点覚悟で中間守備だしイージーフライ。けれどもルイは走者を見ている様に思えた。それではグラブに入らない。何も慌てる事は無かったが、打球はグラブからこぼれる。痛いエラー・・・と思った瞬間、センターのシンペイがダッシュして来てその打球をすぐにバックホーム。本塁手前でリクトがタッチし、大きな1回の失点を防いだ。
これはミスをした後の試合の流れを断ち切った大きなプレーだった。
リクトはソウをしっかりリードしてくれている。この後、3回にヒットのランナーを2塁に置いて内野ゴロ処理の間にランナーは3塁へ。ここは仕方無しだが、3塁を廻ったランナーにケントが3塁へ2バウンドの送球。この送球がそれる間に1失点。
6回には2本のヒットの後、送りバントで2,3塁。続くスクイズで2点目は許したが、この時点で点差は4点有ったから、前進守備はしなかったから傷口はこれ以上大きく成らなかった。
一つずつアウト。これはチームの基本。3点以上の点差が有れば、これで充分だと思う。
攻撃では2回にユウヤの四球からルイの打席の時に盗塁。みどりさんのキャッチはとてもいい肩をしている。盗塁出来るようなチャンスは難しいと思っていたが、この打席、ランナーはしばらく動かず、ルイが粘ってくれている間に、ショート、セカンドはノーマークに成って来ていた。ユウヤが走ってもキャッチは投げれなかったね。
そしてルイの打球は右中間の間、セカンド後ろに落ちる。2死だったしこれで先制。そして再び2死2塁と成ってからアユムにストライクバントのサイン。
打球は跳ねてバッテリー間に上がり、ピッチャーが捕球して投げたが、ファーストは送球をこぼし、その間にルイはスタート良くホームイン。これもナイスランだった。
2対1のまま5回裏。リクトの三遊間ヒットからソウがしっかり送って1死2塁。そして3,4番。ここは勝負だし、打たせようと思っていた。この大会、殆ど打たせてもらえなかったレイヤは、ボールを選び真ん中のボールを左中間を抜く素晴らしい打球で大きなタイムリー3塁打。これで3点目。そしてケントはライト線に落とし、これも3塁打と成り4点目。続くシンペイにはバッテリーも警戒し、初球は大きく外す。そして1-1からの3球目にスクイズ。外されたのか、ボールが浮いたのかそれは解らない。シンペイは外高目の大きなボール球に飛びつき、打球もピッチャー前に転がせた。シンペイはあのボール球、良く飛びついて当てたね。
これで、ケントが入って大きな5点目と成った。
そして3点差で6回裏。ルイの四球。アユムの送りバント。トモキの四球で1,2塁。リクト、ソウの内野安打で7点目。あと2点取ればこの回のコールドで終われる。
ケントの四球も続いて2死満塁でシンペイ。この後、サインはエンドラン。シンペイは「え?」って言うような表情をしていたが、低目のボールを三遊間後ろへ返し、これがショート、レフトの間に落ちる。この間に2人が帰り7点差。
まさかの決勝戦優勝と成った。
今日も2試合。大きなミスは有ったが、それを最少1点に済ませた事。その後に崩れなかった事。これはチームの大きな成長だろう。それは皆で声を掛けて「ドンマイ!ドンマイ!」と言える。声を掛ける事が出来る様に成った。その結果だと思うね。
この大会、遠方にも関わらず卒団生のご父兄やBチームの皆も応援に来てくれました。
チームのご父兄のフォローもとても素晴らしく、僕は落ち着いて試合を進める事が出来ました。皆さん、本当に有り難うございました。
今夜は急遽、その祝勝会も開いて頂きました。皆さんの喜んでもらえる笑顔や子供達の東海大会へ向けた決意表明も聞けて、とても嬉しかったし、感動も覚えました。
有り難うございました。
全国へ向けて頑張って行きましょう!!
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