今日は青山大会参加。この大会はね、今年の要綱には第25回と書いてある。25年前と思えば息子達の頃だ。コロナで中止は有ったとも思うので若干のずれは有るが、その頃から参加させてもらっている。あれから僕がチームを預かってからも大抵参加させてもらっている。審判もやられる代表さんも、とても好意にして頂いていた。ピーク時には青山グランドで4面、その下の団地の空き地みたいな所でもグランドを作って行ったりで、8会場32チーム以上の時も有った様に思う。あの江夏豊が開会式に来た事も有った。どこのチームも子供達も多くて、本当に少年野球、タイトル通りのワンパク野球、そんな大会だった。神戸大会も5月祝日、3日頃の日程で大抵進めていて、それが終わると青山大会、そういうGWだった。当時は神戸もまだ県大会には中々壁を越えられない時期だったし、逆に県大会はこの時期に集中していたので、当時の神戸大会でも招待しているチームには県大会で来られない、と言う事は少しは有ったなあ。
神戸は第二試合の予定だったので出発も8時。少しユウ達の世話もゆっくり出来て助かった。空は快晴。とってもいいお天気。今日は暑くなりそうだね。青山中学の会場はかすかに記憶が有る程度で今朝は同乗させてもらったが駐車場の記憶はなかった。グランドに行くとちょっと懐かしい風景。学校の回りには住宅が並び、工場や道路の雑音も無い静かな本当にのどかな風景の中のグランド。ちょっと残念なのはこの地区も子供が減っているんだろうね。グランドのバックネット回りや投球練習場も草が生えて余り整備されていない状態だったので馴染みの監督さんに聞くと、野球部は廃部に成っている。。らしい。そういう時代なのか。寂しいね。
そして始まった神戸の試合。イツキやレンも先発で出してもらって嬉しそうにグランドに出る。慣れないポジションも守る子もいるとは思うが、今日の2試合、チーム全体に余りいい所は見られなかった。昨日の津球場の気持ちの入ったプレーとは大違い。。まだ夢の中にいるのか!それぞれの自分の課題を直そうとする姿勢はゲームの中でもベンチでも、少ない6年生も含めて厳しい様だが余り感じる事は出来なかった。これでは成長出来ないね。もっと自分の課題、言われている事を少しでも直して行こうとする姿勢をベンチにいる時でも取り組んで行かないと、せっかく監督は色んなチャンスをくれているが、これでは何も変わって来ない。2つの試合が終わって子供達にはそんな話をした。
その第2試合。先頭リュウは身体が先に開くクセが全く直っていない。いつもの様にファーストフライ。それなら3塁線のSFバントの方が面白い。前の肩を開かずにショート方向を狙うつもりで打てと言った。2番に入ったシュンが出て1死3塁でノブトラの時にWPでシュンはホームへ滑り込んだがタッチアウト。それから3回まで1四球は有ったが、チャンスも作れない。
その裏、友生さんは1死からサードミスでランナーを出し、盗塁、レフト落球も有り2,3塁からセンター少し右中間寄りのライナーの打球。グラブが立たないで捕球クセの有るフウタはグラブには入ったが抑える右手に当たったってボールは落ちる。こういうクセも直して行かないといけない。この後のイニングでも同じようなセンターライナーの打球で、その時はしっかりグラブで捕球出来ていた。2試合目は右手が痛いのかゲームを外れたが、本当はもっと意欲を見せて欲しい。出来るんだからね。
1失点の後、ノブトラは3回まで無難には抑えたが疲れも有るのか、ボールのバラつきが多かった。4回裏途中からショウトに代わりバックホームのミスなどで1失点。5回は2死から上位1,2,3番に連続長打で2失点。まあこれは打たれたんだから仕方無い。
打線は4回に2番シュンのレフト越えから4番ソラのサードへの打球で1点を返しただけ。4回から1番から8番にピッチャーは代わったがボール球に手を出す三振が多い。チャンスも作れず6回表でゲーム。続いて敗者同士の名張さんとの第三試合と成った。
名張さんは6年生はエース1番。他は3,4,5年生。キャッチは4年生だと聞いたがしっかりキャッチフライも捕っている。1番の速いボール中心のコントロールのいいピッチングに2回の4番に入ったリュウのライトへ詰まってヒットに成った打球と3回のショウトのレフト前、これは上手くミートしたいい打球だった。4回は相手がマークし過ぎた外野の前に落ちるリュウのポテン、6番に下がったソラのセンター前タイムリー。6回はこれも相手がマークしすぎのセンター前のノブトラのポテンヒット。これらからの3得点だけ。打線がつながらない。
先発したハルは良く投げていたと思う。けれどもランナーを出すと2塁へ盗塁され、二遊間はショウトとイツキだったが、ランナーマークできず、ハルもランナーを見る余裕がまだ無い。途中ボークも有ったが、間合いが長くて大抵3盗され失点につながってしまう。5回で打たれたまともなヒットなんて5回のセンター越え、右中間越えの打球だけでは無いかな。内外野のつまらないミスでのランナー。それに4四球もからみ5失点。キャッチはシュンだったが、リュウでも余り変わらないだろう。これだけ走られ、守れなかったら仕方が無い。そんな中で感心するのは名張さんの小さな5年生以下の選手達がそんな2盗、3盗を迷わず仕掛けて来て全部成功させている事だ。2遊間のランナーカバーも出来ていなかったが、まだノブトラやショウト以外のピッチャーでは狙われやすいと思う。セットでの間合いを小さくしてランナーを見てから投げるだけでも防げると思うね。そんな名張さんの小さな選手達の速く真剣なプレーと神戸の子達のまだ夢の中の様なプレーが対照的な印象のゲームだった。
まだまだ子供達の取組みも甘い様には思うが、しっかり課題への意識を持たせて取り組ませていくのも指導者としては必要とも感じている。けれども時間は限られている。夏はもうすぐ。秋は一気に来る。今の12人で次へつなげて行ける様にチームとしてもしっかり頑張って行きたいと思います。ご父兄の皆さまにもこれからのサポートをよろしくお願いします。今日も一日ありがとうございました。
斑葉ウツギ。とっても可愛い花でハチ達が密を吸いに来る。 |
9年前に八が岳で買って来た苗木が身長を超えるぐらいに成った。 |
週末はリーグ戦の遠征試合と成ります。GW最後の祝日、子供の日の祝日には今朝も快晴の朝に日の丸を掲げて来ました。9年前に植えた斑葉ウツギの可愛い花も満開状態ですがちょっと去年に剪定し過ぎたかな。。小さな庭のオデマリも満開でこの木も9年目。子供達も少しでも強く成ってつながって行ける様に、今週末もよろしくお願いします。青山の皆さま、対戦頂いたチームの皆さんもありがとうございました。
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