昨夜からとても気に成るお天気。。3日、4日の予報は良さそうなので普通なら順延させても良いとは思っているが4日は伊勢の大会と重なり、その大会に招待されているチームは津リーグも含めて10チーム有り、おそらくそれらのチームが勝ち上がれば棄権に成るだろう。この伊勢の大会は当初の予定からコロナ影響で伸びて伸びて、この大会にラップする結果と成ってしまった。春季・積水カップは去年から決めている日程だし動かしようがない。なので出来るだけ1日目の日程を予定通り消化し、3日での決勝トーナメントに進めたかった。
早朝4時半。ユウが起こしに来てまだ暗い中で天気予報を見る。テレビの予報は8時頃から雨模様。降水量は1㎜からお昼頃には2㎜程度に成って、その後は1㎜と成っている。僕がいつも基準にするのは1㎜の雨なら傘をささなくても我慢できるレベル。ただ2㎜はそうは行かない。大会にも影響が有る雨量だ。ただ1㎜だから大丈夫と言う訳では無い。その基準は1㎜~1.9㎜の間を1㎜と表示する。だから2㎜近い雨量と成る事も有る。4時半のテレビの時間予報を見た時は難しいな。。と思っていた。ユウとお散歩に出てモモも終えてスマフォの予報を見ると、その時間が短く成って来ていた。まだ雨もないし10時頃まではまず大丈夫だろう。芸濃などの少し山に近い所は気に成るが、試合進行を可能な限り早めて開催する方向で関係各所へ6時過ぎまでには連絡した。
7時前の神戸のグランド。内野は昨日の練習で均しているので外野中心に車で均す。Bコート外野の雑草は雨が降ると一気に伸びて来るね。何とか神戸大会まではコンディションを保ちたいが途中に何度かは草刈りも必要だろう。
素晴らしい神戸のグランドだと思うね。 |
7時半頃にはコート準備も終わり、子供達も元気にアップからキャッチボール開始。すぐに第一試合の神田さんも来てくれた。神戸のゾーンは神田さん、勢和さんが高円宮県大会出場チームで勝ち抜くには厳しいゾーン。でもチームに取ってはいい経験に成る。勢和さんや厚生宮山さんも来てくれて審判対応も整いシートノック無しで8時40分にはメンバー交換して試合が始まった。
その1回表。神田さんの先発は左の3番。小柄だが緩急を使いながらコースをついて来るピッチングの様で速いボールも有る。1塁側ベンチから見ていてもボールは少し変化しているのか、とも印象が有り神戸の子がしっかり合わせられるかな、と見ていた。先頭リュウノスケは良く選んで四球。盗塁の後、ショウトがしっかり送って3番ノブトラ。ファウルの後、打球はセンターを低く超えるライナーのタイムリー2塁打と成って幸先よい先制点が入る。尚、WPも出てノブトラは3塁へ。キャッチは後ろへはそらさなかったが、このスタートの思い切りも良かった。4番ソラはちょっと今日も力み過ぎだね。打球は内野ゴロで少しはじいた間にノブトラはホームを狙いラッキーな2点目が入った。
その裏の神田さん、ノブトラは先頭四球、三振の後にまた四球で1死2,3塁で4番。このキャプテンの大きな子が神田さんの中心だね。とてもいい振りもしている。それでもノブトラのボールが勢いで勝り当たり損ないのサードゴロ。難しい打球をソラは三遊間寄りで良く捕って際どいタイミングだったがホームアウトを取れたのはナイスだった。リュウのタッチも流れるようで良かった。ただ普通ならファーストを狙う状況だろうな。でもこの試合の力加減を考えたらこの回を0で抑えた事が大きなポイントだったね。
ノブトラは2回三者凡退、3回はエラーのランナーのみ。4回は1四球で4回までしっかり振って来る神田さんの打線を外野への打球はレフトフライのみでノーヒットに抑えるナイスピッチングだった。残る課題は3個の四球。これが無ければ5回まで充分投げる事も出来る。4番との2打席目の対戦では投球での声も出ていたね。いや初めて聞いたよ。気持ちも入っていたんだろう。
打線は2回リュウキのセンター前ヒットから1死満塁のチャンスをつかんだがショウトのバントはピッチャー前でホームDP。こういう所で徹底してライン際を狙う意識をもっと持って欲しいね。まだ1ストライクだし、最悪ファウルに成っても良いんだから。打線は5回表、神田さんのピッチャーが70球を超え、1死から10番に交代する。まだアップ不足も有ったのかも知れない。もっとスピードは出るだろうと思うピッチャーだ。2死と成ってノブトラ。タイミングは合って来ている。2球ファウル、ボールの後、打球はセンターを超えて行く。打球はネットで止まりノブトラは3塁を狙う。3塁へノブトラが滑り込んだ時にはボールがそれてカバーしていた選手も捕れず、ボールデッドと成りラッキーなホームインで3点目。これは大きな追加点だったね。
5回から登板した4年生のショウトは最近は高目のボールが多かったがリュウには徹底して低目を意識させるリード。リュウノスケも良く引っ張ったよ。5回は1四球は出したが内野ゴロのみ。最終回も外野には打球は飛ばずゲーム。ノブトラとショウトで4四球、1Eは有るがノーヒットに抑えるナイスピッチングだったね。次も頑張れ!!
試合中もLINEなどでの各会場の連絡が次々と入って来る。やはり芸濃グランドが一番影響が多くて難しく成って来た。2試合目が終わる頃まで何とか芸濃以外は消化が進んでいたが、とうとう芸濃はストップ。もう仕方無いね。雨の中で続ける訳には行かない。結局の所、消化出来たブロックは4会場のみで他は3日への残る結果と成った。
神戸のグランドでも2試合目の厚生宮山、勢和さんの試合が終わり第3試合は13時頃からと準備して念の為にグランドのマウンドなどベース付近にはブルーシートも敷いて昼食時間を取ったが、その間に雨は強く成って来る。これは2㎜以上の雨かも知れない。グランドはかなりぬかるみ、水溜りも出て来た。それでも子供達は試合をやりたそうだしね。13時過ぎには雨も上がる見込みでそこから水抜きも皆さんにお願いした。僕達やお父さん達が始めると両チームのお母さん方まで水抜きを汚れながら手伝ってくれている。。いや、昔を思い出したよ。昔は本当に良くここで練習試合もしたし、この水はけの良い神戸のグランドならスコールの様な雨が来ても1時間も有れば試合が出来るぐらいのグランドで、雨模様でも練習試合なら組んでいたし、実際にその様にして来た。そんな時にはいつも水抜きもした。子供達も入ってね。
でも水抜きをしていて思うのは昔の様には水はけは良くないな、と感じる。特にマウンドからサード、ショート辺り。水を抜いてもぬかるみが残ってしまう。土の質も継ぎ足し継ぎ足しで入れているので変わって来たのかもしれない。本当は一面に入れ替えて欲しいんだけどね。まあ僕の生きてるうちは無理だろうなあ。でも本当に協力頂いた皆さまには感謝しかない。神戸の皆さんも勢和の皆さまも本当にありがとうございました。
13時半頃には水は抜けてもぬかるみは砂をかけるがこれは時間がかかる。それにまた雨が降って来た。。仕方が無い。皆さんにも手伝って頂いて出来る事はやった。それでもこのコンディションでは子供達には可哀想だね。勢和さんとも相談して以後の試合を中止とした。そうなると勢和さんは4日は伊勢ダイムカップだから棄権と成る。そういう事も相互に了解し、3日のお天気の良い環境での交流戦を勢和さんと行う事で決定した。取りあえず神戸はこのゾーンでの勝ち抜きチームと成った。
雨影響での中断情報なども2時頃にはほぼ出そろい、頭を悩ますのはその3日、4日の対応。。交流戦希望チームも有るし出来るだけ負担少ない様に各チームに協力頂きながら3日、4日の予定を考える。神戸の後の試合も練習も中止とし、3時前には家にも帰り、冷えた身体をお風呂で温め、組合わせ表に試合結果や進行状況を記入しながらまずは3日の予定を考える。。各チームと調整しながら3日の予定はやっとまとまり関係チームには夕食前には全部連絡も入れた。各チームの皆さんも、ご協力ありがとうございました。そして4日の決勝トーナメントの予定。それも何とかベースは出来た。4日は棄権チームが増える分、準々決勝が少なく成り決勝の時間も少し早く出来そうだ。これで良し。これ以上は出来ない。
今日の雨の中でも大会運営で予定を進めて頂いた皆さまには改めて感謝です。参加頂いたチームの皆さまも含めてありがとうございました。3日、4日もよろしくお願い致します。
そして今日はとても嬉しい事も有りました。積水カップの準備を進める中で窓口担当して頂いてる方は同じ少年野球チームのお子さんを持つお父さんで、そのチームも交流は有るし神戸大会でも参加してもらっている。そんな打ち合わせの話の中で神戸の卒団生が社内にいると教えて頂き、その子は2006年の世代、タカトモとも解った。そしてタカトモをこの積水カップの神戸の会場に、積水さんのノボリを立てるのに一緒に連れて来てくれた。大きく成ったタカトモ。お兄ちゃんもいてお兄ちゃんは高木と同世代。みんな良く知っている。
卒団生のタカトモと。来てくれてありがとう!嬉しかった! |
タカトモで忘れないのは、この子は4年生の頃からその時のAチームで投げ始めて5年生に成る頃にはもうエース級だった。僕達はその次の世代のチームを見ていたが、当時のAの監督はタカトモを使い過ぎていたね。5年生の秋には剥離と言われて、もう投げれなく成っていて僕達が預かった新チームの秋にはキャッチボールも出来ない状況。直すにもかなりひどい状態で自然には難しいとも言われていた。それで、その秋から左投げに変えて練習をさせた。右がダメなら左が有るぞ、とね。そして半年、翌年の春の予選の頃にはファーストからホームまでは左で投げれる様に成って来た。これで試合には出れる。ただバッティングも止められていたのでずっと左でのバントだけだった。そんな子でも凄い戦力に成って来たんだよ。忘れもしないなあ、2006年の労金杯への津予選。確か決勝は戸木さんだったと思う。ここで優勝して県大会を決めた。池内さんと車で帰る途中、仕事だろうタカトモのお母さんに電話したら、言葉に成らない。。と向こうで泣いていたよ。
2006年の労基杯県大会。タカトモは後列代表旗を持つ選手から4人目。前2列は2007,8年の選手達だ。 |
その左投げのタカトモ。バッティングも左でスイング出来る様に成って来て、高岡さんの会場では花壇まで飛ばした事も有った様に記憶する。夏頃に病院で診てもらうと右ひじの剥離は殆ど再生して来ていて医者もビックリするぐらいだったらしい。そこから徐々に右投げに戻して行った。秋の員弁での大会では厳しい試合の中でも素晴らしいピッチングをしてくれた記憶が有る。そんなタカトモも20代後半。子供も出来るらしい。お母さんも元気でおられるらしい。また次の世代につながってくれたら嬉しいな。今日は来てくれて本当にありがとう。卒団してから殆ど会っていないと思うので本当に嬉しかった。懐かしい写真を探したけれども、もうデジタルでは余り残っていない世代。これより前はフィルム写真が主だったからね。
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3日、4日とまた試合は続き、5日は青山大会。その後はリーグ戦も控えています。試合が続くGWですが、まずは3日、4日。4日は津球場での試合と成ります。色々忙しい中では有りますがよろしくお願いします。
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