今日は新チームは伊勢のダイムカップ。試合は2試合目からなので僕は9時過ぎに着くように出かけたが、大仏山の多目的グランドの駐車場はもう一杯で入れない。。近くには探して見あたらないので諦めて大仏山球場の方の駐車場へ向かう。ここもメインは満杯で少し先の下に有る第4駐車場へ止めて球場側から歩いてグランドの方へ向かった。手前のグランドでは栗葉さんと小俣さんとの試合の様だ。あれ、栗葉さんが1点リードされている。。この試合はてい水さんが審判などの対応をされていて馴染みの監督さんがタイムキーパーをされていた。暫く得点板の所で色々と雑談を続ける。
小俣さんの選手は身体の大きい子も多くてバッティングメインのチームの様だ。中盤に栗葉さんがスクイズで追いついたが、小俣さんもスクイズで勝ち越し、その後は強打で追加点が入る。栗葉さんの1番はコントロールもいい様に感じたがスピードが合わせ易いかなと感じた。奥のグランドでは神戸の選手達も入って来てキャッチボールも始めている様だ。てい水さんの監督さんと別れて神戸のベンチの方へ歩いて行く。こちらのコートでは有馬さんと玉城さんとの試合が終わった頃で有馬さんが勝ったようだね。
またここで暫く有馬の監督さんと色々お話をしていた。熊野支部も今年、1チームは休部状態と成って4チームと成った。その休部のチームからは上級生が有馬さんや他のチームにも選手が流れているそうだ。どこも選手の確保やチームの存続には大変な様だね。。有馬さんは去年の子も残っているし今年は力が有るだろう。そして神戸の対戦相手は松尾さん。松阪3位のチームだけどもてい水さんの情報ではしっかり守れる様に成って来ている、と言われていた。その松尾の代表さんともリーグ日程の調整なども試合前に相談して来た。
松尾さんとの第一試合が始まった。 |
そして松尾さんとの試合が始まる。1回の表、松尾さんのピッチャーは6番。ゆっくりしたフォームから腕をピュッと振る。腕の振りがいいし低目両サイドでストライクを取り追い込んで来るピッチング。初回を見て苦労するだろうな、と感じた。思ったよりもボールは伸びて来ている。先頭ナオタロウはその打順の鉄則通りしっかりボールを見極めて追い込まれてからセンター前へ。2番のセイゴウはボールの見極めが早いのではないかな。以前から思っていたが、去年も今年も走塁が課題になりそうだ。ナオタロウの1塁リードはまだまだ小さい。確かにいいキャッチだけどあれでは相当スタートが良く無いとセーフは無い。この後の出た選手も一緒だった。一番経験が深いだろうカナトはもっと小さい。あれでは盗塁のサインも出せない。セーフにも成れない。ナオタロウはセカンド盗塁アウトでセイゴウは三振。いつも長打を狙っているのかオウカはタイミングが合わずファーストゴロ。この後、5回に四球とタイキがセンター前に返して2死1,2塁に成り、このピッチャーが70球を超えるまで全くバッティングに成っていなかった。それまで5三振。こういう時はどういう攻め方、考え方を持ってバッターボックスに入れば良いのだろう。
一番大事な事はボール球に手を出さない事。監督からも高めのボールには手を出すな!と言われている。70球制限が有るし少しでも相手に投げさせてチャンスを待つ事だ。この松尾さんの6番が7回まで投げれたなら間違いなくそのまま終わっていたと思うね。3回打順が回って来たレオ。そう言われていても初球高目のボールに手を出しライトフライ。この後交代させられたが、それは仕方が無い。僕でも代える。当たり前だ。何度も言っている事をやらないんだから。チームプレーではそれではチーム皆の力はつながって行かない。この6番のピッチャー、5回二死70球までで、ナオと良く粘ったタイキのヒットだけだよ。。タイラも今日の2試合、全くタイミングが合っていなかった。全部早めに追い込まれて外のボールを振らされている。身体が先に前に流れてそれから振りに行くので全部タイミングは詰まってしまう。こんな時は前もそうだったがレフトだけを狙うしかないよ。2試合目にはそう言ったけどね。。
1回の裏の松尾さんの攻撃。カナトはストライクは来ているが全部高い。ベルトより上のコース。低目のボール球が少ない。2死から3番に高いレフトフライ。シンゴは落下点に入ったと見えた。ところが途中から身体の向きを変えボールは落ちる。その後の4番のセンター後ろへの飛球。レオは完全に落下点には入っていた。でもいつもクセで捕球時のグラブの荒さが出る。ボールは落ち先制され更に5番には左中間を割られ2点目。これは仕方無いだろう。レフトフライもセンターフライも普通ならアウト。厳しいかも知れないが外野にも大きな課題が残る。
2回が終わってもカナトの投球はベルトより上が多い。ナオタロウも低目を意識させて構えてくれている。3回以降は少し安定して来た。ライト越えは打たれたがたまたまライトへ飛んだ打球だと感じる。
そして5回表。相変わらずチャンスは作れず5,6番と凡退して2死からカナトが四球。レオから代わったタイキが追い込まれてから良くセンター前に返した。ここで70球を超えピッチャーが5番に代る。やっとチャンスが来そうかなと思うがバッターは4年生のリュウノスケ。高目のボールを空振りしていきなり追い込まれる。が、そこから良くボールを見極めた。貴重な四球を選び満塁でナオタロウ。相手にもプレッシャーがかかって来たんだろうね。ここから3連続四死球でまさかの同点に成る。そして4番シンゴ。僕はタイミングが合うと思っていた。追い込まれてフルカウントから打球はレフトを超え逆転の走者一掃の2塁打。続く6回も四球やミス、満塁でのカナトのレフト越えタイムリーも続き一気に勝負が決まった。
70球制限での野球。本当に野球が変って来る。それを思わせる様な内容の試合だった。それにしても課題は多い。走塁、外野守備、考えるバッティング。次の有馬さんとの試合はどうだろう。
昼食を挟んで始まった有馬さんとの2試合目。1回の表の攻撃は課題を象徴する様な内容だった。確かにいいキャッチで盗塁は難しいかも知れない。1死から2番に入ったカナトがレフト前で出るがそのリードは本当に小さい。牽制する必要もないぐらいだ。頭から返れ、と言われているハズだが今日の試合で何人そんな子はいたかな。3番も三振で進塁打すら打てないのでセカンドにも行けない。2死からシンゴのセンター越えの打球がエンタイトル2塁打に成りカナトは3塁で止まり得点出来ない。その後は殆どチャンスらしいチャンスは無かった。ヒットはカナト、シンゴは2打席目もセンターへ。そして今度はフルカウントまで粘ったレオがセンター前。これだけだよ。
有馬さんは初回に四球、盗塁から4番の打球は緩いショートゴロ。ショートに入っているリュウノスケはしっかり腕が前で振れない。以前にもBチームの時にも言ったが身体が正面を向き手投げに成る。そして中途半端はバウンド、2バウンドに成りやすい送球が多い。
でもリュウノスケにはね、良く考えて欲しい。僕は唯一4年生でスタメン、それも要のショートで出ている。監督からすればどんな思いが有るのかな。他の5年生への刺激、意欲を持たせる事も多いに有るだろう。そして次のチーム、この秋にはリュウノスケが主体に成るチームに成らなければいけない。今はミスをしてもいい。大事な事は思いっきりやってミスをする事だ。中途半端はいけないよ。
そんなリュウノスケの緩い送球はファーストは際沿いタイミングだったがセーフ。同じタイミングでも思いっきり投げたボールなら審判もアウトと言うだろう。これは良くエイタが捕ったと言うべきだろうね。その間にセカンドランナーはホームを狙う。誰も指示する声も聞こえずエイタはバック間に合わない。これもディフェンスの課題。4回の2失点目は同じ様な状況で5番バッターは1死から送りバント。キャッチのタイラが出てファーストアウトにはしたが、ピッチャーのタイキがホームカバーに入れていず、エイタは投げれなかった。いや良く投げるのを止めたと思うね。これも課題。ディフェンスでのいろんな状況でのカバーリング。
5回からオウカに代わったがストライクを取ろうとしているピッチングかな。いい時のオウカのスピードも見えなかった。ちょっとそこは残念だが今は仕方がない。まずは低めにストライクを取れる事だ。5回は2死満塁を何とかしのぎ、6回はレフト越えのHRとスクイズで2失点。
課題沢山の内容。今日、出れなかった選手達は何を感じただろう。ゲームに出た選手達もまだまだ力は足りないと感じたはずだ。人の話をちゃんと聞いているか。。監督のいう事を聞いているか。。頭の中で整理してバッターボックスに入っているか。。まずはそういう所からだ。それぞれの選手の能力は有るだろう。でもそれがね、チームでつながらないとチーム力には成らない。課題は沢山有る。けれどもそれは考え方、取り組み方一つで改善できる事も多い。監督やコーチの人達に言われた事を少しでも頭に入れて取り組んで改善して行こう。ご父兄の皆さまへも子供達への応援励ましをこれからもよろしくお願いします。
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