いい秋晴れとなった県大会。倉田山球場での開会式は外野の芝生の緑が凄く気持ち良く、何とか今日勝って、明日ここで試合がしたかったが、全く神戸らしい野球が出来ずつなげる事が出来なかった。
開会式での国歌・君が代と国旗の掲揚なんて経験は一生の内に何回有るだろう。こんな経験を小学生の段階ではそれ程気持ちに感じる事も無いと思うけれど、凄く大事な事だと思う。少しでも心の中に、日本に生まれてお父さんやお母さんに育てられて励まされて今ここにいる事を本当に素晴らしい事なんだと、感じて欲しい。
会場を移動して朝熊山麓の試合会場で神明さんと井戸さんの試合を見ていたが、7回まで井戸さんが4点リードして、これはやはり予想通りかな、と思っていたが7回裏に同点に追いつき8回のサドンデスゲームで神明さんがひっくり返してしまった。試合内容では井戸さんの攻撃でのミスが目立ち、それが大きくひびいた結果となった。春の県大会後に井戸さんと練習試合をしているので、井戸さんのデーターは入っているし気持ちもそうなると思っていたが、予想外と成った。井戸の監督さんもこんな敗戦は悔やみきれない敗戦だろうと思う。
神戸と神明さんとの試合が始まり、先発は風悟。
皆を集めてのミーティングで、先週から大貴の肩に不安があり、いくら県大会でも無理をさせるつもりは無いので、今まで頑張って来た風悟と心中するつもりで皆で頑張ろう!と話した。ウォームアップでもまずまずのボールとコントロールだったし、いつものように試合は作ってくれると思っていたが、今日はこの一年で一番状態の悪いピッチングだったように思うが、これはベストの状態で大会に入れなかった監督の責任。風悟は本当に良くここまで小さい体で頑張って来た。
3回まで2四球と何とかしのいでいたが、4回、遼の3塁打の後の後続が連続三振で得点出来ず、いやな流れの後のその裏にファースト後方のフライを落球。この先頭の何でも無いフライをエラーしてしまった事が特に痛かった。続く打者に三遊間を抜かれ、レフトは腰を落して捕ろうとしたが直前でイレギュラーして後逸しこれが3塁打となって1点先制されてしまう。これが今日の勝負の分かれ目だった。気落ちしたままのレフトはその後の左中間のフライを今度はグラブに当てて落球。負のイメージを持ったまま次のプレーに入ってしまう悪いパターンが変えられないこの選手は打席でも2三振。何よりも悔しさを表に出して相手にぶつける気持ちが欲しい。
風悟は次の回にも自らのエラーからピンチを作り打ち取った打球がグラブに当てながら捕れない、と言うパターンで失点を重ねてしまう。風悟は辛かったと思うが、こんな流れのの時でもしっかりバックを信頼して投げるのがエース。もっと強く成れ風悟!
打線は速球とスローボールのピッチャーに中軸も含めて8三振と遼の3塁打以外はいいところ無し。スクイズもありかも知れないが1点では勝てないと思ったしあまりにも打て無さすぎた。
試合前の聖弥の突き指、骨折もあり、今日はなんとも仕方の無い残念な一日となったが、結果をしっかり受け入れて次に前進しよう。
ここまで良く頑張って来たけれど、まだまだ気持ちの弱さが特に強く感じる。もっと泥臭さがあってもいいと思う。これから卒団してもまだまだ野球を続ける選手も沢山いると思うし、しっかり目標を持って練習に取り組んで欲しい。
今日は悔しいけれども自分達の弱さを思い知らされたゲーム。明日からまたまたやり直しだぞ、みんな!
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