今朝も朝焼けが綺麗な東の空。気温は平年並みかな。いいお天気に成りそうだ。今日は6年生チームはシニア大会参加。8時過ぎにそのシニアのホームグランドへ行くと参加チーム皆が元気にノックなどをしている。このグランドへ来るのも久し振りだ。すぐに去年の卒団生のコウヤやハルトが挨拶に来てくれた。コウヤはもう一つ大きく成ってないなあ。。ハルトは肉も背も着いて来た様だ。皆、ケガせずに頑張って欲しいね。
もう何年も前から行っているこの大会。これまでは12月の平成天皇の12月の誕生日の祝日辺りが多かった。いつも寒い時期だったと記憶する。ちょっと話は前後するけども、今このシニアの会長をされている方も息子さん2人は神戸の卒団生で2人とも身体も大きくそれぞれのチームで中心的な活躍をしていた。決勝戦後の表彰式の前に来られていたので久し振りにお会いして少し話をしていた。チームを続けて行く事はどこも大変。例年なら試合も多いこの時期だけどもコロナ禍の影響も有るのだろうね、この時期の大会に成ったと。ここは地元企業の敷地の中に有ってグランドは借りている形態だが、グランドの敷地への工場増設の計画も有った様だが、その検討の中でバックネットに掲げられている看板を見て、ここを潰すのは申し訳ない、と担当の人は言われたそうだ。そんな話をしていてね、高野山高校野球部のバックネットの看板を思い出したよ。2018年7月 ⇒ もう少し居たかった高野山。
神戸のバックネットにも何か感謝の言葉を評した看板でも設置したいなあ。。
言葉、形に表す事はとても大事だと思う。 |
そして今日の6年生達。5年生はタイラとカナトだけ合流している。第一試合の先発には2人が先発して要のシュンスケは出ていなかった。次のチームへ向けての色々な思いも有るだろう。この時期はそれで良いと思う。それでもキャッチに入ったタイラ。良く頑張っていたね。
この試合、何よりタイセイのピッチングが良かった。ずっと見ていたが、大抵ストライクが先行し、ボールが2つ続いたのは1度だけだったのではないかな。リズム良く身体も動いている様に見える。ボールも低目に大体来ている。中途半端なベルト付近のボールも少なかった。相手は栗葉さんと白山さん合同の6年生達。そう簡単には抑えられないと思っていたが、4回にセンター前、レフト前と連打され1死2,3塁から6番の打球はセンターへ抜けそうな打球。この打球を良く止めた。はじいたが1塁はアウト。1点は返されたが勝敗を分けるプレーでは無かったかな。5,6,7回とユウセイがつないだがその7回も1死2,3塁から再登板し後続を抑えて勝利。バックもDP2つなど良く守っていた。5回の1死3塁からのレフトライナー。リュウからショートに入ったタイラがカットしてホームへ。際どいタイミングだったがシュンスケのミットのタッチが上手かったね。
打線はハッキリ言ってどの子も振れてない。。身体が開く。。レベルスイングに成っていない。。そんなスイングが多く見られた。これはこの後の試合も一緒。タイガも完全に左足、腰が回ってしまっている。タイガらしくないよ。。打球はサードからファウルに成る打球が多い。ケイタも同じ。完全に開いている。カンタも合っていなかった。得点は1回のタイガの四球から1死3塁でカンタのサードゴロからファースト送球間に1点。あの走塁は誰もが出来る訳でも無い。タイガらしい。4回にケイタの内野安打、1死2塁からケイヤのセンター越え3塁打で2点目。1点差で逃げ切った内容だったが、栗葉、白山合同の6年生達も神戸の子達よりは振れていると思っていたが、強振が目立った。ヒットを打たれた打球はいずれもミートされたシングルだけだった。
1試合目が終わって次の決勝戦まで、先に3,4位の決定戦が行われるので、その間に櫛形へ戻る。Bのチビッ子達はみんな元気に挨拶に来てくれる。それに今日は昨日に体験に来てくれていた3年生の子が今日も練習に参加してくれている。夕方には入団願書も出して頂いたようです。また神戸の1年生の子達もまた体験に来たいと連絡を頂いているようです。嬉しい限りだね。これから寒く成って来るので、中々体験会は難しいけれども機会を見つけてまたやって行きたいと思います。また皆さまのご協力をよろしくお願いします。
再びシニアの会場に戻ると、3位決定戦はもう7回。その後すぐに試合は終わり決勝戦が始まった。先発したケイヤ。マークする高茶屋さんの10番に打ち取った打球だけどレフト前に落ちる。四球、バントが内野安打に成りいきなり無死満塁。でもここからしっかり立ち直れたのが勝敗を分けた。
打線はタイガはやっぱりサードゴロ。試合の後にも言ったけど、今の開いて回ってしまうスイングは直した方が良い。ケイタには1試合目が終わった時に同じ様に言った。開かない様にこねない様にと。2番シュンスケが死球で出て盗塁。カンタの打球はショート横だったが少しイレギュラーしたかな。打球はセンターへ抜け1点。そして3回には先頭9番のリュウ。初球を叩いて打球は左中間の真ん中をライナーで抜けて行く。HRと成って2点目。良く打ったね。
ケイヤは5回に連続ヒットで無死2,3塁からスクイズで1失点。続く5回にはケイタの右中間寄りの打球。これが抜けてHRになり同点に成る。仕方無いと言えば仕方無いが、ちょっとこの回は下位打線でディフェンスにも隙が有ったと思うね。やはりいつもとは違う子供達の動きを少し感じた。夏場や県大会でのあの集中力とは大きく違う。この時期はこれで良いのかも知れないが一生懸命頑張っている子もいるからね。
同点に成ったその5回裏。2死から満塁まで攻めるが後1本が出ない。そして6回裏、先頭4番に入っているケイタ。これも初球だったかな。打球は完全に詰まっていた。後でケイタにも聞いたが完全な根元で当たったと。それでも打球は先のリュウの打球のコースに飛んで行く。あの打球に成ったのはケイタの力とバットのお陰かな。これが貴重な勝ち越しHRと成った。
6回から登板していたケイタ。どう見ても良い状態の様には見えない。踏み出した足はヒザが曲がり上体は前に流れるだけで腰も回っていない。6,7回で速い、いいボールが有ったのは2,3球だけではないかなと思うぐらい。それでもランナーを背負いながらも押し切ってしまった。
ケイタに限らず今日のタイセイもそうだが少年野球では変化球禁止なので、その投球術の中ではスピードの差、緩急が重要なポイントに成る。近年の傾向として抜いたボール、俗にいうチェンジアップを投げる選手が多い。確かにバッターのタイミングを外すと言う意味では大変有効だが、これって本当は変化球に成るのではないか、と僕は思う。特に最近はそのボールの握りもチェンジアップその物だったり、微妙に回転をつけたり。。かつての中日で活躍した権藤さん。横浜ベイスターズ優勝時のマシンガン打線の監督としても有名だと思うが、権藤さんがそのチェンジアップの元祖らしいね。そんな話をテレビでしていて良く聞いていたら、現役時代はとにかく当番回数が多くて、疲れて来たり少し落とそうと思った時に同じ握り腕の振りで力だけ抜いて真ん中低めに投げたそうだ。それがバッターのタイミングを外すのに有効だとは気付いたが、あくまでそれはまやかしの球だと。抜いたボールが真っすぐ落ちて来たら審判も変化球とは言えない。変化球と取られて審判から注意されてまた同じ様に投げて変化球と判断されたら、確かピッチャーは交代に成ると思う。ナチュラルに曲がるクセのボールを投げる子も多いが、大抵は握りや腕の振り方がその様な原因に成る。今日のシニアの在団生で神戸の卒団生の中3になるマサトがいたが、この子のお兄ちゃん、ヒロトはサイドから肩の回転で投げる子だったので、スライダー気味に回転する事が多かった。一度大会で主審から注意された事も有った。変化球に成っていると。子供達にもそうなる事は理解出来ているハズだし、修正する事も出来ると思う。
ボールにつまずいて足をねん挫中のマサト。大きく成った。僕と変わらない。 |
投球術の中で緩急は必要。けれどもボールの握りなどは注意した方が良いのではないかな。これから先、特に回転の効いた速いボールを投げれる様に目指す選手には、あくまでそれを目指すべきだろうと思う。ケイタの様に速いボールを投げる力が有るなら7分、8分の力で投げるフォーム、コントロールを磨くべきだろうと思う。それで充分抑えられると思う。
優勝おめでとう! |
最優秀選手賞のリュウノスケ。良く打った! |
監督賞のケイタ。まだまだ頑張れ! |
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