2020年9月26日土曜日

伸び伸び打線と声でつながるディフェンス。そしてリュウのタイムリー

  今日は栗葉さんとの練習試合に成り、オオタカへ行く前に櫛形へ。今日もBの子達は元気に練習している。この子達はいつも大きな声で挨拶に来てくれる。大勢のお父さん方もお手伝いに来て頂いている。今週21日のティーボール県大会も本当にありがとうございました。改めて3,4年が3人ずつしかいないこのチームで本当に良く頑張ったよ。監督が皆を集めてくれたので、簡単だけどお祝いの言葉だけ子供達に伝えさせてもらった。3年生や2年生達にも大きな自信に成っただろう。これからは野球、そして来年の春先に例年通りに県予選が行われればそれを目指して、次は優勝目指してまたしっかり練習に励んで欲しい。10月に入ったら体験の子達も来てくれるようです。このコロナ影響下では中々体験会も出来ませんが、体験などへの勧誘はまた皆さんの力をお借りしながら続けて行きたいと思います。

 そして4年生達3人はもうすぐ新チームへ合流だよ。この先も来週は10月4日からの交流大会。そしてマクドナルドカップ県大会、秋季大会と続き、その次は新人戦だよ。今日は5年生の試合も予定してもらっているようなのでちょっと楽しみだった。

 車の中には交流大会後に行うリーグ戦の表彰式の準備や4日開催の交流大会の大会要綱や参加賞、組合わせ表などをこの週末までに用意出来たのでオオタカの駐車場でお母さん方にチーム別に仕分けをして頂いた。それをリーグの会場担当チームの方々にオオタカまで取りに来てもらって、それも全会場分終えた。後はそれぞれの会場で当日を待つだけだ。お母さん方もリーグの皆さんも、ありがとうございました。来週の大会もよろしくお願いします。

 10時半頃からA戦が始まり、1回タイガ四球盗塁の後、カンタのレフト前で1点。この所良く成って来たケイタが右中間2塁打で2点目。3回にはケイタのレフト前などで1,2塁からレイヤのライト線の大きな3塁打で2点。タイセイは抜いたボールをレフト前に返しこの回3点目が入った。ここまででバッターで気が付いたのはシュンスケが大きく前に流れるスイングが多く成って来ている。県大会でもそうだったが、前に流れる分バットが後ろから下から出て来る。フライや引っ掛けた打球に成りやすい。今日は自由に打たせてもらったリュウは全くタイミングが合っていない。ボールが来る前に振っている。そして顔は三塁ベンチを見ているよ。シュンスケには1打席が終わってから、右足に体重を残せ、前の肩を出すな、と言った。そして3打席目。センターへの痛烈なライナーでタイガを返す。4打席目もショートライナー。当たりは完璧だと思う。午後からの試合では右中間3塁打も出ていたが、これはまだ前に流れて手打ちだったね。でも大事な所は解っていると思う。大丈夫だ。

 リュウにはお昼の後にそのタイミングの話をした。バスターで構えてそこがスイングでも打つポイントだと。バットをバントする構えで投球を待ち、タイミングを合わせてバットを引き、そのバントで構えた所へバットをセカンド方向に投げるように出す。打つ方向はセカンドだけ見る。バットを返さずに、バットにボールを乗せるイメージで。ボールから目を離さない。インコースでもセカンドを狙う。徹底して。まずはそこからだ。

 先発したタイセイは3回に1死からランナー2人を出して3,4番にタイムリーを打たれたが2失点のみ。四球が1個だったが、もっと欲しいのはやはりコントロールだろう。今日は栗葉さんも神戸も好球を若いカウントからでも狙って来ていたが、70球制限での相手に見られる展開に成ると苦しく成る。まだまだボール球が多い。初球は大体のアウトローでもストライクが取れるようにね。4回からのユウセイはちょっと力んでいた様だね。高目に抜けるボールが多かった。3四球は競った試合ではダメだよ。5番に右中間を抜かれて1失点はしたが、センターのケイタの守り。3番の右中間のライナー性の大きな飛球。こんな打球は秋マックの栗葉さんとの予選でも抜けて失点していたが、ケイタはポジショニグも良かったし横へのスタートも速かった。それ程苦も無くネット手前で追いついていた。そして見たかったタイガ。カンタがショートに入って7回に投げてくれたが、まだ肩は出来ていなかったかな。それでも緩いボールを上手く使いながら3,4,5番を三者凡退。やはり緩急を使いながらのコントロールだよ。

 午後からの5年生の試合。先発のカナトはちょっとコントロールに苦労していたかな。1回先頭にDBを出し2番のショートゴロはオウカのセカンドへの送球が右にそれて抜ける。セカンド、ショートの連係などはまだ全く出来ていないから仕方は無いが、それにしてもそれぞれのポジショニング、理解出来ていただろうか。。ランナーが1塁にいる時のセカンドのカバーは誰が入るのか、そんな事もまだ相互で理解出来ていない。連係の声も全く出ていない。外野のポジショニングも。。キャッチボールもそうだが、まずそこからだ。まあ、まだ経験出来ていないんだから仕方ない。でもね、こんな事は試合を見ていたら解るんだよ。それぞれのポジションでどんなプレーをしているか?どんなミスが出ていたか?県大会でベンチに入れず外から観戦する5年生達。その中でスコアを着けていた子は2,3人だけ。芸濃球場のベンチ上でも大抵は見ているだけだ。「お前ら、何でスコア着けないの?」と聞いたけどね。西野公園でも同じだった。着けたから解るか?と問えばそうでは無いかも知れない。でも野球は解って来る。どういうプレーのつながりで点が入るか。普段の練習から徹底して取り組んで行かないとチームプレーでは出来て来ない。

 そしてもう一つのA戦。僕は1塁側のチームから離れてレフト側の駐車場辺りから見ていたら、Aの選手達の声が良く聞こえる。外野のリュウやケイタ。あの距離で普通に会話している。栗葉さんの上位打線。左バッターが入ると、ケイタがライトのハルノブにバックの指示を出す。「もっと!」ハルノブは「ここやったらライトゴロは諦めるわ。。」と言うが、ケイタは「やるの!!」と言っている。そうだよ、ライナー性の打球が来たら、突っ込んでライトゴロを狙うんだよ。ショートのタイガとセカンドのカンタの連係も声も良くつながっていた。サード、キャッチにも声をかけていた。ピンチの時でもこれが出来ていたらいい。自分達で考えて守る。それが出来ていたよ。

 今日は監督がいなかったからね。コーチの指示で比較的自由に打たせてもらっていた様だが、少し悪い所は早いカウントから特に低目のボール球に手を出すのも見えたが、それ以外は伸び伸びとプレー出来ている、バッティングも出来ているという印象だった。ボール球に手を出すカンタだけど、3番に入ってからセンター中心、右中間方向の打球がいい。結果も出ている。タイガもコンパクトに振れてチャンスメーカーに成っている。シュンスケも復活して来るだろう。ケイタにもいいタイムリーやヒットが出ている。力みが見れたのはダイチかな。もっと力抜いたら打球は飛んで行くよ。タイミングで悩んでいるのはタイセイかな。それが有るからバットが振れて来ない。こんな時はセカンド方向だけ見る。そこへ打つにはどんな風にバットコントロールすればいいか考えて振り抜けばいいんだよ。

 そしてリュウノスケの3打席目。2死ランナー2塁での打席。バスターの構えからタイミングを計っている。前の打席でもまだボールがキャッチのミットに入るまで見切れていなかった。まだタイミングはずっと前に有るようだがそこを直して欲しい。アウトコースや低目を狙うならポイントは右ひざぐらいのポイントだよ。そこまでボールを見て。そして1-1からの3球目。外のベルトよりは高いコースだと思う。身体が前に出ていてまだタイミングも早かった。でもバスターの構えからバットを引きそこへ出した。リュウのクセの様に手首を返さなかったのが良かった。打球は1,2塁間のファースト後ろへライナー性で落ちタイムリーに成った。ああ、ホットした。リュウ良かったなあ。バスターからもっと呼び込んで詰まり気味でも強く叩けたらいい。

 先の試合に7回1イニングを投げたタイガは先発して2イニング。ケイタは3イニング。それぞれ緩急を使いながら安定したピッチング。特にタイガは緩急と高低を上手く使っていたかな。ケイタの速い球でも真ん中は打たれるがインハイはそうは打てる子はいないと思うな。追い込んでからカウントに余裕有れば勝負は高目でもいいと思うね。大体抜いたボールを打たれている印象が多い。6回から投げたケイヤは緩いボール中心のピッチング。こういうのがボールが速く無くても奥行の有るピッチングと言うんだろうね。投げるフォーム、腕の振りの早さも違う。バッターからすれば合わしにくいピッチャーだと思う。

最後はケイヤ。観戦していても涼しくていい季節に成って来た。

 試合が終わってトンボをするリュウを呼んで「な、打てたやろ?まだタイミングは早いけど。バットを返さなかったから良かったんだよ。」ハイ!と嬉しそうに返事をするリュウの表情が嬉しかったな。今日は急な練習試合の対応も栗葉さん、本当にありがとうございました。ご父兄の皆さんも今日もありがとうございました。明日もよろしくお願いします。

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