2020年9月5日土曜日

一つ目の県大会、8回タイブレイクでの悔しい敗戦。。

 9月に入り、気温は確かに下がって来た。日も一気に短く成って来ている。朝4時半はまだ暗いし、夕方6時を過ぎると一気に暗く成る。それでも雨が続いた今週は本当に蒸し暑い。台風も近づいている。9号や10号の台風の進路をニュースなどで見る度に、ヨメも僕もそのまま韓国か中国へ行けばいいのに、、なんて言ってしまうが、娘達や孫娘のひなた達はそんな事は微塵も言わないし、そんな事言うとったらアカンよ、と怒られる。娘達の時は日韓交流の韓国の高校生達が来てウチに泊まった事も有る。確かにそうだろ。隣国とは仲良くするのが一番だろうけどね。でも僕らには約束を守らない国、日本の左派と同じ批判をぶり返すとしか思えない。
 中国のことわざに「井戸を掘った人の恩を忘れない」と言うのが有るそうだ。一時期まではそういう事も通じていた。中国との国交正常化から韓国も同じだが今の近代化の基礎を作ったり手助けをしたのは日本だよ。今は逆転しかかってるけどね。

 安倍さんもリタイヤしてこの先の日本の道筋が少し不安な今週、県大会予選のV3などの報告を小学校校長先生などに行って来ました。とっても喜んで頂きました。校長先生は全校集会で報告します、とも言ってくれました。
 県大会出場へのV3は神戸としてもそうは無いんだよね。2008年はスポ少、高円宮、秋マクドと決めたが、スポ少と高円宮はどちらも優勝したら好きな方へ出場すると言う、あの時はそんな選択性を取っていた。でも選ぶのは当然高円宮だから、2,3年で止めて高円宮予選が終わってからスポ少予選をやるように、今の状態にした。あの年は続けて狙えた労金杯だったが、それだけ取れなかったんだよ。今でも悔しさは忘れない。あれから今までに3大会出場したのはマサトやマナヤがいて、5年でブンペイ達がいた頃の2017年依頼だと思う。でもあの時は高円宮は準優勝でB代表だったんだよね。優勝して無いんだから普通なら出れない。今年の様に3つ勝つ事がどれだけ難しいか。。

 そしてその今年の一つ目の県大会、松阪球場。今日も空は晴れ渡っている。気温はそれ程でもないが蒸し暑い一日に成るだろう。大会は開会式も無く神戸は2試合目の予定で、アップを終えてから9時過ぎに神戸を出た。球場に付くと10時前。第一試合はもう4回に入っている。しばらくして連盟の方が来られて要綱などを渡して下さり、10時20分のメンバー交換と成った。

 11時頃から始まった試合。先発したユウセイは1回から3回途中までアウトは殆どフライアウトのナイスピッチング。3回に8番にライト前に打たれ、2死1塁と成って打者一巡してからケイタと交代した。投手の70球投球制限はこの県大会から適用されている。ユウセイはまだその半分も行っていなかったと思うが、先の関大会でも対戦しているスモールさん。ケイタは粘られながらもサードのファウルフライ、ダイチが良く追いかけてキャッチした。

 打線は初回、1死からタイガが右中間3塁打。シュンスケが2つバントファウルの後、3バントを1塁線に決めて先制。こういう徹底ぶり、何が何でもやる!姿勢はいいと思う。僕でもするだろうな。ただ2ストライクまでしっかり見て行けの指示も有るのだろう。伸びて来る外のボールに対して見送り三振が多い。

 3回ユウセイが四球で出て、リュウは3球ともバント失敗。。これはダメだよ。1番バッターとしては絶対に決めなくてはいけない。目線でバットを構える、その基本に成っていない。全部前へ打ちに行っている。そしてタイガ。ピッチャー横、セカンドに捕らせる完璧なバント。セカンドは投げれず1,2塁。シュンスケはタイミングが合っていない感じだった。追い込まれて外のボールに空振り。2死と成ってダイチ。ダイチはタイミングが遅れていた。それでも高いバウンドの打球はセンターへ抜けてユウセイが返り2点目。この時のユウセイのスライディング。5年生の時と同じように両手を後ろで着く。一番はこれは危ないし、直さなければいけない。肝心のベース際でのスピードが落ちる。完全に返れると思ったが際どいタイミングだった。

 4回裏、ケイヤが左中間へ2塁打。続くカンタはバント失敗の後、高いバウンドのショートゴロ。ファーストはアウトに成ったが、ケイヤはこういう時に上手くタイミングを取って3塁へ走れる。1死3塁と成ってタイセイ。セフティーを狙うなら1塁線だろうが、転がした打球はショート前へ。これは無理だね、ランナーは返れない。絶対に1塁線を狙わないとダメだよ。そこに転がっていればまずセーフに成れるスモールさんのポジショニングだった。

 ケイタは4回に1四球は出したがバックが良くカバーした。2番バッターのショート後方のフライ、ランナーを置いてのピッチャー強襲の打球をここもタイガが上手くカバーしてファーストへ。5回からはタイガ。1死からレフト前へ打たれ送られて2死2塁と成ったが9番の打球はセンター方向への高いバウンドの打球。ここもショートに入ったカンタがダッシュして来て上手く捕球した。

 その裏、先頭タイガがセカンド横を抜き1塁。盗塁で無死2塁から3,4,5番と言う所だったがシュンスケも力みが出たかな。1死3塁に出来なかったところが悔やまれるね。6回は共に三者凡退で、いよいよ7回と成った。

 タイガは先頭4番に右中間を抜かれ無死3塁。1死と成ったが続く6番。ファウルなどで追い込みながらコースは解らないがベルト付近の高さだと思うね。スモールさんのバッターはバットをこねる事無く上手く合わせるミート中心のスイング。打球は低いライナーで右中間を抜けて行き、カットへの返球も乱れこれがHRと成り同点と成ってしまった。長打を打たれても2塁、3塁で止める外野の守備。これが出来ていなかった。更にライト前に打たれ、ここで再びケイタに交代。後続は抑えたが同点と成って7回裏の攻撃。先頭でピンチヒッターに入ったシンゴ。伸びて来るボールに、ちょっとタイミングが合っていない感じだったが、センター前へ返し無死1塁。リュウは3塁線へバントを決めたが、スタートも良かったシンゴは2塁を回って一旦ファーストを見て緩めたね。そこから3塁へはちょっと無理だった。サードへもいいボールが来てチャンスはDPと成る。こういう所も徹底して練習が必要だ。まだ経験の少ない5年生達、これまでも随所での走塁ミスも見える。

 7回同点での8回タイブレイクと成った。ここで小さな2つのミス。シュンスケは少し後ろへそらし3塁へ投げたがダイチは捕れない。レフトがカバーしたが無死2,3塁と成る。追い込みながら1番の打球はサードへのバウンドの打球。ダイチもベースカバーからコースには入ったが身体で止めるのが精一杯だったね。無死満塁と成り2番にはここも追い込みながらライト越えの3塁打が走者一掃と成る。1死の後、4番にはライト線へのライナー気味の打球。7回途中からライトに入ったタイラは前進して来たが、打球は抜けて痛いHRと成りこの回5点が入り、その裏1点は返したものの勝負は決まってしまった。ライトのタイラも勝負しに来たんだから責めれないね。多分6年生が守っても同じだ。後は経験を重ねて覚えるのみ。

 この試合でのスモールさんとの感じる所はバントの精度。神戸の子達はどれだけ失敗した?これでは監督は計算できなくなる。6年生だよ。大事なバント練習にいい加減に取り組んでいないか?前にも同じ事を感じた。バント練習で失敗するなら100%成功するまでずっとやれば良い。打てないんだから徹底してやればいい。そうしたら打てなくてもセフティーバントでもチャンスは開けて来る。後は外野の守備力だね。大きな球場で外野を抜かれても2塁、3塁で止めるディフェンス。県大会ではこれが絶対に必要に成る。
 それにしても今日は延長タイブレイクが多かった様だね。松阪代表のてい水さんもタイブレイクで敗れている。もう一つ伊賀の府中さんはタイブレイクの9回で勝ち上がった様だ。出来る事ならそんな事はしたくない。点の取れる時にしっかり取る、そして外野を抜かれても最小失点で止める、そんなチームを目指そう。

 今日は残念な結果だったけど、前を向いて次を目指して行こう。チャンスで打てなかったシュンスケ。いつも2,3,4番で得点出来ていたが、今日も2,3,4番。タイガのヒット、シュンスケの3バントスクイズ、ダイチのタイムリーだけだよ。球場を出て監督の話を聞いて解散して6年生達の輪の中に、うつむき涙しているシュンスケを皆が肩を抱き叩いて励ましている。負けていいとは言わないが、いい光景だった。こんな事が大きな次へのチーム力につながって行ってくれたら嬉しい。

 お昼を食べて暫くして、もう気持ちも落ち着いただろうシュンスケを呼んで前に座らせた。「今日は残念だけどね、今までシュンスケ中心で頑張って来たんだよ。タイガや皆の力も有るけれど、お前中心で勝って来たんだよ。何も下向く事ない。気持ち切り替えて次頑張れ!いいな。」シュンスケはハイとちゃんとうなずいてくれたよ。大丈夫。まだ、この子達の野球は始まったばかり。こんな悔しい事はこれからももっともっと一杯有る。チーム皆で、今日の教訓をしっかり直して次に頑張って行こう。

 ご父兄の皆さまも沢山の応援、サポートをありがとうございました。またOBの方々も応援に来てくれていました。本当にありがとうございました。来来週は2つ目の県大会、マクドナルドトーナメントです。今夜には組合わせや事項書も届きました。いつも応援してくれる選手達のお爺ちゃんお婆ちゃんにも見て頂きたいのですが、このコロナ感染拡大の時期に中々来て下さいとは言えないのが本当に心苦しいですが、これからもチーム一つで頑張って行きます。これからもよろしくお願いします。

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