2009年2月1日日曜日

栗葉・高岡R/Tに全て逆転で3連勝!

 今日も風が強く日差しはあるが、昨日よりも寒く感じる。風のお陰でグランドはまずまず乾いている。8時半頃にはR/Tチームも来てくれてグランド準備が終わってからアップからキャッチボールへ。
試合前に皆に「今日はもう最後の練習試合。もうやりたくてもこのチームでは出来ない。最後にしっかり気持ちを入れて思い切ってやろう!」と話したけれど、何人が解ってくれただろうか?・・・。
 ピッチング練習で大貴、涼介、風悟を比べたが、涼介、風悟ともコントロールが悪い。安定はしていないけど昨日から決めた通り大貴で先発。
ノックでは啓太の後ろの動きが悪いし、送球も今一番悪いのではないか・・・。後ろに腕が伸び切って送球まで時間は掛かるし、ボールも勢いが無い。初回から心配した事がそのまま出る結果と成った。

 試合への入り方が大事!
 1回、2死の後、8越えのシングルヒットを打たれたが、ポジションが悪い。盗塁でセンターに抜けたボールが処理と送球が遅く3塁まで優々走られてしまう。この時も、イニングに入る外野でのキャッチボールの時も全く声が聞こえない。続く8前フライを突っ込んだけれどもグラブに当てて落球し先取点。その後HRを打たれて初回3失点。盗塁ならもっと早くカバーに来れるし、落球もスタートが遅かった。いつもの啓太なら何でもないプレーで終わっていただろう。
 1回が終わってベンチに戻ってから、気持ちと気迫が感じられない啓太を思い切り叱った。すぐに直哉と交替させようか、とも思ったが、その後気持ちを見せてくれて2得点を挙げるチャンスメーカーになってくれた。怒られて涙を浮かべる啓太を見て、皆にも何とかしようと気持ちが見えて来たのを感じ、大貴はその後、ショートEの後に転がされて1点取られたが1回以降はノーヒット。旨く緩急をつけながら逆転勝ちにつなげるナイスピッチングだった。
 
 さすが4番遼!
 攻撃では3回、聖弥の2塁打と相手エラーで2点。5回は啓太、聖弥のヒットで2点。そして同点の7回、聖弥が4球の後、完全なセーフだと思った盗塁がアウトのジャッジ。仕方が無いが、その後、大智が良くヒットでつなぎ遼の完璧な左中間HRで逆転!2回にも3塁打を打っているし頼りに成る4番だね!

 拳太郎のナイスピッチング
2試合目は足の怪我から復調した風悟に投げさせたが、1回からコントロールも安定しないし、球威も無い。1回からヒット、四球、ヒットで2失点し尚、死球2個で1死満塁。ここで初球をセカンド頭上をライナーが飛んだが直哉がジャンプ好捕しDPでピンチをしのぐ大きなプレーで風悟を助けた。
 続く2回も2四球、ヒットを打たれるがバックが良く踏ん張って何とか抑えたが、ここが限界。ピッチング練習でも涼介は相変わらず安定しないので、拳太郎を3回からリリーフ。拳太郎はこの後7回まで1安打1四球のみで緩いボールで低目をつきながら良く踏ん張ったナイスピッチング!バットでもヒットを打ったしもっと自信を持って頑張れ!

 聖弥の気持ち!
攻撃では4回大貴の久し振りのレフトオーバーHRで1点。だがこの回先頭の聖弥は三振。
5回に四球の後、Eで3塁まで進み風悟とのエンドランのゴロで1点。その後聖弥の打席が廻ってきたが気持ちが落ち込んでいるのか自信が全く感じられない。
「フルスイングして入れ」と言っても、迷いが有るのか全く勢いが無い。
凡打して守備に入っても声が無いし、ベンチに皆が戻って来た時に、また聖弥に思い切り怒ってしまった。
 聖弥の弱い所は調子や結果が悪いと内に入ってしまい、廻りの声も流してしまう所だ。自信の無い姿を見ると多分チームの皆も「ダメか・・・」と感じるだろう。1年半以上、肘の故障で野球が出来ず走ってばかりの練習をして来てた苦労を忘れてはいけない。スタメンを取ったけれど、出たくても出れない選手達がいる。応援してくれる人達の為にも申し訳ないし、しっかり切り替えて次に取り組まないとずっと引きずってしまうぞ聖弥!
 このゲキの後、皆が感じてくれたのか、四球の後また遼のビッグHRで逆転。外野が相当バックしていても風にも乗って良く飛んだね!続く7回には今度は聖弥がセンターを越えるHRで気持ちを見せてくれたのが何より嬉しかった!

 技術も大事だけど啓太の守備も聖弥のバッティングもそんなレベルではない。試合の入り方、打席の入り方で結果も変わってくるハズ。皆やお父さんお母さんの前で怒ってしまったけど、野球に限らずこれからもずっとついて廻る事。二人は今日の涙を無駄にするな、頑張れ!
 
 栗葉・高岡合同R/Tチームは秋に誕生以来、まだウチと引分け一つで無敗中だったので、何とか一つ勝ちたかったし、これで二つ勝てたので「もう充分か!」と思っていたが相手がもう一つ!と言うので最後のピッチャー涼介で3試合目。

 予想通り涼介は8安打、5死四球の乱調。それでも要所を締めて3失点のみ。それもバックのエラーがらみでボールが押し勝っているし、いい当たりも殆ど無い。抑える球威は有るので少々の四球は覚悟して、もっと思い切って投げ込む事だね。フォームの悪い所も解っているし、しっかり自分で修正して行こう。

 まさかの逆転!
 6回裏に2点を追加され、7回は下位打線だし、これは苦しいか・・と感じたが、先頭涼介は2ストライクからハーフスイングの微妙な判定。主審から判定指示された3塁塁審は涼介のお父さんで迷わずセーフのゼスチャー。
 お父さんに助けられた涼介はこの後、レフト前へ。続く大智が何とかセンターへ続き、WPで2,3塁。ここで風悟はボテボテの1ゴロ。エンドランでも無かったが、思い切り良く涼介が入り、続く大智もナイスランで思い切って回り込みセーフと成って同点。
 2死の後、聖弥がヒットでチャンスを作りWP、2塁と成って拳太郎はサードゴロ。終わったかと思ったが、今度はサードが悪送球でまさかの勝ち越し。野球は解らないね!
これでR/Tに予想以上の3連勝!今一番の翔太のいない中で勝てたのは大きいし、最後の目標としていたR/Tに土を付ける事が出来たので練習試合ながら本当に嬉しいね!
 
 もうこれで練習試合全て終了。ここまでこのチーム練習試合だけで101試合。全トータル177試合と成った。本当に良く頑張って来たし、お父さんお母さん、長い間大変お世話有り難う御座います。
来週の高虎・極楽湯カップ、勝てば決勝まで多分3試合。最後に皆で、180試合まで頑張ろう!

 


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