2019年7月13日土曜日

最後も雨のプラスワン神戸大会。皆さまありがとうございました!

早朝4時半頃…。今日は天気予報も気にせず良く眠れた。いつもは騒ぎ出すユウも今朝は全く静かだった。5時前にお散歩出かけると空は雲が一面だが低くはない。今朝の予報では4時頃から小雨の様に雨が前倒ししていたが、多分大丈夫だろうと思っていた。

 6時半にはグランドを均す。昨日はこども園の夕涼み会で沢山の車がBコートから停まっていた。そのタイヤの輪立ちが特に外野の方は残っている。今日も東門の大きな引き扉は鍵をかけずに開けてもらっているハズだった。ところが鍵がかかって開かない。多分、こども園の人達が締めてしまったんだろうね。仕方無い。

 グランド準備を進めていると戸木さんが7時過ぎにはもう来てくれて、すぐに準備を始めてくれる。Bチームの皆さんも手分けして大会準備を進めてくれた。8時頃にはコート準備も完了し、閉会式や表彰式の準備を皆さんと確認して、一志西小学校へ向かった。今回の大会2日目日程。雨の影響で1日順延した影響も有る。準々決勝からの公式審判は2名入る予定で進めていたが、中学や色んな大会と重なって来てそれが難しく成った。それで各会場、準々決勝は主審1名のみでの対応。後は塁審をチームの人達にお願いしないといけない。それで一志西へは清水コーチに、オオタカでは栗葉さん、北部は白山さんとIKUSEIさん、芸濃は神戸で。皆さんが快く了解して頂いたお陰で、大会も順調に進める事が出来る。

 8時半過ぎ、一志西小に着いた。主審に試合球を渡す。今から試合が始まる時だった。会場準備も高岡さん、有り難うございました。その後、オオタカへ行くと、野登さんがすでに3点リードで2回。2イニングほどの展開を見ただけだが、どちらも特にバッテリーが力が有る。松尾さんの1番は力投派。余りというか殆ど緩急は使っていない。野登さんは1球ずつ考えているという印象。わずかな差の緩急も使っている様だ。タイミングが合い辛いのは野登さんの1番かな、と感じる。この試合はこの後もつれて6-6と成り抽選で松尾さんに成った様だ。1塁の塁審をされていた栗葉の人に一言お礼を言い、準決勝までお願いして北部へ。

 北部へ着いてIKUSEIさんの5回裏の攻撃。ここで得点が入ってコールドで試合は決まる。午後からの雨も考えて少しでも早く試合を開始してくれた様だ。オオタカにもお願いしたが、ここにもプラスワンさんの横断幕を張ってもらっている。試合が終わって、横断幕を片付けし、それを持って芸濃球場へ向かう。その前からもだが、車のフロントガラスには雨が落ちて来る。ワイパーが必要な時も有る。何とか閉会式まで持って欲しい。

 途中、芸濃体育館の支所に寄り、芸濃球場の申請書と支払いを済ませて球場へ。ここも第一試合、員弁さんと勢和さんの試合が終わっていた。大きな子はバッテリーぐらいで、小さな子が目立つ員弁さんだが、本当にそつなく野球をする印象だ。芸濃球場ではお母さん達が試合のアナウンスもやってくれていた様だね。有り難うございます。閉会式のマイクの確認をしていたが、ワイヤレスのマイク、一つしかない。有線のマイクでもつなげる事が出来たら、と思い、一旦神戸に戻ってマイクを持って来て、つなげるとOK。これで2本のマイクが使える。マイクスタンドも有る。閉会式用の机や賞状の準備なども進めてもらっていた。

 神戸ではBチームがてい水さんに1点差で勝利した様だね。次も勝て!小学校で借りたハンドマイクセット。これが本当に便利。電源さえ有ればCD音楽、マイク音声が流せる。開会式ではアンプを着けてBOSEスピーカーも使ったが、今日は必要ないだろう。タイキ・パパに説明して閉会式でのセットをお願いして、再び芸濃へ。
神戸Aでの2試合目

 芸濃では員弁さんとIKUSEIさんの試合が終わった所。員弁さんが、打ち勝ったようだね。オオタカでの松尾さんと名張さんとの準決勝が少し遅れている様だが、それでも予定時間よりは早い。少し間が空いた員弁さんのベンチへ挨拶しに行った。

 するとお母さんが1人、声をかけてくれる。「あの高木選手の、、小学校へ来た時に励ましてもらった子が、今、あの子なんです。」と。すぐに意味が解った。2015年の12月。シーズンが終わってから高木選手が神戸小学校へ凱旋してくれた日だよ。あの時も大騒ぎだった。その2か月ぐらい前に当時の校長先生から電話をもらった。高木選手が小学校へ来てくれる、と。もちろん先生も僕も大喜びしたが、学校の授業が有る日に来てくれる。学校の授業の一環として行う。だから余り知らせないで欲しい、と。だから僕は1週間ぐらい前までPRしなかった。スポーツ振興課の会議でもPRはしなかった。直前に成って言っただけだ。それが、そんな事は考えない人がいて、有る所から一気に広まってしまった。もちろん市長にも。だから余計スケジュールも急にキツク成ってしまったんだ。
 2015年12月 ⇒ 高木選手の神戸凱旋
 その当日、もう高木選手は小学校に来ていて準備をしている。お母さんと僕は階段を上がった所で話ながら待っていた。そこへ知らない子供さんとお母さんが一緒に3階の方へ上がって行ったと思う。高木選手のお母さんとその子のお母さんは知り合いの様だ。後で聞くと、確かお母さんの仕事の関係の方のお子さんで、病気か何かで身体の調子は良くないが、高木選手が良く励ましている子らしい。うら覚えなので細かい所は違うかも知れない、本人やご家族の方には失礼な事を書いているかも知れないが、ご容赦頂きたい。その対談か何かの収録も有ったのだろう。その話の続きは確か数年前の伊勢の大会の時にもお聞きした。その子が員弁ビッキースさんで頑張っていると。

 その子が、まだ身体は小さいけれど背番号4を着けてライトを守っているんだよ!僕はビックリした。あの時、あんなに小さかった子が。。今、あんなに動けるように成ったと、お母さんが話してくれる。その子を見てくれている監督さん。本当に丁寧に挨拶もして頂き、色々お話も伺った。チームのカラーがそんなお話や選手達を見ていて伝わって来たよ。松尾さんが来る間、1塁側のベンチのコンクリートの壁にそれぞれ順番にボールを当てて戻って来るボールを捕球して投げる。ただそれだけの事だけどね。皆が見ていてしっかり基本に忠実。グラブを下から出し、右手は上から目線を切らさずに捕球しに行く。神戸の子みたいに逆シングルで立ったままなんて子は1人もいない。これだけでチーム力が解るよ。神戸の子達も今は本当に基本に戻る時だよ。徹底して。今はチームで、まずディフェンスの基本からやり直して欲しい。

 松尾さんが来られてその決勝戦。雨もぼつぼつ降って来ている。試合開始は2時20分過ぎ。初回、員弁さんが四球などでランナーを出し、スクイズで先制。その後、2死2,3塁だったと思う。打球はショートへの高いバウンドのゴロ。小さな員弁の子達は全力で走るよ。僕が叱りまくった神戸の子達とは違う。ショートは高いバウンドだったし、迷ったのかも知れない。走って来る2塁ランナーを刺そうと思ったのか、サードへ投げてしまって、これが抜けて1回に3点先制する。員弁さんはノーヒットで3点だよ。

 松尾さんもその裏、ヒットなどでランナーは溜めるが1点止まり。続く2回表。員弁さんのこの攻撃を見ていて、しっかり野球をチームでしているな、と感じる。1死から9番バッターがライト超えて2塁打。続く1番バッター。確か追い込まれていたと思う。ランナーはエンドランスタート。バッターはセカンドがベースカバーに動いていた1,2塁間を最初から狙ってミートする。そこにしか飛ばない打ち方だよ。最悪でも進めるエンドランの見本だよ。打球はライト前に転がり、ファーストへ送球されたが、セーフ。すぐホームへ投げ、滑り込んで来たセカンドランナーにタッチ。判定はアウトだったが、少しでも返球が遅れたり、それたらセーフだよ。ランナーが居たら最低限の進める事はしよう、そういう意識がしっかり見える。ランナーでのスタートも速い。
 昔の5年生主体の打てなかったチーム。何とかランナーセカンドまで進めて、バントエンドランだったり、この様なエンドランだったり、選手によっては叩くエンドランもやっていた。それでしか点が取れないんだから。ランナーが出てポーンと打ち上げる様な打球は本当に少ない。

 員弁さんの打線も、昔僕は1番からデコボコ打線みたいなのを試した事も有るが、それを思い出した。ある程度外野まで飛ばせる者、つなぎ役に徹底させる者。普通の3,4,5番のデカい子なんていない。4番も小さい。そんなチームを一度見て、これ面白いと試した事が有る。1番は10番が打つ。2,3と小さく4番もそれ程大きくも無い。5番はキャッチの子だったかな。そんな打線がしっかりつながる。5回にはその大きくもない4番が右中間をライナーで抜くHR。これで大体勝負は決まったね。

 中盤の松尾さんの攻撃。1死1,3塁。打球は大きなライト、右中間への打球。小雨の中、あの員弁の背番号4番の子が背走する。打球の勢いからして僕は捕れないだろうと思っていた。ところがね、その子が最後に勝負するんだよ。倒れたと言った方がいいかも知れない。ダイビングする脚力は無いかも知れない。でも最後に勝負したんだよ。倒れ込んでキャッチして、すぐに立ち上がってファーストまでのカットに投げる。もちろん1点は入ったが、抜けてしまうのと、落ちてしまうのと、1つアウトを増やすのとは月とスッポンだよ。神戸の子達に見せてやりたかった。あんな小さな子でも勝負してるのに!

 試合中もずっと小雨は降り続く。けれどもグランドがぬかるんで来る様子はない。何とか5回まで、最低5回まで持って欲しいと願いながら見ていた。そして5回が終わり、6回、少し雨が強く成って来たかな。。員弁さんが追加点を入れ、その裏の松尾さんの攻撃。ランナーも出たが、雨は止みそうにもない。でもちょっとこれは可愛そうかな、と松尾さんのベンチに確認したよ。「もう時間超えてるし、止めても良いですが、続けたいです?」やっぱり監督さんも子供達も、この雨の中でもヤル気満々。主審の方にもその事を伝えて、後は判断して下さい、とお願いした。それから打者1人。ボールも続き、更に雨も強く成る。松尾さんや選手達には申し訳ないけど、そこでゲームにしてもらった。
一気に強く成って来た6回裏。。


 優勝は員弁ビッキーズさん。
 準優勝、松尾ブルーウインズさん。
 3位はIKUSEI GUTSさんと名張少年野球団さんでした。
優勝 員弁ビッキーズさん
準優勝 松尾ブルーウインズさん
1日目の立成さんとの試合で少し見た員弁さん。印象深かった員弁さんがやっぱり上がって来た。それにしても他のチームと比べても大きな子はキャッチの子だけだろう。外野も5年生ではないかな。内野、二遊間も小さな子だが良く動く。全く遜色が無い。そして何より礼儀正しい。決勝戦前にバックネットの本部前に並んで大きな声で挨拶してくれた。雨の中、決勝戦が終わっても大きな声で来てくれた。表彰式の後も皆で挨拶してくれた。いいチームだね。見習う所が沢山有るよ。
3位 IKUSEI GUTSさん
3位 名張少年野球さん
表彰式はこの雨だからとてもグランドでは出来ない。管理人さんにお願いして本部席裏の通路と入口回りのひさしを使って、そこで閉会式を行う事にした。賞状の準備や表彰選手の準備も終わって狭い通路の中での閉会式。
プラスワンの社長も来て頂いて表彰をして頂きました。ちゃんとした写真は撮れなかったけどね、こんな雨の中での表彰式も思い出には成るだろう。沢山の表彰、そして副賞の朝日屋さんのバーベキューお肉。来年は必ず取れる様に頑張って欲しい。それには何よりチームが一つ。野球の試合の中でもチームが皆がつながる様に頑張って欲しい。

 A大会全試合結果はこちらです。→ プラスワンカップ神戸大会A全結果
沢山の個人賞、MVPも表彰

 Bチームの大会も無事に終わり、まだ雨の無い時に閉会式も出来たようです。残念ながら優勝は出来なかった様だけど、総当たり戦の結果だからね。1位チームがすべて1勝1敗で失点差、得点差の順位に成った様だ。課題を整理してまた次に頑張ればいい。

 雨で1日順延と成った今年のプラスワンカップ神戸スポーツ少年団交流大会。最後も雨に降られましたが、何とか今年も大会を終える事が出来ました。特に今日は沢山のチームの方々にも会場運営から塁審までお願いしました。本当にありがとうございました。
 またチームのご父兄スタッフの皆さまも本当にお疲れ様でした。このような大会を開けるのも皆さんのお陰です。皆さん、本当にありがとうございました。大会全結果や写真などは後日にアップする様に準備して行きます。これからもご協力よろしくお願いします。

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