2019年1月19日土曜日

M1カップ。準決勝へ!

 今日は四日市霞ヶ浦球場でのM1カップ。去年に続いての出場だ。秋口からの6年生中心のAチームは少し伸び代が少なかったかなあ、、と思っていたが、いよいよ最後の大きな大会。悔いのない様に思い切ったプレーで頑張って欲しい。先週の新チームのベルカップの間、神戸で練習したしバッティング練習も、特にフリーバッティングの時間は沢山取ったので少しでもいい結果を出して欲しいなあと願っていた。その練習では、調子よく飛ばすユウト達には届かないが、それまでの試合で、殆どタイミングの合っていなかったリクトが良かったんだよ。

 6時過ぎにに皆集合して暫くして出発。やっぱり四日市は7時を過ぎるともう混雑してくるね。10年近く前までずっと四日市まで通っていたとは思えない。もう二度と通いたくはないな。天気予報は晴れだが空は雲が多かった。でもそれ程寒くはないし晴れては来るだろう。
M1カップ開会式。今年はもう一つ迫力が。。

 MIカップの開会式。いつも主催する会長の迫力の有るチーム紹介に流れて選手達が駆け足で入場してくるが、今年はちょっと音量不足だったのか、今一迫力が無かったね。2014年の大会の時は僕は初めてだったので、とっても新鮮な開会式だなあ、と思った記憶が有る。今年は第10回大会と言う事で各ゾーン5チームの4会場。各会場4試合のトーナメントに成る。この時期に4試合だから少しずつ長引いたら4試合目は5時を過ぎるかも知れない、と思っていた。
ドームと第一球場の間に新球場を建設中

第二野球場もバックスクリーンの工事中だった。

 神戸は第二試合なので開会式が終わってから第一球場から第二球場回りを少し散策。2021年の国体に向けて新しい球場が第一球場とドームの間に建設途中。もう球場らしきグランドの形状が出来てきていた。第二球場の方へ行き、第一試合の玉城さんに挨拶して「尾鷲さんにはしっかりインコース攻めたってね!打たれるかも解らんけど外よりはいい」と監督さんには冗談交じりで話したが、その玉城さん。本当に良く頑張っていた。

 その尾鷲さんと玉城さんの試合。1回裏玉城さんが1死から四球、レフト前で1,2塁。ピッチャーの2塁悪送球から1,3塁と成った直後に4番にスクイズ。初回だし、1,3塁なら僕でも同じサインを出すなあ。それでも2回には同点に追いつかれ2死から9番に四球。そして一番マークのエース1番。1打席目はインコースで打ち取ったがベルト付近のコースだろうね。打球は左中間を超え2ランと成って尾鷲さんの2点リードと成った。

 玉城さんのピッチャーも3回から1番に交代し、良くしのいでいる。5回裏玉城さんは先頭四球、1死の後センター前に返され1死1,2塁。ここで尾鷲さんもエース1番に交代した。2番バッターの打球はキャッチ前の当たりそこないのゴロ。これをキャッチが1塁へ悪送球で2塁ランナーが帰り1,3塁。3番バッターは押されたがセンターへ犠牲フライで同点に追いついた。

 同点のまま、6回裏の玉城さん。先頭の打球はファーストへの2塁寄りのボテボテのゴロ。ファーストは待って、これが1塁セーフに成る。尾鷲さんのウイークポイントはこの1,2塁間だなと思った。力んだエースは四球で1,2塁。続く7番バッターの当たりはこれも完全に押されたファースト横のゴロ。ファーストは捕ったが1塁カバーに遅れたセカンドに中途半端なトス。これがボールはファウルラインに転がり、その間にセカンドランナーがホームを踏みこれが決勝点。この後は三振、三振と2死と成り時間はギリギリ。3アウト目はショートフライだったが、主審がアウトのコールの後、試合時間を確認し、第3アウトが90分を過ぎてからと判断してゲームと成った。ピッチャーが完璧に抑えた打球だけども、その一つのプレーが勝敗を分けたゲームだった。
てい水さんとの試合が始まった。

 そして第二試合。神戸はてい水さんとの試合。てい水さんの1番は後で監督に聞いたがヒジを壊してしまったらしいね。それで2番が投げたりしてる。正キャッチはその2番だが今日は少し小柄な子がマスクを被っていた。
 てい水さんの2番とリョウセイの先発で始まった第二試合。立ち上がりからリョウセイは高目のボール球が多かったが、ブンペイも両サイドに良くリードして引っ張っていた。

 2回に1死からリョウセイがセカンド横の高いバウンドのゴロの安打で1塁。コウセイのゴロで2死2塁からリクト。何球か粘った後の打球は右中間へ低いライナー。ライトがはじき、リョウセイが帰って1点先制。3回には2死3塁からユウト1の打球は完璧に右中間を割るライナーのHRと成り2点追加。ユウトの一番伸びる打球だね。

 その裏、1死から四球の後レフトへヒットが2本続き、1点を返されたが後続は良く抑えた。センター横の大きな打球もユウト8が好捕した。4回表にはリョウセイのヒットからコウセイの打球はショートゴロのミスを誘いリクトの打球は三遊間のゴロでこれも内野安打で満塁。そろそろ打って欲しいと期待したブンペイの打球は三遊間のゴロ。バックホームでDPかと思ったら、てい水さんのキャッチの足がホームベースから外れていたのを主審が良く見ていててセーフのジャッジ。タイミングは完全はアウトでDPに成っていただけに大きな追加点だった。この後もWPなどが有りこの回にラッキーな3点が入る。

 その裏に2点は返されたが3塁ランナーの挟殺アウトも有って良く守っていた。5回にユウト1のヒットから1点を追加し、その裏からソウマ、ユウタとつないで6回も逃げ切って勝利。特にユウタのマウンド度胸が良いね。ボールの緩急や投げるフォームの緩急も織り交ぜながら中々的を絞らせないピッチングだった。もう少し速いボールが有ればもっと面白い。それに投げた後のフィルディングも速い。

 第三試合の玉城さんと楠さんとの試合。細かい所や打力で玉城さんに押し切られた楠さんだったが、僕が初めて2008年の高円宮の県大会に出場して準決勝はその当時の楠さんだった。とても緊迫したいい試合だったが、あの時は確か2点差で敗れた。翌年には池内さんのチームが雪辱してくれたけどね。例年強いチームで2007年の秋に津の新人戦を優勝して暫くして、まだ交流も無かった楠の監督さんから電話がかかって来た。津で優勝した事を知って練習試合の連絡だった。あの時のコーチの人は以前の会社の工事などに出入りする方で、練習試合をしてから知り合いに成った。その人がね、霞ヶ浦での開会式の後、スタンドいた僕にわざわざ声をかけに来てくれた。おそらく10年振りぐらい。楠の監督さんも大病をされたが今もお元気の様だね。僕よりはずっと年上だ。試合後にもちゃんと挨拶をしてくれた。今は3年以下の団員がいない、と少し嘆いておられた。

 そして第四試合。神戸は玉城さんとの対戦。去年の秋季大会の準々決勝でユウト1の完全試合に近い内容での1-0の試合以来だろう。
2018年11月4日⇒良く頑張った秋季大会準優勝

 今回もしっかり振って来る玉城さんの打線は要警戒。ユウトとブンペイのバッテリーがどんなピッチング、配球をしてくれるか楽しみだった。
玉城さんとの試合が始まる。3時が過ぎ影が伸びてきている。。

 ユウト1の立ち上がり。いつもよりスピードは無いなあ、と言う印象だったが1,2回と無難に立ち上がり。打線は2回にリョウセイがセンター前に落とし、ゴロで進んで1死2塁からリクト。粘って打球はレフト横へのライナー性の飛球。レフトはグラブには当てた様だが落ちた。すぐにサードへ投げたがこれが悪送球でボールはバックネットまで転がり、リョウセイが帰り先制。リクトも3塁まで走ったがこの後が続かない。2死満塁まで攻めたが1点のみ。
 逆に3回裏、先頭にセンター前。WPなどで1死3塁から1番バッターにレフト前へ返されて同点。左バッターでも速いボールにはしっかり逆方向を狙って来る上手いバッティングだ。

 4回裏はセンター、レフト前と連打され無死1,2塁から2塁ランナーはスタートを切る。ユウト1は目に入ったんだろうね。足を踏み出してから投球を止めてしまい、ボークで無死2,3塁のピンチに成る。でもそこから良く踏ん張った。相手もスクイズして来なかった。6,7番を連続三振。8番をサードゴロでピンチを切り抜ける。

 5回からは玉城さんもエースに交代。そして6回表。1死の後、それまで全く合っていなかったブンペイがセンター前へ。2死1,2塁から、ここも身体が回ってしまって全く合っていないケイジロウ。その詰まった打球がライト前に落ち、ラッキーな勝ち越し点が2死から入った。

 1点リードで時間切れが迫る6回裏。先頭の3番の打球はライト線の大きな当たり。コウセイは右中間寄りだったし、打球の方向からしてこれはやられた、と思った。けれどもコウセイのスタートも落下点への追うコースも良かった。打球が落ちる球際で出す左手のグラブに入った様に見えてそのままスライディング。そして大きく左手を上げる!この試合から審判は公式審判の2名審判制で行っていたが、1人は近くまで走ってアウトのコール!コウセイ、良く捕ったね!この試合の大きなポイントだと言ってもいいだろう。チームを助けたプレーと言ってもいいだろう。そして後続も淡々とアウトに成り、まだ90分に満たない。もう1イニング7回までと成って、少し気持ちが切れないか心配したが、7回裏は2死から四球を出したが最後を三振で取りゲーム。M1カップ、2014年に続き2日目につながったナイスゲームだった。
第四試合を勝利して挨拶。天空にはお月さま~

 今日の2試合。久し振りに見た6年生達の試合。1試合目はリョウセイが良く投げた。これまでバッティングでは余りいい所が無かったリクトは2試合とも先制打。ユウト1のピッチングも良かったし、1試合目のHRも素晴らしい打球だった。そしてコウセイのナイスプレー。ブンペイのヒットもやっと出た。どん詰まりながらもケイジロウの決勝タイムリー。ユウト8のセンター守備も本当に広く成った。声変わりしてきたユウスケも頑張っている。6年生達のいいプレー、嬉しいプレーが見れて良かった。嬉しかった!

 第四試合が終わったのはもう5時頃。内野は影が出来て見にくかっただろうね。明日も勝て!ご父兄の皆さんも早朝から遅くまでありがとうございました。
 明日もよろしくお願いします。

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