2017年6月4日日曜日

上位以上の活発な下位打線!

 今朝も涼しい早朝。そして空はブルー。とっても気持ちのいい朝だ。
昨日のリーグ戦は残念だったけど昨晩の総会で労金杯予選の組合せも決まった。気持ちを切り替えてしっかり修正して予選に合わせて行きたい。

 そして今日は神戸で練習試合の予定。野登さんと神田さんが来てくれる。午後からはBコートで4年生以下の試合もする予定だ。
グランド準備も終わりアップを始めて暫くすると野登さんが来てくれた。今年のスポーツ少年団の県大会ではベスト4まで勝ち残ったチーム。今日は監督さんが審判講習で不在だったが馴染みのお付き合いのある代表さんがまだ元気にチームを引率して来られていた。

 昨日の桃園さんとの試合で投げたユメト。良くは成って来ていたがバックの重なるミスもカバーするのはまだ辛いだろう。いい状態で投げさせて見たかった。今は一番ゲームを作れるだろう小さなアツキも昨日1イニング投げたマナヤも調子を確認してみたい。
 今日は口野監督が不在なので、そんな話もしながらゲームの指揮は池田コーチにお願いした。これからもゲームの進め方も色々経験して頂きたい。秋口からは新チームと6年生中心のAチームとの別行動での大会参加も例年の様に出てくるだろう。
快晴!のグランド。頑張れ!

 第一試合先発のアツキは1回2回と少ない球数で打たせてイニングを終えて来る。内野ゴロが多いのも低めにボールが来ているからだね。
 打線は初回、リュウガはショートフライ。その様になるスイングに成っている。この後リュウガは三振2個とサードゴロ、四球。右肩が下がって振っている様で手打ちだから当たってもサードゴロ。直って来ない。

 2回、マナヤはライト前にポテンヒット。1死の後、ケイジロウ、ユウト7の連続レフト前への高いバウンドのヒットで先制。アツキ四球で9番ブンペイには昨日の様にサードゴロはダメ、と言った。打球はライトオーバーの2塁打でこの回3点目。尚2,3塁だったが1番からがつながらない。

 3回はハルトのセンター前、低めをすくい上げたセンターへの高いマナヤのフライはセンターが捕れず。1死の後、ケイジロウには少し短く持て!と言った。インコースの高めだろうね、フォロースローがいいケイジロウの打球はライナーでレフトを超えてワンバウンドでネットを超えるナイスバッティングだった。ユウト7もセンターへ返し、四球なども有ってこの回5点。
 4回にはユメトのライト越えの2塁打。タメが出来る様になったユメトは今日もいいバッティング。ただその後のケイジロウの左中間のフライには捕られると思ったのかベースに着いて見ている。あれはショート位置ぐらいで見てからの判断をしてくれたらホームにも帰って来れるよ。この後ユウト7のいい当たりのライトゴロで1点。ユメトの後の5年生達の下位打線の打球が中軸を上回っているぐらいだ。

 アツキは3回に2死からセカンドのエラーの後、打球はセンター前へ抜けていくゴロの打球。ハルトも間に合わない。近くまで前進して来ていたリュウガの前で少しイレギュラーしたようだね。打球はセンター奥まで転がり、その後四球とライトへのヒットで3失点。一つのミスから2死からでもアッと言う間に3失点してしまう。今の野球は10点リードしても絶対に安心してはいけない。そう思う。
 4回には1死の後に死球。その後の2死3塁からWPで1失点。これももったいない嫌な失点。チームとしては少しでもそのミスを減らせる様に取り組んで欲しい。

 5回からはマナヤ。まだヒジやトップは良い時の状態までは上がって来ていない。今は無理にいじるよりも自分で投げやすい振りでやらせる方が良いかも、とも思う。ただ左腕の巻き込み方は中途半端だ。身体も腕も流れてしまう。今日はリードするマサトにも5-1中心、5と1は見せ球でいい。7,8分で投げろと伝えた。
 5,6回と無難に抑えたが7回、9番に左中間を越され1死の後、ライトへのヒットで2,3塁からサードゴロの送球エラーで2失点。

 この試合、特に下位打線の打球が目を引きそれが得点につながっている。アツキも良かったしマナヤも3回まずまずだが失点は殆どがミスがらみから。少しは声は出て来たと思えるがまだまだだ。練習も大事だが、ミスしても皆が声を出してカバーし合えるように成ればもっとミスは減っていくよ。

 午後からは神田さんとの試合。その前にBコートの準備も終え、一足早くBの試合は始まっていた。今日は野登さんと午後から2試合。7月には4年生大会も有るがこれからはグランドの都合を見ながら練習試合も入れて行きたい。
Bの試合風景。阪神の選手みたいな人がいるなあ~~。

 その神田さんとの試合は続いてマナヤの先発。1回は無難に終えたが2回、1と4と3の間に小フライが落ちる。ここは良く落ちるところ。特にファーストは誰が入っても余り動かない。レフト前ヒットで1,2塁からキャッチ前のバントをマサトはサードへいい送球をしたがセーフ。この後WPも有って3失点。打たれるのは良いがこのWPでの失点をとにかく減らしたい。マサトも大変だろうが頑張れピッチャーも。

 3回からはユメト。昨日はフォームや投げるリズムがバラバラだったので今日はその注意もした。タメが少なく踏み出した左足と同時に投げるような悪い時のフォームに近かったのでタメが出来る様に少し左足を上げる時間も間を持たせた。いつものユメトらしいボールが低め中心に入っている。少ない球数で打たせてバックも守りやすい。今までだったら突っ込んで来なかったセンター前へのライナー性の飛球にも初めてリュウガは勝負してくれたね。リュウガならもっと簡単に捕れるよ。ナイスプレーだった。
 5回にはライトの林に高い打球でHRを打たれたが詰まらせている打球だ。広いグランドなら3塁打で止めているよ。ナイスピッチングだった。

 キャチボールではいい加減なフォームで投げているケイジロウ。マウンドに立つとタメが出来て腰で回れるフォームに成る。最初からやれば良いのに。
6,7回の2イニング。1死球と右中間へのヒットだけ。5年生ながらスピードも出ている。前回に見た時に4シームの握りに成っていなかった。ユメトもそうだったけど。ケイジロウの今日のピッチングも充分な内容だった。

 打線は6回にユメトのポテンヒットから連続四球で満塁の後、ユウト7の好きな高めのボール。大根切りに近いスイングから打球はセンターを超える。ブンペイの前進守備を超えるセンターへの高いバウンドのタイムリーも良かった。この試合もフライやサードゴロで全く当たっていなかったリュウガのレフトへの低いタイムリーも良かった。マナヤのセンターへ抜けようかという強い打球もいい。ユメトの左中間2塁打もいい打球だった。

 この試合も下位打線の活発さが得点力を大きく上げている。それに上位打線が引っ張られた感じだね。ユメト、ケイジロウのピッチングも良かった。バックのミスも少なくいいプレーも出ている。次につながる内容だね。

 そして時間は3時半近く。短いイニングでも、と池田コーチは神田さんに声をかけてくれたが時間の許す限り、と続く第三試合目。5年生全員とアツキが出て試合開始。
先発は先の試合に6,7回と投げたケイジロウ。
 2回にレフトへのヒットから2死の後、センターへの少し大きな飛球。これが落ちて1失点。

 3回に四球、レフトへのヒット、セカンド後ろ、ライト前の飛球が落ちる。一番残念だったのは4-3間の小フライ。何でもないファーストフライだがファーストはベースに戻る?誰も捕りに来ないよ!自分でやり切ろうという意識がまだまだ足りない。人任せでこの回3失点。

 打線は2回に4番に入ったユウト7の左中間の2塁打からミスのランナーと8番のケイジロウのまた左中間の2塁打で2点。3回にコウセイのレフトへのヒット、リョウセイのセカンド後ろの打球が落ち四球、WPなどで2点。
 4回にはヒット、2四球、WPなどで3点、3点差を着けて時間が迫った4回裏。
新人生以来だろうハルトが登板。1死の後、ライトへHRを打たれたバッターに速いボールをしっかり合わされてセンター越えの2塁打。四球で1,2塁からセンターへ抜ける高いバウンドのゴロ。これも仕方ないかもしれない。続くセンターへの飛球は落ち、レフト前へ詰まった打球が落ちる。更にセンターへ高いバウンドの打球が抜けこの回4点目が入り4回だけどね、時間切れのサヨナラ負けと成った。

 見た目以上にハルトは気が強い。バックが守り切れない事もあるが相当悔しかったんだろうね。下を向いて泣いていたけれどピッチャーをやっていればこんな事は良く有ること。自分でカバーし切れない時は一杯有る。これから経験して強く成って行けばいい。無理は出来ないがボールも新人戦の頃よりはずっと速いボールも有る。切り替えて前を向けばいい。
 でも一番のチームの問題はね、こんな時にハルトを励ます子がいないんだよ。声をかけた子がいたかもしれないが僕には見えなかった。こんな時に励まし合うチームメイトに成って欲しい。そうすれば気持ちはもっとつながる。次はアイツの為にやってやろう、と思う。そんなチームに成って欲しい。

 遅くなりましたが、昨日は奉仕作業を皆さんありがとうございました。校長先生も喜んでくれていました。この7月9日に予定の体験会のチラシも学校で配って頂く様に了解も頂きお渡ししてお願いして来ました。
 来週は労金杯の予選。好調な下位打線の調子を維持しながらミスも減らせる様にいい試合を期待していこう。気温の変化も激しい時期なのでご父兄の皆さまには子供達の体調管理をくれぐれもよろしくお願いします。

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