2017年4月29日土曜日

勝負は最後まで。。四球とWP

 今日は神戸で練習。そして今日はスポーツ少年団の県大会が伊勢で行われる。
栗葉さんも出場するし、チームの皆さんには申し訳ないけど別行動で伊勢へ出かけた。

 昨日には中々進まなかった5月の春季大会の要項もやっと出来上がってHPにもアップした。来て頂く松阪のチームにも連絡を入れた。積水神戸大会の経費の確認と調整も積水さんと昨夜に終えてこれでやっと一段落。春季大会は開会式もやらないし、取り合えずは少し落ち着いていれるなあ。今朝はそんな出来たばかりの春季大会の要綱も持って出かけた。

 するとね、この県大会には松阪のチームが2チーム出場されているので渡しに行くと「ああ、昨夜にもうHP見ましたよ。ありがとうございます。」と言われる監督さんもおられる。まだ電話もしていなかったし、確か昨夜は10時以降にアップしたと思うけどね。皆さん見てくれているんだね。ありがとうございます。

 大仏山球場での一試合目。栗葉さんと伊賀のみどりさん。栗葉さんの先発は神戸との試合でもレフトを守っていていいプレーをしていた5番。やっとヒジも良く成って来て治ってから初めての先発だ、代表さんも言われていた。
 初回に四球から送られてスクイズで先制されたが、それ以降は速くは無いけれど丁寧に投げて無四球だったね。

 栗葉さんはその裏に四球からタイムリー、スクイズなどで2点を返し、3回に四球、タイムリーなどが続いて5点。いつもの栗葉さんらしくランナーが3塁にいるとしっかり叩いて来る。この回、右中間を割る4番のHRも有ったけど相手とすればランナーいる時のそのようなバッティングが一番イヤだろうね。
 そして4回にも2点を追加し試合を決めた。

 少し早く終わったので市営グランドの方へ歩いて行き、松阪のUNさんと桑名代表との試合はもう終盤。7回表でUNさんは2点リードされていたが、そこから四球などでランナーがあれよあれよと溜まり、僕が見た時は1点を返して2,3塁。それでももう2死だった。後一つのアウトなんだよ。
 ピッチャーが代わり、どう見てもストライクが続くようには見えない。連続四球を出し同点に成ってまたピッチャーは交代したがもう止められない。四球、WP。そして右中間のタイムリーなどで一気に7点のビッグイニングに成ってしまった。

 逆にその裏の桑名のチームはヒットは出るが四球も無いし1点返しただけ。とても残念な負け方だろうね。でも一つ気に成った事。
そのチームの怒り散らすベンチからの声。コーチの人だろうと思うけどこのご時世なら審判は注意しないのか?と僕はそう思うぐらいだった。
 四球を出したくて出しているピッチャーっていないよね。何とか負けまいと頑張って投げているが結果としてボールが外れている。あの状態で怒り散らされて平常心ではいられないと思うな。昔ならそれでも良かったんだろうけど。

 この後に松阪の揥水さんと鳥羽さんの試合を見ていた。去年、高円宮の県大会で優勝し全国を経験している揥水さん。さすがにベンチやご父兄のスタンドの応援もとてもまとまっていて子供達をしっかり応援している。何度かエラーやミスのプレーは有ったが誰一人叱ったりけなす声は聞こえない。逆に「ドンマイ、ドンマイ、○○」名前まで呼んで励ましている。見ていて気持ちが良かったよ。これがチームの力に育って大きく成って行くんだよ。今年は揥水さんは6年生は神戸より少ない。でもきっと強くいいチームに成ってくるだろうね。

 そしてベスト4がかかる2試合目。栗葉さんと鳥羽さんとの試合。
栗葉さんは1回の表に1死3塁のチャンスが有ったがスクイズだったかな?ホームアウト。
 逆に4回裏に2死からライトへタイムリーを打たれてランナーは帰り先制されたがバックホームからバッターランナーをセカンドで刺すナイスプレーも有った。
5回表に栗葉さんは2死から1番、2番の連続3塁打で同点に追いつく。2番の打球はセカンド横の抜ける打球だったがセカンドがグラブに当ててしまって打球の方向性が変わりライトもこれをカバー出来なかったね。

 悔いが残るのは6回表、内野安打3本が続き無死満塁。ここから内野フライ。次はスクイズだと思うがバッターは低いボールを空振り。ボールはキャッチ前に転がったが、キャッチがランナーにタッチしてアウト。この後も内野フライで点が取れなかった。特に3回以降、フライアウトが目立ったかな。

 そして問題の7回。四球、ヒット、バント安打などで再び無死満塁。3番は内野フライで1死満塁で4番。4番の打球はこれもファーストのファウルフライだったがファーストはこれをこぼし再びチャンスの打席。するとこの後のピッチャーの投球。完全にスッポ抜けたとんでもない高い暴投。2塁ランナーまで帰ったから多分スクイズだろうね。外したかった送球かもしれない。でもハシゴを出してもあれは捕れないよ。
 まだランナーは残りチャンスは有ったがこの後も4,5番がサードフライ、ショートフライと続きダメ押しを取れなかったね。鳥羽さんの1番はそれ程身体も大きくない。でもしっかり前で腕が振れていて見た目よりも伸びて来るんだろう。それがこのフライの多さだろうね。

 そしてお天気は。。この試合の中盤辺りから雨雲が広がって来ていた。後半には遠くで雷も見えた。そして7回裏の鳥羽さんの攻撃。栗葉の選手達がポジションに着くと一気に暗く成り強風も吹いて風も回って来て土ぼこりも大きく舞っている。雷も見える。雨もポツリポツリ。この状況ならしばらく止めてもいいかな、と僕は思っていた。主審もしばらく考えて迷っていたようだが暫くしてプレイがかかる。

 その先頭。当たりそこないのピッチャーゴロ。ケンシンくんは丁寧に投げようとしたのかな。緩いワンバウンドが大きく弾んでファーストの上を抜ける。いきなり無死3塁に成って7番にライト前に返されて1点差で1塁。続く代打にはライトを抜かれ2塁打。ランナーが帰り同点に成って尚2塁。続くファースト正面へのゴロはベース手前で大きく弾んでライト線に抜けてしまい1,3塁。
 この後、カウントは忘れたがスクイズを警戒しながら投げた投球は少し抜いたボールだろうか。ベース付近でバウンドしこれも大きくはねた様な気がした。それまでキャッチは良く止めていたけどね。高く弾んだボールはキャッチの肩の上を超えてバックネットへ。。

 栗葉さんもとても残念だろうがこれが運、不運。勝負の分かれ目。ピッチャーもキャッチもファーストも攻める事は出来ないね。逆に鳥羽さんに点が入らなかったら鳥羽の1番は悔やみ切れない暴投に成っていただろうね。
UNさんが7回に逆転した内容もほとんどがバッテリーミスと四球。改めてバッテリーミスの重さを感じた試合だった。そう言えば栗葉さんと神戸の高円宮予選の決勝点もWPだった。
 先の神戸のリーグ戦、立成さんとの試合でも逆転されるピンチを作ってしまったのもWPだった。

 栗葉の皆さん、今日は残念でしたが大変お疲れさまでした。また気持ちを切り替えて頑張って行きましょう。
 今日の神戸の子達はしっかり練習してくれたかな。気に成るピッチャー組の調子はどうだろう。明日は確認して県大会に向けてしっかり仕上げて行こう。

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