2017年4月23日日曜日

まだまだ課題一杯のリーグ戦1勝1敗。

 今日は朝から快晴!少し風は有って肌寒くは感じるがとっても気持ちのいい朝だ。
グランド準備も終える頃には立成さんがもう来てくれる。少し遅れて榊原さんも来られた。第一試合の榊原さんと立成さんのアップを見ながら子供達はBコートでアップ開始。
 昔は神戸で3,4チームは良く呼んで練習試合をやっていた。ミニ、プチ神戸大会みたいなものも良くやっていた。それが土曜授業が始まってから公式戦や大会は日曜中心となり土曜は練習中心が多く成った。各地から来てもらっていたその様な練習試合はめっきり減ったなあ。グランドに一杯聞こえていた歓声。ちょっと寂しくなったなあ、と思いながらそんなグランドの風景を眺めていた。

 今日は県大会に向けて最後の公式戦。もう一つ負けているし今日は何とか二つ勝ちたい。でも勝負事だからね。ベストで挑み、どこまでミスなく結果を残せるか。それが今日の一番の課題。だから申し訳ないけど大きく崩れない限り先発メンバーを交代させるつもりは無かった。

 昨日のトスを見ていてスタメンは決めた。いいタイミングで打てているブンペイを5番サードで。構えも少し変えてトスでは良く成ってきたかな、と思えたユウト7をレフトで。体重を溜めてスイングすれば打てると解ったユメトは負担の少ない7番で強いスイングを心がけて欲しい。ピッチングも安定感で言えば今はユメトと迷わなかった。

 今日の第二試合目の榊原さんとの試合前、子供達にサインの確認。子供達にも確認したが今までの試合を見ていて殆どストライクバントが無かった。今日は点差が有っても1点取る練習、ストライクバントをやるよ。コースも指示するからしっかり集中して、と。

 1回裏、リュウガは初球をセンター前へライナーで返す。けど初球を打ったのは意外だった。頭の整理が出来ていたのならいい。盗塁の後、ハルトのレフトオーバー、WPなどで2点。
 2回はケイジロウのレフト前からリュウガもレフトへ続きマサトはライト線へ。ハルトの四球の後、マナヤの詰まった打球は右中間への2塁打となって4点。まだ迷いが見えるユウト7にはストライクバントの指示。ボール球に手を出し1つファウル。「ユウト!ストライクだよ!」この後、何とかピッチャー前に転がして1点。ユメトの打球もライトへのヒットとなってこの回6点、これで楽になった。

 この後3回はハルトの右中間のナイスバッティングの2塁打で1点。4回にはブンペイのセンター越えヒット。ユウトのライト前、そしてユメトは溜めたスイングからサードの頭上グラブをかすめるタイムリーなどで追加点。打順を変えたブンペイ、ユウト7、ユメトにもいい強い打球が出たのも嬉しかったね。ちゃんとスイングしたらこんなバッティングが出来るんだよユメト。

 ところがそのピッチングは今一つかな。5回4四死球は多い。ワンバウンドで外れるボールが多かった。ベンチから見ていて大体トップが低い。そのまま低いヒジのままで腕を振る。足のタメが無い。それらが全部原因だよ。
 1,2回とも先頭を四球。特に5回は連続四球、その後のセンター正面の腰より少し低い打球。リュウガは点差が有ったから気を抜いていたのか?打球に慌てて反応し、そして落球して満塁。こんなミスはダメだよ。この後、レフトへの打球はユウト7のグラブをはじいて1失点。たかが1失点かもしれない。でも真剣勝負の拮抗した試合の中だったらどうなる?そんな集中力を切らさないで欲しい。

 そして食事の後は立成さんとの試合。先発はマナヤ。何より県大会へ向けてどこまで修正出来ているか。そのマナヤ、今日はスピードが無かった。左足のタメも少ない。すぐに身体が回って来てしまう。前から注意しているがトップのヒジの位置がユメトと一緒で低く成ってきている。今日のピッチングで言うと特にワンバウンドで外れるボールが多い。

 初回、1番から3番までセンターへの完璧な打球が続いたがリュウガの動きも良くこの試合は球際で落とさなかった。
打線は2回にユメトのヒットからアツキが送り、リュウガ、マサトのヒットでやっと1点先制。ところがこの後、特に主軸に全く良いところが無かった。

 5回にマナヤは先頭にレフト前へ打たれる。ユウト7は捕ってファーストへ投げて審判のコールもアウト!でナイスプレーだと思ったがまたマサトのミットがバットに当たったようだ。主審は打撃妨害のコール。前の榊原さんとの試合でも「近すぎ!」と何度も注意したが中々そうは直らない。WP、バントで1死3塁。2アウトまでしのぎながら下位打線にセンターへ返され同点。この後9番にはまた四球とWP。労せずして2,3塁から一番嫌な1番バッター。打球は右中間へ完璧に返されて2点逆転される。
 このイニング。8番にも、この1番にも打たれるのは仕方ない。でも問題はイニング3個のWPだよ。
WP無しで2死2塁でセンター前だったら点は入っていたか?
WP無しで1,2塁で1番の2塁打だったら1点は入るがランナーは2、3塁に残る。マサトも大変かもしれない。でもこれを簡単にバッテリーで出さないようにしないと苦しくなるばかりだ。

 6回表にユウト7がヒットで出て1,3塁からDP崩れで1点返しただけ。
6回裏には先頭から連続四球を出し、2,3塁の前進守備からセカンド横を抜かれ痛い2点を追加された。

 立成さんの右のサイドから早いモーションで外低め中心に攻めて来るピッチャーに中々的を絞れない。ベンチから見ている限り、そう甘いコースも無かったように思う。7,8割はキャッチの構える所へコントロールされていたように感じる。3,4,5番が外中心のピッチングでノーヒット。見逃しも多い。マナヤも完全にマークされているし低めを振らされて高めを見逃すパターン。上手く攻められているよ。僕も相手なら同じように攻めるね。マナヤには昨日からそんな話をしていた。ロングティーで打ちやすいボールをいくら遠くへ飛ばしても真剣に攻めて来る試合で打てるかな?インコースや高めを脇を締めて打てるようにならないとどんどん攻められるよ、と。

 対して今日のマナヤはそこまでコントロール出来ていない。直さなければいけないところは解っているハズ。バッティングでも脇を締めて意識すれば打てる。インハイがまだ難しかったら打てるコースをもっとセンター中心に確立を上げればいい。それで充分。

 今日の2試合で良かったところはリュウガの落球は有ったがいい動きには成って来た。
サードに入れたブンペイも三塁線の難しいバウンドのゴロが多かったと思うがことごとくグラブに上手く入っていた。送球もミスなし。ユメトの四球は有ったが5回投げれた事。そしてバッティングでいい兆しが見れた事。ハルトの三遊間の逆シングルからの送球もとっても大きなプレーだよ。声が出ないチームの課題はまだまだ有るがまずは県大会までしっかり調整して行こう。

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