2016年11月3日木曜日

秋季大会開催!皆さんいつもありがとう。

 今日は津市少年野球秋季交歓大会。
この大会は2009年までは津市のチームだけで行っていた。僕が事務局をやるように成ってから、スポーツ少年団の主催で行うなら会場費用も申請すれば市が補助してくれる、と言うのを聞いてから、それならと球場も借りて沢山のチームを呼んで始めたのが2010年の秋、この時期だった。あの頃は神戸大会もそうだけど8会場で40チームは呼んでいた。一会場に5チームのトーナメント。今から思えば良くやっていたなあ、と思うね。

 あれから少年団の交流大会は年に2回は開催出来ると言うので春も行うようになった。
まあ、大変だったね。春の予選が終われば神戸大会の準備。県大会が有れば春季大会までずっと続く。めちゃくちゃな全く主体性のない土曜授業が始まってから少しずつ縮小して来たが、それでも8会場32チーム。それが神戸大会、積水大会、春季大会、秋季大会と続いていた。開催準備は本当に大変だがベースは出来ているのでほぼ毎回パーツを変えるだけで準備のスタートは始まる。この秋季大会はもっと呼びたいチームも有るが参加チームは夏前から殆ど決まっていた。

 今年の大会も津のチームの皆さんはもう殆ど説明無しでも要項を見ながら開会式の準備も進めてくれる。皆さんいつも本当にありがとうございます。
 今回は神戸大会の様な吹奏楽部はお願いしなかったし国旗掲揚も始球式もしなかった。これでもシンプルで良いと思うね。一年の大きな仕事は一つ終わった。でもまたすぐ来年の準備。来年の神戸大会、春、秋の交歓大会の日程もほぼ決めた。主な球場もOK。またしっかりやろう。
カツミの選手宣誓。今日はちょっと緊張したのかな。

 神戸は安濃球場での第一試合。試合前のキャッチボールやノック、トスを見ていてもまあ静かな事。こんなんで楽しいだろうか?こんな素晴らしい環境で野球が出来るのに何しに来たんだろう。そう思ってしまう。中心で引っ張ろうとする声も聞こえない。こんなところからこの冬場の練習で直して行きたい。気持ちを出さなかったら何も伝わって来ないよ。

 対戦相手は熊野の紀宝さん。上手く緩急を使うピッチャーに中々チャンスも作れない。2回にカツミの四球からヒロトのレフト前で1死2,3塁と成ったがマサトはレフトフライ。スイングを見て合っていないと思ったからスクイズも入れたがファウル。チャンスで転がす事が出来ない。
 3回はハルトが初球を凡打して次のソウイチロウ。簡単に終わりたくないし、初球は待て、のサインを出そうとしたが、それすら見ない。そしてまた初球を打つ。
 何を考えてる?何も考えていない?野球はチームプレイだよ。前の打席にも高めを振りに行ってキャッチフライ。スイングの後ろが大きくて前で捉えられない。この打席は3球目内野フライ。工夫して考えて変えて行かないと打てないよ。

 そんな事を叱った4回の攻撃。先頭のハヤトはやっといい当りのファーストゴロ。マナヤもいい当りがセカンドへ行く。これなら次に期待出来る。そしてカツミ。この試合一番の当たりが右中間を抜けて行く。2死2塁。ヒロトにはバントのサインも出したがファウル。粘って打球はセカンド後ろ、右中間に落ちる。センターがダッシュして来てグラブには当たったようだがそれがこぼれた。神戸にしてはラッキーな先制点。この試合終わって見ればこの1点だけ。

 先発したヒロトはとにかくボール球が多い。先頭バッターに3ボールに成るのが多々あった。相手のボール打ちに助けられているだけ。6回で2四球だがその守りのリズムの悪さが内野のミスも誘う。1回に先頭から2本のヒットのランナー。いずれもハヤトの送球で刺した。これが無ければ1,2点は絶対に取られてるね。

 試合前にブルペンでアップしている時、ヒロトのボールを受けていたがいい伸びのボールは来ている。けれども少し抜いたボールは大きくカーブ回転に成り曲がって来る。これはダメだよ、と手首のひねりを注意したがそれが試合中にも出て来た。今日は公式審判の相馬さんが来てくれて主審をしてくれていたが4回ぐらいにそれを注意される。もちろんボールカウントに成った。次に投げたら交代。ヒロトはこれも課題が出来た。もう抜いたボールは使えないよ。

 この試合、ヒットは2本だけ。内野のミス、普通に走ればセーフなのに集中力のない牽制死。1,2番が5個のフライに象徴されるようにバッティングの工夫が全く見れないよ。午後からの試合前には特に6年生は最後の津の大会だから少しでも工夫して集中してやろうと話した。

 午後からの2回戦に入る前にカツミにピッチング練習。どうしても上体や首の振りが大きいのが気に成る。隣りではマナヤが投げている。やや突っ込み気味が気に成るマナヤにはそこを直して行こうと注意した。見ている限りいい感じで腰も回っているようだ。6日は新人戦が有るしそれに合わせて調整出来ればいい。6年生最後の津の大会だからね。カツミの先発で始まった。

 相手は笹尾東さん。いつも員弁や東員の大会ではお世話に成っているチームだ。ピッチャーは勢いの有るボールと小さな緩急を上手く使いながら投げてくる。バッターは中々チャンスも作れない。
3回にユメトの四球からマサトのバントを1塁への送球がそれてそれがライトファウルゾーンに転がる間にユメトが帰りやっと先制。2死3塁に成ってハヤトがレフトへのタイムリー。2死からの得点。これが大きいよ。

 4回は2死から7番に下げたソウイチロウが3塁線をゴロで抜いてHRに成った。5回も2死からリュウガのゴロが内野安打に成り盗塁。3盗を仕掛けたかったがハヤトは2球目をショートゴロ。これを送球ミスが重なりリュウガが帰る。ハヤトは盗塁からバッテリーミスで3塁へ進みカツミの所で、ピッチャーが3塁へ牽制を投げたが主審は高塚審判部長。大きな声でボークのコール。プレートを踏んだ状態で足を踏み出さず投げたのかな?ベンチの中では高塚部長、カッコいいなあ!と僕も感心する。いつも本当に子供達にご協力頂いて有り難うございます!

 6回にはヒロトがエラーで出て2死からヒットが出ていなかった1番ハルトにセンターへタイムリー。
2点返された後の7回表にはハヤトの四球からここも当たっていなかったマナヤが右中間を抜き2点。後のカツミはこのピッチャーには全くタイミングが合っていなかったね。ただ何とかタイミグを取ろうとするバスターや工夫は見れた。先制点につながったユメトの四球もいつも手を出す高めのボールを良く見極められていた。ただ走塁はもっと一目散に走れ。

 この試合、カツミは7回1アウトまで無四球、5安打のみ。ボールが良く低目に決まっていた。ストライクが先行するのでバックも守り易い。記録上は無失策だけど6回裏先頭打者のセンター前に落ちる打球。リュウガはその瞬間のスタートがまだ甘い。打球へもグラブを出したまま走る。もっと足が速いのに普通に突っ込んだら何でもないセンターフライだよ。まだまだこの辺はリュウガの課題。もっと思い切ってやろう。

 最後の7回途中からはピッチャーはマナヤに交代。セカンドにケイジロウ、ファーストにブンペイを入れた。この6日は新人戦。少しは雰囲気に慣れて欲しい。
1試合目に打てなかった者もタイムリーやヒットが出て来た。カツミのピッチングも6年主体の打線にならどこまで抑えられるかは解らないが無四球はナイスだよ。打たれたら後はみんなでしっかり守れば良いんだよ。

 何とかこの大会、2日目までつなぐ事が出来た。
組合せは土曜授業などの影響でこの5日に出場危ういチームも事前に確認していたので、その意思も入れて組んだ。今日の結果で行くと津のチームが6チーム勝ち残っている。これも嬉しい結果だ。

 今日は出場頂いた各チームの皆さん、ご協力頂いた津のチームの皆さん、ありがとうございました。また高塚審判部長、忙しい中、3試合とも審判をして頂き、本当に有り難うございました。
またご父兄の皆さん、熱い応援を有り難うございました。
 5日はもっといい試合が出来るようにチーム皆で頑張って行こう!

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