2012年10月6日土曜日

バント!バント!。。打て!

 今日は今年から行う事になったセキスイ旗争奪の大会。
5年程前の津リーグのチームのご父兄だった方が、セキスイハウスさんに居られて今回、尽力して下さった。優勝旗も優勝からの盾も景品も優勝チームには20個の大きなメダルも用意して頂いた。メダルなんかは県大会で優勝してもあんな大きなメダルは無い。重いし、とても立派な物だ。子供達にも大きな励みになるだろう。
開会式での選手宣誓
来年からはもう少し大きな大会に、とも考えている。神戸の子達も一つの目標にして欲しい。

 大三小での開会式を終えて家城グランドへ移動。家城さんとは公式の大会でも何度か対戦しているが、勝てていない。
 残念だが、走攻守とも、特に攻守では大きく差が有ると思っていた。いつも簡単なミス、何でもないプレーから得点にされてしまう。

 ショウゴも骨折。ユウキも居ないからサードはどうすればベストか?ずっと考えていた。それで決めた事はショウダイのサード。守りで崩れたら勝ち目は無い。セイヤは投球の間が空いている。

 セイヤにアップさせたが、ボールが右バッターの方向に高く外れるボールが多い。朝のアップでも一番動けていなかったので、ノックの間は5分程、ランニングもやらせた。ある程度の四球は出るだろうが、セイヤにかけよう。
 その1回表。先頭四球から次もボール先行。ボールがハッキリしている。そして死球と成っていきなり無死1、2塁。いつもならもう少し我慢するが、今日はそうは行かない。ショウダイに交代し、サードにはコフル。今はもう他にはいない。
 ショウダイは2死までこぎつけたが、左中間を抜かれて2点先制されるが、これは仕方が無い。むしろ2点でこの回、終える事が出来た事が大きかった。

 その裏、ケイタが四球で1死1塁。3番フウジロウには2死に成ってもバント!と決めていた。キッチリ決めて2死2塁。そして4番アモンの打球は3遊間のゴロ。これがショートをはじき内野安打と成って1点返す。でもこのケイタの2塁からの走塁はナイス!6年生にも見習って欲しい。
 3回にも先頭のケイタが何とかセンター前に落として無死1塁。ここも3番フウジロウにはバント。フウジロウは「またあ~」みたいな顔をして2度サインを出したけど、ここも絶対バント!これもしっかり決めて1死2塁。アモンがライト前へ転がして1,3塁。

 そしてタカヤにはセフティーでバント。この時のケイタのスタートもセフティーながらほぼ完璧だった。バントはキャッチ前の高いバウンド。一歩遅れていたらキャッチが捕ってタッチでアウトだったろう。

 4回には、1死からハルヤ四球、セイヤにはエンドランで3遊間へ転がし1,2塁。ここもアツヤにはバント。これもしっかりと決めてくれた。ショウダイ四球で満塁となりケイタ。
 ケイタはここでライト前に転がし、ライトが返球を迷う間にセーフとなり1点。
次は2度バントを決めたフウジロウ。ここはバントでは無い。思いっきり打て!
フウジロウは思い切り良く初球を叩き、左中間の2塁打となり大きな2点が入った。

 家城さんには4回にヒット2本からスクイズで1点。これはいいが、5回には2死3塁からタイミングの有っていない4番に追い込みながら緩いボールでファウルされカウントを3-2まで粘られたのが悔やまれる。追い込んでいる間に速いボールで勝負して欲しかった。最後はショートへ高いバウンドの打球。ケイタの今のスピードではアウトに出来ない。続くバッターにもヒットを打たれ、再び同点となる。
 
 同点には成ったが、攻撃では、ここまでは2死と成っても3塁まで進める事が出来ている。ミスも無い。試合の内容としては充分に〇だ。そしてその裏、タカヤが先頭でライト前。コフルが送って1死2塁。
 ここでハルヤにはバントエンドラン。ファウルとなったが、タカヤはスタートを切らなかった。だからも一度、バンドエンドラン。今度はハルヤが外高目のボールに手を出さなかった。サードはアウトのタイミングだったが、ボールが低くサードがボールをこぼしラッキーな1死3塁となった。
 内野は前に大きく詰めて来ているので、ハルヤには打て!
打球はピッチャーゴロ。ここでもタカヤの中途半端なリードが気に成ったピッチャーが、迷いながら再びサードを向いて投げ、これが悪送球。
 ギャンブルだったけど、あそこでエンドランで動いた事が、貴重な得点、決勝点につながった。

 この試合、ショウダイが、打たれても失点を最少で切り抜けてくれた事。そして送りバントが全部決まった事。またフライも少ない。ケイタの走塁も良かった。しっかりやれば、1点差で勝ち抜くこんな試合が出来る。内、外野の弱さもまだまだ有る。打力も負けている。けれど初めて公式戦で家城さんに勝てたし、今の戦力でこの結果は子供達を本当に褒めてやりたい。ナイスゲームだった。

 次は労金杯県チャンピオンの高岡さん。どこまで食い下がる事が出来るだろう。ここはもう一度セイヤに先発させた。その1回、さすがに高岡さんはどのバッターもとても良く振れている。ゆっくりトップを作り、一気に叩く、押し出すバッティングだ。
 先頭から4長打、四球などで5失点。セイヤのボールの力でも、下位バッターも遅れず打ち返してくる。前回の練習試合での豊浜さんのスイングも素晴らしかったが、高岡さんのはコンパクトで速い。下位打線が打ち負けないのはそういう所だと思う。JBCにも打ち勝つバッティングはさすがだと感じた。
 
 キャッチを含めたディフェンスも勉強する所が沢山有る。バッティングも、守備も相手とどこが違うのか、しっかり見て覚えて目標にして欲しい。
 2回にも長打から2死となったが、四死球などでフウジロウに交代。
フウジロウでは投球練習でも、マウンドでのアップでもストライクが入らない。けれども動じてはいない様だ。
 3,4回と0に抑え、5回には打たれて1失点したが、これはいい。一つ感心したのは1塁への牽制をしつこく投げた後でもバッターへはストライクが入っていた。左ピッチャーのしつこい牽制はバッターにとってもタイミングが合わし辛いし、集中力が途切れ易いだろう。これは一つの自分の武器だ。

 今日は2試合とも、セカンドにはハルヤを入れたが、一歩のスタートが早くセンター方向の抜ける打球にもグラブが届く。セカンドゴロのダブルプレーも取れたし右の野手以上の動きだ。
 この試合、4回に1点を返したが、ピッチャーは交代しているし余り参考にはならない。
この試合、5回で8×1のコールドと成ってしまったが、フウジロウ2本、アモン、ハルヤなど5年生がヒットを打っているのが救いだ。

 この後はまだ時間も有る。3チームで相談して後で練習試合をしよう、と話していた。
そして最後に5年生で家城さんと練習試合。家城さんは6~3年生混成だ。
 先発は朝のアップからストライクが来ていたミユ。
立ち上がりは簡単に抑えたが、2回はバックのミス。3回からはボールも高目に外れるのが多くなる。良く投げてくれたけど、お昼からも練習で投げていたし、ちょっと少しスタミナ切れだっただろうか?
また次、頑張ろう。

 最後には見たかったマサタケ。やはりマサタケのボールはスピードが着いて来ている。フォームも少し速くなった。これで、低目にコントロールが出来てディフェンスも素早くなれば、もっとチャンスが有る。楽しみにしていよう。
 明日は練習、特に内野守備の弱さとバッティング中心に行う。今日の教訓をしっかり生かしてまた来週につなげて欲しい。

 

0 件のコメント: