今朝は少し雲が低い。お天気は大丈夫とは思うが、今日も鳥羽パールカップへ。
今日も高速を使って1時間と少々。7時40分頃には着いた。
多目的グランドの体育館の駐車場はかなり広く改良されていた。5年前は半分ぐらいしか無かった様に思う。あれから何度かここへ来たが、僕にとっては思いの有るグランド。
2006年の12月、有緝さんの大会で、鳥羽の菅島さんと試合をさせて頂き、あの時は4,5年生のBチームで参加したが、まさかの6年生チームに勝ってしまった。
その翌年の1月にその菅島さんに呼んでもらって、この多目的グランドで安楽島さんやJBCさんと試合をさせてもらったのが、今の交流の始まり。あの頃はここで、火をたいてアワビを沢山焼いてもらったり、子供達も本当に喜んでいたのを思い出す。
今日の対戦相手は南東西さんと聞いていたが、神弘クラブさんだった。神明さんと弘道さんの合同チームだけども、練習やノックを見ていても、あの一昨年までの強かった頃の神明さんのイメージとはちょっと違う。体は大きいが、ミスをしなければ充分に神戸の子達でも勝機は有ると感じていた。
先発ショウダイは完璧な立ち上がり。緩急も、低目のコントロールもいい。ランナーが出ても今日は後ろを小さくした投球も入れていた様で、良く振れている相手の大きなバッターもタイミングに苦労している様だ。
ところが、ミスさえ無ければ。。。と思っていた4回。2死ランナー無しから、左バッターの当りそこねをサードがはじく。ここは当りそこねのきつい回転の打球だし仕方が無いだろう。2死ランナー1塁だが、走者は動きが遅いし盗塁は無い。慌てる事は何も無い。
そして次のバッターは何でもないサードゴロ。でもその時コフルはいつものクセ、捕球する前から、目が離れ、送球姿勢に動いている。僕にはスローモーションの様に見えた。今日はこれが全て。
試合前のアップからキャッチボール、ノックを見ていたが、本当に基本が出来ていない。特に6年生は。本当に基本のノックをしていてもセイヤのグラブにはボールが入らない。腰が高い、だから目線が高い、捕球の時に目線も行っていない。これで試合で守れるだろうか?他も似たようなものだけどね。
セイヤはキャプテンとして良くやってくれている。ワタルも、6年生達にもっと頑張って欲しい。でもチームとして考えたらディフェンスとしてのベストをこの試合では考えるべきだと思う。
セイヤには厳しいかも知れないが、ここはスタメンを外した。何故出れないのか?力が無いからではない。基本を、2,3年生の頃を、もう一度しっかり思い出して欲しい。
コフルもタカヤの骨折の後、キャッチでずっと頑張ってくれた。そしてショウゴの骨折で今度はサード。不安は沢山有るだろう。でもここはコフルしかいない。
だからエラーが2つ続いても仕方が無い。これが今のチームの実力。
でもこの時、一つ感心した。ショウダイは完璧に抑えていたが、2死無走者からエラーが続いて1,2塁のピンチ。
するとタカヤがタイムを取って内野をマウンドに集めた。何やら話をしながらショウダイはコフルの肩を2度3度叩いている。気にするな、と言っているんだろうね。
5年生の外野は、と言えば新庄がいた頃の日本ハムの様にセンター付近で3人が集まっている。
この時に、「このチームはやっと一つ成長した。。。」と感じた。
相手を思いやるチームワークが出来て来たら、必ずチームは強くなる。僕はそう信じる。
次のバッターは大きな右バッターだが、タイミングは合っていない。ショウダイは少し勝負を急いだのかもしれない。高目の外のボールを当てられ打球はライトへ。普通ならライトフライだろう。
でもこのグランドは外野が内野より地盤沈下でグッと下がっている。守りにくいのは確か。
ライトのスタメンはどうしようか?と考えていてトスバッティングを見ていたらコウタロウが強く低く返せていた。だからコウタロウに決めた。
その打球にグランドのせいも有るかも知れない。一旦前に動いただろうか、手を伸ばしたグラブをかすめて打球が越えてしまい、2点、逆転されてしまう。
でも余り試合経験の無いコウタロウが3回には1死から四球を選んで先制のホームを踏んでいる。他のセンター寄りの打球にもキチンと対応出来ていたから、何のミスでも無い。
痛かったのはこの後のバッターに粘られてレフトを抜かれ3点目が入った事。今のチームの打力では3点はとても重たい。
攻撃でのその3回。コウタロウが牽制悪送球で2塁。アツヤが良くセンターへ返して、盗塁、2,3塁。ここはコウタロウの足だしショウダイに強打しか無かったが、3塁への強い打球が、ヒットとなった。
続く1,3塁でケイタ。この場面なら内野は前に詰めて来ない。ケイタには迷わずストライクバント。
けれど、これがベース前のキャッチゴロ。普通ならサードランナーは来ないハズだが、アツヤはそのままアウトに成りに来てしまった。ここの基本はボールが転がった瞬間にスタート。でも自分の前のボールには行ってはいけない。しっかり覚えよう。
その後もショウダイは完璧な投球でエラーが有っても7回までしっかり抑えてくれた。ファースト、セカンドのエラー。打球は正面、両手で。グラブは内から出す。これが出来ていればエラーはもっと少なくなると思うぞ。
そして2点差で7回裏。連続四球で無死1,2塁。ここで神弘さんは今のエース8番に交代。体も大きい、ボールも速い。南東西さんを完封したのもうなずけるボールの力だ。
バッターはコフル。自分のミスも取り返したいだろう。コフルを呼んで「この状況で、あの速いピッチャーだったらどこを狙う?」と聞いたが、頭の整理はついていない様だった。右バッターだったらセカンドの頭、左バッターならショートの頭を、が基本だろう。
頭の中でそのイメージを描く事。それも強く意識して。そうすれば体はその様に動く。
打球はピッチャーの上に跳ねる高いバウンド。結果的にはランナーを送る事が出来た。
この後、WPで1点差に成り、ハルヤは三振したが、2死から代打のセイヤも四球を選んで再び2,3塁。バッターはアツヤ。2死だし打つしかない。
ここでアツヤは速いボールにも当てに行かず、追い込まれながらもしっかり振って7球、ファウルで粘る。そしてボールは振らなかった。前には飛ばなかったけれど、これも一つ成長を感じた。四球を選んで、2死満塁でショウダイまで回せた。
ショウダイは高いバウンドのショートゴロ。ファーストは離れたような際どいタイミングだったが判定はアウト。残念だけどこれは仕方が無い。
試合の後、審判もしてくれた安楽島のコーチの方が来られて、「頑張った選手に敢闘賞を」と賞品を頂いた。皆の前で「これはショウダイしかいない。昨日も今日もナイスピッチングだったよ!」
打てないのも投げらないのも今は仕方が無い。手を抜かず日々練習して強く成ればいい。
でも基本はやろうとすれば、簡単に出来るハズだ。何度も何度もミスを積み重ねて言い続けているけれど、何も変わって来ない。やろうとしてするエラーは無い。だから仕方が無いし、怒るつもりも無い。
けれど、その原因は何なのか?ボールから目を離さない。目を切らない。その基本中の基本なのではないのか?
前回にも有った、何でもない落球の連鎖はいつものスタメンのメンバーだ。
今日は皆にも言った。今、基本をやらない、気持ちを出せないのならスタメンのチャンスは無い。6年生でも、いつものレギュラーでも。
試合は残念だったけど、ここまで子供達は良く頑張ったと思う。少しは成長も感じ取る事が出来た。
沢山のご父兄の方々にも応援に来て頂いて有り難うございました。
今日は神戸に帰ってもグランドは使えないから、たまには寄り道して息抜きもいい。
帰りは皆で二見のシーパラダイスへ。夫婦岩は来た事が有るが、ここは僕も初めてだ。確かにローカルな水族館。それ程小ぎれいでも無い。日曜でこれだけの観客なら大丈夫なんだろうか?心配もしてしまうけども、セイウチショーは面白かったね!
あのセイウチは600㌔も有るらしい。大きなキバが有っても手で触っても大丈夫。僕もその体にも触った。フウジロウなんかは逃げ回っていたね!
カワウソのハンドタッチも面白くて可愛かったね!
皆も試合を離れてはしゃいでいたし楽しんでくれた様だ。でも今度は勝って楽しもう!!
ご父兄の皆さん、帰りの眠い眠い移動。。。2日間の鳥羽、大変お疲れさまでした。
また行きます!よろしくお願いします。
今日も高速を使って1時間と少々。7時40分頃には着いた。
多目的グランドの体育館の駐車場はかなり広く改良されていた。5年前は半分ぐらいしか無かった様に思う。あれから何度かここへ来たが、僕にとっては思いの有るグランド。
2006年の12月、有緝さんの大会で、鳥羽の菅島さんと試合をさせて頂き、あの時は4,5年生のBチームで参加したが、まさかの6年生チームに勝ってしまった。
その翌年の1月にその菅島さんに呼んでもらって、この多目的グランドで安楽島さんやJBCさんと試合をさせてもらったのが、今の交流の始まり。あの頃はここで、火をたいてアワビを沢山焼いてもらったり、子供達も本当に喜んでいたのを思い出す。
今日の対戦相手は南東西さんと聞いていたが、神弘クラブさんだった。神明さんと弘道さんの合同チームだけども、練習やノックを見ていても、あの一昨年までの強かった頃の神明さんのイメージとはちょっと違う。体は大きいが、ミスをしなければ充分に神戸の子達でも勝機は有ると感じていた。
先発ショウダイは完璧な立ち上がり。緩急も、低目のコントロールもいい。ランナーが出ても今日は後ろを小さくした投球も入れていた様で、良く振れている相手の大きなバッターもタイミングに苦労している様だ。
ところが、ミスさえ無ければ。。。と思っていた4回。2死ランナー無しから、左バッターの当りそこねをサードがはじく。ここは当りそこねのきつい回転の打球だし仕方が無いだろう。2死ランナー1塁だが、走者は動きが遅いし盗塁は無い。慌てる事は何も無い。
そして次のバッターは何でもないサードゴロ。でもその時コフルはいつものクセ、捕球する前から、目が離れ、送球姿勢に動いている。僕にはスローモーションの様に見えた。今日はこれが全て。
試合前のアップからキャッチボール、ノックを見ていたが、本当に基本が出来ていない。特に6年生は。本当に基本のノックをしていてもセイヤのグラブにはボールが入らない。腰が高い、だから目線が高い、捕球の時に目線も行っていない。これで試合で守れるだろうか?他も似たようなものだけどね。
セイヤはキャプテンとして良くやってくれている。ワタルも、6年生達にもっと頑張って欲しい。でもチームとして考えたらディフェンスとしてのベストをこの試合では考えるべきだと思う。
セイヤには厳しいかも知れないが、ここはスタメンを外した。何故出れないのか?力が無いからではない。基本を、2,3年生の頃を、もう一度しっかり思い出して欲しい。
コフルもタカヤの骨折の後、キャッチでずっと頑張ってくれた。そしてショウゴの骨折で今度はサード。不安は沢山有るだろう。でもここはコフルしかいない。
だからエラーが2つ続いても仕方が無い。これが今のチームの実力。
でもこの時、一つ感心した。ショウダイは完璧に抑えていたが、2死無走者からエラーが続いて1,2塁のピンチ。
するとタカヤがタイムを取って内野をマウンドに集めた。何やら話をしながらショウダイはコフルの肩を2度3度叩いている。気にするな、と言っているんだろうね。
5年生の外野は、と言えば新庄がいた頃の日本ハムの様にセンター付近で3人が集まっている。
この時に、「このチームはやっと一つ成長した。。。」と感じた。
相手を思いやるチームワークが出来て来たら、必ずチームは強くなる。僕はそう信じる。
次のバッターは大きな右バッターだが、タイミングは合っていない。ショウダイは少し勝負を急いだのかもしれない。高目の外のボールを当てられ打球はライトへ。普通ならライトフライだろう。
でもこのグランドは外野が内野より地盤沈下でグッと下がっている。守りにくいのは確か。
ライトのスタメンはどうしようか?と考えていてトスバッティングを見ていたらコウタロウが強く低く返せていた。だからコウタロウに決めた。
その打球にグランドのせいも有るかも知れない。一旦前に動いただろうか、手を伸ばしたグラブをかすめて打球が越えてしまい、2点、逆転されてしまう。
でも余り試合経験の無いコウタロウが3回には1死から四球を選んで先制のホームを踏んでいる。他のセンター寄りの打球にもキチンと対応出来ていたから、何のミスでも無い。
痛かったのはこの後のバッターに粘られてレフトを抜かれ3点目が入った事。今のチームの打力では3点はとても重たい。
攻撃でのその3回。コウタロウが牽制悪送球で2塁。アツヤが良くセンターへ返して、盗塁、2,3塁。ここはコウタロウの足だしショウダイに強打しか無かったが、3塁への強い打球が、ヒットとなった。
続く1,3塁でケイタ。この場面なら内野は前に詰めて来ない。ケイタには迷わずストライクバント。
けれど、これがベース前のキャッチゴロ。普通ならサードランナーは来ないハズだが、アツヤはそのままアウトに成りに来てしまった。ここの基本はボールが転がった瞬間にスタート。でも自分の前のボールには行ってはいけない。しっかり覚えよう。
その後もショウダイは完璧な投球でエラーが有っても7回までしっかり抑えてくれた。ファースト、セカンドのエラー。打球は正面、両手で。グラブは内から出す。これが出来ていればエラーはもっと少なくなると思うぞ。
そして2点差で7回裏。連続四球で無死1,2塁。ここで神弘さんは今のエース8番に交代。体も大きい、ボールも速い。南東西さんを完封したのもうなずけるボールの力だ。
バッターはコフル。自分のミスも取り返したいだろう。コフルを呼んで「この状況で、あの速いピッチャーだったらどこを狙う?」と聞いたが、頭の整理はついていない様だった。右バッターだったらセカンドの頭、左バッターならショートの頭を、が基本だろう。
頭の中でそのイメージを描く事。それも強く意識して。そうすれば体はその様に動く。
打球はピッチャーの上に跳ねる高いバウンド。結果的にはランナーを送る事が出来た。
この後、WPで1点差に成り、ハルヤは三振したが、2死から代打のセイヤも四球を選んで再び2,3塁。バッターはアツヤ。2死だし打つしかない。
ここでアツヤは速いボールにも当てに行かず、追い込まれながらもしっかり振って7球、ファウルで粘る。そしてボールは振らなかった。前には飛ばなかったけれど、これも一つ成長を感じた。四球を選んで、2死満塁でショウダイまで回せた。
ショウダイは高いバウンドのショートゴロ。ファーストは離れたような際どいタイミングだったが判定はアウト。残念だけどこれは仕方が無い。
試合の後、審判もしてくれた安楽島のコーチの方が来られて、「頑張った選手に敢闘賞を」と賞品を頂いた。皆の前で「これはショウダイしかいない。昨日も今日もナイスピッチングだったよ!」
打てないのも投げらないのも今は仕方が無い。手を抜かず日々練習して強く成ればいい。
でも基本はやろうとすれば、簡単に出来るハズだ。何度も何度もミスを積み重ねて言い続けているけれど、何も変わって来ない。やろうとしてするエラーは無い。だから仕方が無いし、怒るつもりも無い。
けれど、その原因は何なのか?ボールから目を離さない。目を切らない。その基本中の基本なのではないのか?
前回にも有った、何でもない落球の連鎖はいつものスタメンのメンバーだ。
水族館の入り口。もっと楽しく笑えよ! |
今日は皆にも言った。今、基本をやらない、気持ちを出せないのならスタメンのチャンスは無い。6年生でも、いつものレギュラーでも。
試合は残念だったけど、ここまで子供達は良く頑張ったと思う。少しは成長も感じ取る事が出来た。
沢山のご父兄の方々にも応援に来て頂いて有り難うございました。
今日は神戸に帰ってもグランドは使えないから、たまには寄り道して息抜きもいい。
帰りは皆で二見のシーパラダイスへ。夫婦岩は来た事が有るが、ここは僕も初めてだ。確かにローカルな水族館。それ程小ぎれいでも無い。日曜でこれだけの観客なら大丈夫なんだろうか?心配もしてしまうけども、セイウチショーは面白かったね!
あのセイウチは600㌔も有るらしい。大きなキバが有っても手で触っても大丈夫。僕もその体にも触った。フウジロウなんかは逃げ回っていたね!
カワウソのハンドタッチも面白くて可愛かったね!
セイウチに逃げるフウジロウ |
ご父兄の皆さん、帰りの眠い眠い移動。。。2日間の鳥羽、大変お疲れさまでした。
また行きます!よろしくお願いします。
0 件のコメント:
コメントを投稿