2010年11月14日日曜日

ディフェンスの大事さ。良く頑張った準優勝

 2010津市交歓大会はいよいよ今日はベスト8からの準々決勝からの試合だ。7時前に安濃球場に行きボツボツと試合準備。朝方少し雨が落ちていたが、何とか持ってくれるだろう。こんな素晴らしいグランドで試合が出来るなんて本当に子供達は幸せだ。
 神戸のAチームはエース、ユウタが突き指で投げれない。タクミもヒジが不安で投げれない。残りはリキトとユウダイだけだ。打線も昨日は熊野の有馬さんにやっと4年生のショウゴのタイムリーで勝ち越してきた。不安要素は沢山有ったが、選手達はこの戦力で本当に良く頑張ってくれたね。

 朝方に安濃球場で用意をしているとアナウンスもSBOランプも使える。これは使わない手はないと、予定外の試合アナウンスをタクミ、カナウママにお願いした。せっかくの大会でこんな球場で出来るんだから子供達にも、いい思い出になるだろう。今日は神戸が決勝戦まで残ってくれたので、3試合のアナウンス、大変お疲れさまでした。有難うございました。

 第一試合は川合さん。ピッチャーは僕は試合では始めて見たがリキト。ちょっと担ぐ様な投げ方だが、左だしどこまで抑えれるか楽しみに見ていた。色んな事を仕掛けてくる川合さんにも、2点リードの4回に2,3塁から長打を打たれて同点に成ったが、慌てずにその後をしっかり抑えた。センターゴロも2つ取ったし外野も内野もいい守備でエラーも無い。2塁へ軽々と投げるキャッチ、タツキの肩も凄く大きな戦力だ。
 対して川合さんは同点にした直後のその裏にショートゴロをはじいたたところから始まり、ランナーが溜まってまたショートゴロをはじいて大きな2点が神戸に入った。この試合の差はこれだけだね。お互いに長打で2点。エラーのからまった2点が勝敗を分けたが、基本通りにしっかり強い打球を転がせたのも大きな要因だ。
 小さな4年生のショウゴもセカンドで良く頑張っている。まだ揺さぶられると体も小さいし辛いけれどもツボに来たら6年生のボールでもしっかりとらえている。昨日はショウゴで勝ち越し。今日の決勝までの試合の中でも何度か出塁してチャンスを作っていた。

 ピッチャー、リキトは右バッターのひざ元にクロスに入るボールが凄く有効でボールも低めに集まっている。スローボールもおりまぜながら、微妙なスピード差で見た目以上に、今日は打ちにくいピッチングをしていた。
川合さんで7回完投して、後の今一色さんでもまた先発で投げる。このピッチングも川合さんとの試合以上に低めのイン、アウトが良く決まっていて、労金杯県大会で優勝した強力打線の今一色さんのバッターが詰まったり、小フライなどで打ちあぐねている。結局ヒット1本だけだっただろうか。完璧な内容で7回完封してしまった。
 今一色さんの試合も緊迫した試合だったが、チャンスを細かくつなぎ、3対0。バックも声も出ているし良く守っている。バッターは無理に引張らずにセンターから反対方向へ押し込んでいく低く強い打球が多かったのも勝因だ。
それにしてもリキトは良く投げたね!

 そしていよいよ決勝戦は高岡、栗葉さんを破って来た神明さん。体は皆、そんなに大きくないけれどしっかり鍛えられていて攻撃でも守備でもスピードがある。練習量ではおそらくどこのチームにも負けないぐらいしている、と思う。
スクイズや四球からのタイムリーなどで3点をリードしながらユウダイが中盤までしっかり抑えていたが、外野を抜かれて少し中継カットも乱れてホームまで走られる。記録には表れないミスかな。
次の回にはランナー2者からライトオーバーで同点にされる。そして3-2フルカウントからのスクイズで逆転されたが、ここは仕方が無いね。
 10人しか居ない、しかも主戦がケガの状態の今のこの戦力でここまで良く頑張ってくれた、と誉めてあげるべきだろう。僕が気が付いたミスと言えば、中継ミスが、2,3回有っただけだ。やっぱりディフェンスは野球の基本。昨日のチビッ子達の試合の様に守れないと試合にならない。
 今日はコウタロウやユウキ、お昼からはユウマやレン達も観戦に来てくれていた。嬉しいね、有難う。スタンドであっちこっち走り回って居た様だけど、少しは基本プレー、キャッチボールの大事さを感じてくれたかな?

優勝 神明、準優勝 神戸 3位 栗葉の選手達
 やっとこれで色々準備してきた交歓大会を終える事が出来た。津リーグで初めて行う招待大会。しかも今回は当初からの40チーム、全て参加してくれたし、そこそこお礼の言葉も頂いた。これでベースは出来たし来年からは今回の反省点も入れてまた頑張って行こうか!
 皆さん、色々ご協力有難うございました。チビッ子達もこんな大会で活躍出来る様にまたこれからチームの練習に頑張って行こう。

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