2019年11月30日土曜日

野球はディフェンス。サンフォレストカップ優勝おめでとう!

 今日はAチームは有楫インプルーヴ選手権の大会とBチームは4年生以下のサンフォレストカップ大会。どちらも見たいんだけどね、今回はそんなに大会参加も少ないBチームに帯同する事にした。この所、一気に寒さが増して来た日々。それでも11月に入ってお天気は割と安定して来ている。土日が雨に成る事も無い。今朝の早朝お散歩では雲がまだ残っていたが、東の空からの朝焼けがとても綺麗だった。

 サンフォレストの開会式会場の戸木小学校。息子達の頃、もう20年以上前に成るだろうか。一度練習に来た事が有る。ライト側のプールの端までのライトのフェンスが近く、レフト側には、確か子供らの木の遊具が有って、そこ迄も60mぐらいの距離だったと思う。当時は神戸小の方がはるかに児童数は多かったが、今は全く逆だ。この周りには団地も増えて、今は神戸の倍以上の生徒達がいる。もうちょっと神戸も増えて欲しい。校舎側の黄色いイチョウと赤く染まった木、何だろう。とても綺麗なコントラストだった。

 開会式が始まる。この大会、高岡さんも参加しているが、メンバー10人。大きな子もいる。新チームから5年生が抜けているだけ。戸木さんは神戸と同じく20人以上はいるね。小さな子達が後ろへ走りフライのボールを投げて貰ってキャッチの練習をしていたが、最初はこれで充分だ。ノックで強いボールを打っても怖がるだけ。練習の効果は逆効果だ。

 開会式の後、久居グランドへ移動。最近は土も入れられてグランドは平に成った。去年までは櫛形の内野よりひどく、雨水のラインが深く内野に出来ていたが、今日のグランドは手入れもして頂いて綺麗に均されていた。

 第一試合はキャッチボールもノックもそこそこに9時にスタート。1回表、1死からナオタロウがレフト線2塁打。盗塁の後、カナトが続いてレフト前で1点先制。2回にはまたナオタロウのレフト前などで3点。3回に相手のミスで1点。4回にはカナト、エイタのタイムリーなどで3点。

 先発したタイキは独特のフォームとリズムで4回まで1四球のみ。今は一番コントロールが安定している様だ。打者への投げるリズムも同じリズムで無く、ランナーが出ると上手く間を取っている。いい当たりのヒットは1回の栗葉さんの先頭に打たれたレフト前ぐらいではないかな。5回にはタイラが登板。先頭にストレートの四球。まだフォームを探りながら投げている印象。1つアウトを取って落ち着いたのか、後続を三振で取りゲーム。チームとして良かったのはミスも最小で0点で抑えるディフェンスが出来た事だろう。

 続いて2試合目は二見さんと松阪ファイターズさんの合同チーム。初回に相手の左ピッチャーがコントロールに苦しみ3点。ここもナオタロウのセンター前がチャンスを広げた。先発したカナトは立ち上がりにコントロールに苦労している。先頭から2者連続四球。その後、キャッチフライで1死を取り、ここから安定して来た。肩も腰も良く回っていてスピードも出ている。ただ、外、高めに外れるボールが多いのはフィニッシュで顔が1塁側の下を向いてしまう事だ。カナトには顔を残してミットをずっと見ていろ、と言った。左目で見るぐらいでと。その後は2回にDB、3回に内野ミスのランナーを出したが無失点。

 打線は2回にも3点。その3点目はカナトのセンター前タイムリー。1死3塁で前進守備、セカンド横を狙う様なナイススイングだった。Aチームでも中々こういうバッティングは見られない。1点欲しい時の狙ったスイング。やみくもに振った結果のスイングでは無い。こういう事はとても大事な事だよ。

 3回には四球、ミスのランナーを置いてまたナオタロウのレフトへのタイムリー。攻撃では一番のポイントゲッターに成っている。前の櫛形での練習で、もう少し前にステップして左足に体重を乗せるぐらいでスイングしなさいと言ったが、それが大体出来ている。凡打した打球は全部後ろ加重、腰が引けたスイングだった。4回にも2点を追加し、試合が決まった。

 食事を終え、久居グランドの外野で練習して1時半頃に戸木小学校へ移動。高岡さんと高虎さんとの試合が終盤。結局高岡さんとの決勝戦と成った。高岡さんは新チームから5年生が確か5人、抜けただけのチーム。その初回。セイゴウがポテンヒットで出てナオタロウ。打球はレフト前へのライナー性の打球。ワンバウンドしてレフトの頭上を超え、2ランHRと成った。この後3点が入り、イニング5点が入り特別ルールのチェンジ。

 先発したタイキ。7イニングまでは後3イニング投げれるね。2回にレフト前のポテン、サードゴロのFCなどで1死2,3塁とは成ったがライトゴロの1点に抑えた。3回も1死2,3塁とは成ったが、センターフライ、サードゴロで後続を抑えた。

 打線は3回に1点。4回には2死からオウカ、セイゴウが連続四球で、ナオタロウ。ナオタロウが5球ぐらいファウルで粘って四球で2死満塁でカナト。カナトも追い込まれてからインコース低目だと思うな、良く前の腰を開かずに振ったね。打球は切れずにレフト線に入りランナー一掃の2塁打。タイラ、シンゴのセンターへのいい打球も出てこの回5点目が入りチェンジ。それまでシンゴはタイミングを取る左足が前に開くようにステップしていく。この試合はバックネット近くで見ていたので、それに気付いた。左足をステップする時は右の膝に絞る様に内側へ、と言った。5回にはタイラの狭いライトのフェンスに当たる2塁打も出て3点は入ったが、あれは高目の明らかなボール球だよ。監督からはベルトから下!って言われてるんだからね。その前も高目ボール球を空振りしている。こんな所をもっと徹底して直して欲しい。素晴らしい素質が有るんだから。

 4回からはカナトに交代。やはり先頭にストレート四球。カナトの課題はこういうところだろうね。それでも内野ゴロで抑え、1点は返されたが、その後は安定して5回裏も内野ゴロ3つでゲーム。サンフォレストカップの3連覇が決まった。
 
 2018年10月 ⇒ サンフォレストカップ優勝
 2017年12月 ⇒ サンフォレストジュニアカップ優勝

 一昨年、昨年に比べ今年は接戦が少なかった。そう成ったのは相手のミスも有るが何より失点を最小で抑えた事だよ。それが有るから点差がつく結果に成る。一番はバッテリーが安定している事。そしてディフェンスでミスが連鎖しない事。まずはこれが大事。そして攻撃ではランナーを3塁まで送る。特に今日は2盗、3盗が大きく得点に絡んでいた。少年野球で一番大事なのは1死3塁を作る事。今日は攻守とも、それらが出来ていたね。ただチーム全体で見れば内外野の弱い所も有る。投打とも直して欲しい所も沢山有る。4年生達は一部Aチームに合流しているが、これからの新チームの練習の中でも気に成る所は直して行ける様に指導して行きたいと思う。

 それにしても・・この子達は本当に幸せだね。こ゚の様なローカルな大会でもこれだけ声援してもらえる。応援団の太鼓まで県大会並みに応援してくれている。こんなチームはそうは無いと思うなあ。ちょっと気がかりなのは道具の準備や用意など、どれだけ子供達が自分達で出来ているだろうか。まだまだ回りも見えない4年生以下の子供達。ご父兄の皆さんが大抵お手伝いしてくれているが、最低キャッチ道具やヘルメットなどは自分達で管理して用意出来る様に成ろう。今日は本当に沢山の素晴らしい応援、サポートを有り難うございました。Aチームは有緝さんの大会、今日は残念だった様だけど明日もしっかり練習しよう。今日も皆さん、本当に有り難うございました。

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