2017年8月19日土曜日

基本に戻れ。腹から声を出せ!

 今日は伊賀大会。
昨年は準々決勝から高茶屋さん、桃園さんと逆転で勝ち抜き決勝の栗葉さんとも7回まで3点リードされながらその裏にマナヤのサヨナラ逆転打で優勝している。あの頃から去年のチーム力は安定し攻守とも伸びて来ていた。
 今年はどうだろう。先々週の11日の練習から今日まで練習も休みにしているし、今日は休み明けでどれだけ子供達は動けるだろう。

 今年の夏はとにかく天候不順が続く。晴れ間が続く事が無い。僕としては山登りも行けない。それだけ例年より過ごし易いハズだけどエアコンに慣れた子供達には急に晴れ間が来るとそれだけで動きが鈍くなる。
 開会式の後、試合会場に移動してアップする子供達。辛そうな子もいるが皆、良く頑張っている。それ程今日は心配はいらないようだ。

 キャッチボールは?う~~~ん。ハッキリ言って良く無い。マナヤは腰で回ると言うより身体で回っている感じ。左肩の開きも早く感じる。ピッチング練習でもインステップ気味。余計回る感じ。お尻で前に動いてくる感じが欲しい。
 ユウト7も似ている。頭が左肩に傾き左腕を伸ばしても三本間を差す。マサトは色んな角度から投げる。横、下・・。ユメトはヒザが曲がらない。立ったままの投げ方。

 先週特訓したユウスケは半分元に戻っていた。ユウト11は後ろが大きい。身体の力が有るのに半分も使えていないね。リョウセイはもう一度ボールの握りから直さないと。4シームには成っていない。コウセイは後ろのトップが頭に近すぎ。前で上手く振れていない。色々有るが少しずつ直して行けばいい。練習有るのみ。

 今日の試合は大味な試合。1試合目は殆どが相手にもらった得点。打者二巡も三巡もする攻撃でどれだけいい打球が有っただろうか?ブンペイのレフトへ抜ける低い打球は良かったがそれ以外は無かった。

 2試合目は鈴鹿の旭が丘さん。僕がチームを預かった頃から強い伝統有るチームと聞いていて鳥羽か伊勢の大会で初めて対戦したかな。それから幾度となく各地の大会で対戦している。今の監督さんとそのお父さんが引っ張るチーム。子供達にも厳しい指導だ。今コーチをしている人はその卒団生。彼は2014年の県大会決勝で対戦した亀山のチームの監督を一時されていて、それ以来仲良くさせてもらっている。あの時はいいピッチャーが居て強いチームだったね。

 その旭が丘さんの試合でも初回にミスももらって7点先制。問題はその中味。先の試合で後ろが大きい回るスイングでサードゴロ3つ、ショートゴロ1つのマナヤ。全部前に開き引っ掛けたスイングでまともな当たりは無かった。バットのヘッドが大きくピッチャーに向き右脇が開くスイングを小さく脇を閉めろと言った。この初回の打席はセンターへ高いバウンドの強いゴロが抜ける。これならヒットだよ。もちろん外野を抜いてくれるのは監督は一番喜ぶと思うが、ランナーが2,3塁にいる時は一番頭に入れて欲しいバッティングだ。この初回にチームとして良かったのはフライアウトが無かった事だね。一つでもフライが有ればこうは得点は入っていない。

 2回から少し軟投型のピッチャーに代わったら凡打が続く。それでも4回にマサトのライト前のライナーのヒットやマナヤも同じような強い打球をライトへ。センターから右でヒットになる。こんな打球をイメージしてバッティングして欲しい。

 1試合目に続いて先発したマナヤは初回にセンターの落球やセカンドのファンブル、キャッチの悪送球などバックのミスも有ったが1試合目よりは良かったかな。でもまだフォームチェックは必要だ。
 3回から投げたユウト7はキャッチボールの時とそのまま。2イニングで5四死球はいただけない。普通ならそれだけで試合は決まってしまう。

 もう一つ気になるのはマサトの送球。バックステップで身体が起きて投げる。前に乗って行かない。ユメトは三遊間のゴロに動けない。相手の旭が丘さんの小さなサードはどうだっただろう。三遊間のゴロを全部カットしていたよ。これは大きな差だ。サードは見せるポジションなんだからね。もっと低く早く横に動けるサードを目指して欲しい。ハルトも攻守とも今は万全ではないね。バッティングでは良く振れてはいるが右肩が入り過ぎかな。

 そしてもう一つ大事な事。声が小さい!!本当に小さい!!練習でもそうだがベンチで応援する声も横で聞いているとただしゃべっているだけに聞える。応援してチームメイトを勇気着けるような声では全くない。気持ちがしぼんでしまう声だよ。そんなんだったら黙ってた方がいい。お母さんの一人二人の方が大きいんだから情けない。
 
 来週の練習日は攻守ともしっかり基本練習からやり直そう。発声練習もやろうか。
明日もお天気は大丈夫そうだね。また蒸し暑い一日に成るとは思うけれども、気持ちを切り替えて、連続優勝目指して頑張れ!

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