2017年8月10日木曜日

ボールから入るコントロール!

 高校野球も始まり、中継を見るのも楽しみ。プロ野球よりはずっと面白くて、甲子園なんか行くと3試合でも4試合でも見て帰る。今年は行けそうもないが。。
 少年野球で言えば今日から高円宮の全国大会が神宮球場で始まっているね。試合は明日からみたいだけど。三重代表の三和さん、どこまで頑張ってくれるだろうね。
高円宮全国大会開会式神宮球場。ベース、ピッチャーマウンドは大人用のままだね。
ここからベースは人工芝の上に、マウンドのプレートは前回にはゴムマットを
敷いて16mに合わせていた。(軟式野球連盟さんのFBページよりDL)
この時期にはガールズトーナメントも有る。去年はあのスモールさんの2人達がいて優勝したけれども今年はベスト8ぐらいまで勝ち進んだようだ。軟式の横浜スタジアムでの中学野球の全国大会。今年は練習試合もさせてもらった二見の監督さんの息子さんも出ているようだ。残念ながら1回戦で敗れたようだ。フェイスブックを見れる方は軟式野球連盟のページにアクセスすれば全部解ります。本当に便利。今年も参加予定の甲賀湖南大会もフェイスブックページを作って試合結果まで例年アップしている。神戸大会や津の大会でもペーパーレスでそんな事もやってみてもいいと思うが参加するみんなが使用している訳でもないので中々難しい。作るのは簡単なんだけどね。

 そして高校野球。今年は一つ感じるのはピッチャーの起用。三重県予選では津商は準決勝の大事な試合でエースを先発させなかった。次の事も考えての事だろうけどあの投手リレーを見ると非常に残念に思う。もう一つ、一番は三重高だね。なんで決勝でエースではない?余程調子悪いのか。。いやそうでは無い。先頭四球のあの失点が、あれが全てだったように思う。誰が見ても悔いが残ると思う。三重高野球部OBの知り合いも嘆いていました。。

 8日はBチームの市長表敬訪問で休みを取っていたので、その後は溜まった仕事や用事を全部片づけて夕方に高校野球を見ていた。津田の先発はもちろんエース。中盤からシーソーゲームになり3,4点のリードが一気に同点になったりする。その時の静岡のピッチャーも津田のピッチャーも間合いを取りながら投げていただろうか?
 両ピッチャーとも、リリーフしたピッチャーも全然違ったね。牽制も入れずキャッチからのボールを受けてサイン見て1,2で投げる。殆どが初球か早いカウントの真ん中付近のコースを痛打される。静岡のピッチャーなどには主審が、セットでちゃんと止めるようにと注意しているような場面も見えた。あのリズムで投げてたら打たれるのは当たり前だよ。

 ピンチの時こそ間合いを入れながらボールから入るコントロールが欲しい。バッターとピッチャーは確率の問題でどれだけ相手に考えさせ、迷わせて勝負できるかで大きく変わってくる。打ち気満々のバッターへ初球真ん中付近のストライクなら思い切り振ってくる。ボールで様子を見ながら牽制も入れてじらしながら。。コントロールが無いから取りあえずストライクを、と言うピッチングとは雲泥の差が有る。いくら試合のスピードアップしなさいと言っても勝負事だからね。大事なところは十分時間を使えばいい。バックとリズムを合わしながら。

 一昨年の選抜優勝した智弁のバッテリー。凄味のないピッチャーが準決勝も決勝も全く勝負を急いでいなかった。大体ボールから入り、3ボールになる事が何度か有ってそこから凡打に打ち取っていく。3つのボールをしっかり使っているピッチング。決勝での高松のピッチャーはそうではなくストライクから入り狙われる。

 少年野球でもこれは一緒。ピッチャーにカッカさせたらこっちのリズム。逆にいつでもストライクが取れる余裕が有ればどうだろう。ソウとレイヤ達の西郊中の最後のイニング。特別延長8回裏の守り。先頭の初球真ん中を完璧にやられてしまったけど2ボールぐらいまで投げても良かったしボールから入っていたらどうだったかな。勝負事は結果論だしどう転ぶかは解らない。けれども初球を狙うのと3-2から狙うのとどちらが迷わずに狙いやすいかな。
 そう言ったコントロールを着けるのはまずフォーム作り。そして次は体力と9回投げてもへばらないスタミナ作り。それには走るしかないと思う。他に有るだろうか。。足やヒザの負担を減らすなら自転車も良いだろう。でもこれは慣れないと危険が付きまとう。ああ、ルームランナーみたいなロードバイク用のローラーも有るなあ。

 ソウやレイヤ、3年前の全国を経験したあのメンバーも来年は高校生。みんなが野球を続けてくれている。エースだったケントもケガから復帰してエースで最後の大会を投げたようです。見に行きたかったのですが、大会の後お母さんから写真を送って頂きました。あの頃と変わっていないフォームだね。

今朝は出勤途中に硬式の練習に行くヒロトとも出会った。まだまだ夢はこれから。
 6年生も5年生も先輩達に負けないようにしっかり頑張って欲しいね!

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