2013年4月2日火曜日

心のこもったサービスとは。。

 今日は20代以来、本当に久し振りにスーツを買いに出かけた。色んな用事の途中に久居インターガーデンの某洋服屋さんへ。20代に作ったスーツはデザインも今とは違うしサイズも胸回りがちょっと苦しくなった。
ここで、ささいな事だけど、その気持ちのこもったサービス振りに本当に感動してまた来よう、と思った。

 イメージとしてはうるさい店員さんが来て色々と勧める・・・そんなイメージだったが、応対してくれた店員さんはとにかく腰が低く丁寧で、サイズを計りながらキッチリと合わせてくれる。徹底して教育はされているのだろうが、自然な感じでとっても好感が持てる。
特売品を、カードで清算して、レシートとカードを持ってくる。
清算をしてくれたその少し年配の女性の店員さんは、とても丁寧に

 「大切なカードをありがとうございます」と両手で返してくる。
こんな言葉は今まで沢山買い物はしているが、初めてでとても感動した。そして、
「店の出口まで商品を持ってお見送りをします」
と出口でまたお礼を言われて商品を渡してくれた。
 これが、こころのこもったサービスだろう。僕にとっては文句のつけようが無い。

 昨日に五条の市役所へ色んな手続きで使う雄一の謄本を取りに行った時の事。
対応してくれた女性は良く話を聞いて
「解りました。では用意します」と必要な物を全部揃えてくれて、「ありがとう」とお礼を言って席を立とうとすると、
「三重まで気を着けて帰って下さいね」と言う。役所でこんな気遣いを受けたのも初めて。
 本当に気持ち良く役所を出て来た。

 問題は先週の出来事。
某○五銀行の本店に雄一の貯金口座の移転を申請しに行った。
引き落とし分は全部僕の口座に変えたので、もう取引は何も無いはず。長い闘病の現実がそこに沢山記載されている。事前に必要書類も電話で聞いて用意していた。同じ書類でUFJさんの口座も僕の口座に移している。

 ところが、
「生れてからの謄本がいる。大阪で生まれているようなので、そこからの分を全部揃えて下さい。郵便でも請求できますので」と言う。
「UFJで出来て、何でこれで出来ないの?間違いなく親子で有る事はこれで解るはずでしょう」と言っても
「規則ですから」の一点張りで、その理由の説明もない。そして
「口座は停止しておりますので使えません」と。
その言葉を聞いてもう話をする気が無くなってしまい、
「もういい。やらない」と言って帰って来た。

 言いたくはないが、こっちは息子を無くしてやり場のない傷心の気分で手続きをしに来ている。
それを知ってか知らずか、事務的処理そのもの。謄本を見ればどういう事情かはバカでも解るはずだ。それに口座に有るお金は必死に生きた雄一の、家族の物だ。銀行の物では無い。
長いロービーを歩いて出る時は本当に情けない気分だった。

 そして今週、本店の相談に電話をかけると丁寧に説明してくれる。詳細もメールで聞いて何が必要なのかも確認した。別の担当の方に手続きを、ともお願いした。
すると、今日その銀行から電話が有って
「ご迷惑をお掛けしました。ご自宅へ伺いたいので良ければ書類の確認もさせて下さい」

 午後には年配の女性の上司と共に担当者が来て何度も謝罪して、書類を確認して「これで大丈夫です」と上司がいい、雄一の仏前に線香をあげて帰って行った。

 少しでも相手を思いやる気持ちが有れば、人は喜ぶだろうし腹も立たない。
お気の毒です、なんて言葉はいらないがその気持ちで接してくれればそれは伝わってくる。
これはチームでも野球でも同じだ。
 自分の事中心に考えていたらチームなんて成り立たなくなる。
自分の都合を言う前に、相手や周りの事を考えてみよう。そうすれば角は立たない。出来る事も見えてくるだろう。
僕も、忘れないように、そうあるように努力して行こう。

 今日までにぎゅーとらさんは協賛を頂いた。極楽湯さんはスポンサー原稿の修正。神戸小の新しい校長先生にもお願いして開会式も了解も頂いた。福祉センターの手続きもした。来月の櫛形のグランドの了解も頂いて申請を出す。ミヤタさんにも、その他も何とか順調に進んでいます。
 皆さんも神戸大会準備のご協力をよろしく!!

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