2013年1月13日日曜日

3スイング、フルスイング三振しろ!

 今朝も寒い。朝6時半集合でお願いして今日も全員が集まった。
松阪球場での試合開始時間は8時半。と言う事はシートノックは8時10分過ぎには始めなければならない。本当はもう少し早く行きたかったが、球場に着いてランニングを始めたのは7時40分を過ぎていた。
 この寒さだし、しっかり体を暖めて準備したい。ケガはさせたくない。集合時間も出来るだけ負担の無いようにしたいが、野球をするのは子供達だから準備はしっかりしてやりたい。
 その為なら集合は少々早い時間でもご理解頂きたい、と思う。 

 今朝は調子を見てマサタケで行こうと昨夜から思っていた。けれどもアップしてキャッチボールを始めたのは8時前。メンバー表は8時5分に交換と言われたら誰が良いのかのも解らない。ここはアモンで行くしかなかった。
 まだ軸が出来ない、内野もまだ決まらない、これは監督の責任。

 高岡さんは4.5年生で10人。去年のメンバーも半分は残っている。まだ打力は去年の様には迫力は無いが、シートノックを見てもディフェンスはしっかり出来ているね。

 アモンは1回は落ち着いて立ち上ったが、2回、下位打線に3四球で2死満塁と成る。9番バッターにファーストの後ろにフライを落とされて1点先制される。ここは2死だし9番だし、ライトもファーストも状況を考えてポジショニングをして欲しかった。これは一つ反省点。

 相手のミスで同点となったが、3回にはヒット、盗塁、ヒットで1点。ここは仕方が無い。
その後、サード前にバントを決められ、無死2,3塁。5番バッターだから強打も有るだろうが、ここは1点勝負で前進守備。幸いピッチャーゴロでホームアウト、1死。
 再び2,3塁で今度はスクイズだろう。バントの打球はユウキの前に転がり、上手いグラブトスでホームアウト。アツシも完璧にブロック出来ていた。後のピンチを良く乗り切ったナイスプレーだった。

 続く4回にはヒット、バントの後、アモンの投球はショートバウンド。アツシもお尻をしっかり落としたが下を抜けてしまった。6回にはDBから3盗も決められスクイズで3点差と成ってしまう。
 この3盗には伏せんが有った。アモンは同じペースで投げている。サードのハルヤはバッターがバントの構えをしたので、ホーム側へダッシュ。ケイタは3塁カバーには入ったが、少しタイミングは遅い。
 次は狙われる、と思った通りにバッターはエバースから、ランナーはスタートを切り、3塁カバーが遅れてアツシは投げれなかった。これは二つ目の反省点。

 打線は小さな左ピッチャーの緩いボールにタイミングが取れない。内野ゴロ、小フライが続く。最終回も2死1,2塁でフウジロウまで攻めたが、スイングが出来ていなかった。この打てない打線も三つ目の反省点。6回で四球も無い、70球にも満たない。いかに打たされているか、と言う事だ。

 残念な敗戦だったけど、救いは弱い所がハッキリ解った事だ。予想はしていた事だが、これからもっと皆で練習しなければ行けないと言う事だ。
 皆にはその意識が有るか?!覚悟や意欲が有るか?!

 松阪の大会の役員さんが、負けチームでの練習試合を、と言う事で桂瀬でグランドを用意しているからと、その後すぐに移動した。
 負けてしまったし、急な移動で申し訳なかったが、この試合の後だし僕も思い切って色々試してみたい。

 最初は飯南さん。同じ5年生でも体は大きいし上位打線は見習って欲しいぐらい良く振れている。
マサタケで先発したが、今日はボールがハッキリしている。ストライクは打ちやすい高さだ。
1回にヒット、盗塁、バント、1死3塁でエンドランで叩く。セオリーそのままだが、しっかりその通りに決めて来る。2回にも先頭四球から同じパターン。
 神戸と違うのは、そのプレーに体中に意思が伝わっていることだ。全力疾走は当たり前。バントで1塁へのヘッドスライディングも。2ストライクからでもキッチリ決めて来る。

 キャッチはアツヤでやらせたが、ヒザが痛いのもガマンしながら頑張っている。無理はさせたくないが、その意欲は買ってやりたい。でもバッティングや送球はまだまだだぞ。
 4回に四球を出してミユと交代。ミユはこの後、サードエラーなどで失点したが、ボールの勢いも、思い切りもいい。どんどん投げて来る。高目を取ってくれた事も有るが、7回まで四球も無かった。

 打線はアモン、ハルヤとケイタのヒット以外は外野に飛ばない。ランナーが出ても続かない、バントも失敗。飯南さんのプレーへの集中さと比べたら大きな差が有ると感じた。

 遅れた昼食の後、川合さんも来られていたので、再び練習試合。今年は5年生は今、いなくて4年生以下の3,2年生も含めたチームだ。けれども上位のバッティングはとても良く振れている。
 厳しさが子供をつぶしてしまう事も有るが、それが有るからこのバッティングが有るのも事実。
 
 この試合もミユで4回まで。5回からはマサタケで投げたが、投球は2人共良かった。慣れない4年生も入れた試合だから失点は仕方が無い。
キャッチはヒザが痛いアツヤに代えて思い切って4年生のケント。この試合、7回までやらせたが、大体の事は出来る。後はスピードと声とフィルディング。3盗もアウトにしたし、これでキャッチも競争が面白く成って来た。ケンタも打席では良くファウルで粘っていた。
 ユウヤも3スイングの空振り三振だけど、フルスイングだから次が楽しみに成る。
アモンは今日は良く振れていた。テイクバックでのトップが下がらない。去年のフライが多かった時とは明らかに違う。
 他のメンバーはしっかりバットが振れているか?ランナーがいても簡単にファーストストライクを打ったり、狙い球が絞れていないことも有る。中途半端なスイングが多い。

 内野のフォーメーションも代えてみたが、これだけ試合数をこなしているのに人が代わるとピッチャーのカバーも出来ていない。キャッチは初めてのケントなのに内野から声が出ない。これがこのチームの一番弱いところで、直さなければいけない所だ。
 
 練習や指導の中で厳しさは絶対に必要だと思う。強く成る為にはしんどい練習なんて当たり前。厳しさが有るからこそ礼儀も規律も生まれる。
 けれども一昔までとは、時代も子供達の気質も生活環境も、そして体力も大きく違う。その中で子供達のヤル気をしっかり引き出せる様に指導をして行きたいと思う。

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