雨上がりの早朝。雲は流れて青空が広がって来ている。6時頃の時間でも明るく東の空は赤く染まって来た。今日はいいお天気に成りそうだ。
卒団式の色々準備していたらもう7時半を過ぎる。急いで片付けて伊勢に向かった。今日はダイナカップの準決勝。ダイナスタジアムは昔の倉田山球場。初めてのここは2008年の秋のマクドの県大会だった。ダイナスタジアムは人工芝が少年と大人の規格のコート、ベース、マウンドプレートが設置出来るようにその部分が広く取られている。高円宮の全国大会、神宮球場でも学童の大会の時にはベースは人工芝の上に成るので固定できない。セカンドも完全に大人の人工芝の上に成る。ハッキリ言ってあれでは守りにくい。マウンドはゴムマットを敷いて投げるんだよ。日本中の人工芝の球場で、このように学童も大人も出来る球場は本当に少ないのでは無いかな。津にもこんな球場が欲しいなあ。
8時40分頃には駐車場に着いた。栗葉さんがアップしている。代表さんらと挨拶するとやはり相手は松尾さんの様だね。いい試合になるだろう。
スタンドに入ると、神戸のシートノックがもう始まっていた。相手はJBCさん。メンバーは9人ギリギリの様だ。。県などの公式戦では9人では試合出来ないんだよね。最低10人いないと。スコア7-0の負けに成る。それでもノックでは良く動いていた。ピッチャー1番とファーストの3番だろう。この2人がマークだろうな、と思っていた。
神戸の後攻で始まった準決勝。先発したソウマはとにかく調子がいい感じだった。左足のバッタンと着地する風もなく良く前に乗って来ている。何よりハヤトの構えるミットが1,2回は殆ど動いていないぐらいにコントロールも良く追い込んで勝負出来ていた。
打線は1回裏にハルトのレフト前から盗塁、2死3塁と成ったが4番ユウトが右中間に落として1点先制。2回も3塁まで進むが後続が続かない。
3回表、それまで不安も見えなかったソウマは先頭7番に四球。8番にライトオーバーの3塁打を打たれて同点、なお3塁。9番の打球は前進守備のセカンド後ろのフライ。ハルトは前進して勝負はしてくれたが捕球出来ず2点目。更にレフトフライの落球も有り死球、2死満塁からレフトへ返されてこの回3点、逆転されてしまった。
その裏にハルトのライト前に落ちるヒットから、次はレフトの前に落ちるユウトのヒットで1点は返したが、次の4回表。またソウマは7番先頭に四球。どうもこの子には合わないみたいだね。1死は取ったが死球も与えてタイガに交代した。
ソウマは3回の先頭四球から殆ど牽制も投げていない。バックに大きく声をかける間も無かった。すぐにバッターに対じし投げ急いでいる風に見える。悪い時の左足が着地する時に腕を振るバッタンの投球も見えて来てコントロールも乱れて来ていた。ここで交代は正解だと思うね。1球ずつバックに声をかけても良い。バックがミスしたら「ドンマイ、良いよ良いよ!次頼むよ!」と大きな声で言えるぐらいに成って欲しい。ピンチでもそれぐらいの余裕が有れば大けがはしないよ。
タイガは1死2,3塁から1番バッターにショートゴロでエイタはハヤトに返球し3塁ランナーは挟殺プレーでアウトにはしたが、エイタの捕球からの送球も僕には厳しいようだがまだまだ遅く見える。多分少しずれたらセーフに成ってしまう。挟殺プレーにも時間がかかった。2死まで来たが2番の打球はセンター前への2バウンドぐらいの打球。ハルトは充分前にいたし普通に捕ってファーストを狙えばアウトに取れる、と思ったがボールはグラブからこぼれていた。外野に抜けた打球もハルトはちょっとファンブルが目に着いたので人工芝で戸惑っていたのかも知れない。
2-4、2点差で4回裏。先頭エイトは良く粘って低目のコースだと思うな。良く拾って打球はレフトを超えて行く。チームに勢いの着くHRと成って1点差。前の回からライトに入っていたシュンスケがセンターへ落とし、盗塁、1死3塁からバッターはリリーフから交代したタイガ。一度スクイズ失敗の後、ピッチャー前のゴロ。シュンスケが上手く入って同点。タイガも残り再び3塁からハルトはサード前のバントでこの回3点目。再びハルト3塁から今度はユウタがピッチャー前に決めてこの回4点目が入った。この回バントで3点。野球は点取りゲームだからね。これで良い。強打で大量点は入るかも知れない。でもそれはどれだけの確率だろう。1点も入らないかも解らないんだから。点を取りに行くサインが大事だと思う。スクイズは監督にも勇気のいるサインだよ。ベンチと子供達との野球、成功して失敗して成長していく。
この攻撃で感心したのはサードランナーの上手さ。練習はしていたと思うがセフティー気味にスタートを少し遅らせている。これだと相手はバックホームするのでホームがセーフならバッターランナーはファーストも大抵投げれずセーフに成る。本当はもっと1塁線を狙って欲しいけどね。サード側はタッチされる時も有るから。
この攻撃を見ていて12年前を思い出した。6年生3人しかいなかった2007のチーム。それでもランナー3塁でのセフティースクイズは面白い様に決まった。ランナー3塁まで何とか行けば1点取れる。それぐらいのチームの自信も着いて来た。翌年も勝負所では一発スクイズしなくてもそれで取れる。ただ3,4年経つとどこのチームも真似て来るしディフェンスももっと厳しく成って来る。更に精度アップは必要だろうね。
5回表はタイガは先頭を出したが後続を外野フライなどしっかり抑えた。その裏、エイトを3塁に置いてハヤトのスクイズで1点追加。3点差で6回表と成った。
1死の後、サードゴロ2つ、ソウマが捕れない。2つ目はエラーと言ってもいいかな。膝も曲がらず両足が立ってグラブを出す。ここは修正必要だよ。続く2番バッターに右中間を抜かれる3塁打で2者が返り1点差。更に一番マークの3番バッター。打球は低くライトへの強い打球。3塁ランナーは返ったがライトに入っていたシュンスケが低いワンバウンドのいい送球をファーストへ返して来た。タイミングは際どいかな、と思ったがアウトのコール。このプレーは大きかったね。4回にはこのバッターのライトへの大きな飛球もポジショニング良く好捕している。野球で大事な事はこのように、しっかりポジショニングして、打たれても傷を最小で済ませる事だよ。
7-7の同点で6回裏。1死3塁のサヨナラのチャンスも有ったが、得点出来ず時間切れでとうとう7回の特別延長戦に入った。その7回表、サードゴロとWPで2失点。良くタイガは抑えたと思うね。
そしてその裏、先頭バッターはハヤト。外高目のボールを良く叩いて打球はセンター前に抜けて行く。セカンドランナーのエイトも迷わずホームへ入った。これは大きな走塁だよ。同点と成って、1,2塁からタイガのバントはキャッチ前で3塁へ送球され3塁はアウト。次はハルト。予想通りきっちり3塁線に転がしオールセーフ。これが出来たら充分だよ。そしてサードの守備でもミスをしたソウマ。ピッチャーは4回から3番に代わっていたが、最初の左のピッチャーには全く合っていなくて全部前に打ちに行っていた。ファウルでもこのピッチャーには合っていたね。
打球は良い当たりがレフトの頭上に飛んでいる。悪くても犠牲フライには成るだろうと思ったがその上を超えサヨナラ打と成った。記録上はサードランナーが返るシングルヒットだけどね。最後に良く打ったソウマ!
試合を終えてアナウンスはヒーローインタビューなんて言っている。ソウマは試合後に1塁側で綺麗なお姉さんにインタビューを受けていたが、この試合、確かに最後はソウマのレフトオーバーだったが、ここまで持ってこれたのはディフェンスが良く頑張ったからだよ。リリーフしたタイガも良く頑張った。3回3点取られてなお2,3塁の前進守備からセカンド後方に上がった飛球。今までなら捕れていないね。落下点にも行けるだろうか。ユウトが打球を見上げて良く後ろへ走って捕球した。これが落ちていれば更に2失点だよ。ユウトは左バッターでのポジショニングも良かった。シュンスケのライトのプレーもチームに大きく貢献した。ハヤトのキャッチも良く成って来ている。
ミスも有ったけれどもそれは修正して行けばいい。攻守とも色んな所でチームの成長が見れた。僕にとってもこれはとっても嬉しい事!本当は次の決勝も見たかったんだけどね。準決勝第二試合は30分近く遅れて開始と成ったし、決勝戦が終わるまで居れば神戸に戻るのは5時を回るだろう。6年生のご父兄の皆さんが用意を進めてくれている卒団式の準備も確認したかったので、この後に食事を済ませて戻って来た。
多分勝ってくれるだろうと思っていたが、卒団式の準備の最中に届いたメール。優勝したようです。スコアを見ると6回まで4-3とリードしながら7回表に3点追加して試合を決めたようだね。スコアボードにはピッチャーはタイガに成っているが、また後半2イニングぐらいは投げたのかな。また明日、試合の内容も聞いてみよう。
新チームの皆さん、ダイナカップ優勝おめでとうございます!!お疲れ様でした。
卒団式で毎年恒例の様に成って来ているスライドビデオ。学校でお借りしているプロジェクターは一昔前の接続規格なので今のウインドウズ10ベースのPCでは専用の変換コードでも使わないと接続できない。今回も僕のセカンドPC、ウインドウズ7ベースのVAIOを持ち出しました。確か去年も当日にそれが解って僕のPCで間に合わせたんだよなあ。
昨日から遅くまで卒団式の準備も6年生のご父兄の皆さん、本当にお疲れ様です。
明日はいよいよ卒団式。明日もよろしくお願いします。
卒団式の色々準備していたらもう7時半を過ぎる。急いで片付けて伊勢に向かった。今日はダイナカップの準決勝。ダイナスタジアムは昔の倉田山球場。初めてのここは2008年の秋のマクドの県大会だった。ダイナスタジアムは人工芝が少年と大人の規格のコート、ベース、マウンドプレートが設置出来るようにその部分が広く取られている。高円宮の全国大会、神宮球場でも学童の大会の時にはベースは人工芝の上に成るので固定できない。セカンドも完全に大人の人工芝の上に成る。ハッキリ言ってあれでは守りにくい。マウンドはゴムマットを敷いて投げるんだよ。日本中の人工芝の球場で、このように学童も大人も出来る球場は本当に少ないのでは無いかな。津にもこんな球場が欲しいなあ。
8時40分頃には駐車場に着いた。栗葉さんがアップしている。代表さんらと挨拶するとやはり相手は松尾さんの様だね。いい試合になるだろう。
スタンドに入ると、神戸のシートノックがもう始まっていた。相手はJBCさん。メンバーは9人ギリギリの様だ。。県などの公式戦では9人では試合出来ないんだよね。最低10人いないと。スコア7-0の負けに成る。それでもノックでは良く動いていた。ピッチャー1番とファーストの3番だろう。この2人がマークだろうな、と思っていた。
とっても綺麗なダイナスタジアム |
神戸の後攻で始まった準決勝。先発したソウマはとにかく調子がいい感じだった。左足のバッタンと着地する風もなく良く前に乗って来ている。何よりハヤトの構えるミットが1,2回は殆ど動いていないぐらいにコントロールも良く追い込んで勝負出来ていた。
打線は1回裏にハルトのレフト前から盗塁、2死3塁と成ったが4番ユウトが右中間に落として1点先制。2回も3塁まで進むが後続が続かない。
3回表、それまで不安も見えなかったソウマは先頭7番に四球。8番にライトオーバーの3塁打を打たれて同点、なお3塁。9番の打球は前進守備のセカンド後ろのフライ。ハルトは前進して勝負はしてくれたが捕球出来ず2点目。更にレフトフライの落球も有り死球、2死満塁からレフトへ返されてこの回3点、逆転されてしまった。
その裏にハルトのライト前に落ちるヒットから、次はレフトの前に落ちるユウトのヒットで1点は返したが、次の4回表。またソウマは7番先頭に四球。どうもこの子には合わないみたいだね。1死は取ったが死球も与えてタイガに交代した。
ソウマは3回の先頭四球から殆ど牽制も投げていない。バックに大きく声をかける間も無かった。すぐにバッターに対じし投げ急いでいる風に見える。悪い時の左足が着地する時に腕を振るバッタンの投球も見えて来てコントロールも乱れて来ていた。ここで交代は正解だと思うね。1球ずつバックに声をかけても良い。バックがミスしたら「ドンマイ、良いよ良いよ!次頼むよ!」と大きな声で言えるぐらいに成って欲しい。ピンチでもそれぐらいの余裕が有れば大けがはしないよ。
タイガは1死2,3塁から1番バッターにショートゴロでエイタはハヤトに返球し3塁ランナーは挟殺プレーでアウトにはしたが、エイタの捕球からの送球も僕には厳しいようだがまだまだ遅く見える。多分少しずれたらセーフに成ってしまう。挟殺プレーにも時間がかかった。2死まで来たが2番の打球はセンター前への2バウンドぐらいの打球。ハルトは充分前にいたし普通に捕ってファーストを狙えばアウトに取れる、と思ったがボールはグラブからこぼれていた。外野に抜けた打球もハルトはちょっとファンブルが目に着いたので人工芝で戸惑っていたのかも知れない。
2-4、2点差で4回裏。先頭エイトは良く粘って低目のコースだと思うな。良く拾って打球はレフトを超えて行く。チームに勢いの着くHRと成って1点差。前の回からライトに入っていたシュンスケがセンターへ落とし、盗塁、1死3塁からバッターはリリーフから交代したタイガ。一度スクイズ失敗の後、ピッチャー前のゴロ。シュンスケが上手く入って同点。タイガも残り再び3塁からハルトはサード前のバントでこの回3点目。再びハルト3塁から今度はユウタがピッチャー前に決めてこの回4点目が入った。この回バントで3点。野球は点取りゲームだからね。これで良い。強打で大量点は入るかも知れない。でもそれはどれだけの確率だろう。1点も入らないかも解らないんだから。点を取りに行くサインが大事だと思う。スクイズは監督にも勇気のいるサインだよ。ベンチと子供達との野球、成功して失敗して成長していく。
この攻撃で感心したのはサードランナーの上手さ。練習はしていたと思うがセフティー気味にスタートを少し遅らせている。これだと相手はバックホームするのでホームがセーフならバッターランナーはファーストも大抵投げれずセーフに成る。本当はもっと1塁線を狙って欲しいけどね。サード側はタッチされる時も有るから。
この攻撃を見ていて12年前を思い出した。6年生3人しかいなかった2007のチーム。それでもランナー3塁でのセフティースクイズは面白い様に決まった。ランナー3塁まで何とか行けば1点取れる。それぐらいのチームの自信も着いて来た。翌年も勝負所では一発スクイズしなくてもそれで取れる。ただ3,4年経つとどこのチームも真似て来るしディフェンスももっと厳しく成って来る。更に精度アップは必要だろうね。
5回表はタイガは先頭を出したが後続を外野フライなどしっかり抑えた。その裏、エイトを3塁に置いてハヤトのスクイズで1点追加。3点差で6回表と成った。
1死の後、サードゴロ2つ、ソウマが捕れない。2つ目はエラーと言ってもいいかな。膝も曲がらず両足が立ってグラブを出す。ここは修正必要だよ。続く2番バッターに右中間を抜かれる3塁打で2者が返り1点差。更に一番マークの3番バッター。打球は低くライトへの強い打球。3塁ランナーは返ったがライトに入っていたシュンスケが低いワンバウンドのいい送球をファーストへ返して来た。タイミングは際どいかな、と思ったがアウトのコール。このプレーは大きかったね。4回にはこのバッターのライトへの大きな飛球もポジショニング良く好捕している。野球で大事な事はこのように、しっかりポジショニングして、打たれても傷を最小で済ませる事だよ。
7-7の同点で6回裏。1死3塁のサヨナラのチャンスも有ったが、得点出来ず時間切れでとうとう7回の特別延長戦に入った。その7回表、サードゴロとWPで2失点。良くタイガは抑えたと思うね。
そしてその裏、先頭バッターはハヤト。外高目のボールを良く叩いて打球はセンター前に抜けて行く。セカンドランナーのエイトも迷わずホームへ入った。これは大きな走塁だよ。同点と成って、1,2塁からタイガのバントはキャッチ前で3塁へ送球され3塁はアウト。次はハルト。予想通りきっちり3塁線に転がしオールセーフ。これが出来たら充分だよ。そしてサードの守備でもミスをしたソウマ。ピッチャーは4回から3番に代わっていたが、最初の左のピッチャーには全く合っていなくて全部前に打ちに行っていた。ファウルでもこのピッチャーには合っていたね。
打球は良い当たりがレフトの頭上に飛んでいる。悪くても犠牲フライには成るだろうと思ったがその上を超えサヨナラ打と成った。記録上はサードランナーが返るシングルヒットだけどね。最後に良く打ったソウマ!
チーム皆の勝利だね!成長が随所に見れた内容だった。 |
綺麗なお姉さんにインタビューを受けるソウマ |
ミスも有ったけれどもそれは修正して行けばいい。攻守とも色んな所でチームの成長が見れた。僕にとってもこれはとっても嬉しい事!本当は次の決勝も見たかったんだけどね。準決勝第二試合は30分近く遅れて開始と成ったし、決勝戦が終わるまで居れば神戸に戻るのは5時を回るだろう。6年生のご父兄の皆さんが用意を進めてくれている卒団式の準備も確認したかったので、この後に食事を済ませて戻って来た。
決勝は松尾さんに7-3で勝利し優勝!! |
新チームの皆さん、ダイナカップ優勝おめでとうございます!!お疲れ様でした。
卒団式で毎年恒例の様に成って来ているスライドビデオ。学校でお借りしているプロジェクターは一昔前の接続規格なので今のウインドウズ10ベースのPCでは専用の変換コードでも使わないと接続できない。今回も僕のセカンドPC、ウインドウズ7ベースのVAIOを持ち出しました。確か去年も当日にそれが解って僕のPCで間に合わせたんだよなあ。
昨日から遅くまで卒団式の準備も6年生のご父兄の皆さん、本当にお疲れ様です。
明日はいよいよ卒団式。明日もよろしくお願いします。
0 件のコメント:
コメントを投稿