2019年3月10日日曜日

忘れない。。3.11

 朝方は天気予報が予報崩れたのか、と思うぐらいに空の雲は切れかけていたが、次第に一面薄い灰色の空に成った。9時過ぎにはいつ雨が来てもおかしくないような曇り空。

 それでも櫛形でのチビッ子達はとっても元気に練習をしている。それにとても良く声が出ている。4組に分かれてティーボールでいつもの様にノックをしてもらっている。4人一組だから結構な練習密度だよ。みんな上手に成って来た。
とっても良く声が出ている元気なちびっ子達。

 今日は風邪気味ながら栄養ドリンクを飲んで来た、というユウスケ・パパも元気に掛け声をかけながらノックをしてくれている。子供達が待ってくれていると思うと休む事なんて考えられないんだよね。お陰で僕も病気もせずにここまで頑張って来れた。お父さん方もお手伝いに来て頂いている。本当にいつもありがとうございます。

 神戸に戻ると9時半過ぎ。今日は早めの紅白戦を行っていた。本来なら今日は午前中に神戸で練習試合の予定だったが、天気予報が芳しく無かったので夕方には監督も中止を決めて連絡もしてくれた。結果的には暫くして10時に成る頃には雨も強く落ちて来てそれからは小降りには成っても止む事も無かった。監督の判断は正解だよね。来週はどちらも春の予選だろうし、どうしてもと無理をする所でもないだろう。

 片付けて子供達は中庭の渡り廊下でランニングを始めている。2人一組で2人が一緒に一周ずつクリアする様に。2階へ続く階段も有る。終わる頃には30分近く走ったのではないかな。みんなの顔も赤く上気していた。今日もソウマは最後まで走ったね。

 少し早めの食事。その前に子供達が階段などをホウキを持って掃除をしている。感心感心。代表さんもしてくれていた。いつもありがとうございます。一仕事一片付け。社会の基本だね。少しずつで良いから覚えて皆に引き継いで行って欲しいね。

 午後からは監督が野球教室をやる予定で、後はお任せして僕は一旦家に戻った。野球教室はね、数年前にも何度か子供達やご父兄の皆さん対象に学校の教室を借りて行った事が有る。数年前から学校の常駐する管理人さんが居なくなった為、それから教室を借りるのは出来なくなってしまった。これからはどこかの自治会の集会所など事前に計画して借りて行うのも良いだろう。今回は中学校の体育館を一部お借りしてくれた様だね。色々手配をありがとうございました。
 もう10年近く前に作った「覚えよう野球ルール」のPDFファイル。パワーポイントで作った資料でプロジェクターを使って野球教室で使っていた物をPDFに変換した資料だ。このブログのリンクコーナーにずっと貼って有ります。あれからルール改正も有ってホームベースを含めた各塁の走塁ラインを開ける事や、1,3塁線のベースのフェア、ファウルの基準も変わって来ていると思いますが、それ以外は今でも通用すると思います。こちらの今日のブログ上にもリンクを張っておきますのでご父兄の皆さんもチェックしてみて下さい。
 ⇒ 「覚えよう 野球ルール」

 僕はちょっと気に成っていた鈴鹿の文化会館に有るプラネタリウムへヨメと一緒に行ってきた。先日のNHKのニュースで紹介されていて、仙台天文台で作成されたあの3.11の後の明かりの消えた仙台の降り注ぐような星空を見上げて生き延びた人達の思いをナレーションで綴ったプラネタリウムの映画。映画と言っていいのかどうかは解らない。ニュースの紹介で大体想像は出来るが実際に見てみたい。そう思っていた。その上映時間は13時半からで、この雨が時間を作ってくれた。

 雨だし混んでいたけど13時過ぎにやっと着いて間に合った。満員では無かったがそれなりに大勢の人達が来ていたね。

 プラネタリウム、星空とともに、が始まって最初のナレーション。
3月11日、午後2時○○分。あの大震災が発生し大津波が・・・。この日の日没時間は5時○○分。明るい太陽は地表の出来事など気にとめる事も無く西の空に沈み、明かりの消えた仙台の夜空には降り注ぐような星達が見えた。。
 大体そんな最初のナレーションだったと記憶するけど、そこから泣きそうだった。
輝く星達は天国に登る人達が迷わない様に照らしてくれている。。凍える夜をしのぎながら降り注ぐ星空を見て希望を絶やさず命をつないだ人達の気持ちの朗読が続く。

 あの時のブログ。忘れないなあ。。⇒ 「生と。。。忘れられない一週間」
 どうしても見ておきたかった仙台 ⇒ 仙台
 仙台2日目            ⇒ 繁栄と現実のギャップ

 NHKでは月曜11日の夜10時からの震災ドキュメンタリー「あの日の星空」の中でその第二章も放送されるようです。すぐに録画入れました。皆さんも良かったら見て頂けたらと思います。

 今を生きていられる事。これは当たり前では無いかも知れない。生きているのでは無く、間違いなく僕達は生かされれている。生きたくても生きれない人達がいる。しっかり生きて行こう。

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