2017年7月17日月曜日

少しは進歩した声。。

 今日は名張大会二日目。
7時に出発して会場のすずらん台小学校には8時頃に着く。準々決勝がここで2試合行われるがもう3チームは来てアップしていたね。ちょっと遅かったかな。
 今日の対戦はやっぱり富田さん。神戸・積水大会でも敗れているので何とかリベンジしたい。空は少し曇り空で風も有って、昨日よりはずっと涼しい。

 Bコートでは白山さんと稲生さん。稲生の代表さん、監督さんは僕がチームを預かる前からずっと指導されている。義理堅い人達で試合や大会ではいつもお土産を持って来る。試合などで見るあの頃の指導はとっても厳しい指導振りだった。ピッチャーの2連投、3連投も当たり前。ヤル気の見えないプレーをした選手は外して試合が終わるまで、グランドの外周をずっと走らせている。傍目に大丈夫かいな。。と思うぐらいに。でもそれらには子供達に対する気持ちも思いやりも僕には感じられた。ピッチャーの連投についても、もちろんそれなりのフォームが出来ている子しかやらない。フォームがちゃんとしてれば大丈夫。今では考えられないが、それは間違いでは無いと思うね。要はそんなフォームに育ててあげるのが大事。とっても難しいけどね。
 今日も僕よりはずっと年上の代表さんがトスのボールを投げ、ノックもしている。今も元気だ!僕も負けない様に体力を維持していかないと。

 昨日1イニング投げたマナヤ。もちろん今日は先発。フォームも安定して来ている。コースも低め中心に大体来ている。後はもう少しスピードが欲しいな、緩急で使うボールのコントロールも。リュウガが出れていないのでセンターにユウト7、レフトにリョウセイ、ファーストにはケイジロウ。出れなかったリュウガを責める訳ではないがベストに持って来れないのは誰が悪いんでも無い。自分の責任だよ。リュウガが出れなかったらフォーメーションも変わる。チームメイトにも負担が増えるという事だよ。野球はチームスポーツ。9人だけでもない。今年で言うと14人のチーム。みんなそれぞれの役割が有り一人がかけるとベストではなくなるんだよ。だから皆にも言いたい。土曜や日曜、練習や試合が有る時にベストで出れないのはチームの一員としてはダメな事なんだよ。

 そんな気がかりが1回の守備から出てしまったね。
1回裏の先頭の少し三遊間よりのショートゴロ。ハルトらしく難なく捕球して送球したが少しライト寄りに送球がずれる。キャッチングの上手いケイジロウは捕球はしたが足が外れ、踏みなおすのが遅れたね。盗塁され1死の後、3塁線にバント。充分責められるのは解っていたはずだし普通ならアウトだろうが、これも際どいバウンドの送球でケイジロウは捕球が精一杯で足が離れたかな。どちらも良く捕球したと言うべきだろうが離れた後の動きももっと欲しかった。2,3塁に成って詰まりながらも右中間に落とされ初回に2失点。

 富田さんは徹底してセンター方向狙い。この後は4回まで全部フライ、ライナーなどのアウト。ゴロアウトが無い。それもセンターへ6個の飛球。いずれもマナヤのボールの力で詰まらせていたがその徹底振りが後半は嫌な感じだった。こういうチーム全体の同じ方向を向く意識の強さも神戸の子達は見習うべき。まだまだコースさえ絞れていないスイングが目に着く。

 打線はやっと4回に先頭のマサトが良く粘ってレフト線へ。ケイジロウは四球でマナヤ。今日のマナヤは少し伸び上がるスイング。センター方向には振り切れずライトゴロで2,3塁でユメト。昨日はいいセンターへのタイムリーを打ったユメトは初球の高めをセンター右へ同点タイムリー。その後ブンペイも続いたが後続は続かず。ユウト7はまだ狙うコースが絞れていないね。

 マナヤのボールも少し落ちて来たかな、と感じた5回。1死の後に8番のセンター前の飛球にユウト7は前進して勝負してくれたが打球は抜けていきこれがHRに成った。これは仕方ないよ。慣れないセンターで自分で勝負したんだから誰も責めない。次は止めれる様に頑張ってくれたらいい。続いてレフトへ打たれ1死1塁。痛かったのはこの後だ。
 何でもない当たりそこないのサードゴロ。ユメトはグラブを左の肩の高さぐらいで構え、DPでセカンドへの送球を考えたのだろう。少し左に動いて正面に入っていたら何でもないだろう。打球はグラブの先に当たりショートのハルトの前に転がる。この前の回辺りからハルトの様子がちょっとおかしいな、と感じていた。ヒザを着いて下を向く時間が長い。後で聞くと体調は良く無かったようだね。あのはじいた打球。いつものハルトならすぐファーストへ投げたらアウトに成るかもしれない。でもユメトも追わない、ハルトも、もうプレーを切ってしまっていて残念なプレーだった。ユメトは昨日も同じような打球をミスしている。注意はしたが一つ目を切るのが早いよ。

 1死2,3塁から左の2番バッター。初回の三振の後、センターへのフライと抑えている。スクイズ警戒しながら2ストライクと追い込みマサトは高めに構えた。攻め方は間違っていないと思うがマナヤのボールの勢いはどうだろう。コースはもう少し高めのボール球でも良かった。マサトにはピッチャーのボールの状態も考えて、と話したがコースは高めのストライクだろうね。打球はセンター、右中間へ抜け痛いタイムリー。
 この後、WPがらみの四球、左中間のタイムリーを打たれこの回4点を入れられ勝負は決まってしまった。最後に成った6回のマナヤからの攻撃も勝負への淡泊さが目立つ。見逃し三振しても悔しさが見えない。時間がもう無いから、と言うのも有るがもっと必死さが欲しいな。

 昨日は何度もベンチで声を出せ!と叱った。でも今日は初回から攻撃の時の応援の声は子供達からも良く出ていた。後半はかなりしぼんでいたけどね。少しは今日は進歩した。次はもっと声を出して気持ちを出して進歩しろ!!

 悔しい敗戦だろうけど現金な子供達は次の試合が始まる前にはもう忘れているね。
収穫としてはマナヤが後半のスタミナの課題は残るがまずまず6回途中まで投げ切れた事。四球は3つでまずまずだが三振が2個と少ない。もう少しスピードも欲しい。コントロールがもう少し良く成れば少し抜いたボールも、もっと使っても良いと思う。ピッチングの幅も広がるしスタミナ温存にもなるだろう。

 敗戦の後は共に準々決勝で敗れた稲生さんとコートを借りて練習試合。稲生の監督さんにも5年生中心で、とお願いした。
 試合が始まってそのフォーメーション。リュウガはライトに入っているが新チームに成ったら、ここに4年生達が何人かは入って来るだろう。今日も特に5年生達には話したが自分の課題を必死で取り組んで伸ばして行かないと抜かれちゃうよ!来年の春まで、2月を過ぎるまで、もうそんなに時間は無い。
 今日の稲生さんとは8月にも練習試合の日程を組んだ。その時はまた4年生を入れた新チームでの試合もやってもらう。
暑さに負けずにもっと声を気持ちを出して強く成って行こう。

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