2024年8月4日日曜日

熱中症への対応は休ませるだけ?それより大事な事は無いか?

  今日も暑い。。でも10年以上前のこのブログを見ていても同じ事が良く書かれている。確かに少しは暑いかも知れないが、当時は今ほど熱中症も騒がれていなかった。数年前のティーボール全国優勝の西武ドームでは近隣の熊谷かどこかで39度ぐらいの気温に成ったか、とかで大会関係者は大会を途中で止めようか。。とも話に成っていて、また別の日にでも、と言う話も出ていた。そんなもの、何度もここまで来れる訳がない!チームの代表らが主催者らと話し合い、やっと試合を続ける事と成った。その後の試合での良く聞かれた審判の人達の声。「ここまでくる選手達には熱中症の心配はないわ・・」いや、その通りだった。神戸は初めての歓喜の全国優勝。

 今日の試合前のシートノック。何人かいないよ。。試合前からもダウンなのか。。本当に残念だね。。去年からの冬場の走れ、走れのトレーニング。手を抜かずに頑張って来たかな?少なくとも6年生、ユウジロウ達は今朝も本当に元気だった。試合前のバントからトスを見ていても完璧に動けていた。それに比べると動きが足らないと感じる選手はやっぱり試合でも結果は出ていなかった。今日の試合が終わってから、それらの子達には注意したけれども、もう5年生も半分過ぎるからね。秋からは主役に成らなければいけない子達。もっと自覚を持って日々の生活の中から少しでも良く成る様に変えて行って欲しい。

 全国のスポーツ少年団交流大会では数試合がWBGT31℃以上で試合途中で中断し、その内5試合は抽選と成ったらしい。。WBGT31℃以上と言えば気温と湿度の関係で表示される数字で一概に気温が高いから、と言う訳では無い。今日は5,6年前に昔に軟野連から、「こんなのが有るよ。使って見て」と言われて買った熱中症アラーム。日本製でちゃんとしたメーカー物だが、以前に使ってはみたが、これは殆ど使えない。何故なら神戸のグランドで計測すると、大抵は警戒アラートが成る。これを基本にすると大抵練習は出来ない。だから使うには止めた。今日も試しに持っては来たが、34度ぐらいでも朝方の湿度の多い時は警戒アラートが成る。逆にお昼を過ぎ、気温は36度を超えているが、湿度は下がりアラートは成らない。もちろん成る時も有る。世間がいう様に確かに気温は上がってはいるかも知れない。けれでも僕の感覚では夏はこんな物だ。暑いのは当たり前。それに対応できる様にしなければいけない。


 上の写真は神戸ベンチの横のブルペンのネットにかけていたTANITAの計器。WBGT31°を示している。気温は37.8°とは出ているが太陽の当たり方で大きく変化する。湿度は46%で体感よりは涼しく感じる。湿度が低い分、危険ゾーンの黒いマーク目盛りは1個だけ。これが全部黒塗りに成ってしまうと、今の基準では何らかの対策をした方が良いかも、とは感じる。指導する側の人達も本当に大変だが、大事なのは子供達の体調を常に把握しておく事だ。試合に出る気持ちは有っても調子の悪そうな子は休ませる。それは試合結果よりも大事な事だと感じる。しかしね。。全国大会で途中中断、抽選で終わりなんて、そんな事が有って良いのかな?何のためにここまで練習して来たんだろう。もっと他に方法は有るだろうと感じる。今日はサッカーの監督とも話す時間が有ったが、世の中の周りが騒ぎすぎて緩く成って来ている。練習中止も仕方ないかも知れないが、この暑さに耐えれる体力を付ける事が一番大事で、それをやらずして子供達の体力向上などはあり得ない。それは今年の高校野球予選でも特に感じた事だ。

 今日の立成さんとの第一試合。無死から何度もチャンスをもらいながら全く決定打が出ない。何で満塁でサードゴロ?バントも出来ない。厳しいかも知れないがこれでは勝てないよ。しっかり動いているユウジロウやショウト。5年生では1人振れていたリュウノスケは右中間2塁打の初安打。その後が続かない。バントも出来なかった。

 2試合目のB戦の後は午後から再びA戦。リュウキが投げて何とか抑えながら自らレフトオーバーのHR。ベストではない相手の事情を考えると喜ぶ訳にはまだまだ遠い様に感じる。ランナーが出るとけん制もしない。2塁、3塁まで走られてしまう。もうちょっと考えよう。

 今日の暑い中でも沢山のご父兄のお手伝いをありがとうございました。来て頂いた立成イーグルスの皆さん、本当に暑い中ありがとうございました。特に体調不良に成る子もいなかった様で良かったです。また交流をよろしくお願いします。来週は関大会です。関も暑いです。毎年暑いのは当たり前。子供達の体調管理もお家の皆さまにはくれぐれもよろしくお願いします。

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