2022年6月5日日曜日

まだまだ課題山盛りのディフェンス。徹底して基本に戻ろう。

  今日は神戸でUNさんとの練習試合。昨日の試合、練習後にはレフト側からセンター奥の林の所までのネットだけ外し、後はそのまま残してもらっていた。練習終わりにも綺麗にグランドは均されているし、朝の試合準備はそうはかからない。

 昨日のリーグ戦での特に外野ディフェンスでの大きな課題。子供達はどれだけ意識を持っていてくれるだろうか。。そんな事もとても気に成る朝のキャッチボール。何か変わった所は見えるか、と少しは楽しみにはしていたが、それは見えなかった。少し外れたボールが来ても足は動かない。。何度もボールは抜けて来る。リュウとノブトラの組さえ抜けて来る。今はシングルキャッチが内野ゴロでも主流だけども、何でもそうしてしまう。本来の僕達が教えられた正面に動いて身体で止める、という事の意識は大抵見えない。外野で僕はボールが抜けて来るのを見ていたが、そんな子の抜けたボールには拾いには行かなかった。自分が悪いんだからね。

 近年、特にそのシングルキャッチが気に成る。何が悔いが残るかと言えば、そんなプレーで何でもない打球をミスして敗戦の要因に成ってしまう事だよ。今の子達でしっかり正面に入ってくれるのはシュンぐらいだ。だからミスは出てもショートを守れている。今日のUNさんとの練習試合後に、内外野のノック。僕も外野ノックをやったが、最初のゴロ捕球の様子はヒザが立ってグラブを下に出すだけ。それも大抵は両足が揃い、その外にグラブを出す。とても外野を任せらえる取り方では無い。今日の2試合目のサードに入ったリュウノスケの守備。綺麗にトンネルしたね。ヒザガ高い、足が揃う。それを直して行かないと不安は消えない。それに比べて今日の2試合目の、コントロールの定まらないピッチャーの投球にも、必死で身体でボールを止めるキャッチのシュン。大抵、何とか前に落としてくれている。それでも横にはじくボールは有ったが、良く90分以上に成った試合でも最後まで気を抜かず頑張ってくれた。監督も同じだと思うが、とっても良く頑張ってくれた。感動したよ。リュウノスケはあそこまで気持ちを切らずに頑張れるかな。昨日のリーグ戦でもチームが勢いの出ている時はリュウの動きもいい。ランナーが出たらお尻を上げて構える。でも劣勢に成るとそれは無く成りお尻は下がる。ノブトラも昨日はマウンドで泣いていたけどね、バックが守れないのは仕方無いんだよ。もう少し、まだ時間はかかる。そこを気持ちでカバーしていくのは6年生の役目だよ。2人が下を向いていたら試合は決まってしまう。

 今でも忘れないのは2014年のスポ少津予選の桃園さんとの試合。サードを抜かれた打球はマークさせていたレフトもまさかのトンネルをし、HRと成って同点と成ってしまった。でもこの時にね、エースのケントもショートの小さなキャプテン、ソウイチロウも「いいよ!いいよ!次!次!」と泣きそうな表情の5年生2人に大きな声をかけてくれた。そこからチームは勝ち越し守り切って県大会出場につなげた大きな試合だった。ここから県大会も優勝し、東海も勝って全国につながったんだよ。リュウ達には少しそんな話もしたが、そんなキャプテン、6年生で有って欲しい。

 2014年3月 ⇒ 桜咲く!大きな1勝!!

 UNさんが来てくれて練習を始める。それ程大きな子はいないが、小さな子達もしっかり動けている。みんな同じレベルで野球が出来ている、そんな印象だ。新年あけのベルカップで対戦して勝利はしたが、あれからやはり予想通り、しっかりチームを作って来ているね。試合の中でも、走塁、そのリードも外野守備も神戸の子達が見習うべき所が沢山有った。

 先発したノブトラは1番にセンター越え。フウタはまだ正面に近い打球は難しいかな、一旦前に来てバックしたが間に合わない。その後の残念なのはWPで簡単に1点が入ってしまった事。ここはバッテリーに責任。特にキャッチ、リュウノスケ、何が何でも止めなければいけない。その後はノブトラも踏ん張り1四球、内野ミスのランナーと5回の左中間の2塁打だけだ。6回表にマークすべき1番にセンター右中間寄りに上がった打球だったが、フウタは届かなかった。あそこを捕れる様に成って欲しい。成らなければいけないと思うよ。フウタ頑張れ!

 その後ショウトに代ったが、1死の後にサードエラー、センターの飛球も上がった打球だし、あれは捕って欲しかった。四球の後にレフトへも返され、ライト前にも打球は落ち、一気に5点を取られたが前半のリードがまだ幸いした。けれどもね、このイニングはバックの球際の弱さが大きく出た試合。しっかり集中して行かないといけない。反してUNさんは皆が同じ意識で弱い所を狙って来る。走塁も皆が積極的に先を狙う。こういう所は学ぶべき所が沢山有るね。

 打線は初回にリュウのレフト前からノブトラのセンターへのポテン、ソラのレフト犠牲フライ、シュン、フウタの内野ゴロなどで3点。2回はハルのヒットから1番に戻りリュウのセンター前、ショウト四球、ソラのセンター前などで3点。ピッチャーが代わった4回は1死からリュウ、ショウトの四球からノブトラのライト越えHRで3点。6回のUNさんの反撃にもこれらのリードが幸いはしたが、まだまだ内外野のディフェンスは大きな課題だ。

 午後からの2試合目。フウタの先発で初回2四球出したが何とか抑えた。2回はセンター、ライト、レフト、左中間、ライト、右中間。。7失点。まあ仕方が無い。守れないんだから。3回もセンターへのフライに下がってしまう。2失点。ハルに代った4回は抑えたが5回は四球、サードに入ったリュウノスケのトンネルから始まる。。そこから内外野にミスが伝染して失点を重ねる。。改めて野球の基本、ヒザを落として低く打球の正面の入ってグラブを出す、はじいても前に落とす、その基本中の基本の大事さを特に感じる内容だった。

 冒頭にも書いたが、この試合でのシュンのワンバウンドの投球を気を抜かず最後まで必死に止めるプレーには感動すら覚えた。ノブトラやリュウも最初は声が出ていたが、ミスが続くとそれも聞こえない。それではダメだよ6年生。。5年生フウタもハルも打たれはしたが、半分以上はバックの責任。四球はそれぞれ3個。少なくは成って来た。フウタで言えばバックとのリズムも大きな要素に感じる。バックがしっかり守れる様に成れば充分にいいゲームは出来ると思う。このゲームの後にノック中心の練習も行ったが、これからはそういう練習も増えて来ると思う。まずそれより大事なのは子供達個々の意識だね。大抵は意識一つでプレーは変わって来る。まず基本のプレーから見直して欲しい。 

 今日はUNの皆さんもありがとうございました。この週末2日間、リーグ戦、練習試合とご父兄の皆さまにはありがとうございました。今夜の支部総会では来週の労金杯津予選の組合せも決まりました。来週も、またこの先もリーグなどを前倒しで入れています。その先は神戸大会です。チームはまだまだですが、これからもよろしくお願いします。

 苦しい試合が続きますが、ウチでは嬉しい事も。先月の家の周りの剪定で枝を切っている最中に気が付いた鳥の巣。中には卵が数個入っていて、これはゴメンねと、すぐに剪定は止めた。その夕方には親鳥が帰って来て巣を温めている。何の鳥かなあ、とSNSにアップするとメジロさんらしい。あれから約2週間と少し。そのヒナ達の観察を毎日の様に続けて、全員巣立ちました!2日の木曜の朝方には一番遅れたヒナが木に止まっています。可愛いね。

最後に巣立ったメジロのヒナ。可愛いね

 他のヒナ達は前の道路を歩いたり、ご近所との間を飛び回たり。暫くは家の近くにいましたが、土曜にはもういなく成って遠くを飛び回っている様です。玄関先には久し振りにツバメも巣を作りました。昔、カラスに襲われてから来なくなったツバメですが、今年はカラス対策もしてあげて巣立ちを楽しみにしています。命をつなぐ事を大事にしていきたいね。

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