いよいよ今週末で今年の練習も終わり。Bチームは今日まで。Aは明日に倉庫の片付けもして終わる予定。グランドのホームベースやマウンドのプレート付近なども修正しておきたい。そして今日は今年最後の廃品回収。8時半頃には櫛形へ行き、元気に練習しているチビッ子達やお手伝い来て頂いているお父さん方にも挨拶して神戸へ戻り、Aチームの廃品回収して廃棄場へ向かう。
今のBチームは3,4年生が抜けて1年生2人と2年生7人のこの9人で頑張っていて、それぞれに個性も強いし面白い。特に2年生はみんな成長が良く見て取れる。これは監督やいつもお手伝い来て頂いているお父さん方のお陰だね。今は何より野球を楽しく育ってくれたらいい。それが一番だ。
神戸での新チーム3~5年生と6年生達も元気に練習を始めていた。新チームはBコート近くで塁間ぐらいでキャッチボール。3人の5年生達と他は3,4年生。誰がレギュラーで出ても今はそうは変わらないだろう。70球制限も有って、1試合2,3人のピッチャーが必要。けれども今はそれも手探り状態だ。内外野のフォーメーションも同じ。11人しかいないのでそれぞれが最低3つ以上のポジションはこなせる様に成らないといけない。ピッチ、ファースト、キャッチ、ショートなど内野は特に動く事になるだろうなあ。そんな所も考えてローティーションを考えて行きたい。
内外野のノックなどを見ていて、少し昔を思い出した。息子達が5年生の頃のチーム。その時はチームも強くて6年生7,8人がメインで5年生は2,3人以外は殆ど試合経験など無かった。全くない子も5年生でも半分以上はいた。その子達が最上級生に成る秋の新人戦。まあ勝てる訳がない。5年生の時から6年生達と出ていた2,3人がバッテリーやショートに入っていたが、四球でランナー1塁へ出ても次のバッターがセカンドゴロを打つと途中でファーストへ戻ってしまう。。。それだけ野球の経験をしていない新チームだった。ディフェンスの内野も外野もね。それを思えば、この3,4,5年生達。みんなフライもゴロも捕れる。そこから投げてアウトに出来るかはまだ課題は多いが、その昔のチームと比べてもずっと上手だ。ちょうど練習を見に来られていたノブトラのお爺ちゃん、かつては神戸のコーチや監督もして頂いたお爺ちゃんとそんな話をしながら練習を見ていた。
特にイツキやユウジロウ達の3年生達がしっかり捕球出来るように成っている。後は本当に指導者の仕事、マネジメントにかかって来るだろうなあ。それだけに次の世代へつなげるとても面白いチームが出来るかも、と僕も思っているし、そうなる様にしっかり指導して行きたい。
昔の話をもう少しすると、その息子達の世代はご父兄も来る人は毎日来る。来ない人はずっと来ない、配車もそれに近いそんな運営状況だったと思う。強い6年生達がいる時はそれでも練習は回っていた。強ければ人も集まって来る。けれども新チームの息子達の世代に成るとその人達が来なくなる。監督も自身配車までして、子供達を送迎する。それはアカンやろ!と僕は他の父兄に声をかけて練習のお手伝いももちろん配車も当番制にした。するとね、そこからマンツーマンに近い練習が出来る様に成った。内野ゴロでファーストへ戻るチームが春の県予選では決勝まで勝ち進むぐらいに成ったんだよ。あの頃は今の倍ぐらいのチームが有った。あの決勝も忘れないなあ。まだ津市と一志地区は合併していない頃で津と一志の勝者が芸濃グランドで高円宮県大会をかけての決勝だった。相手は今もライバルの中川UNさん。先制しながらもやはりそんな舞台に慣れていない子達は終盤のピンチでミスを続ける。これは仕方ない。力は着いて来ていても何より試合経験不足だった。それでも一冬で神戸がそこまでチーム力を上げたのはどこのチームの人達もビックリしていた。何より言いたいのは少年野球でチームを育てるのはご父兄の皆さん。これが無いといくら指導者が身を粉にして頑張っても一冬の間でとてもここまでは出来ないよ。あの頃の息子の同級生の親御さんにはこう言われた。当番制でも声をかけてくれたお陰でグランドに出やすく成った。チームに入る事も出来た。お母さんも含めてね。それは負担には成るが逆に有難かったと。またこういう言い方は批判には当たらないと思うがシングルのお母さんもキャップを被ってグラブを持って球拾いに来てくれていた事も有る。
本当に冬の間のトレーニングや練習は大事。ここで手を抜いたら夏を越せる体力もつかない。今までも神戸の子で夏場にダウンする子は殆どいないと思う。寒いけれども手を抜かず春に向けてしっかりとやって行きたいと思う。
バント守備やそれに合わせたディフェンスの練習も繰り返す。今回の練習のベースはまず一つのアウトを確実に取れるディフェンスを作る事だ。無死2塁からの送りバントでも1アウトを取れる練習をする。1死3塁なら良しとすればいい。スクイズ1点は仕方無い。とにかく1つアウトを取る。積み重ねる。そんな練習、チームスタイルで暫くは育てて行きたい。
そんな中でレオンは内野からのバックホームでも塁間の間では3mぐらい以上の高いボールを投げる。「何でそんな山ボール投げるんや!」と言ってもまた投げる。仕方無いね。投げれない原因が有るなら直さないといけない。後の練習から別メニューで練習を始めた。
ネットを置いてその2,3m手前に丸を書き、そこへワンバウンドさせて強いボールを投げろ、と見本を見せて練習を始めた。カゴ一杯のボール。まずこれぐらいが限界だろう。中々いいボールは無いが、いい感じの滑るバウンドのボールも有る。やはり問題は肩と腕、ヒジの振り方だろうな。頭も前に大きく流れる。腕がその後ろから来るのでそれも要因だ。ほぼカゴのボールが無くなる頃から、少し下がらせて僕とキャッチボールを始めた。相変わらずの山ボールも来るが、少しサイド気味から腕が振れる時はいい速いボールが来る!今までのレオンの練習の中では見た事のないボールだよ!少し投げ方を修正出来れば、何とか出来そうだ。少しシュート回転だが、まずは強いボールを投げる事。まだまだ抜けたボールは多いが一つ大きく前進出来たと思う。
お父さんに投げてもらってのフリーバッティング。4年のソラが一番ヘッドを走らせるスイングが出来ている様に感じる。身体は小さいが、大きなお尻から良く振れていると感じる。シュンは腕に力が入り過ぎかな。アッパー気味なのも修正して欲しい。もっと楽に飛ばせるだろうし、シュンなら打てると思う。3年生のショウトはミートが上手い。何でも出来る選手に育って欲しい。レオンも別メニューが終わってから打たせたが、1か月前と比べたらずっと良く成ってるね。その内に内野を超える打球も打てる様に成るだろう。
フリーバッティングをしながら投球練習も。シュンもいいボールを投げる。 |
明日は最終日の練習。そして倉庫掃除や片付け。マウンド、ホームベースの修正などを行いたいと思います。寒くなりそうですがご父兄の皆さまも明日もよろしくお願いします。
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