高虎カップ、決勝戦。7回表、3点リード2死。3連投のショウダイの投球に押されてバッターはピッチャーゴロ。
最後の最後に子供達は本当に良く頑張ってくれました!この大会は6年生最後だし、ショウダイで行けるところまで行く。3連投も有るかも知れない。大会前からそう思っていた。普通ならそんな事はあり得ないけど、バネも力も体の柔軟さも体力も有る。本当に良く投げたね!最後まで247球、スピードもコントロールも落ちなかった。
確かに今はこんな事はあり得ない。するつもりでも無い。でもなぜショウダイなら出来る?体のバネや柔らかさ、体力は自分で、練習で作る物だ。特にこれからの5年、4年生は何が本当に大事なのか、良く考えて自分の練習に反映して欲しい。努力しなかったら絶対にこうはならない。それは間違いが無い。
他の6年生にも、今日は思いっきり打たそう、と最初から決めていた。フルスイング三振でもいい。悔いのない様に振り切って欲しい。6年生にバントのサインを出したのは決勝戦の同点、1,2塁でのセイヤへの1球だけだった。
そのセイヤは栗葉戦で貴重な追加点の右中間タイムリー。先週の練習から全然合っていなかったタカヤはライト線の痛烈なタイムリー。2人の久々に見るタイムリーも本当に嬉しかったね!
決勝戦に入る前、
「最後の最後の試合だから、この試合もベストで行く。出れない5年生には申し訳ないが、しっかり応援して、良く見ていて欲しい。ワタルも出れないけど、出来る役割が有る。だからコーチで大きな声で応援してくれ」
ワタルも元気よく笑顔で
「ハイ、解りました!」と大きな声で言ってくれた。これもとっても嬉しい返事だった。
今日の1試合目の高茶屋さん。昨年の秋季大会でも5点リードされてやっと逆転した苦い経験が有る。そう簡単には打てない。どれだけミスを着いてつなげるかだ。
ショウダイはマウンドの無いコートと言う事も有るのか、コントロールが定まらない。珍しく6四球も出している。3安打も有るし、これで0に抑えたんだから、ミス無く良く守った、と言うべきだろう。
外野に飛ばされてもシングルで止めている。課題のサードには今日の3試合、セイヤで守らせたが、試合ではサードは初めてではないかな。でも良く守った。ライン際も良くさばいて強い送球でアウトに取れていた。課題のサードが今日は大きなミスが無かったのも一つの勝因だろう。
2回に2塁にショウゴでコフルには3-2からストライクエンドラン。ショウゴのスタートは完璧でファーストゴロでホームへ入って先制。これで楽に成ったね。9番アツヤのいい当りのタイムリーも良かった。3回にはショウゴの内野ゴロで追加点。
この試合、試合が空いたからか調子が出ていなかったのが、キャッチのタカヤ。途中からアツシに代えようか、そう思っていた。実は昨日の練習でもそう思っていた。
けれど、もう最後の試合。ここまで頑張って来たんだから、悪い事は全部忘れて思い切ってやれ!
この試合の後、そう話した。お昼ご飯も気持ちが落ち込んでいるのか余り食べて無かったね。
次の栗葉さんとの試合。キャッチのフットワークも戻って来ていた。何よりも貴重な痛烈なライト線の先制タイムリーを打ってくれた。あんなバッティングが出来るんだよ!自信を持て!
この試合もショウダイのピッチングは1回にいきなり連打されて無死2,3塁。
続くバッターは空振り三振でタカヤはボールを横へはじく。振り逃げと成って1塁へ投げたら、3塁ランナーはホームへ入るだろう。その通りに成ったが、ショウゴからのショートバウンドの送球がちょうどホーム手前でタカヤも上手くキャッチし、大きな大きなDPと成った。
その後は緩急を使った危なげないピッチング。この試合も6回で完封。
そして決勝戦。相手は橋南野球さん。このチームでは初めて対戦。体付きは一回り大きい。家城さん、桃園さん、そして5年生中心だけど、高岡さんにも勝ち上がって来ている。
ショウダイは2~5回まで、ヒットや四球、エラーなどでランナーを背負うが、バックも良く守っている。
4回に1死2,3塁からスクイズを決められて同点とは成ったが、これが唯一の失点。この後も前進守備のピッチャーの後ろの小飛球。ショウダイは捕れなかったが、アモンが飛び込んで好捕。大きなピンチを救った。
攻撃ではショウダイを2塁において2死から4番セイヤのタイムリーで先制。同点に追いつかれたその裏、タカヤのヒットからつながって1死満塁でアモン。今日はフライが多かったアモンにはスクイズ。
これが空振りと成ってランナーは挟まれたが、ランダウンプレーで相手のミスが出てラッキーな勝ち越し点が入った。
5回にはユウキの四球、ショウダイのヒットからミスを誘て、これも貴重な追加点。
ショウダイは200球を越えても、5回以降は完璧なピッチング。タカヤも時々ベンチを見ながらコースを確認する。いい時のタカヤのリードも戻って来ていた。
試合の終了の挨拶が終わって橋南さんのキャプテンや3人の子供達が、挨拶に来る。2人は悔しいんだろうね、泣いていたね。
一生懸命頑張って力が及ばなかったのは仕方が無いと思うし、恥じる事は無いと思うが、敗れて泣くのと勝って大喜びするのと、力の差はわずかでもそれは天地の開きが有る。どうせなら勝つ方が良いに決まっている。
皆を集めて話をしようとして、泣きはしないぞ!しないだろう、と思っていたが皆の顔を見て
「良く頑張ったね!おめでとう!」と言った瞬間、言葉が出なくなってしまった。ワタルやセイヤや6年生の顔を見ると・・・もう声が出ない。もうダメだった。
今日は子供達に任せて信じよう。そう任せてそれ以上に子供達は頑張ってくれたね。ご父兄の皆さんにも喜んで頂いて本当に良かったです。
今夜のリーグの総会で春の予選の日程も決めました。もうあと一月半です。これからも大変ですが、また応援をよろしくお願いします!
今日は有り難うございました。
最後の最後に子供達は本当に良く頑張ってくれました!この大会は6年生最後だし、ショウダイで行けるところまで行く。3連投も有るかも知れない。大会前からそう思っていた。普通ならそんな事はあり得ないけど、バネも力も体の柔軟さも体力も有る。本当に良く投げたね!最後まで247球、スピードもコントロールも落ちなかった。
確かに今はこんな事はあり得ない。するつもりでも無い。でもなぜショウダイなら出来る?体のバネや柔らかさ、体力は自分で、練習で作る物だ。特にこれからの5年、4年生は何が本当に大事なのか、良く考えて自分の練習に反映して欲しい。努力しなかったら絶対にこうはならない。それは間違いが無い。
他の6年生にも、今日は思いっきり打たそう、と最初から決めていた。フルスイング三振でもいい。悔いのない様に振り切って欲しい。6年生にバントのサインを出したのは決勝戦の同点、1,2塁でのセイヤへの1球だけだった。
そのセイヤは栗葉戦で貴重な追加点の右中間タイムリー。先週の練習から全然合っていなかったタカヤはライト線の痛烈なタイムリー。2人の久々に見るタイムリーも本当に嬉しかったね!
決勝戦に入る前、
「最後の最後の試合だから、この試合もベストで行く。出れない5年生には申し訳ないが、しっかり応援して、良く見ていて欲しい。ワタルも出れないけど、出来る役割が有る。だからコーチで大きな声で応援してくれ」
ワタルも元気よく笑顔で
「ハイ、解りました!」と大きな声で言ってくれた。これもとっても嬉しい返事だった。
今日の1試合目の高茶屋さん。昨年の秋季大会でも5点リードされてやっと逆転した苦い経験が有る。そう簡単には打てない。どれだけミスを着いてつなげるかだ。
ショウダイはマウンドの無いコートと言う事も有るのか、コントロールが定まらない。珍しく6四球も出している。3安打も有るし、これで0に抑えたんだから、ミス無く良く守った、と言うべきだろう。
外野に飛ばされてもシングルで止めている。課題のサードには今日の3試合、セイヤで守らせたが、試合ではサードは初めてではないかな。でも良く守った。ライン際も良くさばいて強い送球でアウトに取れていた。課題のサードが今日は大きなミスが無かったのも一つの勝因だろう。
2回に2塁にショウゴでコフルには3-2からストライクエンドラン。ショウゴのスタートは完璧でファーストゴロでホームへ入って先制。これで楽に成ったね。9番アツヤのいい当りのタイムリーも良かった。3回にはショウゴの内野ゴロで追加点。
この試合、試合が空いたからか調子が出ていなかったのが、キャッチのタカヤ。途中からアツシに代えようか、そう思っていた。実は昨日の練習でもそう思っていた。
けれど、もう最後の試合。ここまで頑張って来たんだから、悪い事は全部忘れて思い切ってやれ!
この試合の後、そう話した。お昼ご飯も気持ちが落ち込んでいるのか余り食べて無かったね。
次の栗葉さんとの試合。キャッチのフットワークも戻って来ていた。何よりも貴重な痛烈なライト線の先制タイムリーを打ってくれた。あんなバッティングが出来るんだよ!自信を持て!
この試合もショウダイのピッチングは1回にいきなり連打されて無死2,3塁。
続くバッターは空振り三振でタカヤはボールを横へはじく。振り逃げと成って1塁へ投げたら、3塁ランナーはホームへ入るだろう。その通りに成ったが、ショウゴからのショートバウンドの送球がちょうどホーム手前でタカヤも上手くキャッチし、大きな大きなDPと成った。
その後は緩急を使った危なげないピッチング。この試合も6回で完封。
そして決勝戦。相手は橋南野球さん。このチームでは初めて対戦。体付きは一回り大きい。家城さん、桃園さん、そして5年生中心だけど、高岡さんにも勝ち上がって来ている。
ショウダイは2~5回まで、ヒットや四球、エラーなどでランナーを背負うが、バックも良く守っている。
4回に1死2,3塁からスクイズを決められて同点とは成ったが、これが唯一の失点。この後も前進守備のピッチャーの後ろの小飛球。ショウダイは捕れなかったが、アモンが飛び込んで好捕。大きなピンチを救った。
攻撃ではショウダイを2塁において2死から4番セイヤのタイムリーで先制。同点に追いつかれたその裏、タカヤのヒットからつながって1死満塁でアモン。今日はフライが多かったアモンにはスクイズ。
これが空振りと成ってランナーは挟まれたが、ランダウンプレーで相手のミスが出てラッキーな勝ち越し点が入った。
5回にはユウキの四球、ショウダイのヒットからミスを誘て、これも貴重な追加点。
ショウダイは200球を越えても、5回以降は完璧なピッチング。タカヤも時々ベンチを見ながらコースを確認する。いい時のタカヤのリードも戻って来ていた。
試合の終了の挨拶が終わって橋南さんのキャプテンや3人の子供達が、挨拶に来る。2人は悔しいんだろうね、泣いていたね。
一生懸命頑張って力が及ばなかったのは仕方が無いと思うし、恥じる事は無いと思うが、敗れて泣くのと勝って大喜びするのと、力の差はわずかでもそれは天地の開きが有る。どうせなら勝つ方が良いに決まっている。
皆を集めて話をしようとして、泣きはしないぞ!しないだろう、と思っていたが皆の顔を見て
「良く頑張ったね!おめでとう!」と言った瞬間、言葉が出なくなってしまった。ワタルやセイヤや6年生の顔を見ると・・・もう声が出ない。もうダメだった。
今日は子供達に任せて信じよう。そう任せてそれ以上に子供達は頑張ってくれたね。ご父兄の皆さんにも喜んで頂いて本当に良かったです。
今夜のリーグの総会で春の予選の日程も決めました。もうあと一月半です。これからも大変ですが、また応援をよろしくお願いします!
今日は有り難うございました。
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